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■ヘアウィング・ダン
■いよいよ、ゴールデンウィークですね。この連休、渓流のいたる所で釣り師の姿を見ることになりますが、フライの準備は済んでますか?例年ゴールデンウィークの頃というのは、解禁当初から毛鉤に騙されて痛い思いをしつづけてきたオサカナがどんどんスレていき、パイロット・フライには見向きもしなくなる、一般的なフライフィッシャーにとっては競争相手の多さもあり、休みの多さと裏腹に微妙な気持ち…となる時期でもあります。ま、私のことなんですけどね(笑)。

■拙ブログでは、私が使うダン・パターンとして、“CDCダン”各種を載せ、前回、ラムズ・ウールをウィングにしたいわゆる“ソフティ・ダン”を載せました。今回は代表的ダン・パターン3種の最後として、“ヘアウィング・ダン”をエントリーします。勿論、ダン・パターンとしては他に“ソラックス・ダン”、“パラ・ダン”、“コンパラ・ダン(スパークル・ダン)”など、数多く存在していますが、テールを取り付け、アブダメンを巻き終わるまでの工程は同じで、ウィング取り付けの段階になってから、どんな種類のダン・パターンにするかを決めることが出来るという、テール&アブダメンは同一、ウィング処理の違いでの3種ということです(回りくどい表現ですみません(笑))。

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■このアマゴ、先日訪れた板取川支流のとある渓で、ヘアウィング・ダンに出てくれました。なかなかの良形、9寸近くはある山吹色の胸ビレが綺麗なアマゴでした。


e0057274_17324954.jpg■フックキーパー部の拡大写真です。ブリーチしたディアヘアをウィングにしたヘアウィング・ダン、丈夫で視認性もバッチリ!スレたオサカナの多い渓で良く使う、私のパイロット・フライです。
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by godzilla2004 | 2006-04-28 17:37 | ■フライフィッシング
■ラムズ・ウール
e0057274_1604240.jpg■渓魚に対し抜群のアッピール度を誇るCDCですが、一旦濡れてしまうと乾かすのに手間がかかります。(それはCDCの欠点でもなんでもないのですが、)雨がしとしと降り続く渓で、何とか乾かして、フロータントを付けようと下を向いた時、雨の雫がキャップを伝ってフライにポチャッ…なんて経験があるのは私一人だけではないでしょう。という訳で、(私だけかもしれませんが、)雨の日の釣りでは、CDCに代わりラムズ・ウールを(ウィングなどに)使用したフライの出番が多くなります。何と言っても「水切れ」がヨロシイので助かります。
勿論、雨の日用というだけではなく晴れ(曇り)の日でも繊細な浮力が求められるドライフライ(ダン・パターン)などに使っても効果的です。細くて、適当な柔らかさがあるラムズ・ウールには、CDCとは違った魅力があり、多用しています。

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■これはエルモンヒラタ(♀)をイメージしたダン・パターンで、イエローのラムズ・ウールをウィングに使っています。ラムズ・ウールの量が少し多いようです。もう少し繊細にまとめてもヨロシイのですが、量を少なめにすると視認性に難が出始めます。以前紹介したフライメイクアップを塗るためにもウィング端はマルチグルーなどで固めて密度を上げておくと使い勝手(即ち視認性)が向上します。

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■ラムズ・ウールをウィングに使ったダン・パターン各種です。ラムズ・ウールの色はイエローとかオレンジっぽい?茶色などの視認性は比較的良好なんですが、この写真だと視認性も悪くなさそうに見えるグレーは見づらいですヨ(笑)。私が使っている偏光グラスのレンズカラーとの関係もあるのかもしれませんね。これでもか!っていうくらいラムズ・ウールの量を増やせば見えるかもしれませんが、オサカナに嫌われるかも知れません。じゃあ、なんでグレーを使うのかと言えば、やっぱりオサカナの出が良いわけです。オサカナへのアッピール度と視認性の両立…これが一番難しいってことなんでしょうかねぇ。

※特にウィングの場合、オサカナが違和感を抱かないということで言えば、目立たない、目立ち過ぎないということが重要になってくる場合があるようです。高くそびえ立ったADWのパラシュート・ポストで見切られることが多いのも、要は目立ち過ぎているのかも。オサカナは至近距離で見つめるわけですしね。だんだん、老眼にはツライ釣りとなってくるんでしょうか。うーん…、ウナりますな(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-04-27 16:49 | ■フライフィッシング
●エクステンデッド・ボディ、あれこれ
e0057274_122042100.jpg●セミトラVフィルムでエクステンデッド・ボディをシコシコ作成…なんですが、量産し過ぎてしまってます(笑)。
気分転換に巻いてみたのが、これ。エビフライです。私、名古屋人ですから“エビフリャー”ですわな(笑)。
“エビフリャー”に見えませんか?テールならぬ尻尾を表現したADW(エアロ・ドライ・ウィング)がそれっぽく、またこんがりキツネ色にあがったコロモが美味しそうではないでしょうか。
ちゃんと、ADWの身も詰まってますしね(笑)。人間には効くと思いますが、はてさて、オサカナはどう思ってくれるでしょうか。気になるところです(って誰も気にする訳がないですよね。m(__)m)。

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※ちなみに、毛鉤と言う意味でのフライ(FLY)と、揚げ物のフライ(FRY)は違いますので、ご容赦ください。「フリャー」と発音する名古屋人の方が正しいのかもしれませんヨ(笑)。



●フリャー(揚げ物)の後には、野菜を食べなきゃってことで、ヘルシー志向のオサカナにアッピールするかもと巻いたのが、ドライ・フルーツならぬ、ドライ・ベジタブル・フライ!
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大根ダン(左)に、人参ダン(右)。

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●これらのフライはハッチ時に何らかの原因で溺れてしまって流れていく、いわゆるDD(Drowning Dun)をイメージしていますので、大根ダンは“Daikon Drowning Dun”、略してDDD。人参ダンは“Ninjin Drowning Dun”で、NDDとなります(何のこっちゃ…)。

●どうもね、試行錯誤してばかりだと辛くなりますので、こんなのを巻くことが多くなりますが、DDDでも、NDDでも、勿論エビフリャーでも、何だか釣れそうな気がしてくるのは不思議ですね(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-04-25 12:54 | ●セミトラVフィルム
★オジサンバンド・コンテヴァル2006
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★前日、高山では積雪10cmを記録したという、風も冷たい土曜日の夕方、“OJISAN BAND CONTEVAL 2006”を観に行ってきました。「CONTEVAL=CONTESTとFESTIVALを融合した造語だそうです。」

★オジサンが中心に頑張っているアマチュア(一部インディーズ)バンドが14組出演し、グランプリを獲得したバンドは、6月20日の“愛知万博メモリアル市民音楽祭・2006愛と平和のコンサート”に出られるそうです(そのコンサート、Keiko Leeが出るそうだし、入場料も比較的お安いので行ってみたい気はあります)。

★私が個人的にお世話になっている方(一言で言えば友達ってことね(笑))がリードギターを担当しているバンドは、惜しくもグランプリを逃しましたが、非常に楽しく観る・聴くことができたコンサートでした。何より私より少し(相当)歳を重ねたオジサンが熱演している姿ってのはカッコ良いもので、元気付けられました。一つの趣味?をずっと続けている重みと、それを楽しんでいる姿勢が観ている人まで巻き込んでいく、とてもハートウォーミングな宵でした。

e0057274_11551215.jpg★コンサート(コンテヴァル)から帰った夜、元気になりついでに、こんなフライを巻きました。う~ん、本文と何の関係もありませんね^_^;。
何の変哲もない、普通のカディス・パターンで、強いて特徴をあげれば、ハックリングが省略してあること位でしょうか。前回エントリーのスペントウィング・パターンもそうなのですが、最近水面にペタッと張り付くフライが効いているような気がする状況によく遭遇しているので、ハックルを省いたこんなドライフライを良く巻いています。見切られるときにこんなフライに交換して釣れたことが何度かありました。私なりの考察がありますので、オジサンバンドに貰った元気のなくならないうちにエントリーする予定です。
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by godzilla2004 | 2006-04-24 12:03 | ★イベント/フィクション
■よくある“雨の日”の釣り
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■桜も満開を過ぎた山里の渓(板取川支流。片知川ではありません(笑))に立ったのはもう午前10時近くでした。午前5時に一度は目覚めたものの、ベランダから雨模様の暗い路面を見て出発を見送り、気分が釣行モードになるのを待っての遅い出発でしたから仕方ありません。

どうしちゃったのだろうといぶかしく思う程、餌釣りの人が少なくて拍子抜けしてしまいましたが、多くの餌釣りの人は長良川の上流部に行っているんだろうなぁと意味もなく釣り人の少ない理由を考えながら、車を停める場所を探します。

e0057274_161132.jpg■渓に降り立ち、リーダーすら付けていないラインに6Xリーダーを結び、6.5Xティペットを5フィート足します。霧雨が降り続いていますが、水面は静かです。浮かべるか、沈めるかで少し悩みましたが、まずは“あかむしくん”で水面下30センチ位を探ることにしました。少し上流に歩いて目をつけていたプールの落込みから肩の中間点にキャスト。蛍光オレンジのインジケータを注視します。するとインジケータを私とは違った目的で注視していた?アマゴが浮上してきます。インジケータ(=餌ではない)と気付いたのか直ぐに身を隠しましたが、こちらはドキドキものです。フライを回収し少し後退して、ドライフライに交換。

e0057274_16111424.jpg■雨の日によく使うのがスペントウィングのフライ。この写真のフライはADWをウィングにしていますが、ADWとCDCをミックスしたパターンも使います。上の写真のアマゴはADWとCDCをミックスしたウィングを付けたスペントパターンに出ました。この日、余り多くのハッチは見かけませんでしたが、ときおり水面から飛び立つメイフライを見ましたので、スペント・タイプを使い続けました。このタイプはキャスト時のスピンに気をつけなければなりませんが、雨の日でオサカナの警戒感も鋭敏ではないだろうと勝手に決め付けて近距離を狙いますし、ゆっくりしたキャスティングを心がけました。

e0057274_1625839.jpg■3時間足らずの釣りで、“あかむしくん”で9寸、スペントウィングのドライフライで8寸(写真)のアマゴを1尾ずつ釣上げ(ノーフッキング&バラシは多数(笑))、よくある雨の日の釣りをそこそこ楽しんだわけですが、プールの開きにスペントウィングのドライフライをキャストしたとき、まるで大物のようにゆったりとフライに出てきてくれたのが、この5寸そこそこのアマゴ。

立派なヒレを持ち、少しスモルト化?し始めているこの痩せたアマゴは明らかにその渓で育ったものです。育ち盛りに自分より大きな成魚が放流され、餌取りに適した場所を占領されたりして、結構苦労しているのかも知れません。その割には悠然とフライに出てきたよなぁ~などと、勝手な憶測を交え妙な感慨にふけってしまいました。よくある雨の日の釣りでしたが、このアマゴを釣ったことで、記憶に残る釣行になった気がします。

※5寸アマゴに関する記述は私の妄想が一人歩きした挙句、でっち上げたものですからご了承ください(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-04-16 16:38 | ■フライフィッシング
■水面下のフライフィッシング
■水面下で起こっていることを想像、類推し、その状況にマッチしているニンフとかイマージャーフライを使った釣りが、ドライフライの釣りと同じくらい好きです。どちらも間違いなくフライフィッシングですし、どちらかだけに偏って嗜好する必要を感じません(あくまでも私の場合です)。

e0057274_17312041.jpg■メイフライのニンフの場合、特定の種をイミテートしたフライは少ないようです。私は、3種類のシルエットの違いでニンフフライを使います。一番上のフライは、“ヘアーズイヤー”タイプのぽっちゃりニンフ。ソラックスの中にはビーズが仕込んであり、ぽっちゃりしたボディでもショットなして沈みやすくしてあります。

■真ん中のフライは“フェザントテール”タイプのスリムなシルエットを持つニンフ。ソラックスにビーズを使う場合もありますが、写真のフライはソラックス内部にカッパーワイヤーが巻いてあります。アブダメンにはセミトラVフィルムを使い、半透明感を出しています。スリムな形状で沈下もスムーズ。

■下が“ヒラタ”のニンフをイメージした扁平なシルエットを持つニンフです。ギル(エラ)を表現しようとして、ミニオストリッチを巻き、その上に(特殊な模様をプリントしたニンフ用のプロトタイプの)セミトラVフィルムを置いて、ゴールドワイヤーで巻きとめてあります。Vフィルムは2枚張り合わせて使用し、ビーズヘッドの後ろで少し持ち上げた形で止め、水中で漂うときに微妙な動きが出るようにしてあります(邪道ですか?(笑))。どのフライも、ある程度の重さを持ち、ティペットにショットを噛ませなくても使えるようにしてあります。ショットを噛ませると、どうしてもライントラブルの元になりますから(あくまでも私の場合です)。フライ交換もしづらくなりますしね。


e0057274_17591565.jpg■こちらは扁平タイプの同型ニンフですが、ビーズの色はゴールドにしてあります。ソラックスは写真のように左右に張り出すようにかき出してありますが、パートリッジなどでレッグを取り付ける場合もあります。

と、これらの3種類を水面とか渓の周りで見つけたメイフライなどを手がかりに使い分けてみたりしていたわけですが、最近お気に入りのニンフとなれば、何と言っても“あかむしくん”。ブログ仲間のねねこさんが愛用している“あかむしくん”は、巻き易い、沈め易い、針がかりが良い、オサカナの反応が良い!というとても優れたフライだと、実績から私は認識しています。

e0057274_18153750.jpg■“あかむしくん”という名称から、アカムシユスリカの幼虫のイミテーションかと思いがちですが、それだけに留まらない汎用性の高いニンフ(イマージャー)だと思っています。メイフライの羽化にはいろんなパターンがあるそうですが、水底から脱皮して水面に上昇してくるタイプのイマージャーとして、時には機能しているような気がします。それが当たっているか否かはさておいても、ドライフライにぼこぼこ出るような場合だからこそ、あかむしくんを始めとしたニンフで釣れる場合はよくあります。だったら、ずっとドライフライで釣れば良いのでしょうが、見えない水の中を想像して、ニンフを操作するのも結構楽しいものですヨ。ドライフライと違って見えないだけに決して楽な釣り方だとも思っていませんし。思い通りの筋を流すってのはなかなかに難しいものです。

e0057274_18255985.jpg■沈めるフライで忘れちゃならない“ケムソパス”(笑)。勿論、サイトフィッシングではお世話になっています。これは最新パターンの“ケムソパス6号”。金属ビーズを二つ使い、ショットを使わないアウトリガーの釣りができるようになっています。増水のときなどにはきっと活躍してくれる筈…。してくれるといいな(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-04-14 18:31 | ■フライフィッシング
■現場で役立つ小物
e0057274_11481880.jpg■ドライフライを少しでも長く浮かせておくために使うフロータント。私は“ドライシェイクスプレー”と“パワーフロート”の2種類をよく使います。勿論、それ以外に数種類のフロータントがベストに入っていることは言うまでもありませんが、出番は少なく、その2つのフロータントを現場で使う割合は90%以上にはなっています。
何といっても、手軽さから“ドライシェイクスプレー”を使うことが多いのですが、特にボディ部分は沈ませたいようなフライでは、“パワーフロート”の出番が多くなります。水の染み込みを抑えたい部分(CDCなど)だけに塗布できますから重宝しますね。ペースト状(ゲルタイプ)のフロータントは、“パワーフロート”以外にも“ドライマジック”、“kty2ドライフライフロータント”等がありますが、なかなか無くなりませんから“パワーフロート”をずっと使っています。





e0057274_12154699.jpg■以前エントリーしたCDCダンに使ったサウスランド・ナチュラルCDC。魚の反応や浮力の持続性は他のダイドカラーCDCに比べ間違いなく良好なんですが、(老眼の私にとっては)視認性に問題が。明るいときには何とか見えるのですが、曇りの日や朝夕の暗い時間帯にはとても見づらくなってしまいます。ほぼ見えないといってもいいでしょう(汗)。




e0057274_12274335.jpg視認性アップを目論んで多用するのがティムコのフライメイクアップ。(冒頭写真にある)FLオレンジとFLイエローをベストに入れておき、必要に応じて使っています。私の場合、明るいときにはサウスランド・ナチュラルCDCでも見えちゃうのですが、薄暗くなるともうダメ。老眼はツライですねぇ。周囲が薄暗くなって、どうも見えないぞという状況になったら、CDCに“パワーフロート”を塗り、その上からカラーフロータント"フライメイクアップ"を付属の刷毛でポチポチします。視認性向上の効果は写真の通りで、これに助けられたことが何度もありますヨ。色の持続性も結構あるようです。



e0057274_12521944.jpg■最近手に入れたのがこの非接触型温度計(赤外線サーモメーター)。少し重いのが難点かもしれませんが、対象物にレンズを向けてボタンを押すだけで水温が出てきます。瞬時に水温を計ることができるのは有難いですね。付属のレンズ保護キャップ?を外さなければならないのが手間ですが、渓に立ったときに外しておけばヨロシイかと。無くしても問題なさそうだし(笑)。この非接触型温度計は他のタイプもあるようですが、気楽且つ頻繁に水温(あくまでも表面温度ですが)計測できるのは便利。役立つ小物となりそうです。



e0057274_13321841.jpg■こまめに水温を計り(計ったからどうなるってものではないのですが)、少し暗くなった渓で釣ったアマゴです。使ったフライは写真に載せたCDCダン。ヒメヒラタカゲロウ?をよく見かけたその渓で、少しサイズダウン(ヒメヒラタをイメージすると#12もしくは#14を使いたくなりますが、#16、#18を主体に)したCDCダンにアマゴは高反応を見せてくれました。勿論、フライメイクアップで視認性を上げました。フライがどう流れていくか、見えてないと修正できませんからね。私にとって、フライメイクアップは役立つ小物ナンバーワンかもしれません。老眼はツライ!(笑)。


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※オマケです(笑)。ヒメヒラタカゲロウのダン(♀)だと思うんですけど。う~ん、断定できないのがツライ!(笑)。
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by godzilla2004 | 2006-04-11 12:47 | ■フライフィッシング
■ヘンハックル“DUN”系
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※ヘンハックル、(以前に比べて)よく使うようになりましたね。ホワイト、グリズリー、ブラウンなどの定番カラー以外で、好きなのが“DUN”系のハックルです。左から“Brown Grey Dun”,“Rusty Dun”,“Honey Dun”,“Light Tan Dun”,“Medium Ginger”。ミディアム・ジンジャーはダン系ではありませんが、個人的に好きな色合いなので、横に置いてみました。ということは、私が所有するヘンハックル・ケープは合計8枚ということになります。エキスパートの方々から見れば極少数。フライフィッシングを一から出直して1年半なので、まぁ、こんなものでしょうと本人は満足しております。ヘンハックルですしね(“つ抜け”しているとは言え、コックハックルの所有数も似たようなものです(笑))。
ローリング・ストーンズの公式グッズでは有り得ないタオルの上に置いて撮影したことに、深い意味はありません。

e0057274_13552150.jpgワチェットの鈴木寿さんの巻くCDCダンを手本にしたフライ、ミディアム・ジンジャーのヘンハックルを巻き、フックシャンク下をカットして仕上げてあります。このパターンの写真は拙ブログで何回も載せてきました。ダウンウィング型にCDCを取り付けることと、ハラリと巻かれたヘンハックルが浮き姿を安定させるような気がして、現場で多用するパターンだからです。ただ、私が所謂スタンダード・パターンを巻かないのではないか、伝統と実績のスタンダード・パターンを軽んじているのでは…と、お思いの向きもあるようですが、そんなことはありません。…と思います(笑)。

現場で起きているライズに対応するために、いろんな種類のフライを用意しておかないと気がすまないだけのことです。それはなかなかに難しいことではあるんですけどね。ですから、浮かせるフライ(ドライフライ)も沈めるフライ(ニンフ)も水面直下に漂わせるフライ(イマージャー)も全部用意し、現場の状況の変化にできる限り対応できるだけのフライと、それを使いこなすスキルを身につけたいと思い修行しています。“臨機応変”に対応できるフライフィッシャーを尊敬していますし、そうなりたいと願っています。

e0057274_14234665.jpg■これは、“Honey Dun”のヘンハックルだけでまいた、その名もズバリ“ハニーダン”と呼ばれるドライフライです。勿論、拙い私のタイイングスキルではこの程度ですが、このフライを知ったパターンブックである【ドライフライパターン108(1)】には素晴らしいプロポーションの写真が載っていますので、そちらも参考にしてください。ただし、同じ“Honey Dun”でも、テール以外はコックのそれを使われていますので、コックハックルの、“Honey Dun”をお持ちでないとレシピ通りにならないことになります。当然、私は貴重かつ希少な“Honey Dun”のコックハックルは持っていませんので、写真のフライは全部ヘンハックルで巻いてあります。その本の著者の一人、増沢信二氏のブログに、私の巻いたものとは比べ物にならない機能的で美しい“ハニーダン”が解説されており、そこではヘンハックルでも良いという記述もありましたので、参考になさってください。タメになることが書かれてますヨ。
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■これはテールにコック・デ・レオンを使い、それ以外は“Honey Dun”ヘンハックルを用いました。フックはTMC103BL(#13)です。アブダメンのハックルストークを疎らに巻いてしまってますが、しっかりと平らにならして、密に巻いたほうが良かったようですね(^^ゞ。この写真、露出は少々アンダーで撮影していますが、黄金色に輝くハニーダンのお陰でソラックス中心部がハイ・キーな印象となってしまいます。照明は天井の蛍光灯だけでこの輝きです。春の明るい日差しに映える可憐な黄金色のフライ、イイですねぇ~。使うのが楽しみになってしまいます。
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by godzilla2004 | 2006-04-07 13:21 | ■フライフィッシング
■美濃FAでイロイロ修行
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※晴天の美濃フィッシングエリアでいろいろ修行してきました。静岡から来るBILLさんに「ドライフライでぼこぼこ」を体験してもらおうと企画したツアー、季節的にも条件は整ったと思っていましたが、さすがに午前7時前の片知渓谷は冷え込み、気温0℃、水温4.5℃…。吐く息も白く、地面には霜も目立っていました。

■午前11時過ぎには美濃FAに向かおうと考えていましたが、生体反応の乏しい片知川、9時過ぎになればハッチも始まるだろうとわかってはいましたが、仮眠を終え支度して川に立ったBILLさんと相談の上、早めの移動となりました。受付を済ませ、ストリームエリアに降り、水温5℃の流れに、まずはニンフでご機嫌伺い。最近、ニンフィングの場合のパイロット・フライとして多用しているのが、ねねこさん考案の「あかむしくん」。

e0057274_1359558.jpg☆TMC103BLにフラッシャブーで下巻きし、セミトラVフィルムで細めに仕上げてありますが、ねねこさんオリジナルはも少し太いボディで“いかにも…”なフライです。2月始めの寒狭川で頂いた「あかむしくん」が2つ残っており、私の捏造パターンよりもずっと効き目が確かなことは間違いありませんので(笑)、それを使うことに。BILLさんにポイント案内して、一つ上のプールに移動し、マーカー下を50cm位にしてキャスト。直ぐにマーカー付近に細かなさざ波が立ち、水中に引き込まれます。一呼吸置いて合わせるとロッドが引き込まれフッキング成功!元気なアマゴがネットに収まりました。BILLさんも数尾のアマゴをニンフで釣上げ、歩を速めて上流へ釣り上がります。

e0057274_14372668.jpg■最上流部のプールに到着した頃には水生昆虫のハッチが多くなり、ライズも発生。水面から飛び上がってきたメイフライを帽子で捕まえよう(メイフライ・キャッチャー修行ですな(笑)。)としましたが、直ぐには捕獲できません。BILLさんに修行中を撮影されていて、ちょっとビックリ(笑)。ようやく捕まえることができたのは、ナミヒラタカゲロウのスピナーでした。気付いたら、岸辺の一角に黒い絨毯を敷き詰めたようにスピナーが群れていて、もっとビックリ。捕まえるまでもありませんでしたな(笑)。ま、これも修行ですから。
水生昆虫捕獲作戦はこれ位にして、BILLさんとこのプールを攻めることにします。BILLさんは前回エントリーしたサウスランド・ナチュラルCDCをウィングにした(イエローボディの)CDCをキャスト。水面に浮かぶCDCのダークなナチュラルカラーが日差しに映え、何ともいえない透明感がいいなぁ~と思っていたら、出ました。ここまで数尾を釣上げているBILLさん、余裕のランディングです。そのアマゴを二人で写真撮影しているとき、ふと見上げた岩の上にヨタヨタと歩いている虫発見。メイフライのように翅を立てていますが、ほぼ同じ大きさの翅が4枚。羽化直後のカワゲラのようです。
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左が撮影を始めた最初の状態、1分少々でロール状だった翅が(右写真のように)伸びてきています。大きさと体色からオナシカワゲラだと思われます(後で調べました)。

e0057274_1524344.jpgそのプールで、追いついてきたドイザラスさんを交え、3人でニンフ、ドライ、思い思いの釣り方で楽しみました。ヨットのように翅を立てている羽化直後のカワゲラを見てしまった後、こんなCDCダンで釣っていたらもっと釣れていたのかもしれませんが、#16のCDCダンであれば、ボディーカラーはイエローでもブラウンでも釣れましたからね。ただ、オリーブとかのグリーン系は三人とも使っていませんでしたので、イエローもブラウンもセミトラVフィルムで巻いている限り、光にからんだ半透明感が同じように効いたのかもしれません(ちょっと我田引水)。

■午後になって美濃フィッシングエリアに到着した洋さんを交え、青空ランチを満喫した後、午前中は不調だったドイザラスさんと再びストリームエリアに入ります。午後からもアマゴのアクティブ状態は持続していて、ドイザラスさんも良形アマゴを待望のドライフライで数尾ゲットし、初めてのデジカメ撮影修行ができました。

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※左から、BILLさん、洋さん、ドイザラスさん。

■美濃フィッシングエリアは、自然渓流の一区間をストリームエリアと呼び、いつも綺麗で元気なアマゴが泳いでいます。一般の渓流よりアマゴの数が多いことで管理釣り場だったことを気付かせてくれますが、季節ごとにハッチする豊富な水生昆虫にマッチした釣りも、瀬あり落込みありの変化に富んだ渓相に応じた釣りも、フライを浮かせても沈めても楽しめる釣り場です。3人並んで一つのプールでワイワイ釣りが楽しめるのも管理釣り場ならではの悦楽なのではないでしょうか。

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by godzilla2004 | 2006-04-04 15:44 | ■フライフィッシング
●やっぱり効くぞ!CDCダン
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■前回エントリーしたいろいろなCDCダン、このCDCダンは“コンパラダン”風を狙ってウィングのCDCを扇型に広げてあります。所謂CDCダンなるフライ、タイヤーの数だけパターンがあるといって良い程、多くのバリエーションがあり、私も多くの捏造パターンを(私なりの)目的別に巻いています。その中の1パターンである、このCDCダン、勿論アブダメンはセミトラVフィルムを用いています。
e0057274_17133918.jpg写真にあるセミトラVフィルムの部分、「透明から黒」のグラデーションとなっています。印刷に使われるインク、どんなものでも本当の「真っ黒」ではなく、薄く刷ってみると少し緑がかってしまいます。セミトラVフィルムはその特性?を利用して、「グレーがかったオリーブ色」をスレッド色と組合せて作ることができるようにしてあります(前回エントリーの「シロハラコカゲロウ」の体色を参照してください)。
●スレッドは、TMC16/0スレッド【ライトケイヒル】もしくは【タン】を使用。その上に写真の部分を薄いほうから巻いていきます。それだけで、「くすんだオリーブ色」が半透明感を増した状態で再現できます。冒頭写真のフライは、ホワイトのスレッドで下巻きし、アブダメン上部だけに色鉛筆などで黄土色に着色し、セミトラVフィルムを巻いてあります。シロハラ(白腹)っぽくしたかったので手間をかけましたが、余り違いは無いようですね(笑)。

●ウィングに使ったCDCはフライフィッシングショップ・ワチェットのオリジナル商品で、サウスランド・ナチュラルCDCと呼ばれています。『サウスランド・ナチュラルCDCを使うと他のCDCは間違いなく使えなくなるでしょう。』とワチェットのWEBページで謳われているように、"オイリー(脂っこい)"で繊細なフリューを密に持つ大変クォリティーの高いCDCフェザーです。事実、このCDCを使ってタイイングしていますと、指先に脂分が残り、ティッシュでふき取りつつの作業になってしまうほどです。ドライシェイクが指先にのらなくなって、ダビングできませんから(笑)。

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■セミトラVフィルムとサウスランド・ナチュラルCDCで巻いたCDCダン各種を用意して臨んだ『片知川&美濃FA・ドライぼこぼこツアー!』、一番多くのアマゴを釣ったBILLさんの使用したCDCダンもこの組合せでした。今シーズン初めてドライフライでの釣りを満喫できたドイザラスさんも差し上げたこのCDCダンの効き目に驚いていましたし、途中参加のハンディにもめげず、ドライフライフィッシングをしっかり過ぎる程楽しんだ洋さん、それ以上釣らなくても良いようなものですが、今日あたり、ワチェットまで走っていることでしょう(笑)。

※『片知川&美濃FA・ドライぼこぼこツアー!』の顛末は、次回エントリーに続きます。
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by godzilla2004 | 2006-04-02 17:50 | ●セミトラVフィルム



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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