■途方にくれる夕暮れ
e0057274_1995314.jpg■強くはない雨の降る暗い街。駐車場から車を出し、少し走った交差点で止まると、丁度FIFAワールドカップ3位決定戦のキックオフ。ドイツとポルトガルの試合を道中のお供に石徹白C&R区間へと車を走らせます。高速に入った頃から強くなってきた雨脚の中、前方にブルーのドイツ車。追い越すと運転しているのは洋さん。途中のサービスエリアでご挨拶し、白鳥町のコンビニで昼食を買い、濃霧の桧峠を越えて、スキー場駐車場に車を停めるとサッカーの試合が丁度終わったところでした。私と洋さんの車だけの駐車場から峠川を覗くと若干大目の水量。例によって他愛もない話をしながら支度を整え、洋さんはそこより上流。私は旅館裏プールから攻めることにします。

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※大物に対応できるよう、大き目のネットで臨んだわけですが(笑)。

■不得手なポイントは水量が増えてもやはりダメ(あくまでも拙い私の場合です)。時間も早過ぎたのか相手にしてもらえませんでした(笑)。集落に7時のサイレンが鳴り響いて少し経ったころから、プールより上流にいた私のフライにオサカナが出てくれるようになりました。そこからスキー場への橋までの間で4尾のイワナ、アマゴ(全て7~8寸程度)を釣り、駐車場下のプールでは数度のアタックはあったもののフッキングできず、釣り上がりの速度を速めます。途中にあるプールでキレイなアマゴを追加し、ポイントを飛ばして洋さんを探します。アマゴ園付近の流れに立つ洋さんを見つけ、そこから再び入渓。無視できない流れにパラシュートにしたテレストリアルをアップストリームにキャストすると、開きの少し手前で大きな影が出てきました。フッキングに成功し、ロッドに掛かる抵抗からも大物だと喜んだのも束の間、急に下流(私方向)に走り出し、慌ててラインを手繰りますが、バレてしまいました。ま、そういうこともあります(^^ゞ。

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■合流すると、相変わらず好調な洋さん。大物をバラしながらも狙い通りに良形イワナ、アマゴを釣上げて満足げ。暫く一緒に釣り上がり、ランチ前にバラした大物ポイントに戻って再挑戦。8寸程度を釣ることはできたものの、今回は尺上を釣上げることはできませんでした。ま、そういう日もあります。

■曇天ながら雨は上がり、ランチ&コーヒーブレイクの後は二人で旅館裏プールから釣り上がり、所用で夕方には名古屋に到着していなければならない洋さんのタイムリミットぎりぎりまで粘りましたが、7、8寸のイワナを数尾釣っただけで尺上は出ません。残念そうな表現になってしまってますが、最大28cmのイワナ、アマゴ(小さくても22センチ程度)を、ツ抜け間近まで釣ることができればフツーは大満足!しなくちゃね。それも狙ったポイントから(我々なりに)的確なドリフトでオサカナを引っ張り出して釣っているわけですからネ。贅沢に慣れちゃいけません(笑)。ただ、石徹白C&R区間の渓には、釣り人を貪欲にさせる底知れぬポテンシャルがあるということかもしれません。

■名古屋に帰る洋さんを見送り、1時間ほど仮眠をとってから、今まで釣りをしたことのなかったC&R区間下流部を攻めてみました。長い廊下状のプールがある堰堤下で石に腰掛けて水面を観察しているとあちこちでライズが。それもダンを捕食しているような顔を出すライズです。この日、洋さんが使い続けて好結果を出している(セミトラVフィルムでアブダメンを巻いた)CDCダンを、長めにしたティペットに結び、キャストします。渓魚が身を隠すに充分な大きさの底石が点在する水深のある流れは見た目以上に複雑で、ただアップクロスに投げてドリフトさせるだけでは微妙なドラッグがかかるのか、フライの下までくる彼らを捕食まで持ってくることができません。そこで、狙うポイント(捕食点)を予想し、ドラッグフリーで流せる距離(私の場合1メートルもないです(^^ゞ)だけ上流にフライを落とすことを意識して攻めることに。その方法が功を奏したのか、そのプールだけで数尾のイワナを釣上げることができました。8寸足らずばかりでしたが、フッキングすると元気良く流れを泳ぎ抵抗するキレイなイワナを私なりの戦術で釣ることができて大満足。私自身はこんなスタイルがフライフィッシングらしくて大好きです。

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■思いがけずミドルレンジをドリフトに気を使った攻め方(釣り)が出来、イブニングを待たずにツ抜け、気がつけば7時を回っています。そこから結構な距離を歩き、いつものイブニングポイントに移動して釣りましたが、結果は9寸弱のイワナ2尾と8寸のアマゴ1尾。尺上を確信させる抵抗を見せてくれたオサカナはフッキングした場所から動くことなく、掛かりが浅かった?フライだけを返してくれました。ライズの数は先日より多く、期待だけが先行し焦ってしまう程でしたが、視認性重視の大きな(ボリュームのある)フライには出が悪く、暗い中で途方にくれました。ダメ元でイエローボディのソラックスダン(#10)に替え、ドライシェイクスプレーで白く化粧直し(洋さん推奨のメソッドです(笑))。それで高反応を得てから、思い切ってヘアウィングダン(#14)に交換。なんとなくですが、小さくしたほうが良い気がしたものですから(^^ゞ。#14では、近いところでないとまず見えませんが、近くところで出てくれるので、何とか結果を出すことができました。ま、こんな夕暮れもあります。

※尺上が出るなんて滅多矢鱈にあることではありませんが、それを毎回期待して釣り人は出かけてしまいます(笑)。そんな甘い期待に高確率で応えてくれる石徹白の流れには畏敬の念を抱かずにはいられません。石徹白から帰って、この日使った(悪あがきの痕跡)フライを眺めてみると、それぞれのフライに対するイワナ、アマゴの反応がよみがえってきます。それにしてもイロんなフライ使ってしまうんですよね、石徹白では(笑)。底知れぬ石徹白のポテンシャルに応えるため、今夜もフライを巻き巻きです(^^ゞ。
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by godzilla2004 | 2006-07-10 20:56 | ■フライフィッシング
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