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▲The Adventure of the Speckled Feather
▲The Adventure of the Speckled Feather_e0057274_2392198.jpg
※まだら模様がキレイなヘン・サドル各種とヘン・ケープに付いているサドル部分(右端)。
コック・デ・レオンもあれば無印(笑)も…。

▲フライのウィングに、まだら模様(スペックルド)のフェザーを使うことがやめられなくなっています(笑)。まだら模様にハマるのはフライフィッシャーの性なのかもしれませんが、一度使ってしまうと大変。自分自身が釣られてしまい抜け出せなくなってしまうようです(私だけかもしれませんが…)。こちらのフライフィッシャーも“まだら模様フェザー”にハマったようで、超絶に効きそうなフライを巻かれており、いつも刺激されまくりです。

▲The Adventure of the Speckled Feather_e0057274_23174295.jpg
▲こんな感じで取り付けます。掲載するまでもありませんが、一応、読み手に優しい懇切丁寧なブログを目指していますので(前にも書いてますね(笑))。取り付けた後、ウィングの形(開き具合)を整え、CDCとかADW(エアロドライウィング:商品名)をシャンクの上に取り付ければオサカナの出が良好なフライの出来上がりとなります。メイフライにするか、ストーンフライ、カディスにするかの違いはテールで決めます(汗)。テールを付けるなら長めか(メイフライ)、短めか(ストーンフライ)、付けないのか(カディスorストーンフライの一部)で狙った水生昆虫の種類を特定しておきます(大雑把ですみません)。この後、シャンクの上にCDC(ADWでも可)を巻き止めれば、メイフライ、ストーンフライ、カディスのどれとしても通用する“MSCドライフライ”と呼ぶことも出来そうなほど汎用性の高いパターンの出来上がりとなります(あくまでも私的考察なのでご容赦ください(笑))。

▲The Adventure of the Speckled Feather_e0057274_23262916.jpg▲こちらはコンパラ・ダンというメイフライ・パターンにまだら模様フェザーのアンダーウィングを足したフライ。“コンパラ・ドラウンド・ダン”と呼んでますが、本来ならコンパラ・ダン蛇足バージョンとでもなりますか。(私にしては)珍しくダビング・ボディを太めに巻いてみました。ダビング・ボディが吸水した後もアンダーウィングのお陰でボディを水平に保って水面に絡む時間が長く続きます。両ウィングにジェル状フロータントを塗っておくことをお忘れなく。

▲The Adventure of the Speckled Feather_e0057274_23273329.jpg▲こちらは“イエローサリー・バリアント”。まぁ捏造しているだけのことですが(笑)、これからの時期に役立ってくれそうではあります。(石徹白C&R区間では)今のところ使ったことはありません。ゴールデンウィークのお楽しみ…ということにしておいてください(^^ゞ。

▲The Adventure of the Speckled Feather_e0057274_23282988.jpg▲こちらはカディスをイメージして巻いてあります。このパターンを巻いてから、まだら模様の(アンダー)ウィングに凝り始めてしまいました(笑)。フライの名称は“CDCスペント・カディス”になるんでしょうか…。視認性向上のタメ、CDCの上からADW(蛍光イエロー)を足してあります。最近はグラブ・フックに巻いて、ストレートシャンクのフックよりも水面にぺたりと張り付き易くし半沈みのボディでオサカナへのアピール度を高めています(つもりです)。セミトラVフィルムのボディが“らしく”て良い感じのフライになってますね(と自画自賛)。

▲気が付くと、まだら模様のフェザーで後方へ広がった(アンダー)ウィングを取り付けてしまっていますが、効き目はそれなりにあるようです。スペックルド・フェザーを(後方へ開き気味の)アンダーウィングにしたこれらのパターンは、特定の水生昆虫の模倣というより、何らかのトラブルで水面から飛び立てずに流れる“状態”の模倣を意図しています(このアタリが本エントリーのキモかもしれませんぞ)。渓魚の捕食トリガーなるミステリーをシャーロック・ホームズばりに推理し辿り着いた結果…なんて大げさなモノではありませんけどね(笑)。余談はさておき、大きなモノから小さなモノまでフックサイズを揃え、後はお好きなフェザーでお試しください。

※凝り過ぎのオッサンの場合、ヘン・サドル、ヘン・ケープばかりでなく、パートリッジ、ギニアフォウル、ウッドダック、マラード・ブレスト、シルバー・フェザント・ショルダーなど、それらしき“まだら模様”のフェザーを見繕っては試しています(巻き過ぎですか?)。まぁコック・デ・レオンのヘン・サドルの出番が一番多いのでご安心を…(笑&意味不明)。時には悪乗りして?ストーク(ステム)付でパラシュート・フライのウィングにすることもあります。(色調にもよりますが)まだら模様のパラシュート・ウィング(ポスト)は思ったよりも視認性が宜しいことも多用する理由のひとつになっております。定番フライで揃えるのも大好きではありますが、たまには冒険するのも楽しいものです。スペックルド(まだら模様)フェザーでスペント(朽ち果てて開いた)ウィングにすることをアドベンチャー(冒険)と大げさに表現することの是非はさておいても、冒険(という名の捏造)ばかりしているのも考えモノですよね、やっぱり(笑)。
by godzilla2004 | 2007-04-23 23:28 | ▲フライタイイング | Comments(8)
Commented by dadlife at 2007-04-24 07:41 x
godzillaさん、おはようございます。(^^)
こんな感じで取り付け・・・読み手に優しい懇切丁寧な・・・>ありがとうございます。自分、切って使ってました(自爆)。
godziさんのフライはちゃーんと予測される理由まで記されているので、とても勉強になり、助かっております(godziさんは大変でしょうけど・爆)。
Commented by seiyoukebari at 2007-04-24 09:46
フラッシャブー買って、セミトラ 巻いて
釣れました!!

ちょい、質問。
セミトラは、糊の付いている方を外にしてまくのですか?
まあ、どちらも試して、どちらでも釣れましたから、どうでもいいのですが・・・
Commented by 江戸のゴリ松 at 2007-04-24 11:59 x
godzillaさん
ご無沙汰しております。
石徹白でお会いする以前から今に至るまで、ブログは毎日拝見させていただいておりますが、なかなか書き込めず、タイイングを見ては、
「夜のおかず」にしておりました。
Rolly君やなかぢさんがGWに北関東に出釣するのに便乗して
私も一緒に騒いできます。
今年6月には免許を奪回して、「車deゴリ」して石徹白へ自力で行きますので、その時は遊んで下さい。宜しくお願いいたします。
※拙いブログ開設時に書き込み・リンクのお願いをすれば良かったのですが・・・、遅くなりまして申し訳ございませんでした。
あらためまして、リンクを貼らせて下さい。
Commented by godzilla2004 at 2007-04-24 17:50
dadlifeさん、こんにちはっ^^!
先ほど、某御大のPC経由でスカイプさせていただいたばかりですが(笑)。いやぁ便利な世の中になったものですね。楽しいお話しを有難うございました。
懇切丁寧を目指す拙ブログ(アハハ)、存分にお役立てくださいね。画像一枚で謎が解けた…なんてことは当方もよく経験します。パターンブックだとサイドビューばかりで、たまには上からとか違った角度で見せてもらえるとな~と思うこともあります。なので、必要以上に説明的になってしまうかもしれませんが、サイドビューとは違ったアングルからのフライ写真をもっと多くしていこうか…なんてことも考えています。
Commented by godzilla2004 at 2007-04-24 17:57
西洋毛鉤さん、こんにちはっ!!
セミトラVフィルム、ご愛用いただき有難うございます。セミトラVフィルムで巻いたフライで釣れたなんてことをお聞きするのは嬉しいものです。
粘着面の裏表、どちらでも構いません。ご自由にご利用ください。ご利用は計画的である必要はまったくありませんので、なにしろ早く使い切ってください(笑)。
http://amago.exblog.jp/3601676/
こちらに裏表の違いなど、エントリーしてありますので、そちらもご覧ください。
Commented by godzilla2004 at 2007-04-24 18:03
江戸のゴリ松さん、こんにちはっ^^!ご無沙汰しております。
貴ブログも拝見していましたので、こちらの方からご挨拶に伺うべきところでした。恐縮です。また拙いフライの数々を「夜のおかず」にしていただいているなんて(マジで)感謝感激です。機会があれば、いえ、機会を作ってRollyさん、なかぢさんにお願いしてそちらに連れて行ってもらいますので、その時は宜しくお願いします。その前に石徹白へ「車deゴリ」してくださるときを楽しみにしています。
※リンクの件、有難うございます。当方も張らせていただきました。今後共宜しくお願いします。
Commented by 山猿 at 2007-04-24 22:18 x
gozdillaさん、毎度です。

まだら模様のフェザーに取り付かれたら、もう抜け出すことは出来ませんよね。 立てても寝かせても、え~~感じに仕上がるから上・下・斜めから見て自己満足の世界に浸っていますよ。 今まではパートリッジかマラードそれも沈めるパターンにしか使わなかったのですが、レオンと出会ってからはドライのパターンに嫌と言うほど使わせて頂いております。
魚から見ればどうなのかわかりませんが、私から見れば食いつきたくなるほどたまらんフライに仕上がるから手放せないマテリアルになっていますよ。
Commented by godzilla2004 at 2007-04-24 23:21
山猿さん、こんばんはっ^^!毎度です~ぅ。
抜け出せませんね~、断言できますよ(笑)。まだら模様がホンの少し違っているだけで手に入れたくなっちゃいます。それどころかコック・デ・レオンに触発されて、それ以外のまだら模様フェザーをどんどんドライフライに使うようになっちまいました(^^ゞ。優秀なフロータントのお陰でもあるんでしょうけどね。
おっしゃる通り自分がほれ込んでしまい、この際、オサカナ目線はどうでも良いって感じですね(笑)。
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

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