カテゴリ:■フライフィッシング( 229 )
■湯原温泉ます釣場にのめり込む
※岡山県の湯原温泉ます釣場は、ダム直下より約600mを利用したテールウオーターの管理釣場。周囲は有名な湯原温泉街で湯治客の熱い視線を目前に、また背にしながらのキャスティングが強いられる場所もあります。とあるサイトで見つけた「釣り場ガイド」によると…この釣り場の水温はダムの底水が放水されていて安定しているため、水温は年間通じて4~9℃くらい。ユスリカは年間、カワゲラ、トビケラ、ガガンボも豊富。一分の狂いのないマッチザハッチで臨まないと最初の一尾をあげることすら難しい釣場…とのことです。

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■朝7時前に到着した湯原温泉は朝靄(もや)におおわれ、幽玄な雰囲気の中に巨大なダムがそびえ立っています。

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■冬装備の黄昏店長、いつも釣り場では悠々としているイメージがありますが、今回は珍しく足早に川原を歩いています。その先に見つけたライズに誘われているのでしょう。

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■陽が高くなるにつれて眩い青空が広がってきます。山肌の紅葉に囲まれたダム直下の流れに住むレインボートラウトは(特に浮かせる)フライに対するシビアな審美眼を持っているようで一筋縄ではいかないツワモノばかりです。

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■グッドサイズとはいきませんが、この位がアベレージサイズなんでしょう。ドライフライ(#18)にようやく出てくれた、そしてサイズに似合わないグッドファイトを堪能させてくれたキレイで小癪な(笑)レインボートラウト。

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■管理棟の前から下流側を撮影してみました。ホンの少し熟成前って感じの紅葉がキレイです。釣り人(殆どがフライフィッシャー)の数は多くもなく少なくもなく…。私と同行者(黄昏店長なかぢさん、よねさん、~さきさん)以外で出合ったのは10名程といったところでしょうか。

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■午後からの釣り、流れの中から引っ張り出した(35センチ程の)レインボートラウトですが、元気が良すぎたようでランディング・ネットに納まっての撮影を許可してくれません。撮影を諦め、リリースしたところ、浅瀬で暫しご休憩。そこを狙って撮影しましたが、ズームの付いていないデジカメだけに更に近付こうとすると即行で住処に帰っていきました。この日釣ったなかでは最大サイズだっただけに残念です(笑)。

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■午後4時を過ぎる頃からユスリカのハッチが発生。盛んになったライズの中、この時期にそんな(マッチザハッチ的)フライフィッシングが楽しめることに喜びを感じ、CDCダン、フローティング・ピューパ(共に#20前後)で数尾のレインボーを釣上げることもできました。ただ目にする水生昆虫は、ユスリカだけではなく、小型のメイフライ、カディス、ストーンフライ、更にはブユまで…ほぼ同一サイズばかりです。昼間から散発的に続いていたライズがその中のどれをメインターゲットにしているのか結局わからず仕舞いで迎えていたイブニングだっただけに、何かしら釈然としない気持ちが(少しではありますが)残りました。

※カッコ付け過ぎかもしれませんが、フライへの出方がね、ストレートじゃないというか、疑念を振り払えずにくわえている…そんな感じで、一言で言えば“食いが浅く”、ネットインしたレインボーの口を調べると皮一枚で辛うじてフライがくっ付いている…ことばかりでした。だからグッドサイズはバラしてばかりだったのかと、その面では納得できたのですが(笑)、捕食対象にバッチリとマッチしたフライを見付ける(当てはめる)ことができれば、もっと良好なるフッキングが狙える筈。そんなことが頭に残り、明日の釣りでその疑念を払拭できるかどうか、この日の情報を頭の中で整理しながら、眠さに負けて意識を失うまで考え続けていました(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-11-12 12:52 | ■フライフィッシング
■湯原温泉で虹鱒釣り
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写真は夕食が済んだばかりだというのに何か口に運んでいる黄昏店長。バタバタの毎日が続きましたが、何とか?岡山県は湯原温泉「ます釣り場」で虹鱒と戯れることができました。詳しいレポートはまた後日。
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by godzilla2004 | 2007-11-10 20:34 | ■フライフィッシング
■忙しい休日、混んだ流れ
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美濃フィッシングエリアのストリーム。良形アマゴ数尾が列をなしている対岸際を狙い、CDCダンからミッジ、果てはインジケータをセットしてのニンフィングまで、一連の攻め方を試すTラガーさん。

■前の週、名古屋で雨が強く降ったのは一日だけ。とは言え、雨模様が多かった印象を持ったまま訪れた美濃フィッシングエリアは予想に反して渇水模様。管理人さんのお話によるとニンフが(小型のドライフライに対しても)好調だった先週の日曜日に比べ、ストリーム(渓流)に泳ぐアマゴの反応はシビアでした。午前8時少し前、。同行のWラガーさんとTラガーさんと別れストリームに降り立って計った水温は12℃程度。渇水でなければとムシの良いことを願いつつキャストしたドライフライ(#16)も見切られます。少しでも速い流れのあるトコロを狙いに狙って(要するにしつこく流して)、ようやく一尾を釣り上げます。それで気を良くしてラガー兄弟に追い付こうと溪沿いの小道を上流に歩くとストリームのポイントというポイントにはフライフィッシャーの姿が…混んだ溪に入渓する場所を見つけることも難しい状況となっていました(笑)。

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■見覚えのある二人のフライフィッシャーに気付き足を止めて確認すると、黄昏店の常連(好感度100%の)カップルがアマゴ相手に苦戦中。お互いに近付きお話しを伺うと彼女の方が朝一で一尾釣り上げたとのことでした。ショップでも、先日の石徹白峠川清掃会でもお会いしていますので暫し談笑となり、話の流れから強制的にオッサンの巻いた美濃フィッシングエリアで実績のある(一部ハズカシイ)フライ数個を受け取ってもらいました(^^ゞ。…いつもはそんなに押し付けがましくはありませんので、ココをご覧くださっている皆様ご心配なく(念のため)。

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▲数尾のアマゴを釣ってしまえば釣り欲も満たされ(ヒットフライは22番相当のCDCダン)、思ったよりも活性の上らなかった午後から…特に日が陰った午後3時過ぎから…は、目に付いた水生昆虫を採取して観察したり、写真撮影をしてみたり、なかなかまったりとした時間の流れを楽しむ…というわけにはいかないようです(^^ゞ。上写真はフサオナシカワゲラと思われるストーンフライ。忙しく水辺の岩の上を動き回り撮影するのに時間をかけた割にはロクな写真が撮れなかったわけですが、このカワゲラは尾の辺りに卵を抱いています(きっと産卵場所を探してチョコマカと歩いていたんでしょう)。

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■午後4時頃には斉藤さんにも来ていただき、(管理人さんから許可を貰い)ストリームエリアで写真撮影なども行いました(何故写真撮影に至ったか…はいずれまたエントリーします)。

※午後5時半には真っ暗になってしまう今の時期だけに3時過ぎからもあの手この手でストリームのアマゴを真面目に狙い続ける修行も必要でしょうが、諸般の事情から(まったく無関係ではないにしても)釣り以外のことに労力を費やした休日となりました(美濃FAに出かける数時間前まで“石徹白C&R区間の英文ガイド”作成を行ってもいました)が、ずっとフライフィッシングし続けただけ…ではなく、いろんな方々とのコミュニケーションをより深めることができた実り多い一日になったような気がします。でも、結局は(釣り人も多い)シビアな状況で美濃フィッシングエリアのアマゴをアレ以上釣る自信がなかったから…ってことなんでしょうね(笑)。

注)美濃フィッシングエリアのストリームにはアマゴだけしか放流されておらず、(アマゴ相手だけに)時には厳しい釣りを覚悟しなければならない日もあり得ます。が、そんな日は極めて稀であり、普段は一日中は無理にしても活性の上る時間を上手に狙えばアマゴ釣りが一年中楽しめる貴重な管理釣り場です。
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by godzilla2004 | 2007-11-04 22:39 | ■フライフィッシング
■ドリル【反復練習】
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※【美濃フィッシングエリア・ポンドにて】写真手前に立っているのはWラガーさん、そしてその向う側に立つのは黄昏店長。お二人の立ち位置の間隔、相当に距離が離れているように見えますが、それは目の錯覚です(笑)。身体の大きさの違いがパースェーション効果を強調して…(以下省略)。

■三連休の中日(なかび)、美濃フィッシングエリアに行ってきました。渓流シーズンオフはこちらで修行に励むのが慣わしになっております(笑)。ラガー兄弟さんと美濃フィッシングエリアに到着したのは午前7時過ぎ。早速ストリーム(渓流)・エリアに降り立った三人で釣り始めますが、少々低めの水温と、前日から多くの釣り人に(繰り返し)攻められたアマゴ達の反応…上々とは行きません。少々遅れてご到着の黄昏店長と合流し、最上流部のプールまで四人で…時折ドリルを交えながら…付かず離れずといった具合で釣り上がります。いつもながらの(溪の規模から見れば)非効率な釣りスタイルではありますが、そこに至るまでに(四人とも)オサカナの顔を見ることができていただけに、最上流部のプールでは適当に交代しながらあの手この手を繰り出しての(特にサイト・フィッシングの)ドリル、即ち反復練習が続きます。

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▲ポンド対岸に立つTラガーさん。ランチ後には店を開けるため帰らなくてはならない黄昏店長に“別誂石徹白セット”の真竹ロッドでトラウトを釣ってもらおうと少し早めにポンドへ移動。…ラガー兄弟さんと私には過不足なく釣れてくれるポンドのトラウト達でしたが、店長の振る真竹ロッドが美麗なベンディング・カーブを描くには少々時間が必要でした。

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▲ようやく(!)曲がった真竹ロッド。かかったのは30cmオーバー、元気一杯のレインボーでした。

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▲取り込みに入ったときのワンショット…ですが、トンキンケーン(一般的に中国南部のかなり狭い領域に自生する竹を指す)のバンブーロッドでは、このような取り込み方(竿の立て方)をするとマズい!とするとあるロッドビルダー氏のご意見を何処かのサイトで拝見したことがあります。フライフィッシング専門雑誌にも似たような記述がありましたので、トンキン・バンブーロッドの場合にはそれが"定説"になっているのかもしれません(^^ゞ。

曰く…魚を寄せる時は手首を返してガイド面が上を向くようにして寄せないと竿に負担がかかり、この写真のような寄せ方をすると竿に曲がりが出たり(!)、極端な場合折れる(!)…そうです。

■オサカナを取り込むとき(ロッドコントロールに注意を払わないと)曲がる?、極端な場合折れる?…、いったいどんな竿なんでしょう(笑)。装飾品としてならいざ知らず、道具としての(最低限の)機能・耐久性はこの際無視…なんでしょうか。まぁ上級者・エキスパートを気取りたい場合、必須の装飾品として“(トンキン)竹竿”は有効ということなんでしょう。私の場合、そんな(虚栄心の発露じみた)ことに対する興味はミクロン単位ですら持てませんけどね(とは言うもののご自身のフライフィッシングを虚栄とは無関係に粛々と楽しんでおられる竹竿使いの方々を否定するものではありませんので誤解なきよう)。
有名な「くろやの魔王」と呼ばれる疲れを知らないモンスター・レインボーを何尾も釣り上げて実釣試験を繰り返した、写真の真竹ロッド(8"3'#3)ですが、このロッドを作った吉田さんに以前うかがったところ、一般的な(グラファイトと変らない)ロッド操作で取り込んでもまったく問題ないとのことでした。深く考えるまでもなく"道具"としてのロッドであればそれが当り前…。07年シーズンから使い始めた「吉田ロッド謹製」真竹*ロッドですが、いつも真竹ロッドを使っていたわけではなく、溪の規模、その日の気分に応じて、グラファイト・ロッドと使い分け、シーズンを通して満足できるフライフィッシングをしてきました。それは取りも直さず真竹ロッドが使い易く、釣り人側の特別な配慮を要求しないからに他なりません。
"竹竿しか使えなくなる病"…これはどこかのサイトで見かけた(あまり言及したくない、従ってどんなサイトだったか覚えていない“エキスパート気取り”にも程があるぞって思わざるを得ない不快な)記述なんですが…そんな病があるのかないのか浅学な私にはわかりませんが、とりあえずそんな下らない病には罹患せずシーズンを過ごすことができました(笑)。

*【真竹のワンポイント解説】…日本に自生する竹の一種。工芸品の素材として最もポピュラーであり、繊維の密度、柔軟性、色、つやなどが優れていて最もいろんな方面に使われている竹。皮も食品の包装の他、部分的に籠にも使われる。…そうです。
こちらもご覧ください。

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▲ストリーム【渓流】エリアで、アマゴを狙うTラガーさん。帰名する店長を見送った遅めのランチ後、三人で再び溪に降り立ちますが、多くのフライフィッシャーが投じたフライに慣れきってしまったアマゴ達、(反復練習的に)投ずる我等のフライに高反応を見せてくれる…というわけには行きませんでした。いつしか釣り欲も希薄になり…まぁ午前中に満足できる釣りをしていましたし…残り時間は交代で真竹ロッドのキャスティング反復練習と相成りました。テーマ(ターゲット)は10ヤード先の洗面器(笑)。(大きな声では言えませんが…)既に吉田ロッド謹製真竹ロッドをオーダー済みのラガー兄弟さん、当初はホンの少し戸惑ったキャスティングでしたが、直ぐに慣れてキレイなループを形作って10ヤード先を狙い、真竹ロッドのキャスト・フィールを心から楽しめるようになっていました。既に罹患している"オーダー中の吉田ロッドの出来上がりが待てない病"の病状は確実に進行(悪化)したようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-10-08 04:52 | ■フライフィッシング
■お楽しみはこれからだ!
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※石徹白での2007年渓流釣りシーズンが幕を引く前日、午後2時を大きく回った頃に石徹白到着した、斉藤さん(写真右上)と(ロッド製作の)巨匠・吉田さん(写真左上)と私三人。ウェーダーを履くトコロまではいつものパターンでしたが、ロッドをタモに持ち替え、(ベストも着用せず)流れに入り“ドジョウすくい”のポーズ。…特に私が…(笑)。早朝からの釣りで疲れた身体を癒すシエスタ中、川へ降りる準備すら静かにやれないオッサン三人に邪魔されたチョイつるさん(左下写真左端)も(殆ど強制的に)“水生昆虫捕獲チーム”の一員となります。

■峠川最上流部にあるスキー場で、本年1月に起こった重油流出事故。その後、5月と9月の2回、「重油流出事故が水生昆虫に与える影響調査」が行われました。いずれ公式なレポートは発表されることでしょうが、それに刺激されたオッサン3人、調査が行われた峠川上流部だけでなく、実際に釣りを行うC&R区間内のどこかで「水生昆虫生態調査」を定点観測していくこととなりました。そして定点観測地に選ばれたのは通称「丸顔フラット」付近の左岸沿いに流れる細い流れ(主に私の意見が採用されました。他のオッサン二人に感謝(^^ゞ)。

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▲水生昆虫は水底の石裏などにへばり付いていることが多いので、狙った石の下流側に(川虫採取用)タモを構え、石を動かしたり、石の表面を柔らかくなぞって水生昆虫を流して採取します。この作業自体はとても簡単で、どんな虫が取れるのか楽しみが尽きないモノですが、実際にタモの中に入った小石などの中から(小さな)水生昆虫を見つけ出すのはなかなか大変…特に目に問題を抱える(ローガン)世代ですからその苦労は計り知れません(多少誇張しております(笑))。が、それだけに、小さな(体長6、7ミリの)コカゲロウ系のニンフなぞを見つけると歳を忘れてはしゃいでしまいます。小さな虫をピンセットで優しく掴み、水を張ったトレイに移す作業をときおり嬌声を上げながらも無心に続けているオトナ四人、傍からはどんな風に見えたのか…興味は尽きません(笑)。トレイに移したコカゲロウ系のメイフライがハッチしようものなら、『おぉ~ハッチしたよ!』なんて大声を上げてデジカメを取り出しつつ、『巨匠、捕まえて!』となる始末。この人達、大丈夫なんでしょうか…。

■そんなことをしているうちに、シエスタから目覚めた(チョイつるさんと同行されていた)K崎さん、石徹白の隣町白鳥町から駆けつけてくれたM山さんも護岸に腰掛け、我等を見守ってくださいます。お仲間が増え総勢6名となった“男(オッサン)祭り・水生昆虫捕獲チーム”の騒ぎは益々エスカレートしていきます。

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▲捕獲した水生昆虫の一部。メイフライ(カゲロウ)とストーンフライ(カワゲラ)のニンフが見えます。カディス(トビケラ)とガガンボのラーバ、プラナリアも多数採取しましたが、写真掲載は見合わせました(理由はまぁおわかりのことと思います(笑))。

■石徹白C&R区間に生息する水生昆虫の生態調査……もちろんフライフィッシングに役立つ重要なデータ収集の一環ではありますが……気の合う人達と行えばまさに“おアソビ”。掲載写真のようなオッサン祭り状態が傍からどう見えるかの是非はさておき(笑)、こういったデータは継続して収集、回数を重ねることによって価値が生まれてくるものなんでしょう。当然、楽しみながら行わないと継続していけません。オッサン達の“おアソビ”の一つとなるかもしれない“水生昆虫生態調査”の手始めは、こんなカタチで行われました。

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▲ストロボが必要になってしまう時間ではありましたが、小さなドライフライでもまだ充分視認できる頃、今シーズンの幕引きに相応しい石徹白らしい野生イワナを釣りました。“別誂石徹白セット”を背景にようやく撮影できるサイズでしたが、最後の最後までオッサンらしくピンボケ(笑)。リリースした後、液晶画面で撮影具合を確認、ピンボケしか撮影できなかったことに気付いたオッサンの切なる“カーテン・コール”に応えてくれる渓魚はついに現れませんでした。

※ファインショットが撮れず、そのことに於いては悔いの残る幕引きではありましたが、1時間以上の時間をかけた“水生昆虫生態調査”のお陰(?)で、それ以後の釣りに使用するフライを特定(推定とも言う(笑))することができ、そして(フックサイズ#18~#22の)それが大当たり。流れの中を観察(=水生昆虫生態調査)することによって、状況を見極める一助とし、そしてそれにキッチリ応えてくれる石徹白の恵み(渓魚)に感謝したいつもと変らない石徹白でした。私にとっての2007年渓流釣りシーズンは終りましたが、気合を込めた“水生昆虫捕獲&傾向調査”から始めたフライフィッシングを経験してしまうと、オフ・シーズンでも可能な“水生昆虫生態調査”、もっと前向きに取り組んでみたくなりました。そう考えると、「お楽しみはこれからだ!」なんて気分になってくるから不思議なものです。明日から始まるオフ・シーズンも「修業的毛鉤釣り」のタメ、データ収集にも励むことになるんでしょう。暫くの間は「静謐な石徹白C&R区間」…とはならないようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-30 12:17 | ■フライフィッシング
■秋分【the Autumnal Equinox】
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※思い起こせば半年前の春分の日、シャックマンさんと二人で出かけた里川では“水温む頃”の釣りを存分に楽しむことができました。そして半年、この日の石徹白C&R区間峠川は秋風が立ちつつも日差しは強く、溪を釣り上がれが汗ばんでしまう陽気の中、大人数(8名!)で過ぎ行く季節(渓流釣りシーズン)のフライフィッシングを一日中楽しみました。

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▲ゴジラーズ・ロックと(ごく一部の人達から)呼ばれている岩の影からライズを繰り返す(おそらく)アマゴを狙うgonzaさん。後の岩に立っているギャラリーはシャックマンさんと黄昏店長(手前)。…あまりお奨めできる観戦ポジションとは言えませんけど(笑)。

■この後、とれないライズに見切りをつけ上流へ移動したシャックマンさんと黄昏店長でしたが、残った(残された?)gonzaさんと私で多少はヤル気のありそうなアマゴを狙います。まずはニンフで水底付近に定位するアマゴの目前を狙ってドリフトさせますが、たまには反応してくれるものの捕食には至りません。とうとうTP77フック(#16)に巻いた22番相当の小振りなコカゲロウ・パターンをティペットに結び、水面に乗せてドリフトさせ、ようやく狙っていたアマゴとは違う小振りなアマゴがフライに出てくれますが、すっぽ抜け…。この日の難しい釣りを予感させるに充分なリザルト(結末)となりました(^^ゞ。

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▲こちらは静岡県の政令指定都市から今シーズン2回目の「石徹白詣で」のBILLさん前回の石徹白では絶好調、とても良い釣りをされましたが、今回も“渋い”石徹白に苦労しながら、巻き貯めたフライを上手くローテーションし、石徹白の渓魚に翻弄されつつ(?)サスガの釣りを展開。また、帰路のだるまやでは、ピーター氏との釣り談義から何か(ニンフィングのヒントなど)を掴んでシーズン最後の釣りを飾ったことでしょう。

e0057274_13255047.jpg■いつもの場所でのランチタイム。今シーズンの「石徹白詣で」は最後となるラガー兄弟が、ステーキを焼いてくれて、過ぎ行くシーズンを惜しみました。そしてコーヒータイムに移行した頃、黄昏店の若き常連さんたち(カップル×2)も加わり、釣り談義に花を咲かせて今シーズンの石徹白を振り返り、来シーズンへの展望(!)を語り合いました。

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▲キャンプ場前プールを(誰もやろうとしなかった)対岸沿いのポジションから攻めるピーター氏。グラス・ビーズを上手に使ったシンプルなニンフ(近々にエントリー予定)をドロッパー・システムに結び、我々が見ている前で連続4尾のアマゴ、イワナをネットインさせていました。ニンフを使ったお得意のニュージーランド・スタイルを駆使した、この日のピーター氏。まさに絶好調と呼べる活躍を見せてくれました。

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■“今はもう秋、誰もいない丸顔フラット…”なんてね(笑)。(盛期に比べれば)渋いと認定せざるを得なかった昼間の釣りが一段落、山間に陽が落ちていく頃から、イブニングタイムをどのポイントで迎えようかとフライフィッシャーはそわそわし始めます。その時間帯になるとヒートアップした身体に涼しくも切ない秋風を感じ、急に体感温度が下がっていきます。

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▲紆余曲折を経て、イブニング・タイムをキャンプ場前プールで迎えることになったねねこさんは腰を伸ばして準備運動中。昼間の釣りでは、(忍野で培った?)お得意のサイトフィッシングでキレイなアマゴを、私が名作フライと信じて疑わない“あかむしくん”で釣り上げていました。

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▲同じくキャンプ場前プールでその時を待つWラガーさん(左)とTラガーさん(右)。フライフィッシングを始めて初の渓流体験は石徹白C&R区間でしたが、爾来2年の間幾たびもここを訪れ、一所懸命にフライフィッシング修行を重ねてきました。石徹白を釣り場のハブに定めたことに付随して、素晴らしいフライフィッシャーの方々(私は含まれて…いません(笑))と出会い、時に気難しくなる石徹白の渓魚に対峙した結果、タイイングを含めた総合的なフライフィッシング・スキルがみるみるうちに上達されてきたことは拙ブログで紹介してきた通りです。

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▲岸辺に腰掛け、(イブニング用の)ドロッパー・システム作成&チェックに余念のないピーター氏。彼は昨シーズンから石徹白での釣りを重ね、ドライフライを巻き貯めるなどして密かに対策を練っていたようです。が、ニンフィングの効果が現れ易いこの時期になると、むしろニュージーランドで磨いた卓越したニンフのスキルが役立ったようです。

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▲ピーター氏の好調ぶりはイブニングでも持続し、最後の最後で見事なアマゴを釣り上げました。イブニング・タイム、キャンプ場前プール下流(堰堤下)の荒瀬の中、比較的フラットな水面を狙い、3尾の良形イワナを釣り上げた後、ドロッパー・システムのインジケータ(ドライ・フライ)に出てきたそうです。アマゴが横たわっているのは別誂石徹白セットのランディング・ネット。欲を言えばもう少し明るいときにとなりますが、アマゴとランディング・ネットのコンビネーション、見事なマッチングを見せています。

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■そして、石徹白での釣りを締め括るのはいつもの“だるまや”。ピーター氏が(彼の身体に隠れて見えない)BILLさんと、フレーム外に位置するWラガーさんとTラガーさんを前にニンフィングのキモを解説中。この日の釣果に満足したのか、いつもの○ネタは最小限に止め、マジメな釣りネタが多かったピーター氏だったような気がします(@だるまや限定(笑))。

※で、私の釣果ですが…。大いに期待した写真撮影サイズを釣り上げることはできませんでした(笑)。ラストチャンスに賭けた20番から26番相当のコカゲロウ・パターンで数尾のアマゴを釣りましたが、いずれも速やかなリリースを義務付けた自己規制サイズ(20cm)以下(^^ゞ。思い起こせば、半年前の春分の日に釣り上げて(もっと大きくなってまた逢おうとの願いを込めて)写真撮影したのは5寸少々のアマゴでした。これからの(渓流釣りの)シーズンに期待を込め小さなアマゴに無垢な嬉しさを感じた(春分の)頃と、過ぎ行くシーズンにサヨナラと言う(秋分の)頃、釣り人の気持ちも大きく変化してきた…ということなのかもしれません。うーん、ちょっとアンビバレントではありますが、釣り人の気持ちってのはそんなもの…なんですよ~と自己弁護(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-23 13:27 | ■フライフィッシング
■The magnificent six (at the foot of sacred Ontake)
━━ 霊峰御岳の麓で華麗なる6人がカレーライスと釣りを楽しむお話し ━━

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※雨模様で薄暗い天候の中、対岸のちょっとした竹薮から伸びた枝の下、更なる暗がりに潜むタナビラ(アマゴ)を狙う私(撮影は洋さん)。

■この日の昼食は国道19号線沿いにあるあやしいカレー屋さんでカレーを食べることが以前から決まっており、ブログ仲間で一番木曽水系に詳しいterryさんに立案をお任せした釣行スケジュールに従って霊峰御岳の麓を源とする渓流を転戦。午前中に入った溪(冒頭写真)では、ここぞというポイントからは毎回と言って良い程の反応を多く得ることができましたが、フッキングできるのは小振り(最大サイズ6寸弱…)なアマゴ、イワナばかり。訳あってモニター(?)を仰せつかっている“別誂石徹白セット”に含まれるスペシャルなフライ・ロッドである、8フィート3インチ3番仕様の吉田“真竹バンブー”の良好なキャスト・フィールを楽しみながらも、同セットに含まれるT-Craft製の真竹フレーム・ネットに良形アマゴ、イワナを収めて写真撮影するというミッションには応えることができません(^^ゞ。撤収時間となり、チームに別れて釣りをしていた他のメンバーに確かめると皆同じような反応だったそうで、午後から移動する他の溪に思いを馳せ、今回の最重要ミッション(!)であるカレー屋へ移動開始。

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▲(あやしい佇まいを見せる)カレー屋さんを前にして店内に入ることを逡巡しているメンバー(左から、山猿さんterryさんRollyさんなかぢさん)4人、撮影は私(godzilla2004)、この後では洋さんがこの様子を撮影しています(笑)。意を決した合計6人のメンバー、ウェーダー姿で入店して良いかを人柄の良さそうなオバちゃんに尋ね、了承してもらった後ようやく入店。華麗なる6人(どこが?)、ようやくカレーにありつけることに…。

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▲店内はこんな感じ。店外のチープな装飾(?)とは違ったミステリアスな雰囲気…外観から想像も出来なかった激しく前衛的なインテリアに気持ちが高ぶっている面々ではあるようです(2枚の写真をマージしました(^^ゞ)。

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▲オーダーして暫くすると、忙しそうに独りで動き回るオバちゃんのデリバリーが始まります(スローシャッターではオバちゃんの素早い動きに追従できませんでした(笑))。いただいたカレーのお味はナイス!その写真とお味のほうのインプレッションは、グルメ系コンテンツに強い他のブロガー、terryさん、山猿さん達の“カレーなる”エントリーをご覧ください。オッサンの(特にグルメ系コンテンツに於ける)プアーな表現力では単に加齢臭ただようだけのインプレッションになるだけですから…(笑)。

■とは言いつつも、カレーのお味について一言申し添えるなら…。深い味わいの後に訪れる絶妙なる辛さのお陰で、雨が降ったり止んだりだった不快指数100%の天候の中での午前中の釣りで汗だくになった身体から更に汗が噴出し、身も心もシャッキとして午後からの釣りをリスタートでき40年の歴史(オバちゃん談)を実感、味わうことができるものでした。思い起こせば足掛け2年に渡り、ブログ仲間の話題になっていた伝説のカレー屋さんの(食してみれば相当に美味!癖になりそうな)カレーを味わうことができ、大満足のうちに次の目的地へと車を移動させました。

e0057274_2041355.jpg■午前の溪よりもずっと霊峰御岳の麓に近い目的の流れに到着すると、terryさんからキリリと冷えたラムネの差し入れ(左写真撮影もterryさん)。蒸し暑さと香辛料たっぷりのカレーで汗が吹き出した身体に嬉しい水分補給です。カレーもそして暫く時間を置いてからのラムネ…最高のご馳走でございました。美味しい差し入れを持参してくださった(Terry's Mobile Barの)店主terryさんに感謝し、偶然にもterryさんの後ろの方角に在る(であろう)霊峰御岳とterryさんに向かって何故か手を合わせる信仰厚く、礼儀正しいオッサンでした(笑)。

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▲ラムネを飲んでリフレッシュして入った溪を釣り上がるなかぢさんとそれを眺める私(撮影は山猿さん、感謝です)。

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■午後から入渓したその溪では、山猿さんとなかぢさんと組んで釣り上がりますが、反応も乏しく、稀にフライに出てくれてもフッキングしない、できないことばかり。加えて集合1時間前くらいから土砂降りの雨に見舞われ、あのカレーライスを食べ、ラムネを飲んでいなければ身も心も萎えてしまったことでしょう(^^ゞ。

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▲最後に訪れた西野川C&R区間で、ダウンストリームにウェットフライを流す山猿さんと、イブニング待ちしながらそれを眺めるRollyさん。

※二つの溪をハシゴした午後からの釣りでは、投じたフライに何度かアタックはありましたが、イブニングタイムですらフッキングさせることが出来ず、石徹白スペシャルネットに収める写真を撮影することはもちろん、吉田“真竹”ロッドに元気なタナビラのローリングファイトを往なしてもらう“ミッション”は完遂叶わずとなりました。が、予ねてよりの“願い”だった、あのカレー屋さんで美味なるカレーライスを食べ、ラムネでリフレッシュ、気の合う5人と笑いの絶えない一日を過ごすことができ…それは予め約束されていた楽しい一日とも言えますが…釣果とは無関係に、むしろ貧果であればこそ、次の釣行への楽しみを弥増してくれるメンバーとの華麗なる(=いつまでも記憶に残る)釣行となりました。
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by godzilla2004 | 2007-09-17 15:03 | ■フライフィッシング
■(その日のうちに)行きて帰りし物語/最終目的ポイント
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※ランチ終了後、今回石徹白に集ったメンバー(の一部?)がゴリ松さんのフライを囲んで、フライ談義に花を咲かせている様子をパチリ。

■前夜、日付が変る直前に帰宅、若干の「釣りの後始末」を行った後、直ぐに寝入ったものの翌朝はきっちり寝坊してしまいました。で、石徹白に到着したのはランチタイムの少し前。丁度休憩中だったゴリ松さんに会うことができ、そのままフライ談義となりました。暫くして、石徹白に集った面々が午前の釣りを終えて集合、賑やかなランチタイムとなりました。…が、楽しい集いにもお開きの時間となり、関東、関西からお越しの皆様が帰り、山猿軍団のメンバーも石徹白を去り、残ったのは私独り…。暫く前の賑わいがウソのような静けさの石徹白で、孤独を楽しみつつ(?)フライフィッシングに勤しむこととなりました。



■まずは石徹白C&R区間の最下流部まで移動、流れの様子を確認します。14名が去った後ではありましたが、釣り人の姿が全く見えなくなったわけではありません(日曜日ですから当り前(^^ゞ)。どのポイントで釣るかを考えながら最上流部まで車を走らせ、主だったポイントの状態を見ます。というよりは、釣り人が入っている区間(ポイント)は目的地から外さなければなりませんので、邪魔にならない区間を探すことになります。その結果、私のお気に入りのポイント、丸顔フラット上流部のプール(下写真)が開いていることを確認。近くに車を停め、暫くは土手の上に腰掛けてその流れを観察します。

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▲その段階で時刻は午後2時半近く。ライズを見つけることはできませんが、水中でヒラを打つ魚影がそこそこ確認できます。で、運試し(ダメ元)で竿を出すことにしますが、まずはフライを沈めてみます。私、ときおりミッジ以外の浮かせるフライでも視認性を全く無視してタイイングしてしまうことがあります。そのサンプルが下(↓)に掲載したフライ。フラットな水面で使用する場合、フロータントまみれにして浮かせて使うことは稀にありますが、この配色ですからね、やはり沈めるしかありません(笑)。

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▲まずティペットに結んだのはこのフライ(フックサイズ#18)。マーカーも取り付け、フライから15cmほどの位置に8号のショットをかまし、ウィング&ウィングケースにはジェル状フロータントをすり込んで白泡を抱くように演出(したつもり)、ヒラを打つ魚影を確認したアタリで、丁度の水深でドリフトしてくれるよう何度も修正しながらフライを流します。この釣りの場合、マーカーの動きで合わせるというより、フライが流れているであろうアタリで何らかの動きがあったらビシッと合わせを入れる…ことが多いのですが、この時は空振りばかり(笑)。流下速度を遅くしようとショットを4号に交換しますが影響なし。それだけではなく、そのうちにマーカーにアタックされる始末(^^ゞ。だったら、浮かせて勝負してやるとマーカーもショットも外し、ティペットも交換してドライフライをドリフトさせても反応は極少…単にフライを突っついているだけのようです。なので、車に戻って休憩(笑)。

■午後4時半を過ぎ小雨が降りだした頃、上流のキャンプ場前プールから下流の堰堤上まで見渡して釣り人が居ないことを確認し、丸顔フラット上のプール際に再び立ちます。使用したフライは#18フックに巻いたパラシュートタイプ(下写真)。

▼以下に掲載したフライ…どこかしらコカゲロウを意識したモノばかりなわけですが…この日の実釣で最低1尾は釣り上げていますので、少々クタビレ気味のフライとなっておりますことをご了承ください。…残り少なくなったシーズン、石徹白で使うフライの参考にしていただければ幸いです。

e0057274_1213673.jpg▲“ノーネーム・パラシュート”
フック:TMC902BL (#18)
スレッド:TMC 8/0(レッド)
ハックルポスト:カーフテール(ホワイト)
テール:ウッドダック・レモン
アブダメン:フロス(ファイヤーオレンジ)
ソラックス:スーパーファインダビング
(サルファー・オレンジ&アダムス・グレー)
ハックル:コック(ミディアム・ダン)


▲“フローティング・ニンフ”
フック:バリバス2200 (#20)
スレッド:TMC 16/0(ライトケイヒル)
アブダメン:グースバイオット
(タニッシュイエロー)
ウィング:CDC(ナチュラル)
ハックル*:コック(ペールウォータリー・ダン)
*ハックルは2,3回巻き、下部をVカット。


▼フローティング・ニンフ(上写真)で釣ったのが、この日最大サイズ(と言っても8寸程)のイワナ。久し振りと言うわけでもないのですが、やはり石徹白らしい野性味たっぷりのイワナを釣り上げることができると嬉しくなってしまいます。
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e0057274_12134329.jpg▲“CDCフローティング・ピューパ”
フック:TMC2487BL (#14)
スレッド:TMC 16/0(ブラック)
アブダメン:ストリップト・ピーコックハール
(ダイド・イエロー)
ソラックス:ピーコックハール
インジケーター:CDC(ナチュラル)

※このタイプのフライは、水面に絡んだときのライトパターンが小さく、全体の印象が小振りに見える(ような気がします)のでフックサイズは大きめでも効き目は変らないようです。…メイフライ・イマージャーの代用として使用する場合に限りますが…。


▲“CDCサイドワインダー
フック:TMC103BL (#17)
スレッド:TMC 16/0(ライトケイヒル)
テール;コック・デ・レオンをデバイド
ボディ:スーパーファイン・ダビング
(ヘンドリクソン・ピンク)
後ウィング:CDC
前ウィング:ウッドダック・レモン



■諸般の事情があって、なかなか使うチャンス、これでなきゃって状況にめぐり合えず使用頻度が極めて低かった“CDCサイドワインダー”をようやく使うことができました(嬉)。もちろん、このフライで小振りとは言えキレイなアマゴを数尾釣り上げることができたことも満腹感を増してくれました。“CDCサイドワインダー”は2個使いましたが、そのうちの一つは2尾釣り上げた段階で前ウィングと後ウィングの固定部分が壊れ、写真掲載不能となりました(固定部に仕上げで瞬間接着剤を使っていなかったタイプでした)。やはり耐久性には問題があるようです(まぁ2尾釣れれば耐久性は充分かと…)。本エントリーで掲載したフライ、沈めて空振りしたドラウンド・ダン以外は、サイズ云々は別にして、全てオサカナを釣り上げることができた(実戦で役立つ?)モノです。まぁオサカナ写真が1枚だけなのは、ご愛嬌ということで(笑)。加えて、セミトラVフィルムをどこかに使ったフライが一つもない…これは偶々…CDCスペント・カディスの#18、#20を使えば何とか釣れそうだと思ってはいたのですが、いつもそればっかりじゃ詰まらないので“その他諸々”を使ってみたかった…ということでご了承ください(^^ゞ。

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※短時間ではありましたが、CDCサイドワインダーで良好な反応を得ることができ、満腹状態になりましたので、まだ足元が確認できる明るさが残る頃に竿を納めました。大好き!且つ実績のあるライトケイヒル・パラシュートでイブニングを締め括ろうかと思わないでもありませんでしたが、そこまでの段階で何度もフライ交換を行っていたことと、二日連続の【行きて帰りし物語】…で、少々疲れを感じ始めていたこともあり、少しは「心残り」を残つつ、(限りあるオッサンの体力に)余力のあるうちにと帰路につきました。
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by godzilla2004 | 2007-09-11 13:13 | ■フライフィッシング
■(その日のうちに)行きて帰りし物語/その2
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※夏草に覆われた川岸に立ち、対岸のポイントを攻めるシャックマンさん。写真の位置から100メートル程上流までの区間で、“ここは!”というポイント毎に何らかの反応を得ながら、時折イワナを釣り上げて、ご満悦状態となりましたが、それまでの釣りで一応の満腹感を得ていた私は溪に沿った田んぼのあぜ道から流れの中に潜む渓魚を見付ける役目(?)に徹します。そして見付けたのは、底石の上に定位するモンスター(?)イワナ。釣り上げたイワナ(アベレージサイズ)の撮影が終ったばかりのシャックマンさんに即ご注進、20メートルほど上流へ移動してもらい、居付き場所を(いつもの大声で)指示します。

■それから(約)30分以上の時間、手を変え、品を変え、定位している場所、要するに水中のモンスターを確認することが出来ないシャックマンさんに立ち位置からフライの選択、そして落とし場所、ドリフト・レーンなどの指示を続け、3回目のフライ交換でシャックマンさんがティペットに結んだのはエルクヘア・カディス(#10)。モンスターの上流2メートルに落ちたフライが頭上を通過して半メートル下ったとき、ヤツは反転しフライを追いかけ、一瞬の後水面が弾けました。何が起こったのか、その瞬間のことはよく覚えていませんが、目に焼きついているのは水面を叩いた尾ビレの大きさと一瞬だけ水上に出たヤツの背中と背ビレのシルエット…。「やった!」と大声を出したのは私でしたが、シャックマンさんの投じたエルクヘア・カディスは宙に舞っていました。

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▲これは、それ以前に私が釣ったイワナです。イメージ写真と言うことで…(^^ゞ。

■再び定位置に戻ったイワナを暫くは攻め続けましたが、以後ヤツがフライに反応することはありませんでした。空に向って遮るものがない、開けた溪相だけに照りつける日差しは強烈です。お互い暑気あたりで悪い夢でも見た…ような気持ちになり、若干気落ちして石徹白へと移動しました。日を改めて挑戦してみたいモンスターでしたが、その溪は今日(9月10日)から禁漁…、来シーズンのお楽しみ(?)となりました。

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▲その日の朝、釣りを楽しんだ溪でのひとコマ。また来シーズン、しっかりと修行させていただきます。

■午後5時頃、石徹白に到着し、関東から、関西から遠路駆けつけた方々と山猿軍団の面々は(当り前ですが)既に“渋い”釣りを満喫されていました。私とシャックマンさん、この日の釣りをライズリングがバッコバコのイブニングで締め括るぞ!…なんて甘い期待に胸を弾ませキャンプ場前プールに向かいますが、そこで見たのは散発のライズに突き刺さるエド・ゴリ松さん。6月にここ石徹白でお会いして以来、久し振りの再会となりますので、暫く話が弾みます。その間にも粛々と闇は深くなってきます。丸顔フラットなど他の場所を物色しましたがいずれのポイントにも人が入っている状況に、ゴリ松さんのご迷惑も顧みず、キャンプ場前プールでイブニング勝負することに決定(ゴリ松さんと勝負するわけではありません…念のタメ(^^ゞ)。6時を過ぎた頃からフラットではありますが、複雑な…速度の違う複数の…流れのアチコチでライズが多くなります。この日のタメに巻き揃えてあったCDCダン【老眼対応バージョン/#20相当】をライズ目掛けてキャスト、何度も水面が弾けますが、どうにもフッキングできず、すっぽ抜けてばかり。これじゃ勝負にならないと、他のフライに交換することを考え始めた頃、土砂降りの雨。その雨で踏ん切りがつき(CDCは雨に弱いものですから…)、#14というイブニングで使うにしては中途半端なサイズのヘアウィング・ダンに交換しキャストしてみますが、雨に乱れる水面ではホワイトのエルクヘアをウィングにした視認性良好且つ14番サイズのフライでも直ぐに見失ってしまいます。…と言うより、強い雨に叩かれてフライが沈んでしまいます…。そんな状況に“その気”が萎えてしまい、潔く?納竿としました。車まで戻ろうとした頃には雨は小止みとなり、その後(他のポイントとは言え)モノ凄い数のライズが発生したそうですから、しっかり判断ミスしていますネ(笑)。

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▲この日は石徹白の「民宿ささき」さんで宿泊される皆さんと(一旦)帰宅する私、シャックマンさんを合わせた総勢14名で、白鳥町まで降り夜の宴(石徹白フォーラム/パート1)が開催されました。写真は宴の開会を宣言する山猿さんを始めとした(一部の)皆様。賑やかだった宴の模様は参加各位のブログ(山猿さんRollyさんyu-koさんgonzaさんなかぢさんゴリ松さん)でご確認ください。なお以上は、本エントリー完了時に関連記事がアップされているブログに限定しましたので、他の面々のブログはエントリーされ次第追加していく予定です(追加完了)

e0057274_18205560.jpg▲(写真には写っていませんが)対面に位置するRollyさんとのトークで、真剣な面持ち、眼差しの皆様。


※宴(石徹白フォーラム/パート1)がお開きとなり、名古屋に向うシャックマンさんと私、車中ではフライに出るところまでは持ってこれたけれど、フッキングさせることができなかったモンスターの話題ばかり(笑)。その頃、「民宿ささきさん」での宴(石徹白フォーラム/パート2)が空前の盛り上がりを見せていたであろうことは疑う余地はありませんでしたが、こちらはオッサン二人でシリアスなプチ反省会(笑)。で、まぁあれで釣れちゃってれば(物凄く嬉しいことに間違いはないけれど)それだけで終ってしまうわけで、次に繋がらない…なんてね(言い訳大会になっていたかも知れません(笑))。(ウソかホントか知りませんが)向上心を忘れずフライフィッシングに取り組み、お互いの引き出しを増やして(残り少ない今シーズンはもちろん)来シーズンへ突入しないとね…なんてオッサンに似合わないコトを話しておりました。いつも何らかの宿題を残してくれる数多の渓流に感謝し(←ゴリ松さん談)、残り少ない今シーズンもそして来シーズンも“溪に行きて帰りし物語”、…釣ったオサカナの大きさ、数自慢などは毎回リセット、釣れなかったときの教訓(何が、どこが悪かったのかを見つけ潰していく作業)を明日への糧・礎にした…私の“イチから出直し修行”は続きます(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-10 12:44 | ■フライフィッシング
■(その日のうちに)行きて帰りし物語/その1
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※真夏を思わせる草いきれムンムンの里川。夏草の間隙をぬっての遡行が余儀なくされ、真夏同様の陽気の中、汗だくになって対岸のポイントを攻めるシャックマンさん。

岐阜の山猿さんを団長とする“山猿軍団”の面々、そして大阪の友人らと神流川C&Rフォーラムに参加する予定だった週末の遠征は台風9号の被害で中止。Rollyさんから中止の報を前日に受け取り、同じくフォーラムに参加予定だったシャックマンさんと岐阜県の溪に出かけました。

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■名古屋を出てから3時間余り、その溪に立った頃は早朝と言えない時間になっていましたが、釣り始めて丁度1時間後にネットに入れることのできた8寸ほどのイワナ。それまで無反応でしたが、シャックマンさんと交互に先行しながら釣り上がり、辿り着いたのは「いかにも!」という流れ。(下流から見て)左側の大岩とメインの流れの中間部分、流速の弱い流れにエルクヘア・カディス(私的捏造バージョン/#8)を落とし、暫くすると大岩の陰から身を翻してイワナがフライにアタック。が、フッキングならず。フライには触っていないと(勝手に)判断し、少しの間、場を休ませようとフライをパラシュート・アント(#14)に交換します。5分後再度キャストしますが、何も起こらず。今度はブラックナット・パラシュート(#12)に交換、岩陰のイワナに早く気付いてもらえるよう、それまでよりも上流へフライをキャストすると前回のアタック・ポイントより少し上流側で出てくれました。

e0057274_2245444.jpg■その後、1時間ほど釣り上がりましたが、平水より10cmほど高くなっていた水量による遡行のハードさに根を上げた(笑)…わけでもありませんが、予期せぬ出来事(アクシデント)もあり、山岳渓流での釣りをやめ、里川っぽい溪相の下流域へ移動することにしました。この選択が功を奏したのか、下流域でも元気なイワナの顔を見ることができ二人とも大満足。左写真はそんなイワナをサイト・フィッシングで釣り上げ、(満面の笑みを浮かべて)写真撮影をするシャックマンさん。川沿いに走る県道を移動し、良さそうな溪相を見つけて竿を出す…里川らしく入脱溪する箇所も見つけ易いので効率良く、しかしながら断続的な釣りとなりました。もちろん他の釣り人も多く見かけます。

■この日は、神流川フォーラムに参加予定だった名古屋&大阪メンバーの一部と、埼玉、静岡(伊豆)から、江戸のゴリ松さんがお仲間を引率?して石徹白に集合しており、余裕を持ってイブニングに間に合う時間までに石徹白へ到着する予定になっていました。そんなわけでこの溪での釣りはそろそろ引き上げる潮時ではありましたが、シャックマンさんの釣りを溪に沿った田んぼのあぜ道から眺めていた私、底石の上に定位するモンスターを見つけてしまいました。
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▲尺越えは間違いのない(おそらく)イワナが写っている写真です。さて、そのモンスターはどこに居るのか、おわかりになりますでしょうか?わかった方は鍵コメントで…なんて、どなたかのブログの劣化コピーしていても仕方ありません…ネ(笑)。、(PENTAX W10には装着できませんが)偏光フィルターを付けて撮影した水中の様子がわかり易い写真ではないので、当方が「答」を言います。

■答えは写真真ん中少し下の岩の上…ですが、さて、シャックマンさんはこのモンスターを釣り上げることができたのでしょうか?その顛末と、モンスター相手に時間を費やし過ぎて、関東・中部・関西のフライフィッシャーの待つ石徹白到着が遅れながらも満喫した、今の石徹白の釣り…そして夜更けまで続いた白鳥町の某焼肉店で続いた宴。自宅に帰り着いたのは日付が変るホンの少し前…という【その日のうちに行きて帰りし物語】の続きは次回エントリーへ持越しとさせていただきます。

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※大したことのない内容にも関らず話を引っ張ってしまって恐縮です。二日間続いた【(その日のうちに)行きて帰りし物語】、タイトルに相応しく(?)、「その日のうち」にエントリーを完了させたかったものですから…(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-09 22:54 | ■フライフィッシング



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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