<   2007年 04月 ( 14 )   > この月の画像一覧
▲アオサギ【HERON】
e0057274_23522625.jpg※この飛行機の名は、「デ・ハビラント・ヘロン」。英国はデ・ハビラント社の(4発)旅客機で、戦前フィリッピンの離島間を結ぶ路線に使用されていたとのこと。とあるWEBサイトから引用させていただきました。上反角のついた水平尾翼が特徴で、フライも飛行機も斜め後からのアングル好きにはたまらなく魅力的に映ります。飛行機好きな私、フライのマテリアルで「ヘロン(アオサギのことね)」があるのを見つけると、お安いし、色数が多いわけではないので、用途など考えずに即購入。今のところ、グレー、ブラウン(左写真)、オレンジ(左写真)の三色がマテリアル・ボックスに入っており、小さめのフェザントテール・ニンフを巻いておりますが、フェザントテールよりも繊細な感じに仕上り重宝しています。


▲ニンフだけではなく、ボディを水面下に半沈みにしたいドライフライにも使ってみました。
e0057274_034761.jpg
▲“ソラックス・ダン”
フック:TMC902BL(#16)
スレッド:GUDEBROD・10/0(ラスティ・ブラウン)
ウィング:ヘン・サドルのティップ
テール:ヘロン(オレンジ)の先端をテールにし、残りはアブダメン。
アブダメン:ヘロン(オレンジ)
リビング:Xファイン・ワイヤー(ゴールド)
ソラックス:ダビング(マホガニー)
ハックル:ライト・タン・ダン

e0057274_11282499.jpg
▲“パラシュート・ベイティス”…要するにパラダンです。
フック:TMC902BL(#16)
スレッド:GUDEBROD・10/0(ラスティ・ブラウン)
ウィング兼ハックルポスト:ヘン・サドルのティップ
テール:コック・デ・レオンをデバイデッドに
アブダメン:ヘロン(オレンジ)
リビング:Xファイン・ワイヤー(ゴールド)
ソラックス:ダビング(マホガニー)
ハックル:ライト・タン・ダン

※フロータントはウィングとハックルだけに塗りってからキャスト。ボディが水を含み易いヘロンで巻いてありますから、微妙に頼りない浮力持続性のお陰?で、直ぐに辛うじて水面に引っ掛かるような姿勢で安定して流れてくれます。フローティング・ニンフのボディとしても活躍してくれるヘロンのフェザー、色数が少ないのが物足りないかもしれませんが、私的にはお気に入りとなっています。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-28 00:20 | ▲フライタイイング
■Size does matter.
※解禁してから、どうも“合せ切れ”が多い…。釣行の度に(最低)1度はやっちゃうような気がします。それどころか、いつの間にか“合せ切れ”イコール“ゴジる”なんて珍妙な表現まで誕生する始末でございます(まぁ墓穴を掘ったとの噂もありますが(笑))。そんな折、随分前のことになりますが各社のティペットサイズ(直径)を比較してみようとエクセルで作成したデータがファイル・サーバーの片隅?に存在していたのを偶然見付け、簡単なグラフにしてみました。例えば「8X」という呼称でも、ティペットの直径は各社マチマチ。もちろん規格値とは随分違う直径となっています。つまり、同じ「8X」表示でも、規格値では「3/1000インチ」=「0.076ミリ」ですが、V社の「8X」は「0.096ミリ」、T社、F社共に「0.090ミリ」となります。全てナイロンティペットでの値ですが、フロロカーボンでも大差はありません(あったとしてもミクロン単位)。ただし、V社だけは同じ呼び名でもナイロンとフロロカーボンで若干直径が違っています。

e0057274_1019126.jpg
■簡単な折れ線グラフで表してみました。簡単ですから(見方の)説明の必要はないでしょうが、X軸はティペットサイズの呼称、Y軸は直径(単位ミリメートル)を表しています(読み手に懇切丁寧な…以下省略(笑))。データはティペット販売各社のWEBサイトから拾い集め、現物を持っているティペットはダイアル(シックネス)ゲージで計測してみましたが、サスガ日本製だけあって表示値と実測値の差異は殆どありません。

■規格上、「8X」は「3/1000インチ」、「9X」=「2/1000インチ」、「10X」=「1/1000インチ」となりますから、「11X」は「0/1000インチ」つまり直径ゼロ…です。ですから規格上「11X」は存在し得ないサイズのティペットとなります。が、「12X」まで販売されています。それはティペット販売会社のお考えもあることでしょうから、可否を云々するつもりはありません。ただ、ユーザーとしては、販売会社またはブランドの違うティペットを揃えるべきではないということになるのではないでしょうか。また、上記のグラフでもご理解いただけると思いますが、8X以下の細いティペットはサイズ(直径)も各社によって随分違っています。実際、V社「12X」は、F社の「10X」より太いわけですし…。引っ張り強さは(同一素材の場合)断面積に比例する筈ですから、半径の2乗に比例。つまりホンの少しの直径の違いがティペット強度に大きく影響してくるというわけです。サイズってのは重要なんですよね~。

e0057274_2358764.jpg
▲F社の「6X」ティペット(表示値:0.128ミリ)をダイアルゲージで測定しているところ。

※ドライフライの釣り上がりで「7X」を使っているのにゴジってしまう、合せが鋭すぎる?(というかティペットの結び方が下手な(笑))オッサンには8X以下のサイズ云々を語る資格はありません(笑)。そんなオッサンですが、最近は「渓流釣り用」とか「鮎釣り用」ハリスの細かな直径分布(0.何号とかいうやつね)に魅せられ?、「8X」以下のティペットにはそちらも使っております。また機会があれば、グラフでも作ってエントリーすることもあるかもしれません。でも、(皆様ご承知の通り)細いティペットは得意じゃないし、どうなることやら…(笑)。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-25 23:10 | ■フライフィッシング
▲The Adventure of the Speckled Feather
e0057274_2392198.jpg
※まだら模様がキレイなヘン・サドル各種とヘン・ケープに付いているサドル部分(右端)。
コック・デ・レオンもあれば無印(笑)も…。

▲フライのウィングに、まだら模様(スペックルド)のフェザーを使うことがやめられなくなっています(笑)。まだら模様にハマるのはフライフィッシャーの性なのかもしれませんが、一度使ってしまうと大変。自分自身が釣られてしまい抜け出せなくなってしまうようです(私だけかもしれませんが…)。こちらのフライフィッシャーも“まだら模様フェザー”にハマったようで、超絶に効きそうなフライを巻かれており、いつも刺激されまくりです。

e0057274_23174295.jpg
▲こんな感じで取り付けます。掲載するまでもありませんが、一応、読み手に優しい懇切丁寧なブログを目指していますので(前にも書いてますね(笑))。取り付けた後、ウィングの形(開き具合)を整え、CDCとかADW(エアロドライウィング:商品名)をシャンクの上に取り付ければオサカナの出が良好なフライの出来上がりとなります。メイフライにするか、ストーンフライ、カディスにするかの違いはテールで決めます(汗)。テールを付けるなら長めか(メイフライ)、短めか(ストーンフライ)、付けないのか(カディスorストーンフライの一部)で狙った水生昆虫の種類を特定しておきます(大雑把ですみません)。この後、シャンクの上にCDC(ADWでも可)を巻き止めれば、メイフライ、ストーンフライ、カディスのどれとしても通用する“MSCドライフライ”と呼ぶことも出来そうなほど汎用性の高いパターンの出来上がりとなります(あくまでも私的考察なのでご容赦ください(笑))。

e0057274_23262916.jpg▲こちらはコンパラ・ダンというメイフライ・パターンにまだら模様フェザーのアンダーウィングを足したフライ。“コンパラ・ドラウンド・ダン”と呼んでますが、本来ならコンパラ・ダン蛇足バージョンとでもなりますか。(私にしては)珍しくダビング・ボディを太めに巻いてみました。ダビング・ボディが吸水した後もアンダーウィングのお陰でボディを水平に保って水面に絡む時間が長く続きます。両ウィングにジェル状フロータントを塗っておくことをお忘れなく。

e0057274_23273329.jpg▲こちらは“イエローサリー・バリアント”。まぁ捏造しているだけのことですが(笑)、これからの時期に役立ってくれそうではあります。(石徹白C&R区間では)今のところ使ったことはありません。ゴールデンウィークのお楽しみ…ということにしておいてください(^^ゞ。

e0057274_23282988.jpg▲こちらはカディスをイメージして巻いてあります。このパターンを巻いてから、まだら模様の(アンダー)ウィングに凝り始めてしまいました(笑)。フライの名称は“CDCスペント・カディス”になるんでしょうか…。視認性向上のタメ、CDCの上からADW(蛍光イエロー)を足してあります。最近はグラブ・フックに巻いて、ストレートシャンクのフックよりも水面にぺたりと張り付き易くし半沈みのボディでオサカナへのアピール度を高めています(つもりです)。セミトラVフィルムのボディが“らしく”て良い感じのフライになってますね(と自画自賛)。

▲気が付くと、まだら模様のフェザーで後方へ広がった(アンダー)ウィングを取り付けてしまっていますが、効き目はそれなりにあるようです。スペックルド・フェザーを(後方へ開き気味の)アンダーウィングにしたこれらのパターンは、特定の水生昆虫の模倣というより、何らかのトラブルで水面から飛び立てずに流れる“状態”の模倣を意図しています(このアタリが本エントリーのキモかもしれませんぞ)。渓魚の捕食トリガーなるミステリーをシャーロック・ホームズばりに推理し辿り着いた結果…なんて大げさなモノではありませんけどね(笑)。余談はさておき、大きなモノから小さなモノまでフックサイズを揃え、後はお好きなフェザーでお試しください。

※凝り過ぎのオッサンの場合、ヘン・サドル、ヘン・ケープばかりでなく、パートリッジ、ギニアフォウル、ウッドダック、マラード・ブレスト、シルバー・フェザント・ショルダーなど、それらしき“まだら模様”のフェザーを見繕っては試しています(巻き過ぎですか?)。まぁコック・デ・レオンのヘン・サドルの出番が一番多いのでご安心を…(笑&意味不明)。時には悪乗りして?ストーク(ステム)付でパラシュート・フライのウィングにすることもあります。(色調にもよりますが)まだら模様のパラシュート・ウィング(ポスト)は思ったよりも視認性が宜しいことも多用する理由のひとつになっております。定番フライで揃えるのも大好きではありますが、たまには冒険するのも楽しいものです。スペックルド(まだら模様)フェザーでスペント(朽ち果てて開いた)ウィングにすることをアドベンチャー(冒険)と大げさに表現することの是非はさておいても、冒険(という名の捏造)ばかりしているのも考えモノですよね、やっぱり(笑)。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-23 23:28 | ▲フライタイイング
■Our Beloved Itoshiro
e0057274_16315059.jpg※この日、石徹白に集合した皆さんで“すき焼き”を囲み、軽く乾杯(撮影は洋さん)。

■午前中は雨模様でしたが、午前10時を大きく回る頃から渓魚の活性が上ったようで、パラシュート・タイプのフライ(セミトラ・ハマー#14)がナチュラルに流れるとイワナ、アマゴのアタックが繰り返されました。

e0057274_16321653.jpg午後からの溪に立つ洋さんと向う側に小さく見えるなかぢさん。午後からは(甘い)予想をしていたよりも活性が下がってしまったようで、“水面上”のフライに出てきてくれるのは、どちらかと言えばキャストし辛いポイントに限られます。大物が居付く深いプールには底べったりのイワナなどが確認できますが、ニンフを流しても反応は芳しくありません。ニンフ用のボックスを車に置いてきてしまい、ロクなニンフを持っていなかったことが最大の原因かと思いますが(笑)。


e0057274_074425.jpg
■石徹白に集合した仲間だけでも十数名、それと他のフィッシャーを加えると相当な人数が通過した、ちょっとだけ厳しい、そんな状況下でも、所謂“竿抜けポイント”を推理し、フライを流していきます。それが当たったのかどうかはわかりませんが、小さな流れの中からガガンボ・パラシュート(ガガパラ・#16)に出てきてくれた石徹白らしい、くっきりとしたパーマークのコントラストがキレイな7寸程のアマゴ。石徹白の流れの中から飛び出してきてくれたアマゴを暫し愛でてから流れに戻し、もう暫くすると水面上が騒がしくなる石徹白C&R区間に思いを馳せます。いよいよって感じかな(笑)。

■週末に石徹白C&R区間に出かければ、顔見知りの誰かと会える。川沿いの道を歩けばいつものタックルショップで出会う顔とすれ違う。一声かければ、(フライフィッシング歴も釣果も関係なく)一緒にランチタイムを楽しむヒトが軽く10人を越えてしまい、午後からの釣りを忘れそうになるほど笑顔に満ちた休息のひとときになってしまう。そんな“非日常的悦楽”が当り前の風景となってしまった石徹白C&R区間の本格的シーズンが到来しました。

e0057274_0283380.jpg

※暗くなる直前に釣上げた9寸に少し足らない、石徹白らしい“野性味たっぷり”のイワナ。こんなイワナに会いにくることが最大の目的ではありますが、(アソビ上手な)いつもの顔ぶれに会える石徹白であることも大きな目的(楽しみ)となっているのかもしれません。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-21 23:48 | ■フライフィッシング
☆ I ♡ Bamboo.
e0057274_2355121.jpg吉田ロッドさんに試作をお願いしていたジェル状フロータント塗布用の「バンブー(真竹)ピンセット」が出来上がりましたので、ちょっとお披露目。、暫くの間モニターとしてフライフィッシングの現場で使わせていただき、使用感のレポートと、ひょっとして改良点などあれば、フィードバックさせていただくことになりました。いずれ、どこかのショップに並ぶことになるのかもしれません。

★例えば、パラシュート・フライのハックルだけピンポイントにジェル状フロータントを付けたい場合など、親指と人差し指では大き過ぎて難しいもの。まして気持ちが焦りがちな現場ですと、丁寧にフロータントを塗っている気持ちの余裕をなくしがち(私だけかもしれませんが(^^ゞ)。そこで以前エントリーした竹製ピンセットを自分で改造して使っていましたが、専用に作られていないだけに使い勝手は良好…というわけにはいきませんでした。また同じ用途のモノが「竹ツイザー」という商品名で既に市販されていますが、どちらも少し大き過ぎるように感じられました(あくまでも個人的見解です)。そこでバンブー(竹)のプロフェッショナルである吉田さんに小振りで粋なバンブー・ピンセットの試作をお願いしたところ快く引き受けてくださり、晴れて私の手元に届いた次第です。吉田さん、有難うございました。

e0057274_0153378.jpg
★わざわざ掲載しなくても使い方はご理解いただけると思いますが、一応(読み手に優しい)懇切丁寧なブログを目指していますので念のタメ(笑)。ジェル状フロータントを染みこませるウレタン部が少々ザラついており、薄いような気もしますが、これも私の希望を反映してくださった結果。使ってみて、厚みも素材も変更される可能性はあります(私の責任は重大かもしれません(汗))。

※フロータントを付けたい部分を挟み軽く押えることを3、4回も繰り返してからキャストすれば、(例えば)ハックルで水面に絡んで保持しボディ部分は水面下でオサカナを誘う(クリンクハマーなど)パラシュート系フライの理想的な浮き姿勢がファーストキャストから演出できます。バンブー・ロッドは持ったことがないので偉そうなことは言えませんが、バンブー・ピンセットをベストに忍ばせていれば、晴れてバンブー・ユーザーの仲間入りができたような気持ちになってくるから不思議です(ってそんなわけはありませんね(笑))。

でも、「 I ♡ (Yoshida) Bamboo Tackles.」(笑)。

*一部特殊文字を使用しており携帯電話では表示されないことをご容赦ください。*

[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-17 23:50 | ★イベント/フィクション
■What a wonderful world!
e0057274_2324573.jpg
※春の日の国道沿いの里川、飛行機雲がterryさんのキャストが描くタイトループのようにも見えました。

■ようやく訪れた春“らしい”日、terryさんとS1さんと共に里川に出掛けました。ほんの時折吹く強風以外は汗ばむほどの日差しに水温も急上昇。お昼近い頃には12℃まで上がり、その頃から渓魚の活性も上がり、バラしたり(=テリったり(笑))、合せ切れしたり(=ゴジったり(^^ゞ)しながらも、楽しく騒がしい一日となりました。

e0057274_23312360.jpg■埼玉県から名古屋に単身赴任中のS1さん、里川で育まれたコンディションの良いアマゴを何尾も釣上げ写真撮影にも力が入ります。ヤマメは関東の溪で何度も釣上げていますが、小振りながらもコンディションの良いアマゴは初めて釣上げたことになり、嬉しさもひとしおといったところでしょう。


e0057274_23392247.jpg■活性の上った溪では(フッキングしたりしなかったりしたものの)、何度もアマゴ、イワナが水面を割ってくれましたし、川辺ではこんなひな鳥も見つけました。どんな鳥の雛(ひな)なんでしょうね(おわかりになる方は是非お教えください)。鴨ではないと思いますけど…。どんなフライフィッシャーでも鴨を見つけたらケ○の毛までムシリとってしまうほど、鴨には関心を寄せていますので間違えることはないと思います(笑)。

…調果の結果、幼いカワガラスであることが判明しました。…


■里川の流れの中も、川の辺も、生命の息吹が満ち溢れ、この日の最終目的地でも(数種類の)メイフライのスピナー・フォールとスーパーハッチ、(余り気持ちの良いものではない(^^ゞ)ガガンボのスーパーハッチに囲まれた無数のライズに翻弄されてしまった夕暮れ。イブニングで釣上げたのが(狙っていた)アマゴではなく、あぶらビレは付いていたものの、フライフィッシングで釣った経験のなかったオサカナだったことも彩り(?)を添えてくれた、生命に満ち溢れた春の一日を充分以上に実感させてくれた一日となりました。

※春というよりは初夏の日差しにも(自然の)生命を感じた最高の釣り日和でしたが、これから訪れる盛期(釣りシーズン)に向けて、合せ切れ(=ゴジる(泣))の癖を返上しなくてはと強く感じた一日でもありました(笑)。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-15 23:25 | ■フライフィッシング
▲クリンクハマーで行こう
e0057274_23225780.jpg
▲“セミトラ・ハマー”
フック:DAIICHI 1130(#14)
スレッド:GUDEBROD・10/0(タン)
アブダメン:フラッシャーブーの上にセミトラVフィルム
ハックルポスト:ADW(タン)をループ状にしてからハックリング
ソラックス:ダビング(ヘンドリクソン・ピンク)
ハックル:グリズリー

▲マイ・フライボックス内でパラシュート・タイプのフライといえば、なんと言ってもクリンクハマー系(捏造バージョン)が多くなります。その中でも半分以上はセミトラVフィルムを使用したモノ。セミトラVフィルムとクリンクハマーは相性抜群の組合せとなります(と我田引水してみます)。セミトラVフィルム以外では、ダビング・ボディも巻いてあるにはあるのですが、フェザントテールとかヘロンなどのフェザーでアブダメンを巻いたクリンクハマーも結構な数があります(それらのご紹介はまたいずれ)。

e0057274_23364464.jpgDAIICHI製のフック型番1130は、上からみると鉤先がシャンクと並行になっておらず、ベンド側から見て右側に曲がっています。こんなシェイプのフックは「バレにくい」そうですが、さてどうでしょうか…。ストレートな部分がなく連続したカーブ形状がクリンクハマーにピッタリだと思って昨年から使い始めましたが、鉤先がこうなっていることはバイスにセットして初めて気が付きました(いい加減なものです(笑))。

▲いずれにしても、スレッドの上からフラッシャブー(ミラージュ)を巻き、被せるようにセミトラVフィルムを巻いたボディ(アブダメン)、Vフィルムの透明部分からフラッシャブーが妖しく光を放ち、体節表現を兼ねつつもオサカナを誘ってくれそうな気がします。ガガンボ・パターンにする場合は、2サイズ程度大きいサイズのハックル(ミディアム・ダン)をポストに3回転させれば“ガガパラ(もどき)”となります。

e0057274_2346371.jpg冒頭写真のフライ、ハックルポストをループ状にしたのは格別意味がある訳ではなく、ただやってみたかっただけのこと(笑)。普段(量産の必要がある時など)は左写真のようにADWを処理しています。左写真のフライ、使用フックはBUYAN:C322(#16)で私のクリンクハマー専用フックとなっています。フックシャンクにストレート部がない連続したカーブ(Continuous Bend)のフックならどんなモノでも“クリンクハマーらしく”なる筈です。お手持ちのそんなフックに巻いてみてください。

※これからの釣り上がりの季節に活躍してくれる“セミトラ・ハマー”、オリジネイターのハンス・クリンケンさんには怒られそうなネーミングかもしれませんが、ココロの中で感謝の気持ちを忘れずにタイイングしていますのでご容赦を(笑)。水切れが良く、水面と絡んだ姿勢が長い間持続するセミトラVフィルムで巻いたボディを、最高に活かすことができる“クリンクハマー・パラシュート”をパイロットフライにして、暖かな日差しの溪を歩いて行きましょう。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-14 23:51 | ▲フライタイイング
●イエローサリー、再び
e0057274_22371246.jpg
▲“CDCイエローサリー(セミトラVフィルム・バージョン)”
フック:TMC902BL(#16)
スレッド:TMC16/0(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン
アブダメン:セミトラVフィルム。ウィング部付近のスレッドを蛍光ペン(ピンク)で着色
ウィング:CDC(ライト・ダンとナチュラル・ブラウンを1枚ずつ)
ソラックス:ダビング(サルファ・オレンジ)
ハックル:ゴールデン・バジャー(下部はVカット)

●今シーズン、まだ溪で見かけたことはありませんが、そろそろ出始めるかもしれない“ミドリカワゲラ(モドキ)”をイメージした代表的フライであるイエローサリー・パターン。アチラのお国で黄色っぽい体色の小中型カワゲラを“イエローサリー”と呼称しているのでややこしいんですが、もちろんフライの名称でもあります(かな?)。何はともあれ(笑)、昨シーズンは相当お世話になりましたので、只今補充中。そもそも、セミトラVフィルム自体、イエローサリーのボディを“らしく”巻きたくて考案した側面もあり沢山巻いてしまいます。冒頭写真のような比較的オリジナルに近いタイプのものも巻いていれば、最近凝っているスペント・ウィング式に改変・捏造した“イエローサリー”も巻かずにはいられません(まぁそーいうヒトなものですから…)。

e0057274_22531596.jpg●ハックルを省き、コック・デ・レオンのヘン・サドルを後方へデバイドして取り付け、浮き姿勢を制御するタイプのドライフライが最近のマイブーム。もちろん、釣上りには使えませんが、ここ一番の勝負!なんてシチュエーションでは活躍してくれています。
近年の素晴らしい浮力持続力を誇る各種フロータントを上手に使えば結構な時間、浮き続けてくれますので、その恩恵あればこそのフライ・パターンではあります。テールを省き、サイズ#16~#22のフックに巻いた同様なパターン(ボディはブラックかマホガニー)は“オナシカワゲラ”、テールを省かず取り付ければ“クロカワゲラ”として使うことができます(と思います)。便利でしょ(笑)。

e0057274_2259376.jpg
▲“CDCイエローサリー(スペント・ウィング・バージョン)”
フック:BUYAN C322(#16)
スレッド:TMC16/0(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン
アブダメン:セミトラVフィルム。ウィング部付近のスレッドを蛍光ペン(ピンク)で着色
アンダー・ウィング:コック・デ・レオン、ヘン・サドルをデバイデッド
ウィング:CDC(ナチュラル・ブラウン)
ヘッド:スレッドでヘッドを仕上げた後、フライトーンで着色

e0057274_23105363.jpg●こちらも最近のお気に入りフライの代表選手、“CDC&エルク”。ボディをイエローのCDCで巻けば“イエローサリー”として機能してくれるような気がします。簡単に巻けるこのフライも是非ボックスに入れておいてください。「巻いてて良かった~」ってなる筈…、なるかもしれません(笑)。

【独り言】セミトラVフィルムを使わないパターンなので、余りお勧めしたくはありませんが(笑)。

※特にこれからの季節、どんなパターンにせよ黄色のフライは忘れちゃいけませんね(とは言いつつ通年使っているフライボックス内には相当数入れてあります(笑))。オッサンの眼(視力)に優しい“イエローサリー”系フライ、すなわち“黄色いフライ”は水面上での勝負を楽にしてくれます。楽にはなりますが、ティペットチェックを怠って、合せ切れしてちゃダメですけど。準備は抜かりなくても本番で失敗しちゃう…、そういうヒトなものですから(笑)。


* 追加 *

e0057274_1117177.jpg*昨年の五月中旬、石徹白峠川で撮影した“ミドリカワゲラ”だと思われる水生昆虫の写真です。正確な名称は違うのかもしれませんが、フライフィッシャー的にはフックサイズ#16でイエローの体色、後はどんな浮き方、水面との絡み方をするかってのを演出できれば充分かと思います。水面との絡み方…それを演出・再現するのが難しいわけですが。
ちなみにカワゲラは積翅目(セキシ目)と分類され半透明の翅は4枚(2対)で写真ではキレイに折りたたまれています。但しその状態で水面に絡む(流される)とは限りません。毛鉤としては2対の翅としっかりとした肢の表現がキモになるようです。

[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-12 23:24 | ●セミトラVフィルム
■トレーニング・デイ
※前日から降り続いた雨もあがった日曜日の早朝、黄昏店長の車で美濃方面に向かいます。今日は黄昏店で知り合ったとある兄弟(元ラグビー選手のご兄弟なので以後ラガー兄弟と呼ばせていただきます)とフライフィッシング修行を楽しむことになっています。待合せ場所のコンビニ駐車場に入り、先に到着されていたラガー兄弟と朝のご挨拶。ランチ購入後、今日の目的地をどこにするかの相談開始。当初は石徹白C&R区間に行く予定でしたが、ラガー兄弟が午後5時頃までには名古屋に到着する必要があったことと、昨日の雨の影響を考えて少しでも暖かい(水温の高い)流れで釣りをした方が…などという諸々のファクターを計りにかけ、また少しでも長い時間釣りをしたいというラガー兄弟のご希望を尊重し美濃フィッシングエリアに決定となりました。4人とも石徹白漁協の年券を持っている立派な“石徹白フリーク”(ラガー兄弟の初渓流は峠川)ではありますが、今日は来るべき(石徹白での)盛期に備えての“トレーニング・デイ”。少しでも長く溪に立ち、美濃フィッシングエリアでひたすら修行に励むこととなりました。

■美濃フィッシングエリアのストリーム(渓流エリア)に降り立ち、まずはラガー(兄)さんにフライを落とすポイントを説明。即キャストしてもらいますが、キャストがお上手なのには驚きました。ゆっくりと振られるウィンストン(Boron2t:8'#3)からスルスルとラインが伸びていき、指示したポイントに正確にフライを落とします。黄昏店長と共にあ~だこ~だと次の落とし場所なんぞを指示させてもらった後、今度はラガー(弟)さんと一緒に少し上流のポイントへ移動します。ラガー(弟)さんのキャストもナイスです。こちらはトーマス&トーマス(PA803)をご愛用。なので、以後ラガー(兄)さんはWラガーさん、ラガー(弟)さんはTラガーさんと呼ばせていただくことにします。それとも、アメリカは西海岸のウィンストン、東海岸のトーマス&トーマスってことで、WラガーさんとEラガーさん…なんてね(笑)。

■お二人共、千差万別の渓流ポイント、流しドコロが判らなくなりかけていたようで、それさえ掴めば大丈夫。正確なキャスト能力をセルフ・トレーニングによって身につけられているわけですから、活性が上ってくる頃になると次々とアマゴを水面に引っ張り出し始めます(もちろん100%フッキングできたわけではありませんってそれは私も同じこと(笑))。

e0057274_22501437.jpg
▲こちらは(トレーニングの合間に)私が釣ったアマゴですが、Tラガーさんが釣り上げたアマゴをネットに横たえ、デジカメ撮影もしっかり練習することができました。そして遅めのランチ後は、最下流から釣上がり、この日の練習の仕上げとしてポイント指示は最小限に止めてご自分の判断でドライフライの釣り、そして最後はプールでサイトフィッシングの練習も行い、アマゴの反応を見ながらの難しくも愉しい釣りで締めていただきました。

■美濃フィッシングエリアを後にしたのは、まだ日も高い頃でしたが、それから名古屋までの1時間余り、ラガー兄弟から拝聴に値するご意見を伺うことができました。お二人はフライフィッシングを始められて1年半余りですが、始められた当初、ビギナーとして、フライフィッシングを嗜むヒトに対しては曇りなく素直な目で観察してきたわけで、必要以上にフライフィッシングを小難しく、ハードルを高くしてしまっている(俗に言う)エキスパートを気取りたいヒトに対するご意見には貴重なものがありました。私はエキスパートじゃない(なりたいと思っていない)だけに第三者としてお話しを伺うことができましたが(つもりです(笑))、ビギナーに優しくない業界・ヒトに「明日はない」と痛切に感じた次第です。フライフィッシングは決して易しい釣りではないだけに、せめてご自分をエキスパートだと思っているヒトはビギナーに優しく、ご自身の自己満足のタメ(だけ)にビギナーを間違った方向へ導くようなことだけは慎んでいただきたいものです。恥ずかしながら(日本の)フライフィッシングの世界には釣り自慢、道具自慢に血道を上げ、(ロクに挨拶すらできないほど)社会性を忘れているエキスパート気取りの方々の何とも多いことか。もちろん気取り屋さんは極少数で、本物中の本物のエキスパートはそれ以上に多く存在していることも事実でしょう。似非(自称)エキスパートって輩は限度知らずに舞い上がっているので結果的に目立ってしまうことになっちゃうんでしょうね。でもね、本物のエキスパートってのはビギナーに優しい筈なんだよ~。とまぁ偉そうに講釈垂れてしまいましたが、たかがフライフィッシングごときで、オレは上手いからビギナー(所謂下手なヒト)よりエライ…なんて思っている輩と(私は)お友達にはなれないってだけなんですけどね(笑)。

■くだらない虚栄心の発露としてではなく、釣りそのものを純粋に楽しむ姿勢が気持ち良いラガー兄弟と、次回のトレーニング・デイでは石徹白C&R区間でフライフィッシングを楽しむことを約束しお別れしました。石徹白には本物のエキスパートと、ラガー兄弟同様気持ちの良いフライフィッシャーが集まってきます。そして、『とっつき易く奥が深い』石徹白の流れは(釣り人のレベルに応じた)トレーニングの場として最適であることも間違いのないところ。フライフィッシングの世界も『奥が深い』ことは紛れもない事実ですが、『とっつき易い』ってことを伝えること(演出)ができる粋なエキスパートが目立つようになってくれば、もっとこの釣りを楽しむヒトが増えてくる筈で、それを心の底から願ってのエントリーになった次第です。

※本エントリーの後半は極めて具体性に欠ける記述になってしまったことを深くお詫びします(^^ゞ。機会があれば、具体的なエントリーもしていこうと考えていますが、さぁて拙ブログ、いよいよ炎上しちゃうかな(笑)。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-11 00:11 | ■フライフィッシング
★ウェーディング・シューズ
e0057274_1963450.jpg春分の日の釣行が、最後のお勤めとなったウェーディング・シューズ。頑張ってくれたお礼の気持ちを込めて記念撮影(笑)。この靴は昨年2月の解禁時から履き始めましたから、丁度1年しっかりと働いてくれました。スパイク内蔵のフェルトソールは、私の歩き方とマッチしたのか、いつも快適な遡行を助けてくれました。まぁオッサンだけに、無理せず、ゆっくり足元を確認しながら歩く(渡渉する)ようにしていますから何とかなっているだけなのかも知れませんが(^^ゞ。

★ワンシーズン、フルに履き続けた結果、所々破れ、つま先と踵の後側のフェルトはなくなり、スパイクを含めてフェルト全体が薄くなってしまいました。そして滑り易くなってしまうのは仕方のないトコロ。

e0057274_1919529.jpg※こちらのガイジンさんにウェーダー(と写真のモノとは違うウェーディング・シューズ)は貸し出し中で、写真に写っているウェーディング・シューズは諸般の事情でわが足を離れ、某ショップで売り出し中(の筈です)。サイズ9なので、ご希望の方はそちらに連絡してください(笑)。ウェーダーの上から履きますからね、清潔だと思います(汗…とか無関係(笑))。いずれにしても、2セットあるウェーダーとウェーディング・シューズは1セット貸し出し中なので、予備を持たない状態で溪に通っており、少しばかり不安ではあります。まぁ余り万全の体制ってのに拘ることなく、現場で水漏れ発生などで使えなくなったら釣りを止めて帰ってくれば良い…と思えるココロの余裕が肝要なんでしょう。


e0057274_19285992.jpg←撮影はterryさん
★こちらは慣らし運転中?のウェーディング・シューズ。すでに3回の釣行で履きました。スパイク付フェルト・ソールのウェーディング・シューズを探して(インターネットとショップを)彷徨った結果、これに落ち着きました。昨シーズン愛用したウェーディング・シューズ(冒頭写真)と同じヤツが欲しかったんですが、製造が打ち切られたそうで、入手することができませんでした(^^ゞ。
お気に入りだったんですけどね。でも、新しいウェーディング・シューズ、段々とわが足に馴染んできたようで、お気に入りになってくれそうな予感があります。滑らずに、しっかりと(比較的重めの)わが体重を支えてくれるウェーディング・シューズ。それだけに注文も多くなってしまいますが、最近では色んなタイプのものも出回っているようで、やはり、新しいモノ好きな私としては、目新しいタイプのソール(アクアステルスとか)を持つような予備のウェーディング・シューズも必要かな…なんて思ってしまいますね(笑)。
[PR]
by godzilla2004 | 2007-04-09 19:48 | ★イベント/フィクション



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
カテゴリ
以前の記事
検索
お気に入りブログ
お勧めHP&ブログ
最新のトラックバック
峠川への初詣 〜4月20..
from 釣り三昧・猫三昧
think about …
from taro's magazin..
ニンフにトライ!・・・ゴ..
from スマイル Days
自戒
from taro's magazin..
古い友人との再会
from 芦毛牝馬の馬耳東風
FF誌に載ってます
from 「別誂石徹白セット」イトシロ..
秋の峠川へ 〜9月22日..
from 釣り三昧・猫三昧
メイフライを「らしく」巻..
from スマイル Days
メイフライを「らしく」巻..
from スマイル Days
Day of curry
from terry's FlyFis..
ライフログ
人気ジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧