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▲ゴールディ・ホーン
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▲インターネットでフライ・パターンを検索、目に留まったフライがありました。何の変哲もない(ことはないのですが(笑))パラシュートタイプのフライですが、名前に聞き覚えがあります。ゴールディ・ホーン【Goldie Hawn】、ハリウッドの女優さんでした。まず名前に興味を覚え、レシピを見るとダウン気味にスペントさせたハックル・ティップが何だか効きそうです。つまり、水面での姿勢安定に役立ちそうな感じがしたという意味です。当然、3個巻いて解禁後の溪で使ってみると、水温が高かったときに限っては思った以上の効果がありました(あくまでも私の経験です(笑))。ハックル・ティップにもフロータントを施せば、浮力の持続時間は単なるパラシュート・タイプよりも長いような気がしました。

▲タイヤー自身も何故このフライの名前が“ゴールディ・ホーン”なのか、オリジナルを創ったヒトが命名したのかどうかも知らず、ただこのフライを教えてくれたリバーガイドがそう呼んでいたのでそのまま発表したとのことです。(正統なレシピにはオレンジのスレッドでとありますが、オレンジ・フロスを使用した)アブダメンがゴールドに光り輝いてオサカナを誘うから…ということにしておきましょう。

e0057274_23414151.jpg▲“ゴールディ・ホーン”

フック:がまかつS-10B(#16)
スレッド:TMC16/0(タン)
ハックルポスト:ADW(タン)
テール:ウッドダック・レモン
ウィング:ライトダン・ハックルティップ
(写真のフライには“ヘン”を使用)
アブダメン:ナイロンフロス(オレンジ)
ソラックス:ダビング(オリーブ)
ハックル:ミディアム・ダン



※解説文によると、小型のストーンフライ(イエローサリー)と、小型メイフライ(ヒラタ系?)のいわゆるDD(Drowning Dun)パターンがミックスされたフライで、どちらのハッチに対しても有効だそうです。フックサイズの指定は#16、#18となっています。盛期に向う溪、もちろん盛期の溪でも役立ってくれるフライになるかもしれません。実績抜群!となったら、ちょっと改造して“マリリン・モンロー”(古いですか?)でも捏造してみます(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-02-27 23:49 | ▲フライタイイング
■最終目的地
※前日までのポカポカした陽気から一転、春一番?も吹き荒れた真冬の一日に出かけた先は馬瀬川上流。午前8時前に馬瀬川上流の清見地区直前のトンネルを抜けると、雪が舞っています(^^ゞ。当初釣り始めるつもりだった目的地に着いたとき、車内温度計の外気温表示はマイナス5℃…。釣り券を購入する予定だったお店も閉まったまま、溪の様子を眺めて釣りをするかどうか決めようと川原に降りますが、肌を刺す強く冷たい風にその意欲が萎えていくのがわかります(メンバー全員のね(笑))。今年から成魚放流を行わなくなった馬瀬川上流、清見地区での釣りを楽しみに訪れたわけですが、主だったポイントに立つ釣り人はただ一人。その餌釣りのヒトも我々が馬瀬川を後にする頃には車に釣り道具を積んで撤退準備の真っ最中でした。解禁とは思えない釣り人の見えない馬瀬川上流・清見地区でしたが、そこから7、8キロ下流からの成魚放流が行われた区間は大賑わいだったことでしょう。昨年夏に行われた稚魚放流だけの溪、そこに魅力を感じて訪れる釣り人なんていうのは単なる『物好き』なんでしょうね(笑)。

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■馬瀬川上流から撤退、次なる目的地は吉田川の支流。そこでは、釣り人の洋さんブログに相応しい青空が広がり、北北東へ20キロ弱に位置する馬瀬川の雪模様とは対照的な里川風景です。相変わらず風は強く吹いていましたが、気温は4℃、水温は5~6℃。まさに別天地です。ただ、オサカナの反応だけは真冬の寒さを実感させてくれました(笑)。

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■あまりの反応の無さに吉田川支流から再度撤退を決定。向った先は長良川西岸に流れ込む支流。気温は4℃、水温は6~7℃。ひょっとしてと期待を抱かせてくれる水温でしたが、反応は依然低調。橋の下でフライ選択に悩んでいる?シャックマンさんも困惑気味。この橋の下流で、私が粘り強く流し続けたフローティング・ニンフ(ハックルスタッカー・タイプ)に一度良形アマゴが浮上しただけ…でした。

▼撮影は洋さん。有難う!です。
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■またまた転進した先は板取川の支流片知川。時間的に、ここが最終目的地となります。遅めのランチ(何故か薄味でしたが先週と同じくアツアツのおでん)をいただき、気合を入れてラストチャンスの溪に立ちます。下流から入渓するシャックマンさんと別れ、洋さんと溪を釣上りますが、水温はおよそ8℃で前回より低くはありますが、流れの水嵩も増え、フライフィッシング向きの魅力的なポイントが続きます。

e0057274_2145645.jpg■暫く釣上ると所々の岩の上を這い回る小型(フックサイズにして#18程度)のカディスが目に付くようになりました。そこでウィングの斑紋に似た模様のコック・デ・レオン(ヘン・サドル)をアンダーウィングに使ったCDCカディス(グラブフック・#16)に変更し、“ここで出なかったらフライフィッシャー辞めます”的な好ポイントを流すと…、ようやく出てくれました。5寸足らずでしたが、この溪で育ったことを明示する朱点も鮮やかなアマゴ。更に同じフライで同サイズのアマゴを1尾追加しましたが、シャックマンさんも加え一緒に狙ったイブニングは不発。釣果はそれだけでした。

※真冬に逆戻りした一日。冬枯れの広葉樹もそこそこに目立つ山間の溪から、植林ばかりの里川に戻り、折からの強風に舞うスギ花粉にクシャミを連発したヒトも居ましたが、成魚放流のない溪ばかりを巡った一日は暮れました。殆ど歩くことなく、魚影の濃い流れに対峙する一日を否定するつもりはありませんが、車での移動距離も含めて、自分の足で稼ぐ釣りを楽しむことができた濃厚な一日だったことは間違いありません。今日の筋肉痛がそれを証明してくれています(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-02-25 21:58 | ■フライフィッシング
▲フローティング・フェザントテール
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※早春の溪で忘れちゃならないストーンフライのクロカワゲラ、オナシカワゲラ等。ニンフ(幼虫)のイミテーションとしてははフェザントテール(フックサイズ#16、#18)がその代表格ではないでしょうか(私の勝手な決め付けです)。クロカワゲラは陸上羽化なので、フローティング・ニンフ型のフライはおかしいのかもしれませんが、フックサイズ#18前後の水面に絡むフライはそれなりに有効だろうと決め付け、特にこの時期のフライフィッシングには必須のフライとして、ボックスに入れてあります。この時期に限らず、フローティング・ニンフを多用する私だけに、それも沢山(笑)。拙ブログでフローティング・ニンフ関連のエントリーは今回で3回目を数えます。それ程使っている…ということです(^^ゞ。

▲フローティング・ニンフはメイフライのあるステージのイミテーションだけに留まらず、ストーンフライでも(極端な話テレストリアルでも)水面下にボディが沈んだ姿勢で流れる状態をイミテーションする時に有効な構造を持つフライだと思います。今回(も)エントリーしたフローティング・ニンフ(フローティング・フェザントテール)はアブダメンにフェザントテールを用いてますので、水に馴染みやすく、事実キャストして直ぐの段階でボディが沈んだ理想的な姿勢で流れてくれます。そのアタリはセミトラVフィルムも同じ特性を持っているわけですが。

e0057274_2145744.jpg▲このストーンフライ(恐らくオナシカワゲラ)は水辺に鎮座する岩の上で見つけて撮影(昨年3月中旬@当貝津川)。羽化したてのようで、頭の色が茶色っぽくて透明感タップリです。岩の上をヨタヨタと歩く羽化したてのストーンフライはちょっとした風でも飛ばされてしまいそうで、事実そうした個体が渓魚に狙われるそうです(雑誌からの受け売り(笑))。


e0057274_2174658.jpg▲こちらは、冒頭写真の“フローティング・フェザントテール”のボディ(アブダメン)をセミトラVフィルムを巻いて表現したモノ。まず、下巻きにフラッシャブー(ミラージュ)を巻き、テールに使用した2本のフェザントテール・ファイバーでそのままリビング。その上をセミトラVフィルムで隙間なく巻いてあります。ウィングは、例によってCDCとADW(オレンジ)をミックスし視認性を向上させました。


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▲“フローティング・フェザントテール”

フック:VARIVAS F-2000(#18)
スレッド:TMC16/0(ブラウン)
テール:フェザントテール
アブダメン:フェザントテール
ソラックス:ダビング材(ブラウン)
ウィングケース:フェザントテール
リビング:カッパーワイヤ(X-FINE)
ウィング:CDCのみ。もしくは、
CDCとADW(オレンジ)のミックス。
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by godzilla2004 | 2007-02-23 20:53 | ▲フライタイイング
▲FLY IN BLACK
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▲ブラックのハックル・ケープ、そろそろ使えるトコロが無くなってきました。幸いにしてブラックのハックル・ケープは比較的ショップで見つけ易い物(ブツ)ですから、時機を見て新規購入すれば良いだけのことです。ただ、望みのサイズがなくなってしまったとはいえ、今持っているハックル・ケープをそのまま放置しておくのはいかにも勿体無い。で、マテリアル全てをブラックのハックルでまかなった“ブラック・クイル”を巻いてみました。ウィングはヘン(雌鶏)ハックル・ティップの方がベターなのでしょうが、ここはケチっても仕方ありませんので、コック(雄鶏)ハックル・ティップを使っています。ブラックに染めた(=ダイド)ケープだったので、ボディ材のハックル・ステムはファイバーをムシッた跡が白くなり、かえって体節らしき模様がくっきりと出ています。

※“黒”はいつでもどこでも万能(ドライパターン108【1】ブラック・クイルの項を参照)だそうです。私自身もどこかに“黒”を使ったパターンにはお世話になっていることも多く、“黒”は役に立ってくれるカラーだと信じて疑いません。まぁ、釣れる釣れないは別にして、真っ黒なフライ、何となくですが精悍さと気品が醸し出されているような気がして、お気に入りとなっております。この勢いでケープを丸裸にするまで“ブラック・クイル”を巻いてみようかと…(笑)。“黒”って視認性に問題があると思われがちですが、(水と水底の色にもよりますが)結構見えますのでご心配なく。(個人的に)心配なのは、ブラウンとライト・ジンジャーのハックル・ケープも希望サイズが残り少ないこと…。何だかクイル・ボディの(スタンダード)フライが増えてしまいそうです(笑)。

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▲“ブラック・クイル”

フック:がまかつS-10B(#14)
スレッド:TMC16/0(チャコール)
ウィング:ブラック・ハックルティップ
テール:ブラック・ハックルファイバー
ボディ:ブラック・ハックルステム
ハックル:ブラック
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by godzilla2004 | 2007-02-21 23:45 | ▲フライタイイング
■ラストマン・ウェーディング
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※土曜日の寒狭川中部、広見ヤナの様子。写真左から、S1さん、taroさん黄昏店長

■川沿いの駐車場に到着したとき、車内の外気温計の表示はマイナス2℃。既に到着されて釣り始めているBILLさん、taroさんにご挨拶に伺い、水温を計ると4℃。昨年のこの時期に訪れたときより水温は少し高めです。早速、ラインをガイドに通し、まずは(乙姫伝説のマテリアルを変えた)乙姫外伝を8Xティペットに結ぶことにします。同行のシャックマンさん、S1さん、黄昏店長とウェーディング開始。先週末までと違って釣り人も疎らな広見ヤナに6人が散らばります。対面の岸よりに魚が付いているのではと考え、距離を稼げないニンフィングでのキャストを少しでも楽にするため恐る恐るウェーディングしていくと流れの真ん中より手前、今立っているところから6、7メートル先に魚影。その水深は7、80cmといったところでしょうか。オサカナは水底にべったり張り付いて定位しています。ラインを引き出し、水を含む前は沈みにくい乙姫外伝にシンク剤を垂らし、よく揉んでからキャスト。

e0057274_17433523.jpg■最初は魚影の随分手前に落ちますが、想定の範囲内。魚影を2メートルほど通り過ぎてからピックアップし、ラインを送り込んで再キャスト。落ちた地点が近すぎて、魚影よりも浅いところを通過します。当然、無反応。フライの沈下速度が把握できたので、今度は先程より1.5メートルほど上流側に落とします。すると偶然なのか(笑)、フライはドンピシャのレーンに乗って魚影の口元へ。魚影が少し前進し首を振ったのを確認、ロッドを立てます。小気味よい反応がロッドを握る右手に伝わり、左手でラインを引っ張り、久し振りに使ったネットに収まったのは7寸足らずのシラメ。自分の狙った通りの筋書きで釣りあげた嬉しさもあり(まぁ相当嬉しかった訳ですが(笑))、今シーズン初めての撮影と相成りました。


▼広見ヤナと呼ばれる地点(最下流部の開き)の流れはこんな具合。手前からBILLさん、S1さん、taroさん。この日、流れの表面には興味を示さない水底べったりのシラメ、アマゴに苦労されました。
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■広見ヤナの流れではウェーディングを余儀なくされますので、長時間のウェーディングが苦手な私(好きなヒトは余り居ないとは思いますが(^^ゞ)は下流部を探りに移動します。名古屋では(バレンタインデーの)水曜日にまとまった雨が降りましたが、愛知県奥三河のこの地にも降ったようで、taroさんにお聞きすると前の週末よりも20cmほど増水しているそうです。一週間前、taroさんが良い釣りをされた通称「S字」と呼ばれる流れも当然水嵩が増え、大きく波立つ水面越しには1尾の魚影も確認できません。きっと居ないんでしょう(笑)。また上流、下流と流れを見てまわり、結局「S字」の下の穏やかな流れのプールに辿り着き、水深のある流れを見るとクルージングしている魚影を発見。再び、口元にニンフを流し込んで釣ることができました。

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※少しサイズアップしたシラメ。銀化した鱗の下にアマゴの表面(体表)が見えています。

e0057274_18453676.jpg※撮影はtaroさん。
■午前中、もう1尾追加し、シャックマン・シェフ自慢の「おでん」で身も心も温まった(例によって長過ぎる(笑))昼食の後、溪ではマエグロヒメフタオカゲロウのダン(♂)を見かけ、ひょっとしたらライズの釣りでも楽しめるのかと期待が膨らみましたが、空模様がおかしくなってきました。ライズどころか、この時期なら橋の上から必ず魚影を確認できたポイントでも、1尾の魚影すら確認できない程。このカゲロウ、羽化してみたもののお仲間を見つけられず途方にくれていたのかもしれません。

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▲撮影はtaroさん。この写真を撮影後暫くしてから、ご家族に「誠意」を見せるため、taroさんはご帰宅されました。マエグロの撮影を終え、デジカメをバッグに仕舞いながら水面を凝視してもただの1尾も見つけることはできません。こちらも途方に暮れております(笑)。

■再び移動し、時折見つけることが出来た極少数の魚影にフライを流し込み、何とかシラメを追加することは出来たものの(そんな時には放流魚も野生魚も関係なくこちらはアツくなります(笑))、解禁から2週間後の溪にしては魚影は極端に少なかったようです。釣上げたシラメを撮影中、釣り券チェックに現れた漁協のオジサンが「雨でアマゴもシラメも下流に落ちていったようでここには殆ど残っとらんじゃんねぇ~(三河弁)。アンタ(こんな悪条件でも釣上げるということは)イ~腕もっとるんだら~(三河弁)」なんて、喜んで良いのか、そんな日に訪れた不運を悲しむべきなのか…判断に迷う微妙な発言に苦笑することしか出来ない、午後からの雨に濡れそぼった一日でした。

▼撮影はBILLさん。BILLさんは激渋の広見ヤナで粘り、数尾の良形アマゴ、シラメを釣上げました。長時間のウェーディングが出来ないオッサンに比べ、あのスリムな体のどこに潜んでいるのか、ウェーディングを続けた根性が招いた粘り勝ちとなりました。赤いベストのオッサンの向うに見えるのはシャックマンさん。美味しい「おでん」を有難うございました。
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※(撮影はBILLさん)水辺に腰掛け、水面を凝視し続けましたが最後の最後までライズは超散発。が、散発でもライズはライズ。ホンの少しの期待を背負ったフライ(クリンクハマー#20)は、本日の参加メンバーの中で最後までウェーディングし続けた私の眼の前を空しくドリフトしていきました。

e0057274_19135015.jpg※(水温は4~5℃だった)この日、効果があったフライ。

乙姫外伝
(フック:ガマカツC-12G/#14)
あかむしくん
(フック:TMC103BL/#17)
乙姫伝説
(フック:ダイイチ1150/#14)


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*おまけ*

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▲仕上げの日本酒が足され、時間をかけて煮込まれる「おでん」。格別の美味しさでした。
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by godzilla2004 | 2007-02-18 18:57 | ■フライフィッシング
▲分割器【ディバイダー】
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※これはディバイダー。フライタイイングで何かとお世話になるツールですが、今や余り一般的ではないようです。写真のディバイダーは、(まぁイロイロありまして)一度手放したモノですが、先日舞い戻ってきてくれた昔懐かしいツールです。フライフィッシングを再開してからやはり必要に迫られ、多くのショップを探してみたのですが、とうとう見つけることができず、タイイングセットを差し上げたヒトに無理をお願いし、二つあったうちの一つがカムバックとなりました。

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▲例えばダッククイルなどから、左右同じ幅で切り出すときに使います。まぁ達人はシザースを開いて幅を決めるなどして、(ディバイダーを使わずに)等幅で切り出しておられるのでしょうが、私はこれで左右等幅を決めています。つまりクイルをウィングにするフライでは必須のツール(私の場合ね)。

e0057274_0253473.jpg▲クイルウィングの代表的フライ、ロイヤル・コーチマン。またサイドワインダー・ノーハックルダンでも当然ディバイダーは活躍してくれます。フライフィッシング中断前にはどこのショップでも見かけた(記憶がある)ディバイダーですが、今は見つけることが難しいツールになってしまったようです。クイルウィングのパターンなんて誰も巻かなくなったということなんでしょうか。確かに、クイルウィングは耐久性も宜しくなく、取り付けも、その後のハックリングも楽ではありません。実際、年に数度はコーチマン・パターンを巻きますが、よくもまぁこんな難しいフライ巻いてるよ~なんて自分自身、痛切に感じることがあります。巻けても、納得できるバランスに仕上げるのは容易ではありません。

※なので、スタンダードから巻くべきだ…なんて無責任なことをビギナーの方に押し付ける気は毛頭ありませんのでご安心ください(笑)。それ程難しくなく巻くことができて、良く釣れるフライは他に沢山ありますからね。まぁタイイングに新鮮味が欲しくなったらチャレンジしていただければと思っております。『古きをたずねて新しきを知る』…なんてことが、ひょっとしたらあるかもしれません。
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by godzilla2004 | 2007-02-17 00:10 | ▲フライタイイング
▲新しいフライボックス
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※久し振りに新しくフライボックスを入手。春の溪をイメージしながら、かといって、春の溪に役立ちそうなフライを巻くわけではなく、今までの釣りの記憶を辿り、思いつくまま適当にフライを巻いては新しいボックスに並べていった三連休最後の日。思いつくままとは言うものの、このフライボックス、季節、釣った場所に関係なく、今まで良い思いをした(ドライ中心の)フライで埋めようと考えています。愛用の赤いフィッシングベストの胸ポケットにピッタリの大きさのフライボックス(それが購入の決め手)でしたから、少々お高い価格を何とか(無理やり)クリア(笑)、使い始めました。使用感などについては機会があればエントリーします。これだけの大きさのボックスであればフライ250個は詰めないと気が済まないヒトですが、見た感じ150~180個程が限界のようです(もちろんストックするフライの大きさにもよるでしょうが…)。なので、フライをウレタンに刺すだけではなく、C&F方式のスリットを入れてウレタンの両側に並べて解決しようと思っています。

e0057274_21543792.jpg▲今日はバレンタインデー、頂戴したチョコレートを食べちゃう前にメモリアル・フライを並べて記念撮影。オッサン、ナニ考えているんでしょうか…(笑)。左上のフライはエルクヘア・トルード、右下はオナシカワゲラ・フローティング・ニンフ。どちらも(私にとって)実績充分なフライです。典型的な“ヘアウィング・カディス”スタイルのエルクヘア・トルードはテールを付けず、“エルクヘア・カディス”の捏造的スタイルとも言うべき形状で、投射性、浮力の持続性共に良好、季節に関係なく大切なフライとなっています。オナシカワゲラ・フローティング・ニンフは、アブダメンをフェザントテールで巻き、CDCのインジケータ兼浮力で水面に絡んでオサカナを誘うなかなか効くフライ。どちらも近々エントリーする予定です。

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※新しくゲットしたフライボックス、手元にある(大切な女性たちから頂いた)チョコレートを全部食べ終わるまでに、思い出の詰まったパターンのフライで一杯にしたいものです。でも私の場合、何でも早く食べちゃいますからねぇ…、難しいかもしれません(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-02-14 22:13 | ▲フライタイイング
■結局、里川
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※三連休の初日に訪れた里川。2月中旬とは思えない暖かな日差しの中、2時間の釣り上りを楽しむことができました。

■長良川支流の板取川を目指して一宮インターチェンジに入ると事故で大渋滞。逆方向の小牧インターチェンジに抜けて下道を走り、現地に到着したのは午前9時過ぎ。予定よりも1時間遅れてしまいましたが、目的の流れを橋から眺めると(おそらくシラメの)ライズが相当数確認できます。早速釣り券を購入しようと、橋の袂にある釣具屋さんを訪ねますが誰も出てきてくれません。仕方なく上流に移動し、板取川支流の片知川沿いの道に入ったところにある釣り券扱い店で購入。もう片知川に入ってしまうと目の前の流れが気になります。風が強かった板取川に戻るより、暫くこの川で…と言うことで、更に上流を目指します。

e0057274_1144562.jpg■同行の黄昏店長と(珍しく)私は、午後には帰名しなくてはならないこともあり、ライズを待っているわけにはいきません。慌しく準備し、(今年は成魚放流を行っていない)片知川を釣り上がっていくことにします。成魚放流を行っていないという情報が行き渡っているからなのか、渇水の流れに魅力を感じないのか、我々以外に見かけた釣り人は餌釣りの人ただ一人。余り餌釣りに向いていない流れ(チャラ瀬など)が連続しているトコロから入渓しますが、もちろんライズは確認できません。水温は、なんと9~10℃!でした。春…です。

■水深30~40cm位の主だった流れの筋に、クリンクハマー・セミトラVスペシャル(TMC200R#20)を流してみます。渇水ゆえに流れは総じて緩く、ポイントの一番速い流れに乗せるしかありません。「落ち込み」から「開き」までドリフトさせた数回目、クリンクハマーが消えました。反射的に立てたロッドにオサカナの抵抗が感じられます。手前まで寄せてくると5寸ほどのキレイなアマゴ。ネットを使うまでもなく、少し竿先を下げてテンションを緩めるとそのまま反転して流れに戻っていきました。300メートルほどの距離をポイントを譲りながら、相手の釣りを眺めながら、2時間ほどでしたが、まるで「春」のような里川の釣りを楽しみました。2時間で3尾のアマゴ(全部5寸程度)、ドライフライに出てくれてもフッキングできなかったこと多数(笑)。水底で何か捕食しているような良形アマゴを見つけ、水面に引っ張り出そうとしましたが、それは叶わず。ニンフで…とも思いましたが、また今度じっくりと攻めてやろうとそのままドライフライのシステムで釣りを続けました。

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※お互い、短時間だっただけにじっくりと粘った釣りはできませんでしが、最後に時折谷を吹き抜ける強い風の中でも正確にフライをプレゼンテーションしてくれたロッドの写真を(意味もなく(笑))撮影し、帰路につきました。

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▲反応のあったフライ。クリンクハマー・セミトラVスペシャルと、田代パターンのウルマーシマトビケラ捏造パージョンで、ウィングにCDCを2枚を使用せい!という正統派レシピを逸脱(笑)、1枚だけでタイイングしてあります。故にプアマンズ・バージョン(笑)。使用フックはが「がまかつS10-B」。写真は#14ですが、この日は#16を使用、それで釣上げました。他にミッジアダルト(#18)にも出てきてくれました。
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by godzilla2004 | 2007-02-12 12:28 | ■フライフィッシング
●エルクヘア・カディス
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※定番中の定番毛鉤エルクヘア・カディス、どんなフライフィッシャーもこの毛鉤でオサカナを1尾は釣ったことがあるのではないでしょうか。

*フック:がまかつB11-B(#14)
*スレッド:TMC16/0(ホワイト)
*ボディ:スレッドの上にフラッシャブー(ミラージュ)でリビング、その上にセミトラVフィルム
*ハックル:グリズリー
*ウィング:スピニング・ディアヘア(ナチュラル)

●エルクヘア・カディス…なのに、エルク(大鹿)ヘアではなくディア(尾白鹿)ヘア、それもスピニング用(マドラーミノーのヘッドなどのスピニングに適した素材)をウィングに使ってみました。フレアさせ易く、エルクよりも多少細いので、試しに巻いてみた次第。まぁこうやって捏造していってしまうんですよね(笑)。細身のボディ、細身でふわっとフレアしたヘアにしたかったという理由もあります。

e0057274_0171779.jpg●今更タイイング途中の写真を掲載する必要はないと思いますが、一応念のタメ。下巻きを終え、フラッシャブーのリビングを巻き終えた段階が左の写真。この後、セミトラVフィルムを粘着面が外側にくるように巻きます(写真の位置に止める場合粘着面を下に向けて固定し巻くとヨロシイです)。これは以前のエントリーでインスパイヤされた?dadlifeさんが試してみてくださったエルクヘア・カディス(などのボディハックル)向きのメソッドです。セミトラVフィルムを巻き終えたら、ボディハックルを巻き、エルクヘアを巻きとめれば出来上がりとなります。

▼こちらは、捏造無しで巻いたエルクヘア・カディス。ころっとしていてテレストリアルっぽく見えますが、私は早春の溪でも(要はシーズン中)使用します。エルクヘア・カディスにはエルクヘアを使ったほうが“それらしく”なるのかもしれません。ウィングにエルクか、ディアかはさておき、一番エルクエア・カディスらしくなるのは、ピーコックボディにグリズリーをハックリングした組合せのような気がしますが、これもタイヤーによって意見は分かれるのかも知れません。でも、やはり“らしい”感じしませんか?(笑)。
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*フック:がまかつB11-B(#14)
*スレッド:TMC16/0(タン)
*ボディ:ピーコック・ハール
*ハックル:グリズリー
*ウィング:エルクヘア(ナチュラル)

e0057274_0432922.jpg●こちらはヘアウィング・ダン。拙ブログでは何度も登場中(好きなんですねぇ(笑))。
*フック:がまかつB11-B(#14)
*スレッド:TMC16/0(ホワイト)
*テール:コック・デ・レオン
*ボディ:下巻きの上にフラッシャブーでリビングしてセミトラVフィルム
*ハックル:グリズリー
*ウィング:スピニング・ディアヘア(ナチュラル)


※ヘアウィング・ダンになると、(エルクに比べて)少し細めのディアヘアのウィングが良く合うような気がします(あくまでも私の個人的見解です)。エルクヘアも、ディアヘアも、凝り出すとキリがない程イロイロな種類があり、全部揃える必要はありませんが、ナチュラルとブリーチ(脱色)の2種類くらいのバリエーションは持ちたいものです。巻き終わったときの“雰囲気”みたいなものはナチュラルの勝ちなんですが、現場だとブリーチを使うことが多くなってしまうんですよね。まぁそれもご自身の“視力”次第ということで…(笑)
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by godzilla2004 | 2007-02-09 23:45 | ●セミトラVフィルム
★One fine day
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★岐阜県は高原川支流双六川沿いの道を歩き、入渓ポイントに意気揚々と歩く私。現在の体重よりマイナス15Kgの身体に付けた装備は、現在と同様にヘビー(重たい!)でした(笑)。フィッシングベストは着用していませんが、背負ったデイバッグにはランチ、雨具、フライボックスなどで相当な重さ。赤いバンダナが今の私には少々恥ずかしく思えます(アハハ)。それでも、釣り始める前の期待感なのか、我ながら屈託のない笑顔ではありますね~(^^ゞ。

★先の解禁釣行から帰り、同行の方々から頂戴した写真を眺めると、オッサン面とは言え、同じような笑みを浮かべている私がそこかしこに…。26年前と(本人にとってみれば)同質の笑いを浮かべた自分に少々驚きました。私(の本質)は何も変っていないということなんでしょうね。手に持ったロッドはグラスファイバー製(確か)7ft6inの5番、リールはマーチン(!)。まぁタックルは今と随分違っていますが、それでも格別不自由を感じない大雑把なキャスティングスキルは今と大きく変化しているとは思えません(笑)。最高に笑えるのが(!)ストッキング・ウェーダー。少々分厚目のビニール製?のシロモノは入脱渓時の藪こぎで必ずどこかが裂け、釣りから帰ると自転車のタイヤ補修キットで穴を塞ぐ作業が強要されました(笑)。もちろん透湿素材じゃないのでウェーダーの内部は結露で濡れまくり…。昔から(もう少し丈夫なモノが販売されていた)ブーツフットのウェーダー、渓流では転び易いと信じていましたので、(他に選択肢がなかったこともあって)文句を垂れながらも、こんな格好で釣りをしていました。

※決して、昔は…などと言うオッサンの歴史語りがしたいわけではなく(笑)、今も昔も何も変らない自分を見つけて少しばかりの気恥ずかしさと共に嬉しさも感じたことをお伝えしたかっただけです。いや、単に釣り場でニヤけているオッサンってことなんですけどね(^^ゞ。

▼当然、雨の日もニヤけてましたな(笑)。場所は馬瀬川(だと思います)。ダース・ベイダー(もしくは消防士)みたいな帽子はレインハット(レインジャケットと共にピーターストーム製)なのでございます。嵩張るレインジャケットとレインハット、とてもフィッシングベストの背中には仕舞えませんので、デイバッグを背負う羽目になった次第でもあります(笑)。ちなみにこのレインジャケット&ハット、ピーターストームが開発した「バクフレックス」という素材で、『蒸れを解決した』という触れ込みでしたが、表面はポリエステル、裏地がメッシュ状になっており、生地が肌に密着しないというだけのこと。ゴアテックスのような透湿性はありませんから『ムレない』とは言いがたいものです。なので、この写真の私、ウェーダーの中も、ジャケットの中も、ハットの中もムレムレ(笑)。そんなこともあってか、26年後の私は「ゴアテックス」に代表される「透湿生地・コーティング」のレインキャップ、レインジャケット、ウェーダーを揃えてご満悦(^^ゞ。
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★全ての釣り人が、せめて釣り場だけででも『屈託のない笑顔』を浮かべて純粋に釣りを楽しめる時代がくることに期待を込めて、お恥ずかしい写真を晒してみました(^^ゞ。
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by godzilla2004 | 2007-02-06 22:58 | ★イベント/フィクション



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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