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■お楽しみはこれからだ!
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※石徹白での2007年渓流釣りシーズンが幕を引く前日、午後2時を大きく回った頃に石徹白到着した、斉藤さん(写真右上)と(ロッド製作の)巨匠・吉田さん(写真左上)と私三人。ウェーダーを履くトコロまではいつものパターンでしたが、ロッドをタモに持ち替え、(ベストも着用せず)流れに入り“ドジョウすくい”のポーズ。…特に私が…(笑)。早朝からの釣りで疲れた身体を癒すシエスタ中、川へ降りる準備すら静かにやれないオッサン三人に邪魔されたチョイつるさん(左下写真左端)も(殆ど強制的に)“水生昆虫捕獲チーム”の一員となります。

■峠川最上流部にあるスキー場で、本年1月に起こった重油流出事故。その後、5月と9月の2回、「重油流出事故が水生昆虫に与える影響調査」が行われました。いずれ公式なレポートは発表されることでしょうが、それに刺激されたオッサン3人、調査が行われた峠川上流部だけでなく、実際に釣りを行うC&R区間内のどこかで「水生昆虫生態調査」を定点観測していくこととなりました。そして定点観測地に選ばれたのは通称「丸顔フラット」付近の左岸沿いに流れる細い流れ(主に私の意見が採用されました。他のオッサン二人に感謝(^^ゞ)。

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▲水生昆虫は水底の石裏などにへばり付いていることが多いので、狙った石の下流側に(川虫採取用)タモを構え、石を動かしたり、石の表面を柔らかくなぞって水生昆虫を流して採取します。この作業自体はとても簡単で、どんな虫が取れるのか楽しみが尽きないモノですが、実際にタモの中に入った小石などの中から(小さな)水生昆虫を見つけ出すのはなかなか大変…特に目に問題を抱える(ローガン)世代ですからその苦労は計り知れません(多少誇張しております(笑))。が、それだけに、小さな(体長6、7ミリの)コカゲロウ系のニンフなぞを見つけると歳を忘れてはしゃいでしまいます。小さな虫をピンセットで優しく掴み、水を張ったトレイに移す作業をときおり嬌声を上げながらも無心に続けているオトナ四人、傍からはどんな風に見えたのか…興味は尽きません(笑)。トレイに移したコカゲロウ系のメイフライがハッチしようものなら、『おぉ~ハッチしたよ!』なんて大声を上げてデジカメを取り出しつつ、『巨匠、捕まえて!』となる始末。この人達、大丈夫なんでしょうか…。

■そんなことをしているうちに、シエスタから目覚めた(チョイつるさんと同行されていた)K崎さん、石徹白の隣町白鳥町から駆けつけてくれたM山さんも護岸に腰掛け、我等を見守ってくださいます。お仲間が増え総勢6名となった“男(オッサン)祭り・水生昆虫捕獲チーム”の騒ぎは益々エスカレートしていきます。

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▲捕獲した水生昆虫の一部。メイフライ(カゲロウ)とストーンフライ(カワゲラ)のニンフが見えます。カディス(トビケラ)とガガンボのラーバ、プラナリアも多数採取しましたが、写真掲載は見合わせました(理由はまぁおわかりのことと思います(笑))。

■石徹白C&R区間に生息する水生昆虫の生態調査……もちろんフライフィッシングに役立つ重要なデータ収集の一環ではありますが……気の合う人達と行えばまさに“おアソビ”。掲載写真のようなオッサン祭り状態が傍からどう見えるかの是非はさておき(笑)、こういったデータは継続して収集、回数を重ねることによって価値が生まれてくるものなんでしょう。当然、楽しみながら行わないと継続していけません。オッサン達の“おアソビ”の一つとなるかもしれない“水生昆虫生態調査”の手始めは、こんなカタチで行われました。

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▲ストロボが必要になってしまう時間ではありましたが、小さなドライフライでもまだ充分視認できる頃、今シーズンの幕引きに相応しい石徹白らしい野生イワナを釣りました。“別誂石徹白セット”を背景にようやく撮影できるサイズでしたが、最後の最後までオッサンらしくピンボケ(笑)。リリースした後、液晶画面で撮影具合を確認、ピンボケしか撮影できなかったことに気付いたオッサンの切なる“カーテン・コール”に応えてくれる渓魚はついに現れませんでした。

※ファインショットが撮れず、そのことに於いては悔いの残る幕引きではありましたが、1時間以上の時間をかけた“水生昆虫生態調査”のお陰(?)で、それ以後の釣りに使用するフライを特定(推定とも言う(笑))することができ、そして(フックサイズ#18~#22の)それが大当たり。流れの中を観察(=水生昆虫生態調査)することによって、状況を見極める一助とし、そしてそれにキッチリ応えてくれる石徹白の恵み(渓魚)に感謝したいつもと変らない石徹白でした。私にとっての2007年渓流釣りシーズンは終りましたが、気合を込めた“水生昆虫捕獲&傾向調査”から始めたフライフィッシングを経験してしまうと、オフ・シーズンでも可能な“水生昆虫生態調査”、もっと前向きに取り組んでみたくなりました。そう考えると、「お楽しみはこれからだ!」なんて気分になってくるから不思議なものです。明日から始まるオフ・シーズンも「修業的毛鉤釣り」のタメ、データ収集にも励むことになるんでしょう。暫くの間は「静謐な石徹白C&R区間」…とはならないようです(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-30 12:17 | ■フライフィッシング
★THIRD FLY TYING SESSION 2007
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※半年振りの“フライタイイング・セッション”のご案内です。

★今回のコンセプトは、“2007年シーズン、特に渓流で効果のあったフライを持ち寄り、皆一緒にタイイングしながら今シーズンを振り返って釣り自慢し(時には傷口に塩を塗り)合いましょう!”です(笑)。もちろん、「フライタイイング・セッション」ですから、誰が講師だとか受講者とかではなく、全員参加型の気楽な集いであることは、第1回第2回と全く同じです。


*【フライタイイング・セッション2007:第3回】開催要項*

★開催場所 名古屋市中区丸の内『某隠れ家』
★開催日時 2007年10月13日(土曜日)午後3時から午後9時
        ご都合の良い時間帯だけの参加でもOKです。
★参加費:無料(ただし飲食代は各自ご負担ください。差し入れ大歓迎!)
★タイイング・セッション終了後、付近の居酒屋で会食(会費制)。
★持参いただけると助かるモノ:バイス、ボビンホルダー(スレッドを含む)を始めとした最低限のタイイングツール、巻きたい(自慢したい)フライ用のマテリアル。


ツール、マテリアル共ある程度は当方で用意しておきますが、慣れないツールだとタイイングそのものに差し障りも出るかもしれませんので、ご自身で持参されるのがヨロシイかと。どうしても…という場合には、何も持たず参加していただいても構いません。

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▲第1回フライタイイングセッションの模様

★運悪く、今シーズン自慢できるような釣果に恵まれなかった方、大歓迎!過去に効果があったパターンを紹介してくださっても構いませんし、他の参加者のテクニックを参考にするためだけにお越しくださっても大歓迎!です。いろんなフライフィッシャーのタイイングを参考に、オフの管理釣り場、また来シーズンのフライフィッシング・シーンに備えてください。

参加くださる方、格別当方に連絡いただく必要はありません。当日気が向いたら『某隠れ家』まで足を運んでいただければ(既に参加が決まっている)ピーター氏共々、大喜びという次第です。『某隠れ家』の場所をご存知ない方は、拙ブログ右列にある【E-Mail】をクリック、メールでお問合せください。もちろん、参加表明を本エントリーのコメントで頂戴できればとっても嬉しいですし、何かご不明な点があれば遠慮なくメールでお問合せいただければ懇切丁寧に答えさせていただきます(そのつもりです*笑)。今回も案内メールなどの連絡(お誘い)は致しませんので、予めご了承ください。
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by godzilla2004 | 2007-09-29 00:46 | ★イベント/フィクション
▲ピーターのフライボックス(番外編)
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※これは先日の石徹白で、非常に効果的だったピーター氏オリジナル・ニンフです。ただし、ピーター氏から頂戴したフライそのものは現在手元にありませんので、記憶を頼りに私が巻いたモノ。なので、“ピーター氏のフライボックス(番外編)”というタイトルにしました。

▲“カディス・ラーバ”(ケースド・カディスでも構わないような…(^^ゞ)
フック:TMC200R (#18)…ピーター氏が使っていたのは#16だったかも…
スレッド:TMC 16/0(ブラック)
アブダメン:アイス・ダブ(ピーコック・ブラック)
ソラックス:グラスビーズ(フックサイズにより3~4個)
ヘッド:ピーコック・ハール

e0057274_0562631.jpgこちらは同形、同サイズのフック(TMC200R#18)にビーズ×3個にして巻いたモノ。その分アイス・ダブのダビング部が長くなります。バランス的にはこちらの方が良好な外観となるような気がします。もちろん、ビーズ×4個の方が若干とは言え沈み易くなりますが、その差は僅かでしょう。流れの速さ、沈めたい深度によってはショットが必要になる場合もあります。


▲このフライ、あくまでも石徹白向けにピーター氏が考案したわけですが、石徹白に於けるニンフィングでの経験値から導かれたそのタイイング・コンセプトとは…

(1)メタリックな輝きを放つマテリアルをどこか一部に使う。
(2)フックサイズはスタンダードの#14~#18。
(3)余りボリュームを出さず、細身のシルエットを保つ。

…ということだそうです(一部、私の意見…当然(3)…も入っております(笑))。

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▲“P&G意見集約ニンフ”(こんな名称が許されるとは思っていません(笑))
フック:TMC3761SP-BL (#16)
スレッド:TMC 16/0(タン)
ヘッド:ブラス・ビーズ(カッパー)
テール:フレンチ・パートリッジ
アブダメン:アウル(ふくろう)…フェザントテールで代用可(ただし明るい色推奨)
リビング:カッパーワイヤー(X-FINE)
ソラックス:ピーコック・ハール
ウィングケース:ホログラフィック・ティンセル

▲(上写真の)ニンフは、ピーター氏の意見を主体に私の理想を加味してタイイング。“フェザント・テール”を基本ベースとした、石徹白向けの“理想のフライ”を具現化したものです。ある意味、欠点のない、万人(万魚?)向けと言える質感・シェイプを持っていますが、それだけに“詰まらない”仕上りになってしまったかもしれません(^^ゞ。まぁそんなフライでもサイズさえ合っていれば渓魚にアッピールすることもある…でしょう(笑)。

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▲ピーター氏も私も、特にニンフを巻くときに重宝しているマテリアル(ダビング材)が“アイス・ダブ”。冒頭のフライでも、ピーター氏は上手に“アイス・ダブ”(ピーコック・ブラック)を使っています。私が使っているのは写真の4色。当方はソラックスに“アイス・ダブ”を使うことが多く(それこそメタリックな質感が出ます)、ピーター氏がアブダメンの位置に使っていたのを新鮮に感じた次第です。

※残り少ない渓流釣りシーズンで使っていただくには余りにも時間が切迫しているかもしれませんが、今回紹介した2種類のフライ、特に冒頭の“小型カディス・ラーバ”は、簡単且つ短時間で巻くことができ、実績も充分。是非2つ3つ巻いて最後の溪でお試しいただきたいと思います。もうご自身のシーズンは終ってしまったという方も、来シーズンの解禁(当初)向としてタイイングしておかれることをお奨めします。オフの管理釣り場ならオサカナの高反応が期待できること間違いなしの(沈める)フライですしね(…もちろん何の保証もできませんが(笑))。
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by godzilla2004 | 2007-09-27 00:36 | ▲フライタイイング
★巨匠と日本茶
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真竹素材のフライロッド製作の巨匠(写真左)と巨匠の(広報関係限定?)タニマチ別誂石徹白セット仕掛人…を囲み、日本茶を飲みながらのミーティング。…とはいうものの、石徹白C&R区間に関する四方山話に終始した夜でした。

e0057274_19575439.jpg★こちらが“別誂石徹白セット”…ロッド、リール、ランディングネットが揃った3点セット(撮影はアトリエKAN:斎藤さん)。撮影場所はもちろん石徹白C&R区間(スキー場駐車場前プール)です。

※余談ですが、フライフィッシャー誌(2007年11月号)には吉田ロッドさんの取材記事が掲載されています。

★訳あって、“別誂石徹白(スペシャル)セット”のプロトタイプが当方の手元にあり、ここ2回の釣行では遠慮なく使用させていただいております。残念なことにそれなりのサイズ(写真撮影に値するサイズ)を釣り上げることができず、我が身の修行不足を痛感するだけの結果しか出ていないことは拙ブログをご覧いただいている皆様には周知の事実です(^^ゞ。が、吉田ロッド製、8フィート3インチ、3番仕様の真竹ロッドのパフォーマンスの一端を充分に実感できた2回の釣行ではありました。8フィート3インチの竹竿を一日中振り続けても右腕の疲れはまったく感じることはなく、むしろオッサンの実力以上にキレイなループを形作ることができ、トリックキャストも思いのまま(←あくまでもオッサン・レベルでの話(笑))、楽しい釣りを演出してくれました。

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▲石徹白スペシャルロッドの主要部を拡大した写真です。マスターワークとも言える正確且つシンプルな仕上りに“道具”としての完成度を垣間見ることができます。尚且つ、トンキンケーンに比べると表皮部に集中するパワーファイバーをしっかりと残し、真竹の持つしなやかさを損なうことなく(正三角形の)セグメント(スプリット)6本を削り出し接着してあるマスターワークは、拡大することにより更に際立ちます。

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▲リール・シート部の拡大写真。エンドキャップのメダル部は佐藤成史さんがデザイン。その周囲には“ITOSHIRO”、リールポケットには“石徹白”の文字が刻まれており、リングは竹を組合せた意匠となっております。

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▲一番、お見せしたかったのはロッド・ティップ部分。先端まで正確な正六角形の断面を保ったまま、(ロッド・メーカーであれば当り前ではありますが)仕上げてあります。この6枚の写真は下から光を当てている部分、白く反射しているトコロがどの写真でも一致しています。これは正確な正六角形である証明となっています。まぁ値段の違いはあるでしょうが、ロッドメーカーであれば、必ずこのような仕上りになっているのは当り前で、この部分の仕上がりの違いってのはないんでしょう(ここが歪(いびつ)な仕上がりなんてのはあり得ないと、ド素人ユーザーの私ですらそう認識しています)。

【バットからティップまで正確な六角形断面を持つことはもちろんですが、吉田さんはロッド表面をオイルフィニッシュで仕上げており、接着面が見えるなんてことのないキレイに立ったエッジが(かなり)際立ちます。そのアタリの詳しい解説はこちらをクリック

★拙ブログでは、私がどんなロッドを使っているのか、所有しているのか、などどいう“持ち物”自慢的なエントリーをしたことは稀(写真掲載はしますが(笑))…そのアタリのことに関しては余り興味がなく、フライ・タイイング中毒的エントリーを楽しんでいる…と自分では認識しています。そんな拙ブログに似合わない内容で、“別誂石徹白セット”の吉田ロッド製真竹バンブーロッドに関するエントリーを行ったのは、製作者吉田幸弘さんと何度もご一緒に釣りに出かけタイイング・セッションにも参加いただいたり、先だっての夜のように四方山話に花を咲かせるひと時を過ごすうちに意気投合、吉田さんのタニマチ(?)であり、石徹白C&R区間実現にご尽力され、現在もその活動を継続されている斉藤さんとも同様なお付き合いを重ねた挙句、無力なオッサンとしても何らかのサポートをさせていただきたいと思ったからに他なりません。これまた余談ですが、今シーズンから吉田ロッド製7フィート3インチ3/4番仕様の真竹ロッドを使い始めております。

※石徹白C&R区間を含む、石徹白周辺の河川に対する豊かな愛情をお持ちの吉田ロッドさんと斉藤さん、そして何の手助け・尽力もできないとは言え(汗)、同じく石徹白を愛する気持ちを忘れたくない私。私にとって、石徹白の流れと吉田ロッドはワンセットの宝物…そんな思いから今回のエントリーになりました。似合わないことをするんじゃない!とお嘆き・お怒りの貴兄も数多いことでしょうが、まぁ石徹白の流れと吉田さんに免じてご容赦の程、お願いする次第です(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-25 19:51 | ★イベント/フィクション
■秋分【the Autumnal Equinox】
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※思い起こせば半年前の春分の日、シャックマンさんと二人で出かけた里川では“水温む頃”の釣りを存分に楽しむことができました。そして半年、この日の石徹白C&R区間峠川は秋風が立ちつつも日差しは強く、溪を釣り上がれが汗ばんでしまう陽気の中、大人数(8名!)で過ぎ行く季節(渓流釣りシーズン)のフライフィッシングを一日中楽しみました。

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▲ゴジラーズ・ロックと(ごく一部の人達から)呼ばれている岩の影からライズを繰り返す(おそらく)アマゴを狙うgonzaさん。後の岩に立っているギャラリーはシャックマンさんと黄昏店長(手前)。…あまりお奨めできる観戦ポジションとは言えませんけど(笑)。

■この後、とれないライズに見切りをつけ上流へ移動したシャックマンさんと黄昏店長でしたが、残った(残された?)gonzaさんと私で多少はヤル気のありそうなアマゴを狙います。まずはニンフで水底付近に定位するアマゴの目前を狙ってドリフトさせますが、たまには反応してくれるものの捕食には至りません。とうとうTP77フック(#16)に巻いた22番相当の小振りなコカゲロウ・パターンをティペットに結び、水面に乗せてドリフトさせ、ようやく狙っていたアマゴとは違う小振りなアマゴがフライに出てくれますが、すっぽ抜け…。この日の難しい釣りを予感させるに充分なリザルト(結末)となりました(^^ゞ。

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▲こちらは静岡県の政令指定都市から今シーズン2回目の「石徹白詣で」のBILLさん前回の石徹白では絶好調、とても良い釣りをされましたが、今回も“渋い”石徹白に苦労しながら、巻き貯めたフライを上手くローテーションし、石徹白の渓魚に翻弄されつつ(?)サスガの釣りを展開。また、帰路のだるまやでは、ピーター氏との釣り談義から何か(ニンフィングのヒントなど)を掴んでシーズン最後の釣りを飾ったことでしょう。

e0057274_13255047.jpg■いつもの場所でのランチタイム。今シーズンの「石徹白詣で」は最後となるラガー兄弟が、ステーキを焼いてくれて、過ぎ行くシーズンを惜しみました。そしてコーヒータイムに移行した頃、黄昏店の若き常連さんたち(カップル×2)も加わり、釣り談義に花を咲かせて今シーズンの石徹白を振り返り、来シーズンへの展望(!)を語り合いました。

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▲キャンプ場前プールを(誰もやろうとしなかった)対岸沿いのポジションから攻めるピーター氏。グラス・ビーズを上手に使ったシンプルなニンフ(近々にエントリー予定)をドロッパー・システムに結び、我々が見ている前で連続4尾のアマゴ、イワナをネットインさせていました。ニンフを使ったお得意のニュージーランド・スタイルを駆使した、この日のピーター氏。まさに絶好調と呼べる活躍を見せてくれました。

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■“今はもう秋、誰もいない丸顔フラット…”なんてね(笑)。(盛期に比べれば)渋いと認定せざるを得なかった昼間の釣りが一段落、山間に陽が落ちていく頃から、イブニングタイムをどのポイントで迎えようかとフライフィッシャーはそわそわし始めます。その時間帯になるとヒートアップした身体に涼しくも切ない秋風を感じ、急に体感温度が下がっていきます。

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▲紆余曲折を経て、イブニング・タイムをキャンプ場前プールで迎えることになったねねこさんは腰を伸ばして準備運動中。昼間の釣りでは、(忍野で培った?)お得意のサイトフィッシングでキレイなアマゴを、私が名作フライと信じて疑わない“あかむしくん”で釣り上げていました。

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▲同じくキャンプ場前プールでその時を待つWラガーさん(左)とTラガーさん(右)。フライフィッシングを始めて初の渓流体験は石徹白C&R区間でしたが、爾来2年の間幾たびもここを訪れ、一所懸命にフライフィッシング修行を重ねてきました。石徹白を釣り場のハブに定めたことに付随して、素晴らしいフライフィッシャーの方々(私は含まれて…いません(笑))と出会い、時に気難しくなる石徹白の渓魚に対峙した結果、タイイングを含めた総合的なフライフィッシング・スキルがみるみるうちに上達されてきたことは拙ブログで紹介してきた通りです。

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▲岸辺に腰掛け、(イブニング用の)ドロッパー・システム作成&チェックに余念のないピーター氏。彼は昨シーズンから石徹白での釣りを重ね、ドライフライを巻き貯めるなどして密かに対策を練っていたようです。が、ニンフィングの効果が現れ易いこの時期になると、むしろニュージーランドで磨いた卓越したニンフのスキルが役立ったようです。

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▲ピーター氏の好調ぶりはイブニングでも持続し、最後の最後で見事なアマゴを釣り上げました。イブニング・タイム、キャンプ場前プール下流(堰堤下)の荒瀬の中、比較的フラットな水面を狙い、3尾の良形イワナを釣り上げた後、ドロッパー・システムのインジケータ(ドライ・フライ)に出てきたそうです。アマゴが横たわっているのは別誂石徹白セットのランディング・ネット。欲を言えばもう少し明るいときにとなりますが、アマゴとランディング・ネットのコンビネーション、見事なマッチングを見せています。

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■そして、石徹白での釣りを締め括るのはいつもの“だるまや”。ピーター氏が(彼の身体に隠れて見えない)BILLさんと、フレーム外に位置するWラガーさんとTラガーさんを前にニンフィングのキモを解説中。この日の釣果に満足したのか、いつもの○ネタは最小限に止め、マジメな釣りネタが多かったピーター氏だったような気がします(@だるまや限定(笑))。

※で、私の釣果ですが…。大いに期待した写真撮影サイズを釣り上げることはできませんでした(笑)。ラストチャンスに賭けた20番から26番相当のコカゲロウ・パターンで数尾のアマゴを釣りましたが、いずれも速やかなリリースを義務付けた自己規制サイズ(20cm)以下(^^ゞ。思い起こせば、半年前の春分の日に釣り上げて(もっと大きくなってまた逢おうとの願いを込めて)写真撮影したのは5寸少々のアマゴでした。これからの(渓流釣りの)シーズンに期待を込め小さなアマゴに無垢な嬉しさを感じた(春分の)頃と、過ぎ行くシーズンにサヨナラと言う(秋分の)頃、釣り人の気持ちも大きく変化してきた…ということなのかもしれません。うーん、ちょっとアンビバレントではありますが、釣り人の気持ちってのはそんなもの…なんですよ~と自己弁護(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-23 13:27 | ■フライフィッシング
▲トンボ・フライ
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※秋空をイメージすると直ぐに浮かんでくるのはトンボ。秋色が濃くなる溪で一番目立つ水生昆虫(のアダルト)です。編み込み(ウィービング)ボディをエクステンデッド・ボディに使い、トンボ・フライ(プロトタイプ)を巻いてみました。

e0057274_22364966.jpg▲顔に凝っても仕方ありませんが、アイ(眼)を付けてみると何となく“らしく”なるのが不思議です。トンボの翅は4枚(2対)ありますが、そちらは2枚(1対)に省略、代わりと言っては何ですが、オーバーサイズのハックル(コック・デ・レオン)を巻いて浮力を稼ぎつつも、ハックルの作るライトパターンを、オサカナは“翅”に間違えてくれないかと期待しています(笑)。ADWのインジケータはボリュームがあり過ぎますが、プロトタイプですから現場調整を前提としています。

e0057274_22383571.jpg▲“トンボ・フライ”
フック:TMC111 (#12)
スレッド:TMC 16/0(タン)
エクステンデッド・ボディ*:(可動式)
ソラックス:スーパーファインダビング(マホガニーブラウン)
ウィング:パールシート
ハックル:コック・デ・レオン
ルースターケープ(バジャー)
インジケータ:ADW(オレンジ)


e0057274_22374117.jpg*エクステンデッド・ボディは何と!可動式です(笑)。編み込みの芯にハリス(1.2号)を使って、フック側にループを出しておき、フック側からのループに絡めておけば自由に動くエクステンデッド・ボディの出来上がり。

▲この手のフライはフッキング性能が余り宜しくない傾向がありますので、何とか解決しようと苦肉の策を弄しました(^^ゞ。禁漁間近の溪で“駆け込み使用”してくるつもりですが、釣れないだろうなぁ…(笑)。

※残り10日となった渓流シーズン、今更プロトタイプを巻いて臨んだとしても無駄な抵抗だと理解はしているのですが、先の石徹白でお会いした方々に編み込みボディを上手くトンボ・フライに使えないかと言われていたこともあり、唸りつつも捏造に励みました。が、こうしてアップで写真掲載をしてみると、初秋の溪で“駆け込み使用”したとしても、まだまだ精進(アハハ)が足らないことを痛感する…それだけの結果に終りそうです(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-20 22:42 | ▲フライタイイング
■The magnificent six (at the foot of sacred Ontake)
━━ 霊峰御岳の麓で華麗なる6人がカレーライスと釣りを楽しむお話し ━━

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※雨模様で薄暗い天候の中、対岸のちょっとした竹薮から伸びた枝の下、更なる暗がりに潜むタナビラ(アマゴ)を狙う私(撮影は洋さん)。

■この日の昼食は国道19号線沿いにあるあやしいカレー屋さんでカレーを食べることが以前から決まっており、ブログ仲間で一番木曽水系に詳しいterryさんに立案をお任せした釣行スケジュールに従って霊峰御岳の麓を源とする渓流を転戦。午前中に入った溪(冒頭写真)では、ここぞというポイントからは毎回と言って良い程の反応を多く得ることができましたが、フッキングできるのは小振り(最大サイズ6寸弱…)なアマゴ、イワナばかり。訳あってモニター(?)を仰せつかっている“別誂石徹白セット”に含まれるスペシャルなフライ・ロッドである、8フィート3インチ3番仕様の吉田“真竹バンブー”の良好なキャスト・フィールを楽しみながらも、同セットに含まれるT-Craft製の真竹フレーム・ネットに良形アマゴ、イワナを収めて写真撮影するというミッションには応えることができません(^^ゞ。撤収時間となり、チームに別れて釣りをしていた他のメンバーに確かめると皆同じような反応だったそうで、午後から移動する他の溪に思いを馳せ、今回の最重要ミッション(!)であるカレー屋へ移動開始。

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▲(あやしい佇まいを見せる)カレー屋さんを前にして店内に入ることを逡巡しているメンバー(左から、山猿さんterryさんRollyさんなかぢさん)4人、撮影は私(godzilla2004)、この後では洋さんがこの様子を撮影しています(笑)。意を決した合計6人のメンバー、ウェーダー姿で入店して良いかを人柄の良さそうなオバちゃんに尋ね、了承してもらった後ようやく入店。華麗なる6人(どこが?)、ようやくカレーにありつけることに…。

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▲店内はこんな感じ。店外のチープな装飾(?)とは違ったミステリアスな雰囲気…外観から想像も出来なかった激しく前衛的なインテリアに気持ちが高ぶっている面々ではあるようです(2枚の写真をマージしました(^^ゞ)。

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▲オーダーして暫くすると、忙しそうに独りで動き回るオバちゃんのデリバリーが始まります(スローシャッターではオバちゃんの素早い動きに追従できませんでした(笑))。いただいたカレーのお味はナイス!その写真とお味のほうのインプレッションは、グルメ系コンテンツに強い他のブロガー、terryさん、山猿さん達の“カレーなる”エントリーをご覧ください。オッサンの(特にグルメ系コンテンツに於ける)プアーな表現力では単に加齢臭ただようだけのインプレッションになるだけですから…(笑)。

■とは言いつつも、カレーのお味について一言申し添えるなら…。深い味わいの後に訪れる絶妙なる辛さのお陰で、雨が降ったり止んだりだった不快指数100%の天候の中での午前中の釣りで汗だくになった身体から更に汗が噴出し、身も心もシャッキとして午後からの釣りをリスタートでき40年の歴史(オバちゃん談)を実感、味わうことができるものでした。思い起こせば足掛け2年に渡り、ブログ仲間の話題になっていた伝説のカレー屋さんの(食してみれば相当に美味!癖になりそうな)カレーを味わうことができ、大満足のうちに次の目的地へと車を移動させました。

e0057274_2041355.jpg■午前の溪よりもずっと霊峰御岳の麓に近い目的の流れに到着すると、terryさんからキリリと冷えたラムネの差し入れ(左写真撮影もterryさん)。蒸し暑さと香辛料たっぷりのカレーで汗が吹き出した身体に嬉しい水分補給です。カレーもそして暫く時間を置いてからのラムネ…最高のご馳走でございました。美味しい差し入れを持参してくださった(Terry's Mobile Barの)店主terryさんに感謝し、偶然にもterryさんの後ろの方角に在る(であろう)霊峰御岳とterryさんに向かって何故か手を合わせる信仰厚く、礼儀正しいオッサンでした(笑)。

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▲ラムネを飲んでリフレッシュして入った溪を釣り上がるなかぢさんとそれを眺める私(撮影は山猿さん、感謝です)。

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■午後から入渓したその溪では、山猿さんとなかぢさんと組んで釣り上がりますが、反応も乏しく、稀にフライに出てくれてもフッキングしない、できないことばかり。加えて集合1時間前くらいから土砂降りの雨に見舞われ、あのカレーライスを食べ、ラムネを飲んでいなければ身も心も萎えてしまったことでしょう(^^ゞ。

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▲最後に訪れた西野川C&R区間で、ダウンストリームにウェットフライを流す山猿さんと、イブニング待ちしながらそれを眺めるRollyさん。

※二つの溪をハシゴした午後からの釣りでは、投じたフライに何度かアタックはありましたが、イブニングタイムですらフッキングさせることが出来ず、石徹白スペシャルネットに収める写真を撮影することはもちろん、吉田“真竹”ロッドに元気なタナビラのローリングファイトを往なしてもらう“ミッション”は完遂叶わずとなりました。が、予ねてよりの“願い”だった、あのカレー屋さんで美味なるカレーライスを食べ、ラムネでリフレッシュ、気の合う5人と笑いの絶えない一日を過ごすことができ…それは予め約束されていた楽しい一日とも言えますが…釣果とは無関係に、むしろ貧果であればこそ、次の釣行への楽しみを弥増してくれるメンバーとの華麗なる(=いつまでも記憶に残る)釣行となりました。
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by godzilla2004 | 2007-09-17 15:03 | ■フライフィッシング
★峠川【石徹白C&R区間】清掃会
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※今年の10月21日(日曜日)に石徹白C&R区間、(一般的には)峠川と呼ばれる区間の清掃会が開催されます。

★(赤いベストは着用しませんが)今回参加すると個人的には三回目となる峠川清掃会は、幾度と無く釣り歩き数多の喜怒哀楽をもたらしてくれた溪に再会できる、シーズンオフの大きな楽しみ、悦楽となっています。

詳細案内・参加表明はこちらでどうぞ


★釣竿を持たず、数々の(個人的な)ドラマを生んだあのポイントを見直しながら、今シーズンを振り返るのも、“悦楽”の一つなのではないでしょうか。…石徹白に居つくクレーバーな渓魚にそっぽを向かれてばかりの私にとっては、少々自虐的な“悦楽”かもしれませんが…(笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-15 15:24 | ★イベント/フィクション
▲横のモノを縦にする【パラシュート・タイプのハックリング】
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※パラシュート・タイプのフライを巻いている途中、丁度ハックルをポスト(この場合はカーフ・テール)に巻き付ける直前の状態です。

▲パラシュート型フライの場合、ハックルを巻き終わり、仕上げでスレッドをどう留める(固定する)か、いろいろなメソッドがありますが、やはり(耐久性という意味においても)安心できるのは“ウィップ・フィニッシュ”でしょう。以前、エントリーした“アント・パラシュート”のようにハックル・ポストがアイに近い位置にある場合は、ハーフヒッチを数回行い(お好みに応じて)ヘッドセメント、瞬間接着剤を少量使えばそれで“スレッド固定完了”なんですが、このフライのようにポストがアイから離れている場合、ハーフヒッチでスレッド固定するのには無理があります(ポストからアイまでスレッドがむき出しになってしまう…)。そんなわけで仕上げ(スレッド固定)ではウィップ・フィニッシャーを使うことになりますが、普通はフックシャンクに対して垂直にスレッドを回して使う…のが、水平にフィニッシャー(先端)を回すことになり、慣れないと難しい作業になってしまいます。

e0057274_23392087.jpg▲まぁどなたもご存知のやり方ではありますが、冒頭の状態(フック・シャンクは水平状態)からいきなりフックを右に90度傾けて固定し直し、ハックリングからスレッド固定(ウィップフィニッシュ)までをフックシャンクを垂直にした状態(のまま)で行うやり方をご紹介させていただきます。ハックリング時にスレッドが邪魔になるようであれば、写真のようにバイスのどこかに引っ掛け退避させておけば宜しいでしょう。

*タイイング途中で、バイスのジョーを緩め、フックと時計回りに90度回して再固定しますが、ハックリングそのものが垂直ハックル同様の方向でできますので、ハックリングが(少しだけかもしれませんが)やり易くなる気がして、ウィップ・フィニッシュでスレッド固定するパラシュート型フライのハックリング、最近ではこの方法(手順)で行ってばかりです。

e0057274_23394347.jpg▲これはハックリングが終り、スレッドでハックルを固定し、余分(先端)をカットした直後の状態です。

*1、2本フック・ベンド方向に飛び出してしまった行儀の悪いハックル・ファイバーが見えますが、これはタイイングが終了したらカットします(しなくても構いませんが…)。


e0057274_2340629.jpg▲そして、パラシュート用(大型)ウィップ・フィニッシャーを使ってスレッドを固定し(仕上げ)ます。パラシュート以外のスタンダード・フライと同じ方向でフィニッシャーが使えるので、違和感が少なく、しっかりと、尚且つスレッドでハックルを巻き込まないようフィニッシャー先端を回すことができます。


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▲“ノーネーム・パラシュート”(捏造し過ぎてネーミングできなくなってきています(笑))
フック:TMC902BL (#12)
スレッド:TMC 8/0(ラスティ・ダン)
ハックルポスト:カーフテール(ホワイト)
テール:コック・デ・レオン(ライト・ナチュラル)
ボディ(アブダメン&ソラックス):スーパーファインダビング(ヘンドリクソン・ピンク)
リブ:ホース・ヘアー(“馬素”ってやつです)
ハックル:コック(ペールウォータリー・ダン)

※イブニング(の最後の希望)用で、ライトケイヒル・パラシュート(フックサイズ#10~#12)を沢山巻いてあり、それなりの結果は出ていますが、ボディの更なる茫洋感と個人的に大好きなリビングを施したボディ(アブダメン)を求め、こんなフライを巻いて残り少ないシーズンで使ってみようと考えています。…イブニング用なので、ハックル・ポストのカーフ・テールのボリュームは少々多目にしてあります…。アブダメンは下巻きスレッドの上にホースヘアーを巻いたタイプも巻いておりますが、はてさてどうなることやら…(と言いつつも自信あり(笑))。単なる自己満足ではありますが、パラシュート型フライでのハックリングとスレッド固定がどうも苦手…という方に少しでも参考になればと思い(差し出がましくも)エントリーしてみました。どんなパラシュート・フライを巻く場合でもメソッドとしては共通していますので、今回の捏造フライの出来具合に関してはノークレームでお願いします(dadlifeさん風*笑)。
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by godzilla2004 | 2007-09-13 23:31 | ▲フライタイイング
■(その日のうちに)行きて帰りし物語/最終目的ポイント
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※ランチ終了後、今回石徹白に集ったメンバー(の一部?)がゴリ松さんのフライを囲んで、フライ談義に花を咲かせている様子をパチリ。

■前夜、日付が変る直前に帰宅、若干の「釣りの後始末」を行った後、直ぐに寝入ったものの翌朝はきっちり寝坊してしまいました。で、石徹白に到着したのはランチタイムの少し前。丁度休憩中だったゴリ松さんに会うことができ、そのままフライ談義となりました。暫くして、石徹白に集った面々が午前の釣りを終えて集合、賑やかなランチタイムとなりました。…が、楽しい集いにもお開きの時間となり、関東、関西からお越しの皆様が帰り、山猿軍団のメンバーも石徹白を去り、残ったのは私独り…。暫く前の賑わいがウソのような静けさの石徹白で、孤独を楽しみつつ(?)フライフィッシングに勤しむこととなりました。



■まずは石徹白C&R区間の最下流部まで移動、流れの様子を確認します。14名が去った後ではありましたが、釣り人の姿が全く見えなくなったわけではありません(日曜日ですから当り前(^^ゞ)。どのポイントで釣るかを考えながら最上流部まで車を走らせ、主だったポイントの状態を見ます。というよりは、釣り人が入っている区間(ポイント)は目的地から外さなければなりませんので、邪魔にならない区間を探すことになります。その結果、私のお気に入りのポイント、丸顔フラット上流部のプール(下写真)が開いていることを確認。近くに車を停め、暫くは土手の上に腰掛けてその流れを観察します。

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▲その段階で時刻は午後2時半近く。ライズを見つけることはできませんが、水中でヒラを打つ魚影がそこそこ確認できます。で、運試し(ダメ元)で竿を出すことにしますが、まずはフライを沈めてみます。私、ときおりミッジ以外の浮かせるフライでも視認性を全く無視してタイイングしてしまうことがあります。そのサンプルが下(↓)に掲載したフライ。フラットな水面で使用する場合、フロータントまみれにして浮かせて使うことは稀にありますが、この配色ですからね、やはり沈めるしかありません(笑)。

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▲まずティペットに結んだのはこのフライ(フックサイズ#18)。マーカーも取り付け、フライから15cmほどの位置に8号のショットをかまし、ウィング&ウィングケースにはジェル状フロータントをすり込んで白泡を抱くように演出(したつもり)、ヒラを打つ魚影を確認したアタリで、丁度の水深でドリフトしてくれるよう何度も修正しながらフライを流します。この釣りの場合、マーカーの動きで合わせるというより、フライが流れているであろうアタリで何らかの動きがあったらビシッと合わせを入れる…ことが多いのですが、この時は空振りばかり(笑)。流下速度を遅くしようとショットを4号に交換しますが影響なし。それだけではなく、そのうちにマーカーにアタックされる始末(^^ゞ。だったら、浮かせて勝負してやるとマーカーもショットも外し、ティペットも交換してドライフライをドリフトさせても反応は極少…単にフライを突っついているだけのようです。なので、車に戻って休憩(笑)。

■午後4時半を過ぎ小雨が降りだした頃、上流のキャンプ場前プールから下流の堰堤上まで見渡して釣り人が居ないことを確認し、丸顔フラット上のプール際に再び立ちます。使用したフライは#18フックに巻いたパラシュートタイプ(下写真)。

▼以下に掲載したフライ…どこかしらコカゲロウを意識したモノばかりなわけですが…この日の実釣で最低1尾は釣り上げていますので、少々クタビレ気味のフライとなっておりますことをご了承ください。…残り少なくなったシーズン、石徹白で使うフライの参考にしていただければ幸いです。

e0057274_1213673.jpg▲“ノーネーム・パラシュート”
フック:TMC902BL (#18)
スレッド:TMC 8/0(レッド)
ハックルポスト:カーフテール(ホワイト)
テール:ウッドダック・レモン
アブダメン:フロス(ファイヤーオレンジ)
ソラックス:スーパーファインダビング
(サルファー・オレンジ&アダムス・グレー)
ハックル:コック(ミディアム・ダン)


▲“フローティング・ニンフ”
フック:バリバス2200 (#20)
スレッド:TMC 16/0(ライトケイヒル)
アブダメン:グースバイオット
(タニッシュイエロー)
ウィング:CDC(ナチュラル)
ハックル*:コック(ペールウォータリー・ダン)
*ハックルは2,3回巻き、下部をVカット。


▼フローティング・ニンフ(上写真)で釣ったのが、この日最大サイズ(と言っても8寸程)のイワナ。久し振りと言うわけでもないのですが、やはり石徹白らしい野性味たっぷりのイワナを釣り上げることができると嬉しくなってしまいます。
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e0057274_12134329.jpg▲“CDCフローティング・ピューパ”
フック:TMC2487BL (#14)
スレッド:TMC 16/0(ブラック)
アブダメン:ストリップト・ピーコックハール
(ダイド・イエロー)
ソラックス:ピーコックハール
インジケーター:CDC(ナチュラル)

※このタイプのフライは、水面に絡んだときのライトパターンが小さく、全体の印象が小振りに見える(ような気がします)のでフックサイズは大きめでも効き目は変らないようです。…メイフライ・イマージャーの代用として使用する場合に限りますが…。


▲“CDCサイドワインダー
フック:TMC103BL (#17)
スレッド:TMC 16/0(ライトケイヒル)
テール;コック・デ・レオンをデバイド
ボディ:スーパーファイン・ダビング
(ヘンドリクソン・ピンク)
後ウィング:CDC
前ウィング:ウッドダック・レモン



■諸般の事情があって、なかなか使うチャンス、これでなきゃって状況にめぐり合えず使用頻度が極めて低かった“CDCサイドワインダー”をようやく使うことができました(嬉)。もちろん、このフライで小振りとは言えキレイなアマゴを数尾釣り上げることができたことも満腹感を増してくれました。“CDCサイドワインダー”は2個使いましたが、そのうちの一つは2尾釣り上げた段階で前ウィングと後ウィングの固定部分が壊れ、写真掲載不能となりました(固定部に仕上げで瞬間接着剤を使っていなかったタイプでした)。やはり耐久性には問題があるようです(まぁ2尾釣れれば耐久性は充分かと…)。本エントリーで掲載したフライ、沈めて空振りしたドラウンド・ダン以外は、サイズ云々は別にして、全てオサカナを釣り上げることができた(実戦で役立つ?)モノです。まぁオサカナ写真が1枚だけなのは、ご愛嬌ということで(笑)。加えて、セミトラVフィルムをどこかに使ったフライが一つもない…これは偶々…CDCスペント・カディスの#18、#20を使えば何とか釣れそうだと思ってはいたのですが、いつもそればっかりじゃ詰まらないので“その他諸々”を使ってみたかった…ということでご了承ください(^^ゞ。

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※短時間ではありましたが、CDCサイドワインダーで良好な反応を得ることができ、満腹状態になりましたので、まだ足元が確認できる明るさが残る頃に竿を納めました。大好き!且つ実績のあるライトケイヒル・パラシュートでイブニングを締め括ろうかと思わないでもありませんでしたが、そこまでの段階で何度もフライ交換を行っていたことと、二日連続の【行きて帰りし物語】…で、少々疲れを感じ始めていたこともあり、少しは「心残り」を残つつ、(限りあるオッサンの体力に)余力のあるうちにと帰路につきました。
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by godzilla2004 | 2007-09-11 13:13 | ■フライフィッシング



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