<   2006年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧
●出番の多いCDCダンいろいろ
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※写真は今月初旬高原川の川原に積もる雪上で見つけたシロハラコカゲロウです。ピントが甘くてすみません。実物の体長は8mm程度でした。実物を観察したり、帰ってからデジカメ画像で眺めていると、なんとかこの微妙なオリーブ色を再現したくなってしまい、セミトラVフィルムで挑戦してみました(ちょっとオーバー)。

●体長7~8mmのメイフライを模したCDCダン、この時期一番使う頻度の高いフライではないでしょうか。一言でCDCダンと言っても、CDCの取付け方などタイヤーによって千差万別。まったく同じものは少ないと思います。それはどんなボディの浮き方(沈み方)を意図するかによって変化してくるからかもしれません。e0057274_16425945.jpg
☆フック:VARIVAS 2110 #16
☆テール:コック・デ・レオン
☆アブダメン:セミトラVフィルム
☆ソラックス:スーパーファインダビング(オリーブ)
☆ウィング:CDC(ダーク・ナチュラル)


☆フック:VARIVAS 2110 #16
☆テール:コック・デ・レオン
☆アブダメン:セミトラVフィルム+XXファインワイヤー
☆ソラックス:スーパーファインダビング(オリーブ)
☆ウィング:CDC(ダーク・ナチュラル)


☆フック:VARIVAS 2110 #16
☆テール:ブラウンマラード
☆アブダメン:セミトラVフィルム
☆ウィング:CDC(ダーク・ナチュラル)
☆ハックル:ヘンハックル(ライト・ジンジャー)



●この3種類、冒頭写真のシロハラコカゲロウのダンをイメージしていますが、CDCをウィングに使って、視認性と浮力を保つ、所謂CDCダンと呼ばれるフライ。ただCDCの取付け方とハックルの有無が違っており、一番下のフライは、ボディの沈み方が水面と平行に近く保たれるようにした「つもり」です。その上二つは、少し角度が付いた状態で半沈みになるようにしている「つもり」です。

●次回は、オリーブ色のアブドメンをセミトラVフィルムのどの部位を使用して巻くかを解説します。
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by godzilla2004 | 2006-03-31 17:13 | ●セミトラVフィルム
●オオクママダラカゲロウ
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●ちょっとアブダメンの赤みが強すぎたかもしれませんが、一応、オオクママダラカゲロウ(♀)をイメージしたCDCダンです。^^;

☆フック:TMC 103BL #11
☆テール:レモンウッドダック
☆アブダメン:セミトラVフィルム
☆ソラックス:スーパーファインダビング(ラスティ・ブラウン)
☆ウィング:CDC(ダーク・ナチュラル)
☆ハックル:ヘンハックル(ライト・ダン)

オオクママダラのハッチは、3月末から4月頃(溪によっては5月中も要注意)なので、まさに今が旬のフライパターンです。前回の釣行では、らしいメイフライを見かけ捕まえようとしましたが、ダメでした。ほんの少しだけのハッチだったようです。今後に期待ですね(^^♪。
ぽっちゃりした体形が特徴のメイフライですから、ボディには予めフォームシート(タン色:厚み0.5mm)を下巻きしてボリュームを上げ、その上からセミトラVフィルムを巻いてます。浮力を損なわずボリューム感を出すにはとても良い方法だと思います。

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●こちらは、フォームシートを巻かず、フックシャンク上に覆い被せてから、セミトラVフィルムを巻いてあります。アブダメンのテーパーを強調するようにVフィルムを巻きました。アブダメンのテーパーを強調したい場合、Vフィルムをテーパー上にカットして巻いていけば、このようになりますのでお試しください。

e0057274_14210100.jpg※ボディの下巻きに使ったフォーム材です。ぽっちゃりボディの下巻きばかりでなく、他にも活用できそうです。







●グラマラス?なボディ(アブドメン)を強調したアングルで、もう一枚どうぞ(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-03-29 14:13 | ●セミトラVフィルム
●ガガンボ
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●土曜日のポカポカ陽気に誘われるように渓に向かいましたが、日曜日は終日曇り空。今年の遅い春の訪れを待ちきれず渓に立ったフライフィッシャーを大歓迎!とはなりませんでした。それでも、流れの中からフライに飛び出してくれるアマゴを数尾ネットに入れることはできましたので、春はそこまで来ているのは間違いないようです。

●他の水生昆虫のハッチは少ない日でしたが、水辺の岩の周りを落ち着かず飛び回っているガガンボを多く見かけました。ボサボサに巻かれたCDCのおかげでフライボックス内での収まりが悪く(?)、余り多くは巻いてありませんでしたが、そんな状況でしたから躊躇なく使ってみたところ、小ぶりだけれどキレイなアマゴが流れの中から飛び出してくれました。

※写真のガガンボ・パターン
☆フック:TMC206BL #16
☆ボディ:スレッドにフラッシャブーでリビングし、その上からセミトラVフィルム
☆ウィング:パラポスト(ホワイト)先端をマルチグルーでツイスト
☆ハックル:CDC(ナチュラル)
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by godzilla2004 | 2006-03-27 12:19 | ●セミトラVフィルム
■早春のメイフライ
※春分の日は長良川上流部へ春の兆しを探しに出掛けました。(私に似合わない)こんな書き出しですと、たまには釣りから離れて…のようですが、ちゃんとフライフィッシングのセット一式は車に積み込んでありますから、ご心配なく。と言うより、釣りに出かけました。回りくどくてすみません。m(__)m

■WBCの決勝戦、日本vsキューバが午後からはプレイボールの状況なので、釣りは午前中には一旦お休みし、TVの映りの良い場所を探して観戦&応援をしなければなりません。上流部の本流、支流を急ぎ足で回りましたが、途中川沿いの白山神社で必勝祈願したことは言うまでもありません。国道から離れ山あいに入ると気温0度のデジタル表示。萎えますな。降りやすいところから降りて水温を計ると5℃。何とかなる水温ではありますが、もう寒い中釣るのはなぁと体がストップをかけます。餌釣りのヒトの竿が曲がるのを期待して眺めていても、直ぐに曲がるわけはありません。郡上八幡まで下り、吉田川とその支流を視察。足場の良い場所で、ウェーダーも履かず、とりあえず流してみた(アブダメンをセミトラVフィルムで巻いたとっても細身の)フェザントテールで2尾のアマゴを釣り上げましたが、どうも集中することができません。ドライに切り替えようと思いましたが、もっと下流へ戻ってTV映りの良い場所を探すことにしました。釣りに熱くなりすぎて、王JAPANの勇姿を見忘れることがあってはなりません。
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■上の写真は、長良川の支流板取川のそのまた支流である片知川でハッチしていた、マエグロヒメフタオカゲロウナミヒラタカゲロウのスピナー(♂)です。結局、TV映りの良い場所を見付けるより確実な方法として、美濃フィッシングエリアの管理棟を思い付き、そのストリームエリアで撮影したものです。下の写真は、同じくマエグロナミヒラタ(♀)と、セミトラVフィルムでエクステンド・ボディにしたマエグロ、もしくはナミヒラタを彷彿とさせる?フライ。

※当方の勘違いから、ナミヒラタカゲロウをマエグロヒメフタオカゲロウと誤認して投稿してしまいました。mattwalkerさんのご指摘で気付き、修正させていただきました。取り消し線などで見辛いエントリーになったこと、お詫びします。いやぁシロートというか未熟者は困ったものですネ。m(__)m
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■試合は、ご存知のように王JAPANの勝利!とても気持ち良く釣りに戻れましたが、曇り空から時折雨まじりの冷たい風が吹いてきて、オサカナの活性も上がらず、こちらは苦戦となりました。ドライに出始めた午後、立て続けに(前回エントリーのCDCダンで)3尾釣上げましたが、WBC観戦後はさっぱりでした(^^ゞ。こちらも燃え尽きてましたしね(笑)。
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↑こちらは、シロハラコカゲロウ(♂)のダンです。デジカメのレンズを1cmまで近づけて近接撮影。近づいたレンズに驚いたのか、前肢をあげ、挨拶?してくれてから飛び去りました。何とか撮影できた貴重な一枚です。

■午後からは曇り空に覆われ、水温も上がらなかった生憎の天気でしたが、渓で見かけたこのようなメイフライ達、そして小型のカディス、ストーンフライ。渓は明らかに春を迎えていました。今週末くらいから、イイ釣りができそうな兆しアリアリでした。今回のエントリーは、ただね、その報告と言うことで。m(__)m
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by godzilla2004 | 2006-03-22 20:08 | ■フライフィッシング
●CDCダン(ダウンウィング・タイプ)
●低水温・増水・先行者有りというタフコンディションだった土曜日の釣行、効果のあったドライフライがCDCダン(ダウンウィング・タイプ)でした。もちろん、アブダメンはセミトラVフィルム(マーチブラウン色)で巻いてあります。ミディアム・ダンのコック・ハックルをダウンウィングにしたCDCのストークにハラリと巻いて姿勢安定と控えめな「ライトパターン効果」を目論んでいます。

☆フック:VARIVAS 2110 #18
☆テール:コック・デ・レオン
☆アブダメン:セミトラVフィルム
☆ソラックス:スーパーファインダビング(マーチブラウン)
☆ウィング:CDC(ダーク・ナチュラル)
☆ハックル:コックハックル(ミディアム・ダン)
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午前中は、ロイヤルコーチマン・パラシュート(#12)、ライトケイヒル・パラシュート(#14)等、視認性とオサカナに見つけてもらい易いと考えられるパターンで、荒瀬になっている流れの際などを攻めて、釣り上がりましたが反応は殆どありませんでした。フライが少し大きすぎたのかも知れませんね。

e0057274_14122677.jpg●お昼近くなってきて、川原のあちこちでこんな黒っぽいカディスを見かけるようになり、フライをダーク系に変えようとボックスから取り出したのが、冒頭写真のフライです。テールは短くカットしようと思いましたが、流れも強いし、少しは浮力保持の役には立ってくれるだろうと、そのままキャストしました。それ以後、それまでとは明らかに違って、オサカナがフライに出るようになってくれました。時間的な要素もあるので、一概に「これで釣れました」とは言い切れませんが、色調と大体のサイズを合わせたことが効いた原因の一つではないかと思っています。



ただ、このフライに使ったCDCはダークなナチュラル・カラーで視認性はイマイチ。スローでフラットな流れでの使用に限られます(老眼の私の場合ね)。そこで、下の写真のようなダンも巻いてあります。ダウンウィングに巻きとめたCDCに、ウッドダックを加え、視認性をちょっぴり向上させ、同時にハックルポストとしての強度もアップ。コック・ハックルを多めに巻いて浮力を稼いでます。気持ちの問題かもしれない程度ですが(笑)。
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↑この角度から見ると、ほんの少しウィングを後方(フックベンド方向)に傾けたパラダンですね(^^ゞ。アブダメンの半透明感を見ていただきたかったものですから、そこだけご覧ください。アハハハ。
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↑この角度からだと、ハックルがベンド部へ入り込んでいるのが確認していただけると思います。一応、パラダンとも、ソラックスダンとも少し違った「ライトパターン」を作り出しているのではないかなと思っています。

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↑こちらはマエグロをイメージしたCDCダン(ダウンウィング・タイプ)で、12番のTMC902BLに巻きました。セミトラVフィルムで巻いたアブドメンのツヤとグラデーションがお気に入りです。視認性と浮力向上のため、ジンジャーのコック・ハックルを巻いて、シャンクより下に出る部分はカットしてあります。今週末くらいからはこんなドライフライに反応してくれるようになってほしいものです。

※セミトラVフィルム関連の投稿は、左上のメニューにある“●セミトラVフィルム”をクリックしていただくと遡ってご覧いただけます。
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by godzilla2004 | 2006-03-20 14:39 | ●セミトラVフィルム
■書を捨てよ、渓に出よう。
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※写真は洋さんが釣った18センチ程の野性味溢れるアマゴ。たまの休日、"情報"とか"時間"に振り回され続ける街(日常)を離れ、自分の足で渓を歩き回ったあげく、こんなアマゴとの邂逅が叶う…。それだけで充分じゃないですか。他に何を望むことがあるんでしょう。

■土曜日の朝、洋さんと彼のホームリバーの辺に立ち、初めての渓の空気を味わっていました。ここ数年、"放流"とは余り縁のないその渓は訪れる釣り人も少なく、それだけに釣れそうな予感も希薄な佇まいではありました。加えて数日前の雨による出水と増水で岸辺は枯れたススキが流れの方向に倒れ、竹が渓を横切って遡行を阻んでいる、そういった意味では"荒れた"雰囲気漂う渓でした。ただ、水面から(陸上からも)ハッチしてくる虫の数が明らかに今までとは違っていました。
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岸辺の石上で見つけたストーンフライ。釣りに夢中にはなっていますが、生命の息吹、即ち春を感じる多くの虫たち、ストーンフライ、カディス、そして小型、中型のメイフライ、ユスリカなどに応え、釣りを中断し、デジカメを取り出しては撮影していました。確実に春になりつつある渓に立つフライフィッシャーは多忙です。
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■洋さんからのお誘いで出向いたこの渓を、洋さんのアドバイスに従って釣り上っていき、終了間際に、小ぶりだけれど、とても綺麗な、立派過ぎるほどのヒレを持った、記憶に残るアマゴを釣ることができました。その暫く前に洋さんが釣ったアマゴ(冒頭写真)も綺麗の一言で、この渓に育まれた生き物の逞しさを実感、そしてこの渓を愛する洋さんの気持ちを心底理解できた次第です。街にいて、インターネットからとか、書籍からの情報では、当たり前ですが味わえない現実。休日に渓を訪れ、釣れても釣れなくても、そこを歩き(自然を)味わうことで心を満たして街(日常)に帰っていく。大人のアソビはこうでなくちゃいけません。どこそこで釣れているとか、どこそこに放流された…などという"情報"とは縁遠い渓がそこにありました。そしてその渓を味わいつくしている釣り人も。まさに「書(情報)を捨てて、渓に出よう!」ですね。
洋さん、お世話になりました。またお付き合いください。
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by godzilla2004 | 2006-03-19 12:39 | ■フライフィッシング
●お手軽エクステンド・ボディの作り方
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●セミトラVフィルムを使って、お手軽にエクステンド・ボディを作る方法を解説します。エクステンド・ボディ、一般的には比較的大型のメイフライ・パターンに用いられることが多いのですが、この方法ですと、コカゲロウのような体長8mm程度のメイフライにも使うことができます。無理してエクステンド・ボディにする必要はないかもしれませんけどね。(^^ゞ
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(1)セミトラVフィルムを上の写真のように切り離します。写真のように下準備。これで2つのエクステンド・ボディを作ることができます。

e0057274_13555042.jpg(2)台紙をはがしたVフィルムの粘着面を上にして、端をクリップで挟んでおきます。クリップで挟みますと今後の作業がやり易くなりますから、是非使ってください。


e0057274_15352775.jpg(3)セミトラVフィルムの粘着面の中心線上にまずゴールドワイヤー(TMC:サイズS)を、その両側にテール材(この場合はブロンズマラード)を置きます。先端精度の高いピンセットを使うとやり易いようです。置いた後、ボドキンなんぞも使って位置の微調整を行います。特にテールの付け根部分だけはしっかりと位置あわせしておくとキレイに仕上がります。

(4)その上に、もう一枚のセミトラVフィルムを張り合わせます。上記同様、テールの付け根部分の位置をしっかり合わせてから張り合わせるようにしてください。張り合わせてからクリップを外し、サンドイッチしたテール材を残して余分を切り取り、お好きな形状に切ってください。

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●ワイヤーを中心にして断面がV字形になるように長手方向に折り曲げます。その後、上の写真のごとく曲線状に少しずつ(優しく)曲げてください。ワイヤーが挟んであるので、曲げた形状を保持してくれる筈です。テール材の模様がそのままボディにも生かせますので、マラード、コック・デ・レオン、ティール、ウッドダック等色んな素材で楽しめます。

e0057274_14195189.jpg※もっと大きく曲げたいと思う方は、このようにゼムクリップを加工して「ハイテンプ・ファインティップ(HIGH-TEMP FINE-TIP)」なるツールに、写真のようにセット。ゼムクリップの曲がった部分を焼きゴテのようにボディの中心線上に押し当てて前後させますと、お尻がピンとはね上がったエクステンド・ボディとなります。このツールで曲げる場合は、ワイヤーを挟む必要はありません。まぁ、これ使ってまで曲げたいようなマニアックな御仁はごく少数でしょうけどねぇ(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-03-15 14:27 | ●セミトラVフィルム
■里川スケッチみたいなもの
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※何だか微笑ましくなってしまうバス停。こんな風景・情景を切り取ってこられるのも里川へ行きたくなる理由の一つです。

■春めいた日差しの中、また里川へと出かけました。Rollyさんの車に乗り込み、某所でBILLさんと合流。3人で里川を目指しますが、まずはファミレスで朝食。ブログ・エントリーからterryさんが本日里川に行くこと、それも我々が様子を見ようとしていた渓であることから、(もぐもぐしながら)terryさんへ携帯メールしてみます。すると寝坊したterryさん、丁度出かけようとしていたところだそうです。朝食をとっていたファミレスからterryさん宅まで車で5分とかからない!ので、お迎えに参上することに。話がまとまる時というのはこんなものですね。
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そんなわけで里川に立つterryさんを撮影できました。下の写真はBILLさん。
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■渓に着き、私とBILLさん、Rollyさんとterryさんの組に分かれて釣り始めます。晴れ上がった春の日差しの下、BILLさんにドライフライでの釣り上がりのミニ・レクチャーをして、少し上流の細い流れにフライ(セミトラVフィルムで巻いたクリンクハマー捏造パターン)を流してみます。数投目にフライが消え、軽く合わせて(12、3cm位の)小さいけれどキレイなアマゴを釣りました。即リリースし、フライを交換して、次のサカナの匂いがぷんぷんするポイントにフライを流してみます。狙い通りの筋にフライが乗り、このヘンだよなぁと思った瞬間良形のアマゴ?がフライに出ました。が、決めたつもりの合わせでもフッキングできず、空しく後方でフライが舞うだけの結果に。少し凹みそうになりますが、本日の釣りは始まったばかり。焦る必要はないでしょう。むしろ渓に入って直ぐの好反応に気分は上々です。川原の石に腰掛け、BILLさんのキャスティングを眺めながら、余裕をかませて一休み。午前中の生体反応がそれだけだったこと、その時の私は知る由もありません(笑)。追いついてきたBILLさんにはそこから上流を攻めてもらうことにし、まだ余裕綽々だった私はポツポツと見かけるマエグロを探したり、ヨタヨタと飛ぶクロカワゲラを捕まえたり、春の渓での水生昆虫観察。そのうち、我々に追いついてきたterryさんも合流。terryさんが見付けたマエグロのシャックをBILLさんに講釈したり、釣り談義などして楽しく過ごしました。その頃、途中terryさんと別れて釣っていたRollyさんは良形アマゴを2度も(1度はネットイン直前に)バラしてチンチンに沸騰中だったこと、我々は後で知ることになります。

e0057274_13265448.jpgクールダウンしたRollyさんと合流後、川を変えてランチタイム。チンチンに沸騰したお湯でいれた珈琲を楽しみ、BILLさんには少し刺激が強すぎた?釣り談義、カメラ談義に花を咲かせました。芽吹いて間もないBILLさんのフライフィッシングへの情熱に大輪の花が咲くことを、私、(ランチ後から"納豆男"にHN変えした)Rollyさん、terryさんは願ってやみません(とってつけたような言い回しですか?(笑))。

■午後からの最初は納豆男さんと行動を共にして、抜群の渓相の里川を釣り上がります。途中の廊下状プールの落込みの沈み石間際でライズを発見。久し振りに10ヤード以上のキャストで狙ってみます。釣れたのはカワムツだけでしたが、アマゴに間違いないライズだっただけに相当な時間をそこで費やしました。小さなメイフライも結構ハッチし始めていましたしね。その後、違った川に転戦し、護岸で趣には若干欠けるものの、開けた渓で浅い流れに無数に点在するポイントを丁寧に流してみます。渓に入って直ぐ、アマゴらしきアタックがあり、フライをグラブフック(#18)に巻いたクリンクハマーに交換し、丁寧にフロータントをハックルとハックルポストに擦り込んで再挑戦です。暫く無反応でしたが、小さな落込みの開きでパシャっとフライが消え、とても小さなアマゴを釣ることができました。午前中のアマゴよりは少し大きいとは言え、体長15cmに満たない(一冬をこの渓で過ごした)別嬪アマゴでした。
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■このサイズ、普段なら写真撮影はしませんが、本日ゲットした中で最大のアマゴだっただけに素早く撮影。弱らせちゃったかもしれないという私の思いが杞憂だったことを証明してくれるように、元気良く流れに戻っていくアマゴの"思いやり"に応え、深々と一礼してしまいました。釣り上がりしてみたイブニングタイムでは、一回だけ良形がフライに出てくれましたが、それは空振り。3つの違った名前の渓流で楽しく仲間と釣りを楽しみ、帰路に着きました。釣上げることにできたアマゴは少なかったけれど、考え得る最高の雰囲気でフライフィッシングを楽しむことができたのは、同行の皆さんのお陰です。天候、里川を取り巻く風景、大人の釣り仲間、あどけないアマゴ、全てのおかげで、とても「あったかーい」一日を過ごすことができました。

e0057274_1415544.jpg情報とやらに振り回されることなく、生活感溢れる渓の周りの風景を思い思いにスケッチしながら、おおらかな気持ちを持ったままフライを流れに乗せ続けることができた、記憶にずっと留まっているであろう一日。本来の意味で仲間と釣りに行く楽しみを実感できた貴重な一日でした。
運転から渓のガイド、何から何までお世話になった納豆男(Rolly)さん、お仕事の疲れにもめげず我々のペースにお付き合いしてくださったBILLさん、フライフィッシングに対する熱い思いを語ってくれたterryさん、記憶に留めたい一日を本当に有難うございました。
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by godzilla2004 | 2006-03-13 14:16 | ■フライフィッシング
●セミトラVフィルムでお手軽エクステンド・ボディ
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●このフライのボディ全長は約10mm、#14のスタンダードフックに巻いたボディとほぼ等しいサイズです。使用したフックはがまかつの2200(カーブド・シャンク)#18。

コックハックルをエクステンド・ボディにしたパターンがありますが、それに近いシェイプをVフィルムで作ってみました。ボドキンにVフィルムを巻いて作るエクステンド・ボディは、比較的大型メイフライを模す場合に役立ちますが、こちらはより小型のメイフライに役立つメソッドだと思います。作り方は簡単。適当な大きさに切った2枚のVフィルムでテール材(写真のフライの場合はティール)をサンドイッチするだけ。テール材の模様が透けて見え、そのままアブダメンの模様っぽくなります。面白い効果が期待できるテール材は、コック・デ・レオン、ティール、(レモン)ウッドダックなどなど。このエクステンド・ボディの詳しい作り方は、近々にアップするつもりですが、とても簡単なので、上の写真と解説だけでわかってしまう人は多いでしょう。肝はサンドイッチした断面をテール材を中心にV型にすることです。
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●V型になったボディ断面は、水面に浮いたとき(まるで船底のようになって)浮力を保持してくれますし、ボディだけ少し沈めば、オサカナはそれをシャックに見てくれるかもしれません。ピンと上方向に曲がったエクステンド・ボディにも挑戦中で、“HIGH-TEMP FINE-TIP”(乾電池式で先端部が発熱するやつ)を使って、フィルムを熱して曲げようと格闘中。一応曲げることはできるんですけどね。"コツ"を要しますので、も少し簡単に曲げることができないかと思案しています。それに成功したら作り方と併せてアップしますので、暫しご猶予を。
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by godzilla2004 | 2006-03-09 18:38 | ●セミトラVフィルム
■春を待きれないフライフィッシャーだぞう(2)
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■高原川から国道に出ると、計算通りライズさんの車の前(ライズさんの釣った後には竿抜けポイントなどあり得ませんからね(笑))。ライズさんも、ねねこさんもまだ釣っているようです。次の場所に移動する前にいつもお世話になっている「ペンション木之下」さんへご挨拶に伺います。いつもながら明るいオーナー奥様から美味しい珈琲をいただき、暫し釣りを忘れ、洋さん、ドイザラスさんを交えての談笑&休息タイム。

気がつけば午後3時半近くになっており、本日のラストチャンスが迫っています。奥様にお礼を言って、ペンションを後にしましたが、さぁ、どこで釣りましょう。蒲田川に戻ることにしますが、ラスト2時間で少しでもオサカナの反応のありそうな場所を脳内探索します。増水、低水温、イブニングタイム…、それらのパラメーターを入力し「検索スイッチ」をクリックすると、瞬時に回答が出る…わけはありませんわな。宝橋の「ゴリラ」に軽食を買いに行っている洋さん、ドイザラスさんを待ちながら、蒲田川の流れを眺め考えます。結論は出ました。一応考えられる中では一番何とかなりそうな場所がありました(反応がなかったらごめんなさい)。入りたかった場所付近では駐車できず、100メートル程上流方向へ移動した場所に駐車スペースを見付けることができました。表面が固まって、時折膝まで埋まってしまう雪中行軍で、流れを見通せる位置まで来ると、下流で3人のフライフィッシャーが釣っている真っ最中ではありませんか。間をとって上流へ移動することができないところなので、釣りを邪魔しない距離を保ちながら下流に向かうことに。その3人のフライフィッシャーの一人には見覚えが。何と杉坂研二さんでした。後でドイザラスさんが、「godzillaさんは杉坂さんとはお知り合いなんですよね。」と聞いてきた程、旧知の間柄ごとく親しく話を伺うことができ、これも釣りの楽しみの一つではあるのですが、私、杉坂研二さんとは今年の1月岡崎トラウトポンドで初めて実物をお見かけしただけで、お話しさせていただいたのは今回が初めてでした(笑)。
杉坂さんによると、ここは今日(4日)の蒲田川で一番釣れたポイントかもしれないそうで、読みが当たったかと密かに喜びがこみ上げてきます。が、出遅れたのも事実。そのポイント200メートルの爆釣レポートは杉坂さんのWEBページで近日中にアップされるそうですから、そちらもご覧下さい。この場所の詳細については、杉坂さんのWEBページで公開されないかも知れませんから、拙ブログでもポイントを特定できるような記述は(現段階では)控えます。

■杉坂さんのアドバイスもあり、そこから下流へ100メートル程下った比較的大きな落込みのあるプールに向かいます(実はその辺りから釣り上がろうと目論んでいました)。そこは落込み周りと、開きで二人が同時に釣ることができる大きさがあり、交代で釣ることに。暫くすると、洋さんが釣り上がってみますと上流へ行き、ドイザラスさんには、流れの向こう側にはなってしまうけれど、見るからに大物が潜んでいそうな巻き返しを狙ってもらいます。私は落込み手前の巻き返しを狙い、薄暗い中、ドライフライをイロイロ試します。セミトラVフィルムで巻いたクリンクハマー(TMC200R #20)を巻き返しの淀みに浮かべていると出ました。体を反転させたのは小さいけれど明らかにヤマメです。が、フッキングしません。暫く間を置いて、乾かしたクリンクハマーを今度はメインの流れから巻き返す流れに乗せてみます。また出ましたがフッキングしません。一旦流れから離れ、岩に腰掛けてフライボックスを取り出し交換するフライを物色します。先程お会いした杉坂さんにちなみ、トラポンフック(TP77#14)にVフィルムを巻いたテールの付けてない「CDCダン?」を選びティペットに結びます。先程と同じ流れに乗せて流すことを数回繰り返します。出ました。今度はフッキングでき心地よく引きを楽しみ…と思った瞬間、ロッドから抵抗が無くなりました。んぎゃ。

今日はこれまでにしておけってことかぁ。ドイザラスさんのフライにもアタックはあったそうですがフッキングできず…でした。ドイザラスさんとラストチャンスのフライを何にしようと相談していると、上流から洋さんが戻ってくるところ。何となくですが、洋さんの足取りが軽いような気がします。それもそのはず、ドライフライでヤマメを釣上げたそうです。杉坂研二さんら3人が釣り上がってから1時間も経たないうちにヤマメ釣っちゃいましたか。あ~そうですか。「それって凄くない?」思わず歳に似合わない褒め言葉を口にしてしまう程度に、ちょっとビックリ(洋さん失礼な表現をお許しください)。

e0057274_19113822.jpg■暗くなりかけた渓に日が暮れるのは早く、洋さん、ドイザラスさんの初蒲田川、高原川釣行は終了しました。宝山荘の駐車場に着くと、ライズさん、ねねこさんも少し前に到着しており、この日初めて5人が揃いました(笑)。
釣り談義と温泉を楽しみ、ドイザラスさんご所望のタイイング教室も無事終了。前後不覚に眠りこけた朝、蒲田川を後にしました。洋さん、ドイザラスさん、ねねこさん、ライズさん、お世話になりました。また機会がありましたら、蒲田・高原川に再挑戦しましょうね。
写真、前列左から洋さん、ドイザラスさん、後列左からねねこさん、私(態度デカイのでわかりますよね)、ライズさんです。

※ペンション木之下さんでは、釣り人のニーズに応えるため、時間指定をすれば夕食時間を遅らせるができるようになりました。勿論、指定した時間は守らなくちゃダメですけどネ。(飛騨牛の炭火焼きがメインの夕食なので、炭火を熾すタイミングが重要なわけですよ。)う~ん、今シーズンは蒲田川で暗くなるまで釣ってから飛騨牛の炭火焼肉が楽しめる。なんてハッピーなんでしょ。アハハハ。
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by godzilla2004 | 2006-03-07 19:15 | ■フライフィッシング



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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