■お楽しみはこれからだ!
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※石徹白での2007年渓流釣りシーズンが幕を引く前日、午後2時を大きく回った頃に石徹白到着した、斉藤さん(写真右上)と(ロッド製作の)巨匠・吉田さん(写真左上)と私三人。ウェーダーを履くトコロまではいつものパターンでしたが、ロッドをタモに持ち替え、(ベストも着用せず)流れに入り“ドジョウすくい”のポーズ。…特に私が…(笑)。早朝からの釣りで疲れた身体を癒すシエスタ中、川へ降りる準備すら静かにやれないオッサン三人に邪魔されたチョイつるさん(左下写真左端)も(殆ど強制的に)“水生昆虫捕獲チーム”の一員となります。

■峠川最上流部にあるスキー場で、本年1月に起こった重油流出事故。その後、5月と9月の2回、「重油流出事故が水生昆虫に与える影響調査」が行われました。いずれ公式なレポートは発表されることでしょうが、それに刺激されたオッサン3人、調査が行われた峠川上流部だけでなく、実際に釣りを行うC&R区間内のどこかで「水生昆虫生態調査」を定点観測していくこととなりました。そして定点観測地に選ばれたのは通称「丸顔フラット」付近の左岸沿いに流れる細い流れ(主に私の意見が採用されました。他のオッサン二人に感謝(^^ゞ)。

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▲水生昆虫は水底の石裏などにへばり付いていることが多いので、狙った石の下流側に(川虫採取用)タモを構え、石を動かしたり、石の表面を柔らかくなぞって水生昆虫を流して採取します。この作業自体はとても簡単で、どんな虫が取れるのか楽しみが尽きないモノですが、実際にタモの中に入った小石などの中から(小さな)水生昆虫を見つけ出すのはなかなか大変…特に目に問題を抱える(ローガン)世代ですからその苦労は計り知れません(多少誇張しております(笑))。が、それだけに、小さな(体長6、7ミリの)コカゲロウ系のニンフなぞを見つけると歳を忘れてはしゃいでしまいます。小さな虫をピンセットで優しく掴み、水を張ったトレイに移す作業をときおり嬌声を上げながらも無心に続けているオトナ四人、傍からはどんな風に見えたのか…興味は尽きません(笑)。トレイに移したコカゲロウ系のメイフライがハッチしようものなら、『おぉ~ハッチしたよ!』なんて大声を上げてデジカメを取り出しつつ、『巨匠、捕まえて!』となる始末。この人達、大丈夫なんでしょうか…。

■そんなことをしているうちに、シエスタから目覚めた(チョイつるさんと同行されていた)K崎さん、石徹白の隣町白鳥町から駆けつけてくれたM山さんも護岸に腰掛け、我等を見守ってくださいます。お仲間が増え総勢6名となった“男(オッサン)祭り・水生昆虫捕獲チーム”の騒ぎは益々エスカレートしていきます。

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▲捕獲した水生昆虫の一部。メイフライ(カゲロウ)とストーンフライ(カワゲラ)のニンフが見えます。カディス(トビケラ)とガガンボのラーバ、プラナリアも多数採取しましたが、写真掲載は見合わせました(理由はまぁおわかりのことと思います(笑))。

■石徹白C&R区間に生息する水生昆虫の生態調査……もちろんフライフィッシングに役立つ重要なデータ収集の一環ではありますが……気の合う人達と行えばまさに“おアソビ”。掲載写真のようなオッサン祭り状態が傍からどう見えるかの是非はさておき(笑)、こういったデータは継続して収集、回数を重ねることによって価値が生まれてくるものなんでしょう。当然、楽しみながら行わないと継続していけません。オッサン達の“おアソビ”の一つとなるかもしれない“水生昆虫生態調査”の手始めは、こんなカタチで行われました。

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▲ストロボが必要になってしまう時間ではありましたが、小さなドライフライでもまだ充分視認できる頃、今シーズンの幕引きに相応しい石徹白らしい野生イワナを釣りました。“別誂石徹白セット”を背景にようやく撮影できるサイズでしたが、最後の最後までオッサンらしくピンボケ(笑)。リリースした後、液晶画面で撮影具合を確認、ピンボケしか撮影できなかったことに気付いたオッサンの切なる“カーテン・コール”に応えてくれる渓魚はついに現れませんでした。

※ファインショットが撮れず、そのことに於いては悔いの残る幕引きではありましたが、1時間以上の時間をかけた“水生昆虫生態調査”のお陰(?)で、それ以後の釣りに使用するフライを特定(推定とも言う(笑))することができ、そして(フックサイズ#18~#22の)それが大当たり。流れの中を観察(=水生昆虫生態調査)することによって、状況を見極める一助とし、そしてそれにキッチリ応えてくれる石徹白の恵み(渓魚)に感謝したいつもと変らない石徹白でした。私にとっての2007年渓流釣りシーズンは終りましたが、気合を込めた“水生昆虫捕獲&傾向調査”から始めたフライフィッシングを経験してしまうと、オフ・シーズンでも可能な“水生昆虫生態調査”、もっと前向きに取り組んでみたくなりました。そう考えると、「お楽しみはこれからだ!」なんて気分になってくるから不思議なものです。明日から始まるオフ・シーズンも「修業的毛鉤釣り」のタメ、データ収集にも励むことになるんでしょう。暫くの間は「静謐な石徹白C&R区間」…とはならないようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-30 12:17 | ■フライフィッシング
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