人気ブログランキング | 話題のタグを見る
■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS
■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14311813.jpg
▲撮影は洋さん。(まぁオッサンモデルのクオリティ云々は不問とにしていただいて…)デジイチならではの素晴らしいクオリティの写真です。山々に囲まれた渓流の雰囲気がよく表現されています。
※「遥かなる山の呼び声」が聞こえるような渓流で気持ち良くロッドを振るオッサン。その後でシステムチェックしているのはシャックマンさん。

■シャックマンさんとどこかへ釣りにでかけることが決まったのは釣行の数日前。その段階では目的(地)の溪が決まっていたわけではありません。そんな折、洋さんから連絡があり、(紆余曲折を経て)3人でT川水系へ出かけることとなりました。名古屋を出て3時間後、イザ目的の溪に立つと、目的の溪の最上流部で相当な降雨があったようで流れの色は茶色に濁っています。3人とも濁った流れに立ち止まり、他の溪への移動を含め対応策を協議。その結果、その溪に流れ込む峪は濁っていないだろうと勝手に決めつけ、車を停めた場所から小1時間の山歩きを決断(^^ゞ、茶色の流れを恨めしく横目に見ながらののトレッキングとなりました。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_15391884.jpg※汗だくになったトレッキングの後、小振りではありましたがキレイなイワナを釣り上げご満悦のシャックマンさん(撮影は洋さん)。

■50分後に到着した峪の合流点で、その判断(予測)が正しかったことがわかりました(結果論の自画自賛ですから良い子はマネしちゃダメですよ(汗))。すぐさま、殆ど濁りのない、キレイな水の流れを釣上ることに。入渓して直ぐに洋さんもシャックマンさんも(ヤマト)イワナの顔を見るコトができ満足の笑みを浮かべます。私は写真撮影修行に勤しみます(と後付のエクスキューズ(笑))。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14374646.jpg
▲写真撮影修行の成果(?)。早朝からの山歩き、そして谿の上流に向っての遡行途中、休憩時間が長かっただけのことなんですが(笑)。オッサンは長い休憩を織り交ぜながらでないとハードな遡行はできません(汗)。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_15524356.jpg
▲洋さんのニューアイテム、フルックスのエキップ・ベストに付いているオシャレな刺繍。ベスト本体の生地は超撥水ナイロンなんですが、刺繍だけは吸水します(当り前です)。雨が降っていた訳ではありませんが、遡行途中で水飛沫がかかったのか刺繍だけ濡れて色が濃くなっています。で、こんな具合に刺繍が目立ちナイスなアクセントとなります。先日、雨の中石徹白でご一緒したTラガーさんが着用していた同じベストを(羨望の眼差しで(笑))眺めていて気付きました。ただそれだけのことです…。m(__)m

■入渓して直ぐに釣果があったものの、濁りは出ていないものの増水した峪ではフライを流すコトができるポイントが限られてしまいます。それだけが無反応の原因ではないのでしょうが、それ以後全く渓魚の反応が見られなくなり、車まで戻ることにします。茶色く濁っていた流れに戻ると乳白色近くまで回復し始めていますので、絶好と思える水深の浅いポイントを洋さんに攻めてもらいますが反応はありません。ゆっくりと談笑しながら山道を下り、午後2時を回った頃ようやくランチとなりました。遅い時間のランチを珈琲で締めくくり、次の溪を目指します。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_1438721.jpg
▲開けた溪相を持つ次の流れに立ち、暫くしてから釣り上げたイワナ。私にとって本日のファースト・ヒットなので記念撮影。小振り(6寸程度)ですがヤマトイワナ…のようです。この頃から、洋さんもシャックマンさんも次々とこれ位のサイズの(ヤマト)イワナを釣り上げ始めます。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14382333.jpg
▲こちらは小さな白斑が多いタイプのイワナ。同じ溪ではありますが、タイプの違った(ヤマト?)イワナが飛び出してきます。斑点の大きさや色など、地域的な変移が大きく、外観の異なるさまざまなタイプがある…といわれるヤマトイワナではありますが、同じ溪から斑紋の違ったタイプのイワナが釣れるのは、ニッコウイワナとの交配が進んだからなのか、単純な個体差なのか、私にはまったくわからないものの、釣り上げた全てのイワナから大いなる野生を感じ愛おしく思ったことは間違いのないトコロです。ヤマトイワナでもニッコウイワナでも、そのパーフェクトな魚体から野生を感じさせてくれる逞しさに魅かれているからなんでしょう。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14383666.jpg
▲シャックマンさんが釣り上げた25センチ程のヤマトイワナ。こちらは白点が目立たず少々大きな朱点が特徴的です。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14385236.jpg
▲シャックマンさんが(一枚上の写真のイワナを)釣り上げたポイントから50メートルも離れていない落込みから出てきた白点(班)が目立つタイプのイワナ。

■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_1439619.jpg※暗くなり始め、そろそろ納竿かと皆が集まって談笑しつつもいかにもイワナが潜んでいそうなフラットな流れを眺めていた目前で釣り上げたヤマトイワナを撮影している洋さん、そしてそれを眺めるシャックマンさん。
■今シーズンも終了時刻が近付いてくると記憶に残るオサカナを釣り上げてしまう洋さんの“いつものパターン”は健在でした。最近の傾向としては、ストロボを使わずに何とか撮影ができる明るさが残っている時間内で“有終の美”を飾るテクニックも身につけられたようです(笑)。今回は私とシャックマンさんの目前だったということもあり、フッキングの瞬間からネットインまでワ~ワ~騒ぎながらの演出も忘れずに泣尺イワナを釣り上げてくれました(笑)。


■THE CALL OF THE FAR-AWAY HILLS_e0057274_14392294.jpg
▲私の持つヤマトイワナのイメージがピタリと当てはまる洋さんが釣り上げた泣尺のイワナ。「ハルカなる○顔の呼び声」に応えてくれたのかどうか…は不明ですが(笑)、マッチョな尾ビレに象徴されるイワナの逞しさに釣り上げた洋さんはもちろん、ギャラリーであるシャックマンさんも、私も、このイワナから目を離すことができません。

※朝一番で茶色く濁った流れを目にし、一時間近く山を登った先の溪では増水した流れにフライを流すポイントを見つけることに苦労した頃、いちじはどうなることかと危ぶんだ釣行でしたが、ランチ以降はポイントと言うポイントからは渓魚の反応があり(フッキングできるかどうかは別にして)、フライローテーションからドリフトまで、首を傾げながらも対応策を考え実行してフライフィッシングを十二分に楽しむコトができました。高級SUV車を出していただき、行き帰りの運転全てお世話になったシャックマンさん、見事な有終の美で釣行を締めてくれた洋さん、そしてこれらの渓流について詳細なメールを送ってくださったRollyさん、本当にお世話になり有難うございました。Rollyさんからの(ポイントガイド)メールがなかったら、きっと見当違いの流れに竿を出していたか、ひょっとしたら溪にたどり着くことすらできなかったかもしれません(笑&大汗)。
by godzilla2004 | 2007-07-01 15:02 | ■フライフィッシング | Comments(10)
Commented by 山猿 at 2007-07-01 22:22 x
godzillaさん、みゃ~~どです。

godzillaさんも源流釣行に行かれたようですね。 1枚目の写真がRolly沢に良く似ていますが、ヤマトは居ないはずですから違いますよね。

この時期はやはり源流域にかぎりますよね、暑いと言っても違う暑さで気持ち良いですもんね。 で、我々も本日行ってまいりました 源流に・・
石徹白のようにグッドサイズに出会う確率は少ないですが、小さくても立派な引きと透けるような色合いがたまりませんよね。
ただ獣がちょっと怖いですが(本日うなり声だけは聞いてきました)それも源流域の宿命ですから、しっかりと対策だけはして入りたいですよね。

次回また機会があればご一緒しましょう!!
Commented by dadlife at 2007-07-02 15:13 x
godzillaさん、こんにちわ。(^^)
3枚目の写真・・雑誌に載ってる様な写真っすね。涼しそうっす。
お魚の写真は・・羨ましいっす(笑)。
Commented by godzilla2004 at 2007-07-02 20:11
山猿さん、こんばんは~っ!!
この時期、源流釣行は歩きが大変ですが、そよぐ風が気持ち良くて最高ですね。Rollyさんに教えてもらった溪なんですが、Rolly沢ではありません(^^ゞ。山猿さんたちは飛騨でしたか。こちらは信州で、同じようにグッドサイズに出会う確率は低くても十二分に釣りを楽しむコトができました。サイズに関係なく引きは強いし、釣り上げて透き通ったヒレを愛でるのは最高の贅沢です。獣対策(といっても熊鈴だけですが)しっかり施して、是非ご一緒してください。飛騨、信州、石徹白、どこでも可ですよ~(笑)。
Commented by godzilla2004 at 2007-07-02 20:17
dadlifeさん、こんばんはっ^^!
標高1000メートル付近から登り始めてますからね~、とっても涼しいですよ。もっとも、そこまでの過程で汗だくになってますが(笑)。
今回釣りをしたのは、先月に某御大(の皆さん)と釣りをする予定だった場所の近く(の筈)です。御大に機会を作っていただき、是非再挑戦してください。是非ご一緒にヤマトイワナを釣りましょう!
Commented by taros_magazine at 2007-07-02 21:46
godzillaさん、こんばんは!
渓流とは言っても、気温が30度ほどもある里川がメインの自分にとっては、この画像を見ているとまさに”別天地””パラダイス”といった風情を感じてしまいます
でも、小一時間の山歩き…いやー、コレはキツイなぁ…やっぱり里川でいいかな(笑)
Commented by Led.Zep at 2007-07-02 23:00 x
godzillaさん今晩は。
この谷はもしかしたら私の知ってる谷かな~?
実はRollyさんと話をしてたら偶然同じ川を釣りしていたという事実が。
で、情報交換してるうちにあそこはここはの話で盛り上がってました。

去年は、ヤマトに恵まれませんでしたが、今年は顔拝みたいものです。って何時行くことやら・・・(汗)
Commented by at 2007-07-02 23:40 x
godzillaさん、こんばんは!土曜日はお疲れ様でした。
一枚目ショットはスローシャッターで撮ったんですが
ブレまくりの写真のうち幸運な一枚を送ってみました^^
この頃からサカナの反応も良くなったので、ちょっと心に余裕が
できたのかもしれませんネ。

遙かなる峪、距離的な問題もあるのでそうしょっちゅうは行けませんが
たまにはこんな遠出もいいなぁと思いました。
久々に終日釣りができてとても楽しかったです^^
また、近々ご一緒しましょう!
ちなみに、未だに足が筋肉痛なんです(笑)
Commented by godzilla2004 at 2007-07-03 01:25
taroさん、こんばんはっ!!
里川には里川の魅力がありますから、それも捨てがたいものです。でも、これからの季節は幽玄な源流域にも足を伸ばしてください。運動不足解消と、日頃貯まった澱みたいなものが大量の汗と共に身体から出て行くような気になりますよ。とはいえ、午後から訪れた溪はヘビーな遡行が強いられるわけではありません。朝の溪だって、濁流じゃなかったら、のんびりした釣り上がりが楽しめそうだったので、機会を作って是非ご一緒に汗を流しに行きましょう!
Commented by godzilla2004 at 2007-07-03 01:28
Led.Zepさん、こんばんはっ^^!
ご存知の峪だったら楽しいですねぇ~。今度お会いしたらよく通っていらした頃のお話を聞かせてください。盛り上がりそうですね(^_^)v。
いろいろご多忙だと思いますが、また石徹白でお会いしましょう!と、ご都合も省みず誘惑してみます(笑)。
Commented by godzilla2004 at 2007-07-03 01:34
洋さん、こんばんはっ!!
三脚無しのスローシャッターは、殆どがブレまくっちゃいます。なので、何枚も撮影してリスクヘッジ(?)しますが、やはり使えるのは5枚に1枚程度ですね。まぁそれも修行なので工夫して楽しんで行きましょう(^_^;)。
ココロの余裕がないと、写真撮影にも神経使えなくなりますので、多少は釣れて欲しいものですが、この日の夕方からは余裕が出来ました(笑)。確かに遠出には違いありませんが、よく考えてみると石徹白が近過ぎるのかも…(笑)。当方、筋肉痛は殆ど残りませんでしたが、まだ少し睡眠が足らないような気がします。でも、また行きたくなっているのは何故(笑)?
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< ▲ブナムシ・パラシュート ▲Night of the R... >>



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

by godzilla2004
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
検索
フォロー中のブログ
お勧めHP&ブログ
最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧