<   2007年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧
▲パールウィング・ストーンフライ
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▲“パールウィング・ストーンフライ【アダルト】”
フック:TMC 900BL(#10)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン(ストーンフライだけに短め)
アブダメン:セミトラVフィルム(メイフライパターンより太めに巻く)
ウィング:タトゥーシールをパールシートに貼り付けたもの*
*専用パターンを描画してプリント
インジケータ:ADW(タンをループ状に使用)
ソラックス:オストリッチ(イエロー)
ハックル:コック(グリズリー/ゴールデン・ブラウン)

※怒涛のタトゥーシール3連発でございます。少々食傷気味だと思いますが、ご勘弁を。

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▲謎のパターンも見えますが、思いつきパターン(ばかり)で用紙をうめてみました(^^ゞ。左からストーンフライ【アダルト】用ウィング・パターン(#8~#12)、真ん中はストーンフライ【ニンフ】用パターン(#8~#12)、右はバックファイヤー・ダン(もどき)用に左右のウィングをくっ付けたパターン(#12~#18)が並んでいます。余談ですが、最近イラストレータで翅の模様を描くのが好きになってしまったようです(笑)。

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▲ウィングはこんな角度で2枚取り付けてあります。本物のストーンフライは翅が4枚あることが特徴ですが、フライ(毛鉤)なので半分にしました(^^ゞ。現場の状況次第では、翅をクシャクシャにして使用することも必要になる…かもしれません。ハックルの下をカットすることは言うに及ばずです。

※フライもこれくらいのサイズ(#10)になりますと、細ティペットを使うことはありません(細くても6Xを使うことになります)ので、キャスト時のスピンは発生しないはず(と思います)。というわけで、ウィング素材、また取り付け方にはある程度自由度が増してくると勝手に思い込み、こんなパターンを巻いてみました。もちろん、ウィングにCDCをふんだんに使ったタイプの方が、ウィングの“動き”を演出できると思いますから、そちらのパターンも忘れるわけには行きません。ただ、産卵が終ったアダルト(♀)が息も絶え絶えに水面を流れていく…そんなステージをイミテートしてみようとパールウィングを少し左右に広げた状態で取り付けてみました。#8と#10、各サイズ2、3個巻いておくだけで充分だと思いますが、上の写真をご覧いただくとわかるように、プリントしたストーンフライ用ウィングは相当な数ですからね。ケチらずに4枚取り付けたほうが良かったのかもしれません(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-30 23:45 | ▲フライタイイング
▲ラップフィルムウィング・ダン
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▲“ラップフィルムウィング・ダン”
フック:TMC 902BL(#12)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン
アブダメン:プリント*したタトゥーシールをパールシートに貼り付けたモノ
*セミトラVフィルムのプリント・パターンを流用
ソラックス:スーパーファイン・ダビング(ラスティ・ブラウン)
ウィング:タトゥーシールを台所用ラップフィルムを貼り付けたもの
インジケータ:ADW(オレンジとタンのミックス)

※まだタトゥーシールで遊んでます(笑)。前回エントリーと代わり映えしませんが、今回は有名なパターンである“バックファイヤー・ダン”っぽく巻いてみました。ウィングにしたのは、タトゥーシールをパールシートに貼るのではなく、台所用ラップフィルムを使ってみたこと。虹色の輝きはなくなりますが、パールシートに比べてホンの少し柔らかく仕上がります。それがメリットになるかどうかはわかりませんが、羽化に失敗した個体のウィングを模すためにクシャクシャにする…には柔らかいほうがベターのような気がします(^^ゞ。ウィングに関しては、タトゥーシールにウィング形状を転写したモノを、パールシートに張ると真珠の輝きでオサカナを魅了、ラップフィルムに貼るとリアルな形状と柔らかな質感で……なんて自己都合の思い込みでタイイングしております(^^ゞ。

e0057274_18323139.jpg▲どちらにしても、視認性良好とは言えませんし、取り付け方を間違うとスピンしまくりのフライになりますので、ご注意を。左写真のフライのアブダメンは、タトゥーシールをラップに貼ったモノを巻いてあります。ボディ(アブダメン)に使うには、パールシート、台所用ラップ、どちらも伸長性に乏しいので、なかなかの質感には仕上がりますが、ボディ材とするなら(伸張性のある)セミトラVフィルムの方が使い勝手良好!となるようです(と自画自賛(笑))。

※アンダーサーフェスなどで使うフライで、視認性がそれ程問われない場合(例えば羽アリ)に、タトゥーシールとパールシートを組合せて作るウィングは役に立つと思いますが、一般的なドライフライ用のウィングとなると一工夫加えないとダメなようです。だったら、何でこんな試行錯誤&エントリーをするんでしょ?となりますが(笑)、何でもね、試してみないと気が済まない性格だから…ということにしておきましょう。というわけで、まだまだ諦めることなく、タトゥーシールを使った「アソビ=タイイングごっこ」は続きます(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-28 18:55 | ▲フライタイイング
▲パールウィング・ダン
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▲“パールウィング・ダン(仮称)”
フック:がまかつ B11-B(#12)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン
アブダメン:セミトラVフィルム
ソラックス:スーパーファイン・ダビング(アンバー)
アンダーウィング:コック・デ・レオン(ヘン・ケープ)
ウィング:(パール)シートにタトゥーフィルムを貼付たもの

e0057274_17135240.jpg※本日はタイイング・デー。とは言っても、定番のフライは必要以上にタイイング済みなので(あくまでも私個人レベルでの水準で…)、普段巻けないような珍妙且つ新規なフライタイイングに挑戦(?)です。お昼近くなってから徐(おもむろ)にPCの前に陣取り、イラストレーターを用いてウィングを(以前撮影したモンカゲロウのウィングを下地にして)描き始めます。以前から試してみたかった“捏造の極み”的サイドワインダー(?)に使うウィングを描き終えると、フックサイズ(#12~#18)に合わせてサイズ変更。葉書サイズの大きさに無駄なく配置し、タトゥーシールと呼ばれるモノの台紙にインクジェットプリンタで印刷(左写真)。


▼取扱説明書に従った手順で印刷面を『フラッシュバック(パール)』シートに貼り付けるとウィングの出来上がり。極薄フィルム状の印刷面が(パール)シートに張られるとキラキラと光を反射しながらも、本物のメイフライ亜成虫の持つ独特の(葉脈状の)模様も浮かび上がります。
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▲私自身、以前から(ドライ)フライのウィングを静止している本物そっくりに表現・再現する必要を殆ど感じていませんが(一連のシマザキ・ウィングなんていう完成されたウィング素材がありますし…)、このタトゥーシールを用いると極めて薄いフィルム状のウィングに仕上げることができることはわかっていましたので耐久(水)性のことは無視して挑戦(捏造)することにしました。もちろん、タトゥーシールを貼る台紙となるシート(この場合はパールシート)との組み合わせも重要です…。分厚いシートに張ったのでは意味がありません(^^ゞ。ニンフでは、例えば大型ストーンフライの特徴ある体の紋様を再現する場合に役立つと思い、タトゥーシールを使ってみたこともありますが(ご紹介はいずれまた…)、ドライフライのウィングで使えないものかと常々考えており(機能性より見た目重視(笑))、今回のドローイングからタイイング…となりました。冒頭写真のフライ、見るからに浮力持続性には問題がありそうですね(笑)。真似されないほうが宜しいかと思います(^^ゞ。

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▲浮力持続性で言えば、最悪のパターンである“サイドワインダー”型から、何とか浮力面では問題なさそうな“ソラックス・ダン”型まで巻いてみました。やはり…と言うか、あまり参考にはしていただけないと思いますが(笑)、暫くの間はパールウィング(仮称)を活かせるフライパターンを模索していく気にはなっております。実釣で良い結果が出れば良いのですが、当てにすることなくお待ちください。

※葉書サイズの用紙に、#12から#18用ウィングを印刷してしまいました。#12(14対)、#14(16対)、#16(20対)、#18(24対)…合計74対のウィングを作ることができますので、使えるか(ドライフライとして機能するか)どうかは別にして、それだけの数のフライがまた増殖することになりそうです。…困ったもんだ(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-26 16:52 | ▲フライタイイング
■記憶の彼方を訪ねて
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※八月のある日、ふと思い立って20数年前渓流釣りで何度も通った揖斐川上流部を訪ねてみました。良い釣りをした経験のある溪を訪ね、運良く当時のままの溪相を保っている流れを見つけることができれば、ホンの少しの時間でも竿を出すつもりでしたが、地図に載っている溪の名前と私の記憶が一致しません。減少の一途をたどる私の脳細胞の奥底、記憶の彼方に潜んで出てこようとしないあのキレイな流れはどこへ行ってしまったのか。暫く、集落の外れの小道を行ったり来たりしながら、ようやく見つけた谷の堰堤上の流れの底は砂に埋まっていました。

■記憶の彼方から甦ったその溪、往時は堰堤の上から釣り上がるとアベレージは8寸に足りませんが、オレンジ色のお腹が眩いイワナが岩陰から飛び出してきてくれたのものです。少し落胆しながらも、更に上流へ移動し溪を覗き込むと徐々に砂底は目立たなくなり、釣れそうな雰囲気が漂い始めます(念のタメ日釣り券は購入済)。釣りの準備をして…と思いますが、更に記憶をたどり他の溪の様子も見たい気持ちが勝ち、釣りの準備をすることなく移動。釣りをした筈なのに、まったく当時の記憶が甦らない溪、明確にその時の様子が浮かんでくる溪、移動の度に復活してくる記憶が脳細胞を刺激してくれたのか、(ホンの少し)若返ったような気がしてくるから不思議です(まぁ単なる思い込みなんですけどね(笑))。

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▲峪から里に戻ると頭を垂れ始めた稲穂に夏の空が映えています。もう夏も終り、収穫の秋がそこまで来ているようです。

■何箇所の溪を回ったのか、午後からの時間を溪巡り…記憶の彼方をこちら側へ引き寄せる旅に費やしているうちに、どうやら釣りをする気が希薄になってきたようです(^^ゞ。助手席にデジカメを置き、気に入った眺めを見つけては停車して撮影、そんなことばかりを繰り返すようになってしまいました(笑)。

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▲本当は、晴れ上がった空と強烈な太陽の光を背に、清廉な流れと渓魚の姿を撮影したり、流水を逆光で撮影して試してみたいことがあったものですから、珍しく偏光フィルターを装着してあったんですが、撮影した(できた)のは風景ばかり(^^ゞ。まぁ空を撮影しても、濃い空色となり、雲とのコントラストもくっきりとなりますので、それはそれで構わないんですけどね。

e0057274_20453083.jpg■気付かないうちに?本流下流に移動し過ぎてしまい、釣りしてみたいと思った流れを見つけたら、管轄漁協が違う溪でした(笑)。

※こちらは円偏光フィルターの偏光度を下げて撮影。

e0057274_20491570.jpg※こちらは円偏光フィルターの偏光度を最大に効かせて撮影。

■それでも、そこの近くで見つけた「釣り券販売」のノボリがあるお店に入っていこうとするオッサンでしたが、幸か不幸か、入口に鍵がかかっており、どうやらお出掛けのご様子。暫く上流部の流れでも見てくればと思い、30分ほど溪を見回ってからその店を訪れましたが、鍵はかかったまま。既に午後4時を大きく回っています。今日は釣りをするな…ってことなんでしょう。記憶の彼方を訪ねた旅は結局竿を出すことなく終了しました。

※私(正確には両親)の故郷である揖斐川上流を訪れ、記憶をたどっただけで終ってしまった一日となりましたが、往時の記憶が甦ることもあり、とても楽しい一日となりました。ご先祖様の菩提寺にお参りすることを仰せつかっておりましたので、そんな日に釣りをするのもアレですしね(と言いつつ最初のうちは釣る気満々だったわけですが(笑))。兎にも角にも現在の溪の状況は把握できましたので、また地図を眺めながら釣りの戦略を立て、機会を作ってイチから出直します(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-24 20:55 | ■フライフィッシング
▲BLOG開設2周年記念特別企画(^^♪
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※写真に載っているフライは今シーズンに入ってから、エントリーしたものです。(一応)スタンダード・パターンから徐々に捏造が入ってくる順に(左上から)並べてあります。右下のフライは、CDCスペント・カディス(バリアント)として特に今シーズンに入ってから何度もご紹介してきています。

▲BLOG開設2周年記念特別企画(笑)として、CDCスペント・カディスの詳細なタイイング解説をエントリーします(各方面からご要望をいただいていたものですから…(^^ゞ)。このフライの(使用上の)特徴は、…カディスと言う名称が付いてはいますが、カディスだけを意識したものはなく、以前に述べた通り、メイフライとしても、ストーンフライとしても機能してくれる汎用性にあります。また、タイイングも簡単(な部類)で、CDCダンをタイイングできるスキルがあれば問題なく仕上げることができるイージーなところも魅力の一つだと思います。そして、CDCをADW(エアロドライウィング)に変更したり、CDC、ADW共にループ状に取り付けたりと、バリエーションが作り易いフライと言えるでしょう。もちろん、アブダメン(ボディ)も今回ご紹介するセミトラVフィルムだけでなく、グースバイオット、ストリップト・ピーコック・ハールなどを使っても問題ありません。ジェル状でもドブ付けでもお好きなタイプのフロータントを使って浮き姿を演出していただければ、投射性、浮力持続性、視認性共に良好!オサカナの反応も良く、シーズン終了間際の溪で活躍してくれる筈!ですから、まだ巻いてない…という方は是非タイイングしてみてください。

e0057274_17191851.jpg(1)下巻きをアイからフック・ベンド方向に行い、巻き終わりの位置で、まずセミトラVフィルムを取り付け、その後フラッシャブーを固定します。

*使用フック:がまかつ C12(#14)
*スレッド:TMC16/0(ホワイト)
*アブダメン下巻き:フラッシャブー
*アブダメン:セミトラVフィルム



(2)スレッドをアイ方向に戻し、写真の位置で戻すのをやめます。










(3)フラッシャブーをアイ方向へ巻いていきます。均一に隙間無く巻いても良いし、少し間隔を空けて巻いても構いません。要はお好みで。

e0057274_17194736.jpg(4)フラッシャブーを巻いた上にセミトラVフィルムを巻いていきます。余り強い力で引っ張る必要はありませんが、慣れてくると力の入れ加減でテーパー状のアブダメンが巻けるようになります。







(5)とまぁ、こんな感じ…です。


e0057274_1720741.jpg(6)アイから少し離れた箇所でセミトラVフィルムの端をスレッドで巻き止め、余分をカット。写真はその状態を示しています。









(7)その位置(写真参照)で、後から取り付けるアンダーウィングをデバイドし易くするためのこぶを作っておきます。作例ではスーパーファインダビング(アンバー)を使用。

*ソラックス:スーパーファインダビング
(アンバー)
*アンダーウィング:コック・デ・レオン
(ヘンサドル/ブラウン・スペックルド)

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▲アンダーウィングのコック・デ・レオン、ケープから引き抜くと左の状態ですが(当り前)、右写真の明るく抜いた部分を使います。この方式ですと1本のコック・デ・レオンで(フライ)2個分のアンダーウィングがとれます。

e0057274_17204946.jpg(8)コック・デ・レオンを写真を参考に、フックシャンクの下から挟み込むようにして取り付けます。スレッドで2、3回締め付けてから、下に出ている部分をアイ方向へ引っ張り、丁度の長さになるよう調節します。長さを決めたら更に数回スレッドを回してきつく固定し、下に出ている余分をカット。





(9)コック・デ・レオンが左右に開くよう気をつけながらスレッドで固定。










(10)写真のように、コックデレオンがキレイにデバイドしているのが理想です。


(11)写真のようにCDCを取り付け、アンダーウィングより少し短めにカットして出来上がりとなります。
*CDC(ナチュラル、カーキ、ライト・ダン…など) 
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(12)フラッシャブー&セミトラVフィルムで巻くアブダメンの発色を良くするためにスレッド色はホワイトを使っていますので、お好みに応じてアイ部分に色を塗っておくのも良いでしょう。作例では、フライトーンのダーク・ブラウンで塗ってあります。

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▲“CDCスペント・カディス”
フック:がまかつ C12-GOLD(#14)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
アブダメン下巻き:フラッシャブー
アブダメン:セミトラVフィルム
ソラックス:スーパーファイン・ダビング*(アンバー)
*ウィングをデバイドし易くするタメにホンの少し
アンダーウィング:コック・デ・レオン(ヘン・サドル)
ウィング兼インジケータ:CDC(ナチュラル)

※CDCダンを巻くことができるスキルをお持ちだとの前提でタイイング解説を行いましたから、CDCの取り付けに関しては解説しませんでした。CDCの取り付けはタイヤーで違っていて当然だと思いますし、こうでなきゃ…なんて決定版的メソッドがあるわけでもないと思いますので、お好きな方法で取り付けてください。このフライ、タイイングは比較的簡単だと思いますが、いざ詳細に解説してみると結構大変。というわけでCDCの取り付け方を省かざるを得なかった…のかもしれません(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-22 18:02 | ▲フライタイイング
★BLOG開設2周年♪
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※2年前、2005年8月24日に拙ブログを開設しました。(3日早い)ブログ開設2周年記念エントリーですから、画像を思いっきり大きく掲載してみましたが、お見苦しい点などありましても平にご容赦を!…まぁ記念ですから。

★2年間のエントリー数は、今回を含めて330回。(172回投稿した)1年目に比べて若干投稿頻度(回数)は減少しておりますが、特に今シーズンに入ってからアクセスしてくださる方の数が増えてきたようです。拙いエントリーの数々に赤面の思い…ではありますが、ここを訪れていただいている心優しき皆様に厚く御礼申し上げる次第です。

※大物ハンター(笑)でもないオッサンの詰まらない釣行記、また捏造に血道を上げたお恥ずかしいフライ・タイイングのエントリーに終始していくと思いますが、今後共宜しくお願い申し上げます。
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by godzilla2004 | 2007-08-21 12:02 | ★イベント/フィクション
■夏の終わり/アウトブレイク
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“やっとかめ”に会えた石徹白のイワナ。正午を告げる時報のサイレンが峠川に響いた直後、パラシュート・アント(#18)に出てくれた7寸程度のイワナ。盛期を思い出させるように岩陰から流れの筋に出て捕食行動を続ける渓魚たちに夏の終わりを感じながら、最初投じたメイフライパターンにはダンマリを決め込んだ渓魚たちの選択眼に、秋モードに完全移行はしていないことを知らされました。

■お迎えに来ていただいたRollyさんの車に乗り込み、石徹白に到着したのは午前11時過ぎ。久し振りの「石徹白詣で」のメンバーは、Rollyさんと私とは初同行(釣行)となった某教授の3名。石徹白に飢えていた?私とRollyさんは、支度を整えると早速釣り始めます。…ランチまでの30分足らずでしたが、予想していたよりも渓魚の活性は高く、フライをアント系に交換した途端出てくれたのが冒頭写真のイワナです。

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■この日は石徹白収穫祭も開催されており、名物のトウモロコシを探しましたが、生憎売り切れ…凄い人気でした…。白山中居神社前の朝市で運良く茹で上がったトウモロコシをゲットでき、石徹白川支流への道沿いにある涼しい木陰でトウモロコシとオニギリのランチ・タイムとなりました。

e0057274_0593365.jpg■支流の峪、堰堤下のプールをまさに攻めようとしているRollyさん。この峪で渓魚の反応は良好とは言えず、例年に比べ雪が少なく入渓し易かった春先を思い出し、あらぬ心配(猜疑心)まで湧き上がってきた夏の午後…となりました。
…これは「夏の収穫」とは言えません(^^ゞ。


■午後6時前には石徹白C&R区間に戻り、私は駐車場から少し歩いて入渓、「ビルさんプール」と呼ばれるポイント(下写真)まで釣り上がって、数尾のイワナを釣り上げることができました。

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▲「ビルさんプール」下流部の川原に腰を下ろし水面を見ていると散発とは言え、ライズが発生。まだ明るい時間で、発生頻度が上ってくるライズに待ちきれずフライを投入。パラシュート・アント(#14)で数尾釣り上げた後、(定番化している)ライトケイヒル・パラシュート(#10)に交換します。

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▲フライ交換を終えた頃に降り始めた大粒の雨。その雨が水面にリングを作り始めた直後に勢い良くライトケイヒル・パラシュートをくわえてくれた9寸ほどのアマゴ。久し振りの良形アマゴに見惚れる間すら惜しんで最後には9寸イワナで締めたイブニングとなりました。

※今だフライは充分に確認できる時間帯ではありましたが、再発生してきたライズの嵐を経験し、イブニングだけで“つ抜け”して納竿。また“イブニングで帳尻合わせ”しちゃったな…と少しばかり後ろめたい気持ちがないわけではありませんが(笑)、久し振りに経験した石徹白・峠川でのプライム・タイムに、残り少なくなった今シーズンも(私にとっての)最後且つ最高の主役はやはり石徹白C&R区間になることを確信。そんな実感を覚えることができた…それが心底嬉しくてイブニングを締めくくってくれた大粒の雨にびしょ濡れになりながら、スキー場駐車場への道を急ぎ足で戻りました。暗闇の中、笑みを浮かべて大股で歩く釣り人…傍から見れば余り気持ちの良い眺めではなかったでしょうが、周りのことなど関係なく、ニヤけ続けていたオッサンによる石徹白レポートでした(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-20 00:38 | ■フライフィッシング
■夏のエチュード
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※真夏の奥飛騨の溪で、イブニングの饗宴を待つラガー兄弟。ただ、この日に限ってのことなのか、このところの傾向なのか、弾けるイブニングのプライム・タイムがこの溪を訪れることはありませんでした。

■この日は、ちょっとヘビーな奥飛騨日帰り釣行。参加していただいたのは、洋さんねねこさん吉田ロッドさん、ラガー兄弟、そしてピーター氏。むせ返る熱気の都会から逃れるように、奥飛騨の溪に集いました。そして、このところ、石徹白C&R区間とは違った溪に出かけることが続いているラガー兄弟にとっては、涼を得るどころか、熱く燃える(フライフィッシング実践)練習の一日となりました。

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▲猛烈な暑さにも負けず別誂石徹白セット・真竹フライロッドの初回納品を前日に済ませ、1ヶ月半ぶりの渓流でのフライフィッシングに、何もかも忘れ?没頭している吉田ロッドさん。お昼過ぎには渋い状況の流れの中から見事な砲弾ヤマメ(8寸)を釣り上げ、会心の笑みを浮かべていました。

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▲そして、ラガー兄弟の実践修行にお付き合いさせていただきながらも、シエスタに時間を割き過ぎて出遅れてしまった赤いベストのオッサン。少々急ぎ足で溪に向っております(笑)。結局、小振りなヤマメしか釣り上げることはできませんでしたが、溪を吹き抜ける心地よい涼風を心行くまで味わうことが出来たこと、気の合った仲間と涼しい木陰で語り合ったことが心に残り、釣り上げたヤマメの美しさすら霞んでしまった一日となりました。

※決して、小さなヤマメしか釣れなかったことの言い訳、もしくは負け惜しみで言っているわけではありませんので、そこのところ、宜しく…です(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-18 23:58 | ■フライフィッシング
▲ブラック&ホワイト
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▲“ライトケイヒル(もどき)・パラシュート”
フック:バリバス S-2000(#10)
スレッド:TMC 16/0(ホワイト)
ハックルポスト:ディアヘア(ホワイト)
テール:ハックル・ファイバー(ライト・ジンジャー)
ボディ:スーパーファイン・ダビング(ホワイト)
リブ:ワイヤー(X-Fine:シルバー)
ハックル:ライト・ジンジャー

※この時期のサーチング(パイロット)・フライとして、よく使うフライの代表にライトケイヒル・パラシュート(私的捏造バージョン)が挙げられます。あくまでも私の場合ですが…。格別、工夫を凝らしているわけではありませんが、フックサイズは大きめ(#10、#12)としています。特に薄暗くなってきてからはこのタイプを使うことが多くなります。

e0057274_2115279.jpg▲こちらのフライは冒頭のフライとタイイング・レシピはほぼ同じ。全体を黒でタイイングしてあります。まだ陽が高い明るい溪だとこちらをまず結ぶことが多いようです。丁度、メイフライとテレストリアルの中間(?)を狙って巻いておりますが、効き目の程はなかなか宜しいようです。ブラックナット・パラシュート…と呼んでも構わない(かな?)パターンではないでしょうか(^^ゞ。


e0057274_21172236.jpg▲こちらは、フォーム材を使用したアント。昨年、蜂を巻くときに使用したフォーム材をアントにも流用。ADWを使ったウィング兼インジケータはスピン防止で少々ボリュームたっぷりに取り付けてあります。オーバーサイズのハックルは下方をカットしておきます。


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▲アント…というよりテレストリアルとして、黒いモノ、白いモノ、時には黄色いモノも巻いております。

▲“フォーム・アント/ブラック&ホワイト”
フック:がまかつ C-12G(#14)
スレッド:TMC 16/0(ブラックorホワイト)
ボディ:「ピタッと止まるんですミニミニ」(ブラックorホワイト)
ウィング:ADW(蛍光ホワイト)
ハックル:ブラックorホワイト

※夏の溪で効く色として黒を忘れるわけにはいきません。渋い反応しか返してくれない夏の渓魚に対して、白黒はっきり付けたい…わけでもありませんが、白も黒もタップリとストックしてあるフライボックスをベストに入れて、夏の溪を汗だくになって歩き続ける。そんな釣りがまだまだ続きそうです。きっと「黒星」で終ることが多いんだろうけどね(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-15 21:26 | ▲フライタイイング
▲アント・パラシュートタイプ/私的タイイング手順
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▲アント(パラシュート・タイプ)
フック:バリバス 2200(#12)
スレッド:TMC 8/0(オレンジ) 全体の下巻き
スレッド:TMC16/0(ブラック) ガスター部仕上げ
リブ:XX-Fineワイヤー(シルバー)
ボディ(ガスター):スレッドでシェイプを作り、リビング
ハックルポスト:ADW(スタンダード:蛍光オレンジを1/4束)
ハックル:コック(グリズリー)

※お盆休み真っ只中で、涼しい渓流(源流)にお出掛けの方も多いことでしょう。今のところ、釣りに出かける予定のない方、この休みでフライをロストしてしまった方で、アントを巻いてみたいとお思いの向き(があれば…)に私的アント・パラシュートのタイイング手順をエントリー。タイヤーの数だけタイイング手順(マテリアル)は存在すると思いますが、私は以下の巻き方でアント(パラシュート)を巻いております。ご参考にしていただければ宜しいのですが…。

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▲使用するスレッドは2種類で、16/0[ブラック]と、8/0[オレンジ]。リビングとしてXX-Fineワイヤー[シルバー]を使います。

e0057274_2114301.jpg(1)フックをバイスに固定します。鉤先に触れるだけで繊維がバラけてしまうスレッド(16/0)を使いますので、鉤先を隠して固定します(あくまでも私の場合)。

e0057274_21145380.jpg(2)スレッド(ユニスレッド:8/0)をこの位置から巻き始めます。この場合、スレッド色はオレンジですが、アントの細い部分となりますので、そこに使用したい色で巻きます。

e0057274_2115986.jpg(3)フックベンド下部まで巻き、ワイヤー[XX-Fine:シルバー]を固定します。そのままアントのお腹(ガスター)の膨らみをスレッドで形作ります。

e0057274_21152521.jpg(4)スレッドをアイまで巻き戻して、一旦ウィップフィニッシュ。できるだけ、密に且つ重ならないようなスレッドワークが吉。

e0057274_21154118.jpg(5)16/0のスレッド(ブラック)を写真の位置から巻き始めてガスターの膨らみ部を仕上げます。

e0057274_2116620.jpg(6)ガスター部を滑らかにしたいので、16/0…なんて細いスレッドを使用します。ガスター部と細くなっている部分の色を変えたい場合に役立つメソッド…ではないかと(^^ゞ。
仕上げが終ったら写真の位置でウィップフィニッシュ。

e0057274_21162729.jpg(7)ワイヤーでリビング、アイまで巻いたらハーフヒッチして固定します(必要以上の力をかけるとワイヤーが切れますのでご注意ください)。

e0057274_21164147.jpg(8)ヘッドセメントか透明マニキュアを塗布します。まず全体を1回塗り。最低でも30分は置いてから2回目、更に30分以上置いて3回目を塗ります。2回目以降はガスター部だけに塗布。
以前は、2回のコーティングで済ませておりましたが、エド・ゴリ松さんのコメントに刺激され、3回目のコーティングを行うようになりました。

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▲こんな感じに並べて暫く時間を置きます。季節にもよりますが、私の場合は2時間以上放置し、その時間は他のフライを巻いております。瞬間接着剤でコーティングすれば、放置時間はもっと短縮できる筈です。ただし、コーティングによるガスター部の艶という面では、ヘッドセメントが一番だと思います。


e0057274_21175279.jpg(9)乾燥・固着が完了したら、再びバイスに固定。スレッド(16/0)をアイ付近から巻きます。

e0057274_21182048.jpg(10)ポスト用のADW(1/4束)を適当な長さに切り、その中央をフックシャンク下からシャンクに当てて上に折り曲げ、そのままスレッドで固定。

e0057274_2123776.jpg(11)スレッドでハックルの巻き代を巻きますが、アイからの距離とハックルの巻き代はほぼ等しい長さにします。ガスター部が水面下にぶら下がった姿勢になり易くなるバランスだと思っています。

e0057274_21185321.jpg(12)ハックルの下準備ですが、ハックル裏面(光沢のない方)を手前にした場合、左側のファイバーだけ3~5本、右側よりも少なくカットしておきます(写真参照)。

e0057274_21191675.jpg(13)ポストにハックル裏面を手前に向けて固定。

e0057274_21194080.jpg(14)ハックルを上から下方向に7、8回巻き、スレッドでハックルの上下を巻き止め、必ずシザースを用いて余りをカットします。

e0057274_21195472.jpg(15)ポストの位置がアイに近いのでハーフヒッチで固定しても充分な強度は保てます。ただし、いつもとはハーフヒッチャーにスレッドを巻き止める方向(回転方向)が違ってきますので、ご注意ください。まぁいつも通りの方向でも構いませんが…、ハーフヒッチの場合は3回以上繰り返してください。

e0057274_21201420.jpg(☆)以上の手順で巻かれたアント(パラシュート)です。私の場合は、6月の最盛期から外さずに使っておりますので、1シーズンに最低2回は「アントの日」を設け、アントばかりのタイイング・デーとしております。まぁコーティングして乾かす手順があり、そのタメなのか、ちょっと作り過ぎてしまうキライはありますね(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-08-14 21:23 | ▲フライタイイング



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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