■峠川で一所懸命を見た
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※緑の中を走り抜けてく真っ赤なベスト(のオッサン)♪峠川の周りは緑の饗宴でした。

■土曜にいろんな意味で濃厚な釣りを満喫し、自宅に辿り着いたのは午後9時30分頃。濡れたレインギアなどをベランダに干し(何か生活感出てますな(笑))、そのまま眠りの世界へ。大イワナの夢を見たことは言うまでもありません(笑)。日曜日、午前6時過ぎに目覚ましで起こされましたが、7時間ぐっすりと眠ったせいか、前日の疲れも殆ど残っていません。車に荷物を積み込み直し、峠川を目指します。この日は、Rollyさんが友人のなかぢさんと峠川で釣りされると聞いており、GWに初めて峠川で釣りをして、その魅力の虜になってしまった私は、彼らから峠川のより深い楽しみ方を教えてもらうタメに合流することとなっていました。

午前8時半過ぎにスキー場駐車場に到着。なかぢさんの赤いレガシーの横に車を停めます。青空が広がっていますが、少し風が強く、雨の昨日よりも気温は低く、水温も低め。オサカナの活性が上がるのはもう少し日が高くなってからのようです。
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※数々のドラマを生んだ駐車場前プール。洋さんがダイブした起点となったコンクリートの出っ張りが中央付近に見えますし、ドイザラスさんが大イワナを釣上げたのもここです。

■オサカナの活性が上がるのを待って…というわけにも行きませんので、前日にピーター氏をガイドした流れと、洋さんがナイスな釣りを堪能した流れをトレースしていくことに。出ませんでした。特に洋さんが釣った流れは完全に沈黙。明らかに前日いじめられすぎてました(笑)。その箇所を通過し暫く釣り上がっていくと、気温が上がってきたこともあり、(マダラ系らしき)メイフライとミドリカワゲラの姿をそこそこ見かけるようになってきました。そこでフライを、イエローサリーから、アブダメンにミラージュ、セミトラVフィルムを順に巻いた、チラリズム指向のCDCダンに変更(近々にご紹介させていただきます)、大きな沈み石がある上流にキャスト。フライが沈み石を完全に通過した辺りでピシャッと水が弾け、軽く合わせたロッドに大きな抵抗がかかります。メインストリームの向う側を流してましたから、取り込むためには強い流れを横切らせなければなりません。ティペットは6.5Xでしたから心配はしていませんでしたが、いまだ増水した流れだけに安心もできません。慎重に寄せてネットインさせると9寸には少し足りませんが石徹白特有の綺麗で逞しいイワナでした。本当にイワナらしいイワナです。体高も幅も顔立ちも申し分なく、野生の逞しさ、素晴らしさを感じさせてくれます。
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それから暫く釣り上がり、更に数尾のイワナ(全て9寸以下)と(出所不明の)アマゴを追加し、そろそろRollyさんらと合流しようと駐車場に戻ります。駐車場の対岸の道路を歩いていくとRollyさんが浅瀬にネットを置き、丁寧に撮影しているところでした。こちらに気付いたRollyさんのジェスチャーから、相当な大物であることが判ります。明らかに前日より活性が上がっていないのにも関らず大物釣っちゃうんですからね、サスガです(後で写真を見せてもらいましたが、尾ビレの立派な尺イワナでした)。

■駐車場で早めのランチを済ませ、午後からはRollyさんらに同行されていた山猿さんの釣りを見せていただくことになり、旅館裏プールで釣りを再開です。風が強く、ライズも散発でしたが、キッチリとライズを取る腕前は、Rollyさん同様サスガです。そのプールからずっと先行させていただきましたが、私のフライを見に来ては、プイッと水底に帰ってしまうイワナを引きずり出すなど、峠川に惚れこんで通われている自信に溢れた攻め方が印象的でした。
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(おそらく)7フィート以下の竹竿で流れの向うの小さなポイントにキャストし、ドラッグフリーの時間を少しでも長く保つために正確なライン制御ができるスキル、真似できるものではありませんな(^^ゞ。立ち位置といい、写真のランディングの姿勢といい、業師そのもの。いやぁ、良いもの見せていただき感謝です。凄いもの見ちゃったなぁと少し気後れ気味の私でしたが(笑)、8寸ほどのイワナを2尾追加し、山猿さんの言う"峠川銀座"を後にしました。その後、山猿さんは一度はティペットの結び目を切ってバラした34cmのイワナを、2時間後に釣上げ、感動の再会を果たされたそうです。

e0057274_1312636.jpg■山猿さんは、峠川には毎週のように通い詰め、ポイントを熟知されているとのことです。山猿さん、Rollyさんらのスタイルを拝見していると、一つの場所から動かず、そこを守ることに命をかけた鎌倉武士ではありませんが、フライフィッシングでも一つの(ローカルな)場所に狙いを定め、そこに通い続けることで、他の渓流でも通用するグローバルな力が身についてくることを実証されている気がしてきます。そして、石徹白C&R区間(峠川)は、そこを愛する人たちの、まさしく「一所懸命」な努力によって支えられているわけで、峠川とその周辺の自然は、それに応えてくれるだけの深い懐を持っているんだなぁとの思いを深くした次第です。峠川、ハマっちゃうのに相応しい流れってことですよね。私も通い詰めることにします。
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by godzilla2004 | 2006-05-24 01:47 | ■フライフィッシング
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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