▲アント・パラシュートタイプ/私的タイイング手順
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▲アント(パラシュート・タイプ)
フック:バリバス 2200(#12)
スレッド:TMC 8/0(オレンジ) 全体の下巻き
スレッド:TMC16/0(ブラック) ガスター部仕上げ
リブ:XX-Fineワイヤー(シルバー)
ボディ(ガスター):スレッドでシェイプを作り、リビング
ハックルポスト:ADW(スタンダード:蛍光オレンジを1/4束)
ハックル:コック(グリズリー)

※お盆休み真っ只中で、涼しい渓流(源流)にお出掛けの方も多いことでしょう。今のところ、釣りに出かける予定のない方、この休みでフライをロストしてしまった方で、アントを巻いてみたいとお思いの向き(があれば…)に私的アント・パラシュートのタイイング手順をエントリー。タイヤーの数だけタイイング手順(マテリアル)は存在すると思いますが、私は以下の巻き方でアント(パラシュート)を巻いております。ご参考にしていただければ宜しいのですが…。

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▲使用するスレッドは2種類で、16/0[ブラック]と、8/0[オレンジ]。リビングとしてXX-Fineワイヤー[シルバー]を使います。

e0057274_2114301.jpg(1)フックをバイスに固定します。鉤先に触れるだけで繊維がバラけてしまうスレッド(16/0)を使いますので、鉤先を隠して固定します(あくまでも私の場合)。

e0057274_21145380.jpg(2)スレッド(ユニスレッド:8/0)をこの位置から巻き始めます。この場合、スレッド色はオレンジですが、アントの細い部分となりますので、そこに使用したい色で巻きます。

e0057274_2115986.jpg(3)フックベンド下部まで巻き、ワイヤー[XX-Fine:シルバー]を固定します。そのままアントのお腹(ガスター)の膨らみをスレッドで形作ります。

e0057274_21152521.jpg(4)スレッドをアイまで巻き戻して、一旦ウィップフィニッシュ。できるだけ、密に且つ重ならないようなスレッドワークが吉。

e0057274_21154118.jpg(5)16/0のスレッド(ブラック)を写真の位置から巻き始めてガスターの膨らみ部を仕上げます。

e0057274_2116620.jpg(6)ガスター部を滑らかにしたいので、16/0…なんて細いスレッドを使用します。ガスター部と細くなっている部分の色を変えたい場合に役立つメソッド…ではないかと(^^ゞ。
仕上げが終ったら写真の位置でウィップフィニッシュ。

e0057274_21162729.jpg(7)ワイヤーでリビング、アイまで巻いたらハーフヒッチして固定します(必要以上の力をかけるとワイヤーが切れますのでご注意ください)。

e0057274_21164147.jpg(8)ヘッドセメントか透明マニキュアを塗布します。まず全体を1回塗り。最低でも30分は置いてから2回目、更に30分以上置いて3回目を塗ります。2回目以降はガスター部だけに塗布。
以前は、2回のコーティングで済ませておりましたが、エド・ゴリ松さんのコメントに刺激され、3回目のコーティングを行うようになりました。

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▲こんな感じに並べて暫く時間を置きます。季節にもよりますが、私の場合は2時間以上放置し、その時間は他のフライを巻いております。瞬間接着剤でコーティングすれば、放置時間はもっと短縮できる筈です。ただし、コーティングによるガスター部の艶という面では、ヘッドセメントが一番だと思います。


e0057274_21175279.jpg(9)乾燥・固着が完了したら、再びバイスに固定。スレッド(16/0)をアイ付近から巻きます。

e0057274_21182048.jpg(10)ポスト用のADW(1/4束)を適当な長さに切り、その中央をフックシャンク下からシャンクに当てて上に折り曲げ、そのままスレッドで固定。

e0057274_2123776.jpg(11)スレッドでハックルの巻き代を巻きますが、アイからの距離とハックルの巻き代はほぼ等しい長さにします。ガスター部が水面下にぶら下がった姿勢になり易くなるバランスだと思っています。

e0057274_21185321.jpg(12)ハックルの下準備ですが、ハックル裏面(光沢のない方)を手前にした場合、左側のファイバーだけ3~5本、右側よりも少なくカットしておきます(写真参照)。

e0057274_21191675.jpg(13)ポストにハックル裏面を手前に向けて固定。

e0057274_21194080.jpg(14)ハックルを上から下方向に7、8回巻き、スレッドでハックルの上下を巻き止め、必ずシザースを用いて余りをカットします。

e0057274_21195472.jpg(15)ポストの位置がアイに近いのでハーフヒッチで固定しても充分な強度は保てます。ただし、いつもとはハーフヒッチャーにスレッドを巻き止める方向(回転方向)が違ってきますので、ご注意ください。まぁいつも通りの方向でも構いませんが…、ハーフヒッチの場合は3回以上繰り返してください。

e0057274_21201420.jpg(☆)以上の手順で巻かれたアント(パラシュート)です。私の場合は、6月の最盛期から外さずに使っておりますので、1シーズンに最低2回は「アントの日」を設け、アントばかりのタイイング・デーとしております。まぁコーティングして乾かす手順があり、そのタメなのか、ちょっと作り過ぎてしまうキライはありますね(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-14 21:23 | ▲フライタイイング
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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