■魚道普請
※ゴールデンウィーク中の某日、オッサン達とフライフィッシングを嗜み始めたゴールデン・ルーキー兄弟(仮称です*笑)で連れ立って石徹白を訪れました。

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▲午前中のオッサン達、まずはルーキー兄弟さんに釣り指導(当方はセルフ・トレーニングに専念…(笑))。キャンプ場前プールに陣取るルーキー兄弟・兄さん(写真手前)。その向こうに見えるのは、黄昏店長さん──石徹白で…偶然…お会いすることができましたが、石徹白で(知り合いの方と)遭遇すること、もう偶然とは言えません。見知ったメンバーが続々と集まってくるのが石徹白故──ゴールデンウィークですし。この日も(石徹白キャッチ&リリース区間で良い釣りを満喫されてニコニコ顔の)S1さん、ラガー兄弟さんとお会いしております。

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▲ルーキー兄弟・弟さんを熱血指導中のS藤さん(手前)。ご自身のロッドは持たず、アツく指導に専念──(自分だけ釣りを楽しめばよいとする?)当方との姿勢のギャップが際立ちます(^^ゞ。オッサン達(恥ずかしながら当方も)はフライフィッシングを嗜むヒト、老若男女を問わず、もっともっと増えてほしい、沢山のルーキーが──誰にでも優しいオープンな石徹白の溪で──フライフィッシングを楽しみつつ学んでいっていただきたいと願っております。一人のフライフィッシャーが、一人のルーキーをこのアソビに引き込めば、この釣りを嗜むヒトは倍増…となります(笑)。

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▲ルーキー弟さんが釣った泣尺イワナ。生まれて初めて“フライフィッシングで釣った”イワナが抜群のコンディションのイトシロ・イワナ──何と幸福なことでしょう。ご兄弟のフライフィッシング・ライフの未来に幸アレ!と願わずにはいられません。

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▲ストーリーの流れ的には唐突ですが、こちらは当方が釣った石徹白のアマゴ(8寸程度)。フライを外そうとしてランディング・ネットを置いたときにネットから飛び出した元気の良いアマゴ。何故か暴れることもなく、この位置で鎮座しています。ランディングネットの枠外で落ち着くアマゴ、面白い構図だったので撮影しました。が、フライはすでに外れていたことを知らずに撮影していたオッサンでした(笑)。



■(再度唐突に)話題は転じて、石徹白キャッチ&リリース区間で綿々と続いている各種調査、その結果の一例。石徹白キャッチ&リリース区間(上流部)に成育しているカゲロウの“科”の分布を(石徹白漁協のご好意…許可を得て)掲載しましたのでご覧ください。下記グラフの基となったデータは、愛知工業大学工学部・都市環境学科・建築環境学専攻、河川・環境研究室の内田臣一准教授のご指導、ご協力で収集・整理されたそうです。先生のチームは、この日も“水生昆虫(底生生物)成育状況調査”を実施されていました。昨年初頭に発生した不幸な(重油流出)事故が切っ掛けになったとは言え、陰日向なく地道な作業を継続されている内田准教授、それを依頼している石徹白漁協の姿勢に対し本当に頭が下がる思いです。改めて関係各位・組織に感謝しないとアキマセン。ちなみに“石徹白フィッシャーズホリデー”には内田准教授もゲストで参加くださるそうです。
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▲捕獲したニンフの総数を分母にして各科の分布割合を算出したグラフです。“マダラカゲロウ科”の数が他(の“科”)を圧倒して多いことには驚きました。日本には13科39属140種以上に分類されるカゲロウ(メイフライ)が生息していると言われます。そのうち“マダラカゲロウ科”は“6属23種以上”──同じ“マダラカゲロウ科”でも、“種”によって体色、体長、ハッチ形態/時期はそれぞれ違いますのでご注意ください(ルーキー以外のフライフィッシャーであればどなたもご存知のことを偉そうに語ってしまって恐縮至極(汗))。石徹白キャッチ&リリース区間限定の水生昆虫に関する詳しい(ハッチ)情報はコチラをクリック。また、石徹白(キャッチ&リリース区間)で見かける水生昆虫のリストはコチラをクリックしてください。

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▲左はシリナガマダラカゲロウ──マダラカゲロウ科シリナガマダラカゲロウ属シリナガマダラカゲロウ──のニンフ(幼生)で、右は同じシリナガマダラカゲロウ(♀)と思しきダン(亜成虫)。ダンの体長は11mmで、水生昆虫ファイル(I)に記載されている体長(13mm)より小振り──ひょっとしたら、マダラカゲロウ科トウヨウマダラカゲロウ属オオクママダラカゲロウ(♀)なのかもしれません──水生昆虫の同定は難しいということで(^^ゞ。これらの写真はオッサン達が午後から行った“魚道普請”の際に捕獲&撮影したものです。撮影が済んだ後、ニンフは流れに帰っていただき、ダンは飛び立っていきましたのでご安心の程。石徹白の溪魚の“お食事”を横取りするわけにはいきません(笑)。

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▲後のネットに横たわっているアマゴを釣ったのは、お手軽エクステンデッド・ボディが特徴のこんなフライ。浮かせるフライに対する溪魚の高反応が楽しめたこの日の釣りでしたが、時として出てはくれてもフッキングしない局面に遭遇することもありました。前回エントリーした“オナシ・アダルト”と同じような“作り”のフライですが、むき出しのフックで更なる“フッキング率向上”を狙ったモノです(使用前のフライ写真はいずれまた掲載)。

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▲魚道普請中のS藤さん(左)とM山さん(右)。午後からはキャンプ場前の堰堤にある魚道がより機能するようオッサン達で汗を流します(この作業は漁協から許可を得て実施しております…念のタメ)。魚道が砂や小石…ときには大きな石…で埋まり水深が極端に浅くなった状態では溪魚の遡上に差し障りがでます。キャッチ&リリース区間内のもう一つの堰堤──そちらの魚道は何とか機能している状態でしたので、キャンプ場前の魚道だけをメンテナンス。5月中には石徹白川本流から遡上してくる(特に)大アマゴの通り道を確保、(近い将来)一発大物狙いの釣りを目論見ます。

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▲メンテナンス途上とは言え、ある程度は復活した魚道。今回は写真右側の魚道の“お通じ”を整えました(失礼)。近々に機会を設け、次回はスコップ以外の道具も持参し更なる機能復活に汗を流すことになりました。本流からの遡上魚も(今まで以上に)期待できるようになるかもしれない“石徹白キャッチ&リリース区間”、釣り人の夢はますます膨らんでいきます。

※大物釣り!──釣り人のピュア(?)な願いに応えてくれる大アマゴに夢を馳せていたオッサン達、フライロッドをスコップに持ち替えて二つの堰堤の間を行ったり来たり、魚道普請のタメとはいえ、周りの(釣り)人から挙動不審者と思われていたことなど、意に介する筈もありません(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-05-03 08:34 | ■フライフィッシング
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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