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▲CDCダン【老眼対応バージョン】
▲CDCダン【老眼対応バージョン】_e0057274_2255523.jpg※8月後半からの石徹白C&R区間でのイブニングでは、小型メイフライのダン・パターンが決め手になることがありました(昨年だけの経験ですが…)。それで昨年はTP77フック(#14~#18)に巻いたCDCダンを数多く用意し、それなりの実績をあげましたが、少々課題が残りました。オッサンであるが故の課題(悩み)…なんですが、まだ空が明るいうちであれば問題なくティペットはアイに通ります。が、少しでも暗くなってくるともうダメ(^^ゞ。(明暗の影響が著しい…)暗くなると極端に視力が落ちるローガン故、少しでもアイを大きくして薄暗い中でのフライ交換を楽にと思うのは人情と言うものでしょう。
▲CDCダン【小】老眼未対応バージョン(笑)
フック:バリバス 2300(#20)
スレッド:TMC 16/0 ( TAN / BLACK、BROWNも巻いておきたいものです )
アブダメン:スレッド
リビング:XX-FINE ワイヤー(GOLD)
ウィング:CDC(ナチュラル)
ソラックス:スレッド(アブダメンと同色)

▲CDCダン【老眼対応バージョン】_e0057274_2324799.jpg▲こちらのフライ、フックは渓流釣り用の鉤(がまかつ:ゼロヤマメ)で当然フライフックに不可欠なアイは付いておりません。が、細軸で半スレまで入ってフッキングも良さそう。アイを付ければ充分フライフックとして役立ってくれそうです。そんなわけで、老眼対策として実用上差し支えない大きさのアイとして、ハリス(1.2号/フロロカーボン)をループ状にしスレッドで巻きつける加工を施しました。ハリスをスレッドで固定した後に瞬間接着剤を少し垂らしておきます。後は、お好きなパターンに仕上げるだけ…となります。

▲CDCダン【小】老眼対応済バージョン(笑)
フック:がまかつゼロヤマメ(3号)
アイ:ハリス(1.2号)
スレッド:TMC 16/0( TAN / BLACK、BROWNも巻いておきたいものです )
アブダメン:スレッド
リビング:XX-FINE ワイヤー(GOLD)
ウィング:CDC(ナチュラル)
ソラックス:スレッド(アブダメンと同色)

▲CDCダン【老眼対応バージョン】_e0057274_2581449.jpg※これはフック(ケース)の写真。元々、(特に渓流)餌釣り用のフックには面白いシェイプのモノが多く、特にニンフの場合には多用しています。ドライ用となるとどんなものでも転用できるとは限らないものの、特にローガンでアイにティペットを通すのが…となった時、モノフィラ、ハリスなどで大き目のアイを作ることを厭わなければ、そこそこに使いやすいフライフックとなることもあります。上記のフライは昨シーズンの終了間際と、オフシーズンの美濃フィッシングエリアで試してみましたが、フッキングも良好、その後のファイトでもテリる®ことはありませんでした(あくまでも私的考察&実績です)。サイズの種類が少ないので物足らない部分もありますが、今回ご紹介したようなイブニング時に役立つ大き目なアイを持つ小型メイフライ等と用途を限定すれば、充分に出番はあると思っています。このフック、定価が200円(15本入り)とお安いのも魅力です(^^ゞ。

▲CDCダン【老眼対応バージョン】_e0057274_382284.jpg
▲左が餌釣り用フックに巻いたCDCダン、右がバリバス2300(#20)に巻いたモノ。こうして比較してみますと、ボディ全長はほぼ同じ。ただ、ハリスをボディ端まで巻き込んでいる分、左のCDCダンの方が少しポッチャリとした仕上がりになっているようです。

※視力バッチリのフライフィッシャーからすれば、わざわざこんなことしなくても…となるんでしょうが、もうね、ローガンになってしまったら対策しなきゃならないわけで、無駄な努力かもしれませんが、ハリスで大き目のアイを作り、薄暗くなってきた中でのフライ交換を少しでも楽なモノにしようと必死なのでございます。目の前を#20程度のコカゲロウが流れ、それが捕食されているのが明らかだったら、こちらの視力の都合など関係なく、そのサイズのフライ投げないとね。ローガンと小さな捕食物…なんて厳しい現実を受け止めつつ、対策を考え準備を整えてコトに臨む(溪に立つ)…それがフライフィッシングだと思いますんで(笑)。
by godzilla2004 | 2007-08-02 01:24 | ▲フライタイイング | Comments(8)
Commented by kom2002 at 2007-08-02 21:30
こんばんは〜
この老眼対策バージョンは良いですね!!
自分も今年に入って急激にローガンが来たようです。
最初は何となく見辛くて疲れ目かなぁ〜 なんて思ってましたが、釣りの度に感じるようになって来たので間違いなくローガンですね。45歳できっかりローガン仲間入りです♪
Commented by Japanfly at 2007-08-02 22:58 x
今日は!
僕も何度か使えそうだがアイのついていない針を見かけていたのですが、このハリスを取り付ける事など全然思いつきませんでした。

僕はまだまだ視力には自信があるのですが.使いやすいに越したことはありませんので、今度同じ加工をアイ無しの針にやってみようと思います。

しかし、何時も通り良いアイディアが思い浮かびますね!流石!

では、お元気で


Commented by godzilla2004 at 2007-08-03 16:53
kom2002さん、こんにちはっ^^!
ローガン、きちゃいましたか。私は(結構強烈な)近眼なので、メガネを外せば比較的苦労無しにティペット処理ができます。でも、薄暗くなるとも~ダメ。なのでいろんなローガン対策を実行しています(笑)。その中でもコレは自信作ですんで、是非、お試しください(笑)!
Commented by godzilla2004 at 2007-08-03 16:58
Japanflyさん、こんにちはっ!!
そうですね、面白い形状の釣針って沢山売ってますからね~。その中でも「渓流餌釣り用フック」は細軸でフライフックとして使いやすく以前から多用しています。アイの素材ですが、ハリスばかりでなく、適度な太さであればシルバーワイヤーも宜しいですよ。こちらもお試しください。
Commented by tokyo_terry at 2007-08-03 20:22
godzillaさん、おばんです!!
フロロカーボンでアイを作るとは、さすが!!
ナイロンとは違い、吸水性も無いし、強度もありそうですね。
考えてますね〜。
イブで小さな毛鉤を使わせるコト、その毛鉤の使い勝手に苦労させるほど石徹白のイワナやアマゴは、釣り人に厳しい試練を与えるんですね(笑)
釣り人とサカナの終わることの無い、知恵比べですね。
Commented by 山猿 at 2007-08-03 22:12 x
godzillaさん、みゃ~~どだも。

シンプル・イズ・ベストなフライですね~ シンプルな中にもアイの部分には工夫が凝らしてあるところは、さすがgodzilla'sフライですね。

わたしもこの手のシンプルなフライは何本かはボックスに常駐しております。 どんな凝ったフライでも出ない魚が、シンプルなフライにしたとたんバシャっと出たなんて経験もありますかね。 なんと言ってもタイイングに掛かる時間が短いのは私向きですよ。
Commented by godzilla2004 at 2007-08-04 00:50
terryさん、おばんだす~ぅ!!
フロロでアイ、なかなか良いですヨ。大きさも自由だしね←ここが重要(笑)。
厳しいですよね、石徹白のイワナ、アマゴ(^^ゞ。これからの時期(といっても8月後半からと予想していますが)、特にイブニングでもサイズに対してはセレクティブになってくるようです。余程、暗くなれば別ですけど…。
高確率で『知恵比べ』には負けちゃいますが(笑)、たまに何とかなったときには小さなフライを使っていたような記憶があります(^^ゞ。
Commented by godzilla2004 at 2007-08-04 00:57
山猿さん、こんばんはっ!!みゃーどでゴジります。
ライトを照らさないとフライ交換ができない…そんな時間になればもっと大きなフライでも出てくれますが、それ以前ですとね、スモールでシンプルなフライが好調でした。←昨年の実績(^^ゞ。
シンプルってことは、余分なモノが付いていないことになりますから、タイヤーの意図した大きさでオサカナが見てくれるようです。本当にそうなのか、自信はありませんが、おっしゃるようにシンプルなフライに代えた途端に出てくれることはありますね。今はまだテレストリアル・パターンを多用しますが、あと半月もしたら活躍してると信じて巻き巻きしてますよ~(笑)。
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

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