カテゴリ:■フライフィッシング( 229 )
■As the rainy drop [..only Snap Shots]
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…そして、ライズリングが広がり始めました…まるで雨が降るごとく…


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岩手・宮城内陸地震による災害で亡くなられた方々に対し心から哀惜申し上げ、謹んで御冥福をお祈りいたします。また被災された方々に心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
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by godzilla2004 | 2008-06-15 18:57 | ■フライフィッシング
■登竜門/Fisher's Gateway to Success
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▲“石徹白フィッシャーズホリデー”会場の設営が終わった空……雲が夕日に照らされ青空がより深い色合いを醸し出しているようです。

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▲夕焼け雲が明日の好天を約束してくれている……勝手な解釈ですが、全ての準備が整った今(準備作業に携わったわけではありませんが…(汗))、懸念することがあるとすれば天候だけ…となります。



※明けたフィッシャーズホリデー当日(第一日目)、梅雨の合間の青空が広がった石徹白キャッチ&リリース区間では、岡田裕師さんがインストラクターを務める“フライフィッシング実釣体験スクール”、佐藤成史さんの“コンパクトカメラの渓流魚撮影術”、石垣尚男さん、榊原正巳さんの“テンカラ実釣体験スクール”が、開会式終了後から同時開催。ヒマな当方は、岡田さんのスクールに(強制自主…要するに勝手に)帯同(笑)。
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▲岡田さんのスクールの模様。なお、石徹白フィッシャーズホリデー(両日の模様など)詳細につきましては、石徹白漁協WEBサイトをご覧ください。

▼シーズン盛期の石徹白キャッチ&リリース区間ともなれば、いろんなカゲロウ(メイフライ)を見つけることができます。
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▲このイワナは受講者のお一人が釣り上げたもの。当方のランディングネットで「イワナ確保」をお手伝い。ついでと言ってはナンですが、その後記念撮影。

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ランディングネット…とくれば、こちらを忘れるわけにはいきません。使用素材も造形的にも、息をのむホド素晴らしい逸品を目の当たりにして、意味もなく記念撮影(笑)。

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▲気がつけば“GR-Digital”好きが集い、今度はデジカメを並べて記念撮影。いくら“釣り人の休日”だからといっても、やっていることが“俗物”過ぎて脱力してしまいます(…音頭をとったのは私…故に全責任は当方にあり…です(笑))。

■とまぁ、他愛もないおアソビ(ばかり)で明け暮れた長閑なフィッシャーズホリデーの第一日目は暮れていきました。

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▲SMOKE GETS IN YOUR EYES(煙が目にしみる)という名曲があります。その歌詞では「恋の炎が消えたとき立ち上る煙」が目にしみる…と歌われていますが、石徹白フィッシャーズホリデー恒例の“野外夕食会の焼肉”で立ち上るのは、ここに集った釣り人たちの石徹白というフィールドに対する「情熱が燃え上がるときに立ち上る煙」であることは間違いないようです…と、私事で恐縮なれど…「恋の炎が消えた」オッサンが申しております(ミステリアス(?)でしょ)。

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▲「情熱が燃え上がるときに立ち上る煙」は、夜が更けるまでモクモクと……。そこで交わされた会話全てがフィールドへの情熱に満ち、エンドレスだったことも間違いありません。

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■日曜日(第二日目)も滞りなく終了……と、締めの記述が素っ気なくて恐縮至極。少々ワザとらしく申し添えれば、ここに書き切れない程充実した二日間でございました(ブロガーとして最低限の責務を忘れてますかね(笑))。会場の設営物の後片付けも終了し、暫く関係者の方々と歓談後、今の時期外せない石徹白川本流をHSGさんと攻めることに…。

※石徹白川本流の後、真っ暗になるまでの1時間を石徹白キャッチ&リリース区間で過ごし、例によって、フライ選択を間違えるとライズの数に反比例するほど無視され続けるイブニングを経験。いつまで経ってもマトモなデータが蓄積されない我が経験則に半ば呆れ返る「締め括り」となりました。“石徹白フィッシャーズホリデー”に参加、各スクールを受講した釣り人同様、石徹白(キャッチ&リリース区間)を「登竜門」にして、いつの日か「成功」という名の美酒を飲むことができるよう、オッサンの“イチから見直し諸行無常的毛鉤釣り”は…身体が言うことを聞いてくれる限り…エンドレスで続きます(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-09 20:50 | ■フライフィッシング
■Giant Caddis Appeared
※石徹白に到着したのは午後1時過ぎ。相変わらず“おっとり刀の出勤”ですが、今回の石徹白釣行の目的は、そろそろ始まるであろう“ヒゲナガの舞うイブニング・タイムでウハウハ”──ナマナマしい表現で恐縮至極(笑)。

■桧峠を下り、石徹白キャッチ&リリース区間(峠川上流域)に差し掛かると、ラガー兄弟さんの車が停まっており、丁度ランチを終えられたトコロ。本日の状況をお尋ねすると、余り芳しくはない…とのこと。暫く四方山話をした後、ラガー兄弟さんと別れ、キャッチ&リリース区間との合流部上流側の石徹白川本流の様子を伺いに移動します。

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▲開けた川原で何憚ることなくロッドを振ることができる石徹白川本流の溪相はこんな感じ。落ち込みが連続する流れの中に無数のポイントを見出すことができます。

■車を停めたトコロから、上流側、下流側と目を凝らせば、上流に一人のフライフィッシャーがいます。先行者が居ても、本流の流れなら──丁寧に攻めさえすれば(先行者が)釣り逃した渓魚を見つけることはできなくもない──と思い、100メートル程下流へ移動し入渓。

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▲あちこちのポイントからビシバシと釣り上げることができたわけではありませんが、2時間程度で「つ抜け」間近──サイズは7~8寸と期待していたよりは小振りではありましたが、本流育ちのイワナが飽きない程度に顔を出してくれました。“これはそこそこデカイぞ”…と思わせてくれた──8フィートの3番ロッドを弓なりに曲げてくれた──大物(?)をネットイン間近でバラすのもお約束(笑)。

■午後5時前にはキャッチ&リリース区間に戻り、慣れ親しんだ流れを鹿系のヘアーをウィングにしたフライ・パターンを中心に攻めますが、水生昆虫のハッチは散発。ただ巨大なカワゲラだけは流れから顔を出した岩陰からバタバタと沢山飛び立ちます。そして流れの上空で舞いますが、それによって渓魚の活性が上るわけではないようです。小さな落ち込みが連続する瀬を丁寧に流した結果、数尾のイワナを釣り上げただけに留まりました。

■“芳しくはない”…状況が一変したのは午後6時を回った頃。気が付けば、大きくて白っぽく見える翅を羽ばたかせたジャイアントなカディス(ヒゲナガ)が水面付近を横切って飛び始めます。「ムフフ」…とココロの中でほくそ笑み(変なオッサンだこと(笑))、フライを“ディアヘア・セッジ(10番)”に交換──ちなみにホワイトのディアヘアを使用したイブニング・モデル──し終わると流れのあちこちでライズのスプラッシュ。途中、合流してくださった(石徹白の常連)H山さんと20メートル程離れてライズを狙うと、お互いその場から一歩も動けない状態──ウハウハってヤツです(笑)。ただし、当方の狙っていたライズの主はアマゴだったようで、すんなりとフッキングさせることができません(ウハウハな状況の割にはスキル不足が響いてます(笑))。他のライズに狙いを変えたい気持ちを抑え、何とか8寸強のアマゴを釣り上げることが出来た頃には相当暗くなってきています。

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▲“釣り心”は満たされましたので、ラスト・チャンスで対岸の岸際に発生している安定したライズを狙ってみることに。アマゴにコダワっていた時から気になっておりましたので…(^^ゞ。余り期待することなくライズのタイミングに合わせてキャストを数回繰り返したとき、フライが消えました。で、釣り上げたのは上写真のイワナ。今シーズンのベストサイズであることは薄暗い中でも目測でわかりましたので、スケールをあててみると34cm──ストロボ撮影で証拠保全(笑)。

※昔から当方が大好きな“イブニングの釣り”が(短時間ながら)存分に楽しめる時期に突入した“石徹白キャッチ&リリース区間”。昼間は渋い……芳しくない状況もあり得ますが、イブニングで帳尻合せする当方(=姑息なオッサン)の得意手がピタリとハマる季節が始まりました(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-01 23:43 | ■フライフィッシング
■Lost Creek's 2 much
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※“たらの芽”が成長、“たらの若葉”になっています。“忘れ去られた峪”と呼べる程でもなく、釣り人の姿も散見できる渓流を訪れましたが、水辺に息づく“たらの芽”だけは忘れられてしまったようです。

e0057274_13344194.jpg▲溪を育む山林を生活の場とする小さなバッタ。沢山の穴が開いた“たらの若葉”、もちろんその他の植物の葉を見かけましたが、ここのバッタ、食料には困っていないようで、うひゃ~と声が出るほど群棲していました。体長は10mm程度──峪を吹き抜ける強風に吹き飛ばされたバッタが、水面に落ち、渓魚の餌になっているかも知れません(とまず考えました(笑))。

e0057274_13364029.jpg▲夏場のイワナ狙いで沢山ストックしてあるグラスホッパーをイメージしたパターンはフックサイズが大きい(#6から#10)ので、エルクヘア・カディス(#14)、ヘアウィング・ダン(#14)アタリの鹿系のヘアをウィングにしたパターンが有効であろうと考えます(誰でも考えることは同じ…ということです(笑))。

←掲載した二つのフライ、共にブリーチしたヘアが使用してありますが、この日の釣りではナチュラル・カラーの同パターンを多用しました。


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▲この峪のイワナ、(特にナチュラル・カラーの)鹿系ヘアを使ったフライが御気に召したようで、それらしき“筋”をトレースしたり、(石裏などの)典型的なイワナのポイントに止めておけば、相当な高確率で何らかの反応を見せてくれました。

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▲この泣尺イワナの背中には傷跡があります。随分前に出来た傷だと思いますが、トンビか何かに襲われたのでしょうか。このイワナ以外にも背中に傷を持つモノを釣りました。渓魚の暮らしにも苦労は絶えないのでしょう。

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▲いつものご馳走(バッタ?)だと思って水面の餌を口にすれば、こんなオッサンが「キターァ!」と嬌声を上げ、水辺をドタバタ動き(走り)回るし──。

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▲『デカイからねぇ~、無理に寄せるよりは安全を見て下流に回りこんで』──そんなアクションと、同行者に対するエクスキューズが必要だったか否かはさておき(笑)、無事ランディングできてホッと一息。釣り上げたのは9寸に満たないイワナでしたが、(増水気味の)流れに乗られてしまうと寄せることが難しく──無用なリスクを負うこともありませんし──足場の良いトコロだったので、無理に上流へ引っ張ろうとせず、テンションを保ちつつ下流の流れの緩くなっている浅場まで移動した次第です(って言い訳染みてますか(笑))。

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▲“CDC&ELK”も効きました。

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■午前10時に入渓し、午後4時近くまで釣り上がり、同行者と共に──ゲップが出るほど──良形イワナを釣ったのにも関らず、帰り道に沿って流れる渓流で真っ暗になるまで竿を出してしまうのは何故でしょう。

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▲フッキングした後、深いプールのアチコチを縦横無尽に走り回るパワーに惑わされ、“尺上キタ~ァ”とぬか喜びさせてくれた、締めに釣り上げたマッチョな9寸イワナ。

※狙いは“尺を軽くオーバーする大イワナ”だったこの日の釣りでしたが、そんな甘い期待にいつも応えてくれる渓流などどこにもありません(2、3時間源流を遡れば別でしょうが…そんな冒険・挑戦は肉体的に無理…)。が、サイズ以上のファイトで充分釣り人を楽しませてくれる溪は“忘れ去られる”ことなく山の奥深く息づいていることを再確認させてくれた──イワナにとっては迷惑極まりない一日だったとは思いますが(笑)──釣り人にとっては実り多い釣行となりました。
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by godzilla2004 | 2008-05-29 13:19 | ■フライフィッシング
■Breath of the season
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▲石徹白に向う桧峠、いつも同じアングルからでは飽きる方もおられるでしょうから、少し峠道を進んだトコロで撮影。昨年も一昨年も、桧峠の桐の花は石徹白に最盛期が到来したことを告げてくれました。…きっと今年も。

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▲この景色(石徹白パノラマビュー)は外せません。フライフィッシング(渓流釣り)では何かが起こりそうな、曇天の空。時折驟雨に見舞われましたが、この日の石徹白は最盛期の到来を知ることができました。

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▲スキー場駐車場前でも旅館裏プールでも、魚影は確認できるのですが、ライズはありません。旅館裏から暫く釣り上がった小さな落ち込みの肩でようやく安定したライズを見つけ、釣り上げたのは上写真のアマゴ。7寸ちょっとの小振りなアマゴですが、個人的にはこれ位のサイズのアマゴを釣ると何故かホッとします。最もキレイなお年頃……ということでしょうか。

※諸般の事情から、一般的なランディングネットを使わず、水生昆虫採取用のネットを使用しておりますが、(恐らく)次回エントリーからは採取用ネットよりも相当カッコ良い、ランディングネットが登場する予定です(以上余談)。

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▲この日の石徹白で釣ったイワナは全てこのサイズ以上(写真のイワナは泣尺でしょうか…)。丸々と太った石徹白のイワナ、このサイズになると、ナイス・ファイトでナカナカに楽しませてくれます。増してや少し増水した石徹白の流れに乗られると相当に手こずらせてくれますが、この尾ビレ(&ヒレの付け根の肉厚具合)を見れば納得です。

■桐の花にお出迎えいただいた石徹白キャッチ&リリース区間、午後を大きく回ってから釣り始めるという、今シーズンのマイ・パターンが功を奏したのか(?)、当初は見切られてばかりでしたが、コマメなフライ・ローテーションの結果、相応に効くパターンを見つけることができてからは、飽きない程度に良形イワナがロッドを曲げてくれました。が、釣り人が攻め易い──ドリフトし易い──ポイント(流れの筋)から出てくる(フライを見にくる)渓魚はフライ選択眼がシビア!見切る、見切る…(笑)。諦めて他のポイントに移動するか、フライを流すことが少なそうな小スポット、浅い流れ等を丹念にトレースするように戦術を変えて、ようやく──そんなことが何度もありました。最盛期に突入した石徹白キャッチ&リリース区間ですが、渓魚のフライ選択眼にもますます磨きがかかってきたようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-05-25 22:51 | ■フライフィッシング
■ロスト・クリーク
▼某月某日早朝、名古屋駅前を通過し“初めて訪れる峪(溪流)”を目指します。e0057274_14122926.jpg


▼3時間後には、誰にも摘まれず残っていた“たらの芽”が芽吹く峪に立っていました。e0057274_14154188.jpg

■新緑のトンネルを釣り上がると、この溪で生まれ育ったアマゴが至るトコロから飛び出してきます。
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▲とはいうものの、入渓した当初は冷え込んだ気温の影響なのか、この時期には珍しい(?)低水温(8℃強)故、アマゴの活性は上りきらず、フライに何度も出てはくれるのですが、フッキングに至らず、何回天を仰いだことか(笑)。入渓して一時間を過ぎる頃から初夏を思わせる日差しの中で水温も上昇(最高値12℃)、ヒット率も向上と相成りました。

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▲私の持つアマゴのイメージを完全に具現化するとこうなる──見本のようなアマゴ。アイロニカルな表現でカッコ付けてますが、ココロの中ではこのアマゴをネットに入れて暫く見惚れていた程度には大喜びしております(笑)。

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▲こちらは小ぶりながらも立派な背ビレが自慢のアマゴ。

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▲この日のヒットフライは“CDCバイオットダン”──ですが、結局はどんなフライにでも反応してくれたようです。フッキング性を優先すれば小さめのサイズ(#20前後)が有効でしたが、それを使い続けるのもアレ──要はローガンには辛い(笑)──なので、水温も上昇し、渓魚の活性が上ったことを確信してからは、弱々しく水面に絡みつつナチュラルカラーのCDCが高視認性を保ってくれる、サイズの大きな(#12、#14)このパターンに落ち着きました。

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▲同じ溪でも、ポイントが違うとパーマークのパターンが違ったアマゴが釣れます。この日は“アマゴ祭り”、美麗で慎ましく朱点をまとった数多くのアマゴと対面することができました。

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▲この日の最大サイズ、8寸半のアマゴ。この溪の規模だとこのサイズが上限になるのかもしれません。それにしても、尾ビレ、胸ビレ、もちろんその他のヒレ全てが“ご立派”の一言。野生の逞しさすら覚えます。

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▲訪れる釣り人も(皆無ではありませんが)少ないのか、たらの芽も沢山残っている“忘れ去られたような溪”でアマゴと戯れた一日。小さな流れの中、またその周辺に、生命の息吹が溢れるこんな溪が、いつまでも残っていてくれることを──釣り人の懐古譚の中にだけ残り、いつの間にか忘れ去られていく流れにならないことを──祈りつつ、この溪に辿り着いた道を引きかえし、高層ビルの立ち並ぶ街へ向いました。
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by godzilla2004 | 2008-05-22 14:32 | ■フライフィッシング
■石徹白、新緑の候
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▲国道から県道(桧峠)に入って直ぐの──見慣れた景色ですが──見上げる山肌は新緑に満ちていました。

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▲桧峠を登りきる直前の撮影ポイントからパチリ。1ヶ月前の景色とは随分様変わりしています。

■石徹白C&R区間に到着したのは午前11時頃、区間最上流から最下流まで(趣味の(笑))写真撮影しながら溪の様子を窺うと、田植えの時期だけに流れは少し濁り気味。いつ訪れても誰かに出会う石徹白、この日もWラガーさんと(ルーキー)NGSさんと遭遇──ランチをご一緒しながら午前中の状況についての情報を頂戴しました。

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▲そんなこんなでロッド片手に溪へ降り立ったのは午後1時を大きく回った頃。のんびりしたペースではありますが、この日狙っていたポイントはココ(上写真…楕円で示したアタリ)。このポイントで狙い通りの釣りをすること(だけ)が最大且つ最重要な目的だった、この日の“石徹白詣で”でした。このポイント、前回も前々回も投じたフライに何度も“良形イワナ”が出てくれましたが、(当方のスキル不足故)一度もフッキングさせることができず──前々回などは空振り連続5回(!)──ココロを(このポイントに)残したまま、石徹白を去った次第です(笑)。

■対岸の際のスカム・ラインにフライを落とし、ゆっくりとした流れに乗せることができれば、組まれた丸太の影に潜むアイツは出てくる筈です。が、少し手前の(キャストし易い)巻いたトコロにフライを落としても反応してはくれません(きっと歴戦の勇者ってヤツなんでしょう)。写真には写っていませんが、(諸般の事情からベストだと思われる)立ち位置からですとメンディングを繰り返しても限界がある、手前の強い流れにラインが引っ張られてしまい、岸際の緩い流れにフライを乗せておける時間は数秒。“一発勝負”です。いきなり狙うポイントにフライを正確にキャストできる技量はありませんので、立ち位置と狙うポイントの中間地点を適当に狙ってキャスト、フライが落ちた地点を確認し、フォルス・キャストを2回。狙うポイントに届くだけのラインを送り出して、シュート。

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▲狙い通り(あくまでも個人的主観です)、ゆっくりとしたフォームでフライに出てくれた(尺上)イワナ。手前の速い流れを横切らせるときヒヤリとしましたが、何とかランディングでき、“3度目の正直”にホッと一息。

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▲ポイントの全景──最大且つ最重要なミッション(?)は(振り返ってみれば)アッサリとコンプリート。このまま帰っても良かったんですが、まぁ折角ですから石徹白での釣りを引き続き楽しみます。夕刻に近付く頃、再び訪れた写真の(↑のイワナを釣ったトコロ以外の)ポイントで(良形イワナを)2尾追加しました。さて、そのポイント(流れの筋)はドコとドコでしょう……お時間のある方はご一考してください。典型的な(流れの)筋をトレースしただけのことですから、ご一考いただくほどでもありませんが…(^^ゞ。

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▲この日は、モンカゲロウのハッチも多数確認、当然、ヒラタ系、マダラ系、オナシカワゲラ属、大型のカワゲラ、小型カディス、たまぁにヒゲナガのハッチもあり、“ハッチザマッチ”的にフライを特定することは(当方のスキル的にも)できない……見かける水生昆虫の種類が多過ぎる(笑)……状況。(結果論ですが)総じて中型のドライフライ(#14前後)で高反応を得ることができました。

e0057274_12374589.jpg▲石徹白での釣りで活躍してくれる私的定番フライ、ライトケイヒル(スタンダード)。少々少なめのハックリングとバンチウィングで脆弱なメイフライのイメージを表現している(つもり)。この日の釣り……特に薄暗くなってからはライトケイヒル・パラシュートと併せて使用し、好結果をもたらしてくれました。

※締めは、Wラガーさん、NGSさんと連れ立ってキャッチ&リリース区間上流部でのイブニング。来月に予定されている(?)雨が降る如く、無数のライズリングが広がる…ライズで発生する水音が響く…イブニング・タイムとはならないまでも、そこそこライズは発生。全員が納得の釣りで締め括ることができた新緑の石徹白。気持ちの良い空気を胸いっぱい吸い込み生命の息吹をそこかしこに感じることができる季節が到来、期待を裏切らない最高のコンディションの渓魚が待つ石徹白。まだまだ“石徹白詣で”、止められません(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-05-17 11:38 | ■フライフィッシング
■Foundations for the next fishing
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▲雨模様の石徹白を訪れた前日に行われた二度目の“魚道普請”でキャンプ場下の堰堤にある魚道はすっかり整備されていました。大物の遡上が期待できる(?)、見るからに円滑な流れ──明日からの釣りへの“礎”──なんて表現は大げさに過ぎるでしょうか。いずれにしても、魚道補修に汗を流したS藤さん、M山さん、そしてお手伝いをしてくださったYGさんとYGさん彼女さん、お疲れさまでした。

■霧の桧峠を越え、石徹白キャッチ&リリース区間に到着したのは午後2時を回った頃。いつもの場所には、ランチを終えた、いつもの方々が集っていました。黄昏店長、Wラガーさん、チョイつるさん、K崎さん、ゴールデンウィークの石徹白でキャンプ&フライフィッシングを満喫されたYGさんとYGさん彼女さん。前回訪れたときとはうってかわって肌寒い雨の石徹白──こんな日は何かが起こりそうな予感──なんて思いを抱きつつ、いつもの方々に午前中の状況を伺い、時折釣りとは無関係の軽口を交えながら、釣り支度を整え目的のポイントに向かいます。

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▲多忙なる毎日に何とか折り合いをつけて同行していただいたこちらの方には「何か」が起こりました。自作ランディングネット(当たり前か…)に収まっているのは尺1寸は間違いないサイズのイワナ(手振れが激しい写真で恐縮です)。

■体長もさることながら(なんたって尺1寸ですから…)、立派な胴回りがまさに石徹白のイワナを愛でるまでに当方も数尾のイワナを釣っておりましたが、それ以上の(回数の)ノーフッキングが頻発。いろいろな(パターン違いの)フライ交換に励んだ挙句、たどり着いたのは“ガガンボ・アダルト”。流れから顔を出している岩周りにへばり付くガガンボを多数目撃しているわけですから、溪に立って直ぐ“ガガンボ・パターン”を試せば良いように思われるでしょうが、時折雨脚が強くなる状況ですとね、(特に雨の日の)浮揚力持続時間に難があるこのパターンにはナカナカ手が伸びなくて……(^^ゞ。

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▲クレーンフライ(ガガンボ成虫)を模したフライ。

フック:がまかつC12(#18)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
ボディ:スレッドで下巻きしフラッシャブーでリビング、その上からセミトラVフィルム
ウィング:コックハックル・ティップ(インディアンケープ/バジャー)
ウィング前後にCDC(ナチュラル)でハックリング

■午後6時を過ぎ、暗さの増した上流部にある小プールでライズ発見。“ガガンボ・アダルト”を流すと9寸はあろうかと思われるアマゴが急浮上しますが、フライに一瞥をくれただけで定位置に戻ります。“ガガパラ(ガガンボ・パラシュート)”でも、“ライトケイヒル・パラシュート”でも同じことの繰り返し。ドラスティックな状況打開を目論んで(?)、一気にフライ・サイズを#22まで落とした“CDCカディス”をライズポイントの上流1メートルに落とすとスプラッシュを残してフライが消えます。釣り上げたのは7寸程のアマゴ。狙っていたヤツとは明らかに違うアマゴに落胆することなく(本当は少し嘆きが入りました(笑))、最後は視認性重視の“エルクヘア・カディス”を試み、もう1尾釣り上げましたが、先程と同サイズ。当方に“何か”が起こることはありませんでした。

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▲深夜に帰宅、濡れたフライボックス、フロータント、ティペットなど小物の類をポケットから取り出したフィッシング・ベストを干して就寝。目覚めると、昨日の天候が嘘のような快晴の下、速乾製生地が自慢(?)のベストはすっかり乾いておりました。

※今回の釣りで“何か”は起こりませんでしたが、雨中の釣りで濡れたモノを乾かし、ついでにベストの内容物を点検し(“何か”の妄想に囚われながら)次回の釣りに備えるのも楽しいものです。魚道も整い大物の遡上が今まで以上に期待できる石徹白できっと“何か”が起こるような気がしています。その“何か”──都合の良い妄想に囚われすぎている当方に起こるわけではなさそう──グッドサイズのアマゴを狙ったものの、周りの小物にフライを連続してかっさらわれたイブニングの出来事が尾を引いてネガティブな気持ちになっているようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-05-06 10:41 | ■フライフィッシング
■魚道普請
※ゴールデンウィーク中の某日、オッサン達とフライフィッシングを嗜み始めたゴールデン・ルーキー兄弟(仮称です*笑)で連れ立って石徹白を訪れました。

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▲午前中のオッサン達、まずはルーキー兄弟さんに釣り指導(当方はセルフ・トレーニングに専念…(笑))。キャンプ場前プールに陣取るルーキー兄弟・兄さん(写真手前)。その向こうに見えるのは、黄昏店長さん──石徹白で…偶然…お会いすることができましたが、石徹白で(知り合いの方と)遭遇すること、もう偶然とは言えません。見知ったメンバーが続々と集まってくるのが石徹白故──ゴールデンウィークですし。この日も(石徹白キャッチ&リリース区間で良い釣りを満喫されてニコニコ顔の)S1さん、ラガー兄弟さんとお会いしております。

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▲ルーキー兄弟・弟さんを熱血指導中のS藤さん(手前)。ご自身のロッドは持たず、アツく指導に専念──(自分だけ釣りを楽しめばよいとする?)当方との姿勢のギャップが際立ちます(^^ゞ。オッサン達(恥ずかしながら当方も)はフライフィッシングを嗜むヒト、老若男女を問わず、もっともっと増えてほしい、沢山のルーキーが──誰にでも優しいオープンな石徹白の溪で──フライフィッシングを楽しみつつ学んでいっていただきたいと願っております。一人のフライフィッシャーが、一人のルーキーをこのアソビに引き込めば、この釣りを嗜むヒトは倍増…となります(笑)。

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▲ルーキー弟さんが釣った泣尺イワナ。生まれて初めて“フライフィッシングで釣った”イワナが抜群のコンディションのイトシロ・イワナ──何と幸福なことでしょう。ご兄弟のフライフィッシング・ライフの未来に幸アレ!と願わずにはいられません。

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▲ストーリーの流れ的には唐突ですが、こちらは当方が釣った石徹白のアマゴ(8寸程度)。フライを外そうとしてランディング・ネットを置いたときにネットから飛び出した元気の良いアマゴ。何故か暴れることもなく、この位置で鎮座しています。ランディングネットの枠外で落ち着くアマゴ、面白い構図だったので撮影しました。が、フライはすでに外れていたことを知らずに撮影していたオッサンでした(笑)。



■(再度唐突に)話題は転じて、石徹白キャッチ&リリース区間で綿々と続いている各種調査、その結果の一例。石徹白キャッチ&リリース区間(上流部)に成育しているカゲロウの“科”の分布を(石徹白漁協のご好意…許可を得て)掲載しましたのでご覧ください。下記グラフの基となったデータは、愛知工業大学工学部・都市環境学科・建築環境学専攻、河川・環境研究室の内田臣一准教授のご指導、ご協力で収集・整理されたそうです。先生のチームは、この日も“水生昆虫(底生生物)成育状況調査”を実施されていました。昨年初頭に発生した不幸な(重油流出)事故が切っ掛けになったとは言え、陰日向なく地道な作業を継続されている内田准教授、それを依頼している石徹白漁協の姿勢に対し本当に頭が下がる思いです。改めて関係各位・組織に感謝しないとアキマセン。ちなみに“石徹白フィッシャーズホリデー”には内田准教授もゲストで参加くださるそうです。
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▲捕獲したニンフの総数を分母にして各科の分布割合を算出したグラフです。“マダラカゲロウ科”の数が他(の“科”)を圧倒して多いことには驚きました。日本には13科39属140種以上に分類されるカゲロウ(メイフライ)が生息していると言われます。そのうち“マダラカゲロウ科”は“6属23種以上”──同じ“マダラカゲロウ科”でも、“種”によって体色、体長、ハッチ形態/時期はそれぞれ違いますのでご注意ください(ルーキー以外のフライフィッシャーであればどなたもご存知のことを偉そうに語ってしまって恐縮至極(汗))。石徹白キャッチ&リリース区間限定の水生昆虫に関する詳しい(ハッチ)情報はコチラをクリック。また、石徹白(キャッチ&リリース区間)で見かける水生昆虫のリストはコチラをクリックしてください。

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▲左はシリナガマダラカゲロウ──マダラカゲロウ科シリナガマダラカゲロウ属シリナガマダラカゲロウ──のニンフ(幼生)で、右は同じシリナガマダラカゲロウ(♀)と思しきダン(亜成虫)。ダンの体長は11mmで、水生昆虫ファイル(I)に記載されている体長(13mm)より小振り──ひょっとしたら、マダラカゲロウ科トウヨウマダラカゲロウ属オオクママダラカゲロウ(♀)なのかもしれません──水生昆虫の同定は難しいということで(^^ゞ。これらの写真はオッサン達が午後から行った“魚道普請”の際に捕獲&撮影したものです。撮影が済んだ後、ニンフは流れに帰っていただき、ダンは飛び立っていきましたのでご安心の程。石徹白の溪魚の“お食事”を横取りするわけにはいきません(笑)。

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▲後のネットに横たわっているアマゴを釣ったのは、お手軽エクステンデッド・ボディが特徴のこんなフライ。浮かせるフライに対する溪魚の高反応が楽しめたこの日の釣りでしたが、時として出てはくれてもフッキングしない局面に遭遇することもありました。前回エントリーした“オナシ・アダルト”と同じような“作り”のフライですが、むき出しのフックで更なる“フッキング率向上”を狙ったモノです(使用前のフライ写真はいずれまた掲載)。

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▲魚道普請中のS藤さん(左)とM山さん(右)。午後からはキャンプ場前の堰堤にある魚道がより機能するようオッサン達で汗を流します(この作業は漁協から許可を得て実施しております…念のタメ)。魚道が砂や小石…ときには大きな石…で埋まり水深が極端に浅くなった状態では溪魚の遡上に差し障りがでます。キャッチ&リリース区間内のもう一つの堰堤──そちらの魚道は何とか機能している状態でしたので、キャンプ場前の魚道だけをメンテナンス。5月中には石徹白川本流から遡上してくる(特に)大アマゴの通り道を確保、(近い将来)一発大物狙いの釣りを目論見ます。

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▲メンテナンス途上とは言え、ある程度は復活した魚道。今回は写真右側の魚道の“お通じ”を整えました(失礼)。近々に機会を設け、次回はスコップ以外の道具も持参し更なる機能復活に汗を流すことになりました。本流からの遡上魚も(今まで以上に)期待できるようになるかもしれない“石徹白キャッチ&リリース区間”、釣り人の夢はますます膨らんでいきます。

※大物釣り!──釣り人のピュア(?)な願いに応えてくれる大アマゴに夢を馳せていたオッサン達、フライロッドをスコップに持ち替えて二つの堰堤の間を行ったり来たり、魚道普請のタメとはいえ、周りの(釣り)人から挙動不審者と思われていたことなど、意に介する筈もありません(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-05-03 08:34 | ■フライフィッシング
■Itoshiro smiled sweetly
※国道156号線沿いの「道の駅」で目覚めれば午前6時。小雨が残っていますが、気になる雨量ではありません。「道の駅」付近を散歩して身体をほぐし、再び石徹白に向かいます。
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▲桧峠を上り、いつもの場所に車を停めて上ってきた峠道を撮影。この風景は当方にとって石徹白の“ランドマーク”。今日の石徹白、果たして微笑んでくれるのか…期待と不安の混じる気持ちを雨模様の景色が代弁してくれているようです。

■スキー場駐車場に到着しますが、“釣りゴコロ”にエンジンが掛からないのか、“身体”が求めているのか、釣り支度をする気になれません。峠川の様子を眺めたり、ベストから取り出したフライボックス内のフライを眺め今日の釣りをイメージしたり…ウダウダと過ごしていると、まっす~さんが到着。今日はまっすーさんとご一緒に“石徹白キャッチ&リリース区間でのフライフィッシング”を楽しむことになっています。

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▲まっす~さんが到着され…それでもエンジンが掛からず、四方山話と休憩で無為(?)な時間を過ごした30分後…丁度空いていた旅館裏プールに入溪します。暫く攻めてみますが、ライズの見当たらないプールだっただけに早々に見切りをつけ──もう少し待てばライズも出てきたのでしょうがそれを待って場を独占するよりは足で稼ぐ渓流釣りの基本を選択したということで──スキー場駐車場下までを釣り上がります。

▼途中にある──大きな岩に当たった流れが岩の下流側で淀みを作っている──比較的大場所をまっす~さんに攻めてもらいますが、出てはくれるもののフッキングしません。そうこうしているうちにライントラブルで選手交代。
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▲その時ティペットに結んであったのは“マエグロ”をイメージしたCDCダン(#14)。大岩の(上流に向かって)左側小さな落ち込みの上に乗せ、淀みまでドリフトしてくる途中で波紋も立てずにフライが消えます。一呼吸おいて合わせると石徹白のイワナらしいゴツゴツとした力強い抵抗がグリップに伝わってきます。濡れたままのフライにフォーカスを合せ撮影、向こうにイワナの背中が見えています。

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▲フライにフォーカスを合せた写真ばかりでは石徹白のナイスなイワナに申し訳ありませんので、ランディングネットに比べ少しは居心地の良い(?)些少ながらも流れのある浅瀬で落ち着いていただいてからパチリ。

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▲スキー場の駐車場前から更に釣り上がった(個人的に大好きな)ポイント、速い流れと川岸の間の緩流帯にフライを浮かべていると堪らずに(?)水面を割ってくれたアマゴ。良形イワナとキレイなアマゴを狙い通りに釣ることができ大満足。山里に鳴り響く正午のサイレンを待たずにランチタイムとなりました。午前中に見つけたライズは限られた場所且つ少数でしたが、ここぞと思う場所からは溪魚が飛び出してくれた石徹白の流れ、甘ぁ~く微笑んでくれました。

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▲この日の石徹白で見かけた水生昆虫は、“マエグロヒメフタオカゲロウ”のダン、“クロカワゲラ”に似ているけれど、それよりは少し大きい(フックサイズに当てはめると#14程度)“属”の同定すらできないカワゲラ・アダルト、そして写真左の“オナシカワゲラ(属)”と写真右の“シリナガマダラカゲロウ(♂)”のダン(亜成虫)。“シリナガマダラカゲロウ”は羽化後羽ばたいて飛び上がろうとしていながらも伸びきらない翅が充分な飛翔力を発生させることができないのか、水面付近でもがいていたトコロを掬い上げ、岩の上に置いて撮影。その後目出度く成虫に脱皮できたかは知りません(がココロの中で成功祈願!)。──前夜長良川沿いのコンビニ(白鳥町)では、“ヒゲナガカワトビケラ”のアダルトと、“エルモンヒラタカゲロウ(♀)”のダンを見ましたが、石徹白で“ヒゲナガ”、“エルモン”を見つける(意識したフライを選択する)のは暫く先のことなのかもしれません(以上余談)。

■写真には、“オナシカワゲラ(の一種)”は“Early Brown”、“シリナガマダラカゲロウ”は“Hendrickson”とキャプションが入れてありますが、(“属”も“種”も違うけれど)外観が類似した水生昆虫のアチラ(米国/英国)での呼び名(通称)──それだけのことですから誤解なきよう。“Early Brown”とか“Hendrickson”で検索すると、アチラの水生昆虫のハッチチャートとかフライパターンに関するWEBサイトが沢山出てきますので、その際の参考(検索ワード)にしていただければとキャプションを入れた次第です。そんなキーワードで検索すると興味深いWEBサイト(ページ)を広大なネットの海からピックアップすることができますので、お時間のあるときに試してみてください(こちらはその一例)。

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■まったりと過ごしたランチを終えた午後からはキャッチ&リリース区間の下流へ移動、堰堤上の開けた流れを攻めます。午前中は(深い意味もなく)“マエグロ・パターン”を中心にフライ・ローテーションしていましたが、水面にへばり付いてドリフトしてくれる“私製オナシ・アダルト”を結んで小さなポイントが無数にある瀬を、流れの中央をウェーディングしてそこから左岸寄りを攻めて釣り上がります。まっす~さんは右岸にある護岸から中央までの流れを、当方とパラレルに釣り上がり。

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▲撮影はまっす~さん、感謝です。こんなポジションでここぞと思われる流れの筋をトレースしていきます。

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▲“オナシ・アダルト”を選択したことが“吉”と出たのか、面白いようにイワナ、アマゴが出てくれます。サイズは6寸から7寸──とはいえ、それらしき流れにフライを乗せる度に溪魚が飛び出してくれる状況、甘美なるひと時を過ごすことができました。

■お昼前から天候は回復傾向。移動性高気圧が近付いてくるせいなのか、時折強風が水面を波立たせる、キャストしづらい状況でしたが、羽化直後水辺にたむろする水生昆虫(マエグロ、オナシ等)が風に煽られて水面に落ちてしまうのか、(通称“丸顔フラット”の少し下流に位置する)流れの真ん中に大岩が鎮座し流れを二つに分けている比較的大場所で複数のライズ発見。ライズ目掛けて“オナシ・アダルト(#16)”を流してみると即反応。その場所ではライズを見つける度に良好な反応を得て、(バラすこともありましたが)8寸~9寸のイワナをネットインさせることができました。“石徹白の微笑み”──甘美に過ぎてございました(笑)。

▼“オナシ・アダルト”で高反応を得たからといって、いつまでも同じフライを使い続けることができない性格──だけに、体節を強調したアブダメン(マテリアルはマコー)にしてある“CDCダン(下写真)”、周りが薄暗くなってきてからは“ライトケイヒル・パラシュート”など、攻め所、その周りの状況、当方の視力(笑)に合せてフライ交換を繰り返し、上流へと歩を進めます。
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▲その後も良好な反応は継続し、久し振りに真っ暗になるまでフライ・フィッシング。一発大物狙いだったイブニングの釣りでは、狙い通りに極太アマゴ(推定9寸)がホワイトにブリーチしたエルクヘアを使ったエルクヘア・カディス(#12)に飛び出してくれましたが、ランディング・ネットに入る5cm手前でバレてしまいました(…)。そこまでは何もかも狙い通りだったんですが、最後の締めで失敗させてくれる石徹白(の溪魚)、慢心を戒め、諸行無常を痛感させてくれる甘酸っぱさは健在のようです(笑)。



e0057274_2383132.jpg△羽化した“オナシカワゲラ(属)”が岩の上で翅が伸びきるのを待っているトコロ(昨年5月に石徹白キャッチ&リリース区間で撮影)。羽化直後の体色(透明感のある褐色?)には特徴があります。この体色を再現したいと思うフライフィッシャーは多いのではないでしょうか。当然、セミトラVフィルムにもこの体色を再現するカラーが用意してあります。詳しくはコチラをご覧ください。
※そのページから“セミトラVフィルム水生昆虫対応一覧表[PDFファイル]”を開くことができます。そのPDFファイルで示してある“小型ストーンフライ”──少し彩度を落としたオレンジ色というだけのことなんですが──それが“オナシカワゲラ”の体色に該当します。セミトラVフィルムで巻くと艶も透明感もピタリと当てはまったボディになりますが、今回はヘロンをボディに使ったパターンを掲載。CDCのウィングに関しては視認性の問題もあり、ライト・ダン、ナチュラル・カーキ、クリーム、イエロー等々、いろんなカラーを使いますが、ボディカラーだけは、マテリアルを問わず“褐色、茶色、くすんだオレンジ色”系にコダワってタイイングしております。ただし“ミドリカワゲラ”をイメージしたフライの場合は、ボディはイエローからオレンジのグラデーション、ウィングのCDCにはイエロー(系)を使います。くどいようですが(笑)、セミトラVフィルムには、イエローからオレンジのグラデーションもプリントされています。


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▲“オナシ・アダルト”
フック:バリバス 2110(#16)
スレッド:GUDEBROD 10/0(ラスティ・ブラウン)
ボディ:ヘロン(オレンジ)
リビング:ゴールド・ワイヤー(XX-Fine)
ウィング:CDC(ライト・ダン)をリバースド式に取り付ける。
ハックル:ブラウン/ハックルはシャンク下を水平カット。

e0057274_261822.jpg▲ボディを仕上げた後、CDCはステムごとリバースドにまとめ写真のように取り付けます。アイ方向に残ったCDCは、ステムを切り離してからコンパラ・ダンのヘアのように(アイ方向から見て)扇状に固定し、ハックルを巻いて出来上がり。お好み、フックサイズに応じてCDCを2枚以上使っても構わないと思います。ただし、フックサイズ#16以下であれば1枚で充分かと。このパターンの場合、バリバス製2110のような軽量フック(4XFine)を使うのがお好みで、#16~#22まではCDC×1で済ませています。

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by godzilla2004 | 2008-04-29 02:09 | ■フライフィッシング



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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