■ラストマン・ウェーディング
e0057274_17215894.jpg
※土曜日の寒狭川中部、広見ヤナの様子。写真左から、S1さん、taroさん黄昏店長

■川沿いの駐車場に到着したとき、車内の外気温計の表示はマイナス2℃。既に到着されて釣り始めているBILLさん、taroさんにご挨拶に伺い、水温を計ると4℃。昨年のこの時期に訪れたときより水温は少し高めです。早速、ラインをガイドに通し、まずは(乙姫伝説のマテリアルを変えた)乙姫外伝を8Xティペットに結ぶことにします。同行のシャックマンさん、S1さん、黄昏店長とウェーディング開始。先週末までと違って釣り人も疎らな広見ヤナに6人が散らばります。対面の岸よりに魚が付いているのではと考え、距離を稼げないニンフィングでのキャストを少しでも楽にするため恐る恐るウェーディングしていくと流れの真ん中より手前、今立っているところから6、7メートル先に魚影。その水深は7、80cmといったところでしょうか。オサカナは水底にべったり張り付いて定位しています。ラインを引き出し、水を含む前は沈みにくい乙姫外伝にシンク剤を垂らし、よく揉んでからキャスト。

e0057274_17433523.jpg■最初は魚影の随分手前に落ちますが、想定の範囲内。魚影を2メートルほど通り過ぎてからピックアップし、ラインを送り込んで再キャスト。落ちた地点が近すぎて、魚影よりも浅いところを通過します。当然、無反応。フライの沈下速度が把握できたので、今度は先程より1.5メートルほど上流側に落とします。すると偶然なのか(笑)、フライはドンピシャのレーンに乗って魚影の口元へ。魚影が少し前進し首を振ったのを確認、ロッドを立てます。小気味よい反応がロッドを握る右手に伝わり、左手でラインを引っ張り、久し振りに使ったネットに収まったのは7寸足らずのシラメ。自分の狙った通りの筋書きで釣りあげた嬉しさもあり(まぁ相当嬉しかった訳ですが(笑))、今シーズン初めての撮影と相成りました。


▼広見ヤナと呼ばれる地点(最下流部の開き)の流れはこんな具合。手前からBILLさん、S1さん、taroさん。この日、流れの表面には興味を示さない水底べったりのシラメ、アマゴに苦労されました。
e0057274_18221278.jpg
■広見ヤナの流れではウェーディングを余儀なくされますので、長時間のウェーディングが苦手な私(好きなヒトは余り居ないとは思いますが(^^ゞ)は下流部を探りに移動します。名古屋では(バレンタインデーの)水曜日にまとまった雨が降りましたが、愛知県奥三河のこの地にも降ったようで、taroさんにお聞きすると前の週末よりも20cmほど増水しているそうです。一週間前、taroさんが良い釣りをされた通称「S字」と呼ばれる流れも当然水嵩が増え、大きく波立つ水面越しには1尾の魚影も確認できません。きっと居ないんでしょう(笑)。また上流、下流と流れを見てまわり、結局「S字」の下の穏やかな流れのプールに辿り着き、水深のある流れを見るとクルージングしている魚影を発見。再び、口元にニンフを流し込んで釣ることができました。

e0057274_18384393.jpg
※少しサイズアップしたシラメ。銀化した鱗の下にアマゴの表面(体表)が見えています。

e0057274_18453676.jpg※撮影はtaroさん。
■午前中、もう1尾追加し、シャックマン・シェフ自慢の「おでん」で身も心も温まった(例によって長過ぎる(笑))昼食の後、溪ではマエグロヒメフタオカゲロウのダン(♂)を見かけ、ひょっとしたらライズの釣りでも楽しめるのかと期待が膨らみましたが、空模様がおかしくなってきました。ライズどころか、この時期なら橋の上から必ず魚影を確認できたポイントでも、1尾の魚影すら確認できない程。このカゲロウ、羽化してみたもののお仲間を見つけられず途方にくれていたのかもしれません。

e0057274_18514119.jpg
▲撮影はtaroさん。この写真を撮影後暫くしてから、ご家族に「誠意」を見せるため、taroさんはご帰宅されました。マエグロの撮影を終え、デジカメをバッグに仕舞いながら水面を凝視してもただの1尾も見つけることはできません。こちらも途方に暮れております(笑)。

■再び移動し、時折見つけることが出来た極少数の魚影にフライを流し込み、何とかシラメを追加することは出来たものの(そんな時には放流魚も野生魚も関係なくこちらはアツくなります(笑))、解禁から2週間後の溪にしては魚影は極端に少なかったようです。釣上げたシラメを撮影中、釣り券チェックに現れた漁協のオジサンが「雨でアマゴもシラメも下流に落ちていったようでここには殆ど残っとらんじゃんねぇ~(三河弁)。アンタ(こんな悪条件でも釣上げるということは)イ~腕もっとるんだら~(三河弁)」なんて、喜んで良いのか、そんな日に訪れた不運を悲しむべきなのか…判断に迷う微妙な発言に苦笑することしか出来ない、午後からの雨に濡れそぼった一日でした。

▼撮影はBILLさん。BILLさんは激渋の広見ヤナで粘り、数尾の良形アマゴ、シラメを釣上げました。長時間のウェーディングが出来ないオッサンに比べ、あのスリムな体のどこに潜んでいるのか、ウェーディングを続けた根性が招いた粘り勝ちとなりました。赤いベストのオッサンの向うに見えるのはシャックマンさん。美味しい「おでん」を有難うございました。
e0057274_18594114.jpg
※(撮影はBILLさん)水辺に腰掛け、水面を凝視し続けましたが最後の最後までライズは超散発。が、散発でもライズはライズ。ホンの少しの期待を背負ったフライ(クリンクハマー#20)は、本日の参加メンバーの中で最後までウェーディングし続けた私の眼の前を空しくドリフトしていきました。

e0057274_19135015.jpg※(水温は4~5℃だった)この日、効果があったフライ。

乙姫外伝
(フック:ガマカツC-12G/#14)
あかむしくん
(フック:TMC103BL/#17)
乙姫伝説
(フック:ダイイチ1150/#14)


e0057274_212293.jpg



*おまけ*

e0057274_2137466.jpg
▲仕上げの日本酒が足され、時間をかけて煮込まれる「おでん」。格別の美味しさでした。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-02-18 18:57 | ■フライフィッシング
<< ▲FLY IN BLACK ▲分割器【ディバイダー】 >>



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
カテゴリ
以前の記事
検索
フォロー中のブログ
お勧めHP&ブログ
最新のトラックバック
峠川への初詣 〜4月20..
from 釣り三昧・猫三昧
think about …
from taro's magazin..
ニンフにトライ!・・・ゴ..
from スマイル Days
自戒
from taro's magazin..
古い友人との再会
from 芦毛牝馬の馬耳東風
FF誌に載ってます
from 「別誂石徹白セット」イトシロ..
秋の峠川へ 〜9月22日..
from 釣り三昧・猫三昧
メイフライを「らしく」巻..
from スマイル Days
メイフライを「らしく」巻..
from スマイル Days
Day of curry
from terry's FlyFis..
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧