■(その日のうちに)行きて帰りし物語/その2
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※夏草に覆われた川岸に立ち、対岸のポイントを攻めるシャックマンさん。写真の位置から100メートル程上流までの区間で、“ここは!”というポイント毎に何らかの反応を得ながら、時折イワナを釣り上げて、ご満悦状態となりましたが、それまでの釣りで一応の満腹感を得ていた私は溪に沿った田んぼのあぜ道から流れの中に潜む渓魚を見付ける役目(?)に徹します。そして見付けたのは、底石の上に定位するモンスター(?)イワナ。釣り上げたイワナ(アベレージサイズ)の撮影が終ったばかりのシャックマンさんに即ご注進、20メートルほど上流へ移動してもらい、居付き場所を(いつもの大声で)指示します。

■それから(約)30分以上の時間、手を変え、品を変え、定位している場所、要するに水中のモンスターを確認することが出来ないシャックマンさんに立ち位置からフライの選択、そして落とし場所、ドリフト・レーンなどの指示を続け、3回目のフライ交換でシャックマンさんがティペットに結んだのはエルクヘア・カディス(#10)。モンスターの上流2メートルに落ちたフライが頭上を通過して半メートル下ったとき、ヤツは反転しフライを追いかけ、一瞬の後水面が弾けました。何が起こったのか、その瞬間のことはよく覚えていませんが、目に焼きついているのは水面を叩いた尾ビレの大きさと一瞬だけ水上に出たヤツの背中と背ビレのシルエット…。「やった!」と大声を出したのは私でしたが、シャックマンさんの投じたエルクヘア・カディスは宙に舞っていました。

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▲これは、それ以前に私が釣ったイワナです。イメージ写真と言うことで…(^^ゞ。

■再び定位置に戻ったイワナを暫くは攻め続けましたが、以後ヤツがフライに反応することはありませんでした。空に向って遮るものがない、開けた溪相だけに照りつける日差しは強烈です。お互い暑気あたりで悪い夢でも見た…ような気持ちになり、若干気落ちして石徹白へと移動しました。日を改めて挑戦してみたいモンスターでしたが、その溪は今日(9月10日)から禁漁…、来シーズンのお楽しみ(?)となりました。

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▲その日の朝、釣りを楽しんだ溪でのひとコマ。また来シーズン、しっかりと修行させていただきます。

■午後5時頃、石徹白に到着し、関東から、関西から遠路駆けつけた方々と山猿軍団の面々は(当り前ですが)既に“渋い”釣りを満喫されていました。私とシャックマンさん、この日の釣りをライズリングがバッコバコのイブニングで締め括るぞ!…なんて甘い期待に胸を弾ませキャンプ場前プールに向かいますが、そこで見たのは散発のライズに突き刺さるエド・ゴリ松さん。6月にここ石徹白でお会いして以来、久し振りの再会となりますので、暫く話が弾みます。その間にも粛々と闇は深くなってきます。丸顔フラットなど他の場所を物色しましたがいずれのポイントにも人が入っている状況に、ゴリ松さんのご迷惑も顧みず、キャンプ場前プールでイブニング勝負することに決定(ゴリ松さんと勝負するわけではありません…念のタメ(^^ゞ)。6時を過ぎた頃からフラットではありますが、複雑な…速度の違う複数の…流れのアチコチでライズが多くなります。この日のタメに巻き揃えてあったCDCダン【老眼対応バージョン/#20相当】をライズ目掛けてキャスト、何度も水面が弾けますが、どうにもフッキングできず、すっぽ抜けてばかり。これじゃ勝負にならないと、他のフライに交換することを考え始めた頃、土砂降りの雨。その雨で踏ん切りがつき(CDCは雨に弱いものですから…)、#14というイブニングで使うにしては中途半端なサイズのヘアウィング・ダンに交換しキャストしてみますが、雨に乱れる水面ではホワイトのエルクヘアをウィングにした視認性良好且つ14番サイズのフライでも直ぐに見失ってしまいます。…と言うより、強い雨に叩かれてフライが沈んでしまいます…。そんな状況に“その気”が萎えてしまい、潔く?納竿としました。車まで戻ろうとした頃には雨は小止みとなり、その後(他のポイントとは言え)モノ凄い数のライズが発生したそうですから、しっかり判断ミスしていますネ(笑)。

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▲この日は石徹白の「民宿ささき」さんで宿泊される皆さんと(一旦)帰宅する私、シャックマンさんを合わせた総勢14名で、白鳥町まで降り夜の宴(石徹白フォーラム/パート1)が開催されました。写真は宴の開会を宣言する山猿さんを始めとした(一部の)皆様。賑やかだった宴の模様は参加各位のブログ(山猿さんRollyさんyu-koさんgonzaさんなかぢさんゴリ松さん)でご確認ください。なお以上は、本エントリー完了時に関連記事がアップされているブログに限定しましたので、他の面々のブログはエントリーされ次第追加していく予定です(追加完了)

e0057274_18205560.jpg▲(写真には写っていませんが)対面に位置するRollyさんとのトークで、真剣な面持ち、眼差しの皆様。


※宴(石徹白フォーラム/パート1)がお開きとなり、名古屋に向うシャックマンさんと私、車中ではフライに出るところまでは持ってこれたけれど、フッキングさせることができなかったモンスターの話題ばかり(笑)。その頃、「民宿ささきさん」での宴(石徹白フォーラム/パート2)が空前の盛り上がりを見せていたであろうことは疑う余地はありませんでしたが、こちらはオッサン二人でシリアスなプチ反省会(笑)。で、まぁあれで釣れちゃってれば(物凄く嬉しいことに間違いはないけれど)それだけで終ってしまうわけで、次に繋がらない…なんてね(言い訳大会になっていたかも知れません(笑))。(ウソかホントか知りませんが)向上心を忘れずフライフィッシングに取り組み、お互いの引き出しを増やして(残り少ない今シーズンはもちろん)来シーズンへ突入しないとね…なんてオッサンに似合わないコトを話しておりました。いつも何らかの宿題を残してくれる数多の渓流に感謝し(←ゴリ松さん談)、残り少ない今シーズンもそして来シーズンも“溪に行きて帰りし物語”、…釣ったオサカナの大きさ、数自慢などは毎回リセット、釣れなかったときの教訓(何が、どこが悪かったのかを見つけ潰していく作業)を明日への糧・礎にした…私の“イチから出直し修行”は続きます(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-10 12:44 | ■フライフィッシング
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