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■スリー・アマゴズキ(フィッシャー)
※5月最後の土曜日、釣りがウルサイトリオ(でアマゴ好き)が久し振りに顔を揃え、愛知県の渓流で釣りをしました。全員イワナも大好きなんですけどね、タイトルに整合性?を持たせるため“アマゴ好き”ということで…(笑)。
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▲左に立つ洋さんと釣りを中断して話をしているterryさん。これくらい離れていても話がやむことはありません。撮影している私にも会話の内容は伝わっており、当然会話に加わっています(笑)。ナンと言っても「釣りがウルサイ」人達なので…。

▼ちなみに下の写真は3月初旬の同じ場所。左に立つtaroさんのイデタチをご覧になればおわかりいただけると思いますが、吹雪の舞ったとても寒い一日でした。
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■前日降り続いた雨の影響で増水した本流を避けるタメ、支流に入りますが、川幅が狭い分より影響が大きかったのか、轟々と流れる水量にフライの落とし場所すら限られます。厳しい状況ではありますが、そこは「ウルサイトリオ」だけに、増水した流れの音に負けない大きな声で会話は弾みます。が、弾む会話と裏腹にフライへ出てくれるオサカナは見当たりません。ひょっとしたら大声でオサカナを散らしているのかもしれません…なんてことは認めたくありませんので、場所を変える事にします(^^ゞ。

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▲写真は増水した流れの中、数少ないポイント(例えば対岸の岩周りの淀みなど)を攻める洋さん。

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■釣り場所を変更し、向った先は最上流部に流れ込む支流の堰堤下(撮影は洋さん)。今年3月初旬の寒い日、ワンチャンスをゴジって®しまってモノにできなかった、あのポイントです。この堰堤下のプールに到達する直前、皆の前でテリって®しまったterryさんに攻めてもらいます(既に私はゴジって®しまったトコロをしっかりと目撃されていました)が、テリる®以前にどうにもフッキングさせることができません。思い通りにならない局面ばかりでしたが、その度に大きな笑い声が溪に響き渡りました…。

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▲午前中で釣りを切り上げ、帰路につかなくてはならない洋さん、難しいライズに挑んだ結果目出度く釣り上げた6寸ほどのキレイなアマゴ。この辺りの溪は放流されていないらしく、釣れる渓魚は小粒が多いものの目を見張るばかりのキレイさが特徴です。それにしても、ウルサイギャラリーが見守る…というかあーだこーだと茶々を入れて邪魔をする“タフコンディション”にもメゲず、しっかりとライズをモノにされた洋さん、流石でございました。

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■ランチをお付き合いいただいた後、帰宅の途につかれた洋さんを見送り、terryさんと向った先は峠を越えた先にある森の中を流れる細流。本流が増水して釣りにならないときでも何とかなる溪としてtaroさんから教えていただいた流れでした。

■スリー・アマゴズキ(フィッシャー)_e0057274_2227118.jpg■(撮影はterryさん)時折小さなイワナと思われる渓魚がドライフライに出てきてくれましたがフッキングすることはなく、シビアな反応ばかりが返ってきます。入渓地点に停めてあった車の主が先行した後だったのかもしれません。大体において、先行者が入った可能性が高いトコロを釣り上がるなんてのは戦略性の欠片もないイイ加減釣り師の証なのかもしれませんが(笑)、まぁ余り気にし過ぎてもダメですからね。1、2尾でも渓魚の顔を見れればイイやってな気持ちで溪に入れば、そんなに気にならないモノですよ(とカッコつけてみます(笑))。渓魚の反応が少ないときこそ、お互いに気の利いた写真なんぞを撮りまくって気分転換を楽しむこともできますしね。


■緑のトンネルの中を流れる溪を切り上げ、午前中入った溪に戻る途中でも暫く竿を出してみましたが、増水した太い流れの中から渓魚を引きずり出すことはできませんでした。イブンニングを楽しむのに最適なポイントは洋さんから聞いていましたので、早々に切り上げ(といってもその場所に到着したのは午後5時を大きく回っていました)、峠道を下ります。

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■ラスト・チャンスのポイントに入渓し、里川特有の6時を告げる大音量のチャイム(音楽)に少々焦りを覚えた頃(このままだと「ボ」だぞ…)、まずterryさんが元気の良いイワナを釣り上げ、こちらも何かしらの予感を覚えます。流れの上空にはツバメ、水面に顔を出す岩の上にはセキレイが、水生昆虫のハッチを告げています。で、とうとう釣り上げることのできた8寸弱のイワナ(ヒットフライはCDC&エルク)。アマゴに負けず劣らずキレイなイワナに見惚れます。

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▲そのイワナを釣り上げた少し上流の流れの中から、アマゴ好きなterryさんが引っ張り出したナイスなアマゴ。砲弾型のボディとツヤツヤお肌に、二人とも魅入られてしまいます。が、貪欲な私は、terryさんがそのアマゴを撮影中にも釣りを続けます(笑)。

■増水した流れの水面に乗るフライ、少しでもオサカナなら見つけてもらい易くするタメに、大き目のフライ(#12)で、ディアヘア、エルクヘアをウィングにしたもの(CDC&エルク、エルクヘア・カディス、ヘアウィング・ダンなど)を、特にイブニングタイムでは使用しました。そして、洋さんから教えていただいたイブニング・ポイントにメイフライ、カディスのハッチが盛んになってきたころから、フライへのアタックにスイッチが入りました。フッキングした後コントロールする暇も与えず表面が尖った岩にティペットを巻きつけるように走った大物に6Xティペットを切られるまで使い続けたヘアウィング・ダンには数回連続のアタックがあり、そのうち3尾をネットインさせることができましたが、それと同数以上をテリる®結果となりました。元祖、本家本元が近くに居たから…ではないでしょうが(汗)。ライズのピークはこれからと言うときにブレイクしたティペットをつなぎ直し、ライトケイヒル・パラシュートにフライを交換したことによって、以後全くライズに絡むことなくただ流れ続けるフライを見えなくなるまで目で追い続けることになりました(^^ゞ。

※夜の帳が落ちる頃、上空を飛び回るのは比較的大型のカディス。ライズは主にそのカディスに向っていたものと思われます。そして都会近郊の里川の主たちはイブニングになっても、その嗜好(指向)を曲げることなく、捕食したいモノを選別し続けていたのではないでしょうか。言い方を変えれば、カディス指向のイワナ、アマゴたちは、ライトケイヒル・パラシュートが水面に絡んで発生するライトパターンに違和感を感じまくったのかもしれません。ディアヘア、エルクヘアが開いた状態で水面に張り付き派手なライトパターンを作るCDC&エルク、エルクヘア・カディス、ヘアウィング・ダンなどがまだ明るい頃から効果抜群であったのにも関らず、どうしたものかライトケイヒル・パラシュートに交換してしまったこと、今となれば少々残念には思いますが良い経験をしたと考え直し、次の(カディスのハッチが主体の)イブニングでは失敗しないぞと、気持ちはタイイング・デスクに向っています。…単に(ホワイトかブリーチしたディアヘアを用いたクリッピング・ヘッドの)マドラーミノーを沢山巻こうと思っているだけなんですけどね(笑)。
by godzilla2004 | 2007-05-28 00:02 | ■フライフィッシング | Comments(10)
Commented by dadlife at 2007-05-27 23:56
godzillaさん、こんばんわ。(^^)
相変わらず楽しい釣りをされてますねー(笑)、時報より声の方が大きかったりして(爆)。
お魚も綺麗。でも、キャストが難しそうに感じるのは枝釣り師の自分だからでしょうか(自爆)。
マドラーミノー・・えーっと、自分の分もお願いします(笑)。
Commented by godzilla2004 at 2007-05-28 10:35
dadlifeさん、こんばんは^^!
相変わらずの一日でした(笑)。あのヒトの声、時報には負けましたが夕刻のセミの鳴き声には勝ってましたね(笑)。
緑のトンネルの中を流れる谷、キャストは難しかったですよ。枝を釣る…なんて数え切れず。なのでご安心ください(笑)。
車内でterryさんとマドラーミノーのことを話しているとき話題に上ったんですが、komさんはマドラーミノー大好きなんだそうですね。私の分も頼んでいただけると助かるなぁ…(爆)!
Commented by 山猿 at 2007-05-28 21:48 x
godzillaさん、みゃ~~~どっ!!

なるほど、石徹白が妙に静かだったのは他県におられたようですな。
静かな割には石徹白は活性が低かったです、どうも大声の影響はなさそうですね~

今週末は岡田さんのスクールですね、スタッフとしてご苦労様ですが皆さんが楽しまれるよう頑張ってくださいね!!
Commented by tokyo_terry at 2007-05-28 23:15
おばんで〜すッ!!
セミの鳴き声よりも大きな声のterryです!!(> <)
そんなに大きいっすか?ボクの声?(笑)大きいのは態度だってウワサも(汗)
まぁ、声の大きさは置いといて・・・土曜はお疲れさまでした!!また、日曜は某店でもありがとうございました。吉田さんとも偶然合って、日曜も楽しかったですね〜。それに店長のスイーツも美味しかったです(笑)いつもお世話になりっ放しなので、某店に行くときは、先に甘味処でスイーツを仕入れて行かねば。
土曜の何ともならない時間帯はツラかったけど、イブの釣りですっかり気を良くしちゃうトコロは、お互いに分かり易い性格の釣り人でしたね。今週末、またよろしくで〜す!!
Commented by godzilla2004 at 2007-05-28 23:43
山猿さん、こんばんはっ!!まいどです~ぅ。
そうか、山猿さんからだと他県になるんですね。こちらから言うと地元の溪になるんでしょうか(笑)。でも釣行頻度は圧倒的に岐阜県が一番です。たまには住んでいる県の溪に訪れるのも良いものですね。
石徹白のオサカナは我々の大声は聞きなれているのか、大声で喋っていても気にする素振りは見せませんが(ホントか?)、地元の溪のオサカナはまだ慣れてくれていないので、苦労しました(笑)。
今週末、いよいよですね~。佐藤成史さんのスクールは大成功だったようですから、あやかりたいものです。またいろいろ教えてくださいね。
Commented by godzilla2004 at 2007-05-28 23:51
terryさん、おばんだす~ぅ!!
土曜日はお疲れさまでした&お世話になりました~。カナカナって寂しくフェードアウトしていくセミの声には完全に勝ってましたね。保証しますよ(笑)。態度はそれほど大きくありません。何たってオッサンの態度の方が…ですから(笑)。
日曜日の黄昏店でも楽しかったですねぇ。吉田さんにも会えたし、優しい店長はスイーツまで出してくれるしね。私も次回訪問時には何か甘いモノ持っていく積りです。
イブニングではお互い大声が戻りましたね~。下流でterryさんがあのベッピンアマゴを釣ったとき、少し離れた上流に居た私にまで雄叫びが届きましたからね。わかり易くてヨロシイかと(笑)。
Commented by yu-ko at 2007-05-29 22:07 x
愛知の川もいいところはいいんですが・・・どうもメジャーになっているところって魚がいなくなっちゃうところが多いのですよね。
2・3回ほど上寒狭の支流に入ったことがありますが、雰囲気とっても良くてまた行きたいんですけど、抜かれてなければな~なんて思います。
Commented by taros_magazine at 2007-05-29 22:30
godzillaさん、こんばんは!
皆さん寒狭を満喫されたようで…『あー、行きたかった!』
ということで、ガマンできずに翌日行ってしまいましたよ(笑)

寒狭はまさに今がベストシーズン。あと1~2週間で支流は蜘蛛の巣に覆われ、鮎釣りのついでにキープしていく釣り人も増えてきますので、ホントは毎日でも行きたいんですけど…

なんとか近いうちにまたご一緒したいと思っておりますので、その節はひとつよろしく…でも、今回同様、あまり有効な情報はないのが心苦しいです(苦笑)
Commented by godzilla2004 at 2007-05-30 00:23
yu-koさん、こんばんはっ!!
お持ち帰りがトレンドなのか、ある時期過ぎる頃からオサカナが居なくなる…いろんな人からそんな話を聞きます。でも、この日の寒狭上流の支流、イブニングでは魚影の濃さに驚きました。…なんて書くとまた居なくなっちゃうかな(汗)。
おっしゃる通り、雰囲気はとても良いですね。里川っぽい場所もあれば、森の中を流れる谷もあり、たまには良いもんだなぁと思いました。…たまじゃなくてなるべく早い時期にイブニングの場所にはもう一度出かけたいと考えてます(笑)。
Commented by godzilla2004 at 2007-05-30 00:27
taroさん、こんばんはっ!!
洋さんと、taroさんのメール情報で、寒狭をしっかり堪能させていただきました。キレイなアマゴにイワナ、本当にナイスな溪でした。
絶対に釣れる…なんて場所はありませんし、それを期待して溪に入ることはありませんので、ご心配なく。早朝にも関らず、メールを送っていただいたこと感謝しております。
今がまさにベストシーズンなんでしょうね。ホント、実感しました。落ち着かれたら是非ご一緒に!今度は実地でガイドをお願いします。
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

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