2006年 12月
■そして、修行はよみがえる [2006-12-30 23:32 by godzilla2004]
▲ピーターのフライボックス(III) [2006-12-28 18:07 by godzilla2004]
★角卓の毛鉤釣り士 [2006-12-24 20:44 by godzilla2004]
▲ピーターのフライボックス(II) [2006-12-21 23:13 by godzilla2004]
■魚が出てこなかった日 [2006-12-19 19:26 by godzilla2004]
★Sweet Home Chicago [2006-12-17 01:27 by godzilla2004]
★二つのタワー [2006-12-15 23:37 by godzilla2004]
▲ピーターのフライボックス(I) [2006-12-13 22:07 by godzilla2004]
★釣りの仲間 [2006-12-11 18:24 by godzilla2004]
▲眼下の鱒 [2006-12-07 19:47 by godzilla2004]
▲フライは舞い降りた【CDCサイドワインダー】 [2006-12-05 18:35 by godzilla2004]
■華氏60度* [2006-12-03 23:03 by godzilla2004]
★メモ・ホルダー [2006-12-01 22:34 by godzilla2004]
■そして、修行はよみがえる
※撮影はピーター氏。外気温1℃、水温は高いところで6℃の流れで2006年最後の釣りを楽しみました。

■29日に降った雪が残る美濃フィッシングエリアのストリーム(渓流釣り場)。昨年の同じ日にもここで釣りをしましたが、今回の雪は昨年ほど多くはありませんでした。ただ、日が高くなり日差しが強くなった頃から木の下に立つと枝から落ちてくる雪の塊に直撃されることもあり、昨年とは違った形で修行(苦行)であることを思い起こさせてくれました。

▲これはピーター氏が初めて釣った尺上アマゴ。彼が予想していた以上の強い抵抗に苦労しながらネットインしたものです。管理釣り場とは言え、コンディションの良いアマゴの引きを味わい、また美麗な朱点、山吹色の胸ビレにも驚嘆の色を隠せないピーター氏でした。流れの底に定位していたこのアマゴの口元にミッジピューパを流す、ピーター氏お得意のニンフィングで釣上げただけに嬉しさもひとしおといった面持ちではありました。

▲こちらは私が釣った、36、7cmはあるかと思われるアマゴ。アマゴだけにサツキマスかいなと思ってしまうほどの迫力満点ボディ。ただし、このデカアマゴはポンドで釣りました。今年を締めくくるに相応しく、私のハズカシイ・フライ代表格である“乙姫伝説”を、比較的水面近くに定位していた彼女の鼻先1メートルにキャストし、彼女がゆったりと近付いてきた後、“乙姫伝説”が吸い込まれたのを確認してフッキング成功!となった次第です。ピーター氏の言葉を借りると、レインボーとは違う、首を大きく振る「ストロング・ファイト」にネットに入れるまで相当苦労した1尾となりました。と言いつつ、ナイスなファイトを堪能したことは言うまでもありません。

■この日は、タックルショップ店長の車に乗せていただき、ピーター氏と3人で美濃フィッシングエリアでストリームでも、ポンドでも、その場所に応じた釣り方で楽しみました。ストリームでは、20cm足らずのアマゴを数尾釣り、ポンドに移動してからは、午後3時過ぎになる頃から釣りを堪能しつくしてロッドを置いたピーター氏の名(迷)ガイドに惑わされつつ(笑)、彼の目を盗んでティペットに結んだ“乙姫伝説”でワンキャスト・ワンフィッシュ状態を楽しむことができました。同じくピーター氏の目を逃れて“乙姫伝説”を使った店長は、40cm近いイワナを連続して釣上げ大満足。美濃フィッシングエリアに到着してから、釣りに来ていることを知った、古くからの友人Mr.Tとも久し振りに軽口を言い合いながらの釣りも満喫することができました。

※釣りを楽しんだ後、美濃インターチェンジ近くのショッピングセンター内にあるディスカウントストアーに4人で立ち寄りましたが、何と表示価格の70%オフで(フライフィッシングを含む)釣り用品が販売されていました。写真は某氏が購入したティペット。製造されてから随分経っているようで、ラベルの色など若干変ってしまった…?ような気もします(^^ゞ。このティペット、軽く引っ張るだけで切れてしまうか否かは置いておいても販売価格は180円になります。お安いでしょ!(笑)。でも特にティペットなど経年劣化が予想されるようなモノは品質が良好かどうか、確かめてから購入するようにしてください(^^ゞ。午後6時過ぎに入店し閉店する9時近くまで、70%オフの価格に目が眩み、我を忘れて選別に没頭してしまった4人のフライフィッシャー(笑)。年末の喧騒も忘れ、待っている人がいるのかいないのか、クリスマスも終り年始に備えて封印した筈のモノがよみがえり、物欲の虜になりきってしまったようです。でも、マタレリのウィップ・フィニッシャーもグリフィンのシザーズも、全部70%オフ!なんて、アタマどうにかなっちゃいませんか?(笑)。




*さて、私にとっての「2006年フライフィッシング修行」は、ブログで知り合った方々との釣行を中心に極めて理想的に終始することができました。これも日頃拙ブログをご覧くださっている多くの人たちのおかげと心より感謝いたす次第です。捏造の極み的フライを拙ブログに掲載して始まった2006年最後の釣りでハズカシイフライの集大成(笑)となってきた感がある“乙姫伝説”を使って大きなアマゴを釣上げ、一年を締めることができたことを素直に喜び、本年最後のエントリーとさせていただきます。今年一年お世話になり、本当に有難うございました。来年も宜しくお願いします。
# by godzilla2004 | 2006-12-30 23:32 | ■フライフィッシング | Trackback | Comments(12)
▲ピーターのフライボックス(III)
※先日のタイイング・セッションで、NZ人ピーター氏が巻いた唯一のドライフライがこちら(↑)の“ディアヘア・セッジ”。テールと(タンデム)ウィングには、ディアヘアを使い、ボディはダビング(クリスタル・ダブ:ヘアーズイヤー)、パートリッジでハックリングしてあります。フックはBUYAN、C301(#12)。本来はもう少しロングシャンク・タイプのフックを使うことが多く、ディアヘアのウィングを3層に取り付けるそうですが、イメージする水生昆虫(当然ヒゲナガトビケラ系)のサイズによっては2層で済ますこともあるそうです。

▲こちらは同じフライの下腹(ベリー)部から撮影したものですが、ボディはクリスタル・ダブ(Krystal Dub)の「ヘアーズイヤー」色?でジューシー(厚め)に巻いてあるだけです。同じようなフライを巻くとなれば、当然のように捏造してしまう私は、少なくともミディアムサイズのワイヤーでリビング程度はしてしまうことでしょう(笑)。それにしてもクリスタル・ダブに混じっているヒカリモノ(フラッシャブー?)がナカナカに魅惑的で、私自身は一目で釣られてしまいました(^^ゞ。


▲ピーター氏によると、英国ではディアヘアの色を変えて、ブラックカディスっぽくしたりした色んなバリエーションがあるそうです。ボディだけではなく、フックサイズでディアヘアを2層にしたり3層にしたり、アンダーウィングにCDC、ADWを使ってみたりなどと、改造が楽しめそうなフライでもありますね(と捏造を奨励してみます(笑))。3層にして国旗バージョンを巻いてみようと思っているのは私だけでしょうが(^^ゞ。

※思い通り「釣り」に出かけられない異国の休日。私がピーター氏の立場であれば、フラストレーションばかり貯まりそうなものですが、ピーター氏が巻き貯めた多くのフライからは、そんな気配など微塵も感じられません。いつか訪れる母国での釣りに備え、彼が黙々と巻き続けたフライを見ていると、フライタイイングは「釣り」そのものなんだと実感させてくれます。
# by godzilla2004 | 2006-12-28 18:07 | ▲フライタイイング | Trackback | Comments(8)
★角卓の毛鉤釣り士
▲四角いテーブルを前に、NZから来て名古屋に滞在中のピーター氏のタイイングを興味深い面持ちで注視するフライフィッシャー。クリスマスイブの前日、日頃ブログなどでお世話になっている面々と共に、NZ人ピーター氏、日本人トップクラスのスペイキャスターでありロッドデザイナーの岡田裕師さんのタイイング・デモンストレーションなどを拝見。フライタイイングを中心にフライフィッシングのこと、ブログのことなどを楽しく熱く語っりあうことができた集いとなりました。オフシーズンとは言え、これだけのフライフィッシャーが集まれば、どこか管理釣り場へ行った方が健全かもしれませんが、そこは来シーズンへの礎と自らを納得させ、釣りに出かけたい気持ちをぐっと堪えてタイイング・テーブルを囲みました(^^ゞ。とは言え、我侭なリクエストに即行で応えてくれるサービス精神豊かなお二人(ピーター氏&岡田さん)の華麗なスレッドワークが始まると、釣りに行きたい気持ちなんぞは直ぐに霧散してしまいましたが…。

※せっかくの機会だからとチャレンジ精神を発揮、「サイドワインダー・ノーハックルダン」のタイイングに、岡田裕師さん(写真右)の指導の下、挑戦しているBILLさん。巻き上がったサイドワインダー、見事なウィング下部のカーブが出来上がっていました。

▲ピーター氏がタイイングの実演をしてくれたフライは、スカルピン、ウォーター・ボートマン(マツモムシ)、ディアヘアを惜しみなく?使用したカディス(ドライフライのディアヘア・セッジ)など。このカディス(セッジ)については近々にエントリーするつもりなのでお楽しみに。その都度、NZのとある湖の浅瀬でどでかいブラウンを釣上げたのがこのフライ…みたいに詳細な解説付きでのタイイングに釣りに出かけたいという欲求は弥増します(笑)。そして、岡田裕師さんのタイイングデモでは、「サイドワインダー」と岡田さんのオリジナルである「O-REXダン」が披露されました。エキスパートお二人のタイイングは基本的なスレッドワークからフィニッシュまで目を離すことができません。見学していた面々、お口の方は絶え間なく動き、時にはタイイングとは無関係な話題で笑い声も絶えることはありませんでしたが(笑)。

※左から(時計回りに)、先月プロゴルファー、タイガー・ウッズ氏に氏製作の(真竹素材の)バンブーロッドを納めた、ビルダーとしての姿勢に真・誠を感じる吉田ロッドさん、BILLさん、岡田さん、taroさん、ティペット選定に関しては一家言お持ちのシャックマンさん、ピーター氏、引越しのお忙しい中駆けつけてくれたterryさん

▲一通り、タイイングデモが終ると、今度はピーター氏秘蔵写真のスライドショー。(釣り人にとって素晴らしいという意味で)この世のものとは思えないNZの河川、風景とワイルドなレインボーにブラウンの写真を見せ付けられていると、ますます釣りに行きたくなってしまいます。それもニュージーランドへ!(汗)。ついにはグーグルアースで航空写真を見せつけられてのポイント解説(笑)!テーブルを囲んだ釣り人には楽しくもツライ?体験となりました。


※デモ終了後は付近の居酒屋に場所を移しての食事会。クリスマスイブのイブ(前夜)で休日という居酒屋受難の夜(笑)だけにがらんとした店内で、ピーター氏本来のトークが炸裂。taroさん(感謝です!)からいただいた“百均モーラー”と呼ばれる天竜川での実績充分、魅惑のフライマテリアル(アソートパック)、一部の(物好きな)希望者に渡された“godzilla2004特製フライパッチ内のハズカシイフライを隠すシール”、そしてこの日ご都合が悪く参加叶わなかったRollyさん(感謝です!)からの“不要(でも何ら問題なく使用できる)マテリアル”のお土産を手に各自家路についたときにはクリスマスイブ当日となっていました。
# by godzilla2004 | 2006-12-24 20:44 | ★イベント/フィクション | Trackback | Comments(20)
▲ピーターのフライボックス(II)
▲“ループウィング・イマージャー”などと適当な名称にしてしまいましたが、毎度御馴染み“UVシーラーでコート”するのが大好き!NZ人ピーター氏が巻いたフライです。フックは、TMC2487BL(#16)、クリームのスレッドでアブダメンを巻き、ウィングはADW、ウィング取り付け部からアイまでフラッシャブーを下地にして、レッグ(ヘンハックル)取り付け後UVシーラーでコートしてあります。個人的希望ですが、アブダメンにはセミトラVフィルム使ったほうが良いんじゃないかとは思いますけどね(笑)。

▲こちらはフローティング・ピューパ。バイオット(オリーブ)で巻いたアブダメンにUVシーラーでコーティング。フックは、BUYANのC311(#16)。現場調整を前提にウィング(ハックルポスト)は少し長めにしてあります。

※ピーター氏、ウィングに関してはシンセティックがお好き、且つカラーはホワイトを使うことが多いようです。その辺りの嗜好は、私とは違っています。どちらが良いとか悪いとかではなく、単に好みが違うということなんでしょう。シンセティックでもナチュラル・マテリアルでも、当人が工夫を凝らした結果、オサカナから応分の反応さえ得られれば良いのではないでしょうか。



*余談ですが、今日は誕生日。ディナー(アハハ)の後、腹ごなしで歩いていると「三つの塔」が見えます。記念と言うか何と言うか、深い理由はありませんが、(クリスマス間近!の)季節感?を少し覚えましたので撮影してみました。真ん中のタワーの中で繰り広げられている?逢瀬(ランデブー)なんて気にもならない年齢になってしまったんだなぁ…なんて寂寥感も覚えながら。「恋の狩人」より「トラウト・ハンター」とか、「ライズ・ハンター」になりたいと修行し続けてますからね(笑)。
# by godzilla2004 | 2006-12-21 23:13 | ▲フライタイイング | Trackback | Comments(12)
■魚が出てこなかった日
※天竜川(11月~2月末日までの期間限定)キャッチ&リリース区間、秋葉ダム下のポイントを狙い、心地よい朝日を浴びて、逸る心を抑えながら?フライ交換するダスク店長

■店長の車に便乗させていただき、レインボーを狙って、吉田ロッドさん、ダスク常連のチョイつるさんと天竜川へ行ってきました。既に到着されていたtaroさんBILLさん(写真下)と合流、早速西岸に渡りキャストを開始します。

■スタート時からニンフを流しましたが、アタリらしきインジケータへの反応は数回あっただけ。ランチ前、流れのある箇所へ移動した時に見つけたライズに投じたアダムスパラシュートに、ニジマスともカワムツとも判別できないアタックが1度だけありました。空振りしましたが(^^ゞ。お仕事の都合でランチ前に天竜川を去ったBILLさん以外のメンバーで賑やかにランチタイムを過ごした後は東岸に散らばり攻めてみましたが、とうとう最後まで魚が出ることはありませんでした。taroさんだけが午前中にキレイなニジマスを釣上げていましたが、メンバーの中で釣果はそれだけ…。沈めるフライでは、ヘアーズイヤー、フェザントテール、ウーリーバガー、モンタナマラブー、プリンスニンフ、(ツインテール)あかむし君、ケムソパス1号、乙姫伝説、拙ブログで紹介したこともある多くのフライを流しまくりましたが、反応らしきものすら得ることもなく、まったくのお手上げ状態。多少の反応でもあれば、対策を立てることが出来るかもしれませんが、無反応ではねぇ(^^ゞ。

▲撮影はBILLさん、有難うございました。

※キレイなニジマスを釣上げ、カワムツしか釣れなかった昨年の釣行への雪辱ができるよう、沢山のフライを巻いて臨んだんですけどね。で、思い通りに行ったらモンスターを釣りまくる怪獣王ゴジラの逆襲(笑)、「怪獣王の帰還」というタイトルでエントリーするつもりでした。カワムツすら釣れなかったから「カワムツ王の帰還」ってのも変だし(^^ゞ。いずれにしても自然相手に自分の都合優先!こういう甘い考えのことを「とらぬ狸の皮算用」と言うんでしょうね。思惑は外れ、自らのアマさも痛感するし、個人的にはツライ一日でしたが、メゲた気持ちを払拭、笑い飛ばすことができたのはやはり同行していただいた仲間の皆様のおかげ。ハイウェイオアシスでの夕食ではロッド、フライ談義など時間を忘れるほど話が弾み、ついでに釣りに出かけたことも忘れてしまったようです(笑)。という次第で、フライフィッシャー的に満ち足りた一日となりました。そういうことにしておきましょう。
# by godzilla2004 | 2006-12-19 19:26 | ■フライフィッシング | Trackback(1) | Comments(14)
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

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