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■Itoshiro smiled sweetly
※国道156号線沿いの「道の駅」で目覚めれば午前6時。小雨が残っていますが、気になる雨量ではありません。「道の駅」付近を散歩して身体をほぐし、再び石徹白に向かいます。
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▲桧峠を上り、いつもの場所に車を停めて上ってきた峠道を撮影。この風景は当方にとって石徹白の“ランドマーク”。今日の石徹白、果たして微笑んでくれるのか…期待と不安の混じる気持ちを雨模様の景色が代弁してくれているようです。

■スキー場駐車場に到着しますが、“釣りゴコロ”にエンジンが掛からないのか、“身体”が求めているのか、釣り支度をする気になれません。峠川の様子を眺めたり、ベストから取り出したフライボックス内のフライを眺め今日の釣りをイメージしたり…ウダウダと過ごしていると、まっす~さんが到着。今日はまっすーさんとご一緒に“石徹白キャッチ&リリース区間でのフライフィッシング”を楽しむことになっています。

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▲まっす~さんが到着され…それでもエンジンが掛からず、四方山話と休憩で無為(?)な時間を過ごした30分後…丁度空いていた旅館裏プールに入溪します。暫く攻めてみますが、ライズの見当たらないプールだっただけに早々に見切りをつけ──もう少し待てばライズも出てきたのでしょうがそれを待って場を独占するよりは足で稼ぐ渓流釣りの基本を選択したということで──スキー場駐車場下までを釣り上がります。

▼途中にある──大きな岩に当たった流れが岩の下流側で淀みを作っている──比較的大場所をまっす~さんに攻めてもらいますが、出てはくれるもののフッキングしません。そうこうしているうちにライントラブルで選手交代。
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▲その時ティペットに結んであったのは“マエグロ”をイメージしたCDCダン(#14)。大岩の(上流に向かって)左側小さな落ち込みの上に乗せ、淀みまでドリフトしてくる途中で波紋も立てずにフライが消えます。一呼吸おいて合わせると石徹白のイワナらしいゴツゴツとした力強い抵抗がグリップに伝わってきます。濡れたままのフライにフォーカスを合せ撮影、向こうにイワナの背中が見えています。

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▲フライにフォーカスを合せた写真ばかりでは石徹白のナイスなイワナに申し訳ありませんので、ランディングネットに比べ少しは居心地の良い(?)些少ながらも流れのある浅瀬で落ち着いていただいてからパチリ。

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▲スキー場の駐車場前から更に釣り上がった(個人的に大好きな)ポイント、速い流れと川岸の間の緩流帯にフライを浮かべていると堪らずに(?)水面を割ってくれたアマゴ。良形イワナとキレイなアマゴを狙い通りに釣ることができ大満足。山里に鳴り響く正午のサイレンを待たずにランチタイムとなりました。午前中に見つけたライズは限られた場所且つ少数でしたが、ここぞと思う場所からは溪魚が飛び出してくれた石徹白の流れ、甘ぁ~く微笑んでくれました。

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▲この日の石徹白で見かけた水生昆虫は、“マエグロヒメフタオカゲロウ”のダン、“クロカワゲラ”に似ているけれど、それよりは少し大きい(フックサイズに当てはめると#14程度)“属”の同定すらできないカワゲラ・アダルト、そして写真左の“オナシカワゲラ(属)”と写真右の“シリナガマダラカゲロウ(♂)”のダン(亜成虫)。“シリナガマダラカゲロウ”は羽化後羽ばたいて飛び上がろうとしていながらも伸びきらない翅が充分な飛翔力を発生させることができないのか、水面付近でもがいていたトコロを掬い上げ、岩の上に置いて撮影。その後目出度く成虫に脱皮できたかは知りません(がココロの中で成功祈願!)。──前夜長良川沿いのコンビニ(白鳥町)では、“ヒゲナガカワトビケラ”のアダルトと、“エルモンヒラタカゲロウ(♀)”のダンを見ましたが、石徹白で“ヒゲナガ”、“エルモン”を見つける(意識したフライを選択する)のは暫く先のことなのかもしれません(以上余談)。

■写真には、“オナシカワゲラ(の一種)”は“Early Brown”、“シリナガマダラカゲロウ”は“Hendrickson”とキャプションが入れてありますが、(“属”も“種”も違うけれど)外観が類似した水生昆虫のアチラ(米国/英国)での呼び名(通称)──それだけのことですから誤解なきよう。“Early Brown”とか“Hendrickson”で検索すると、アチラの水生昆虫のハッチチャートとかフライパターンに関するWEBサイトが沢山出てきますので、その際の参考(検索ワード)にしていただければとキャプションを入れた次第です。そんなキーワードで検索すると興味深いWEBサイト(ページ)を広大なネットの海からピックアップすることができますので、お時間のあるときに試してみてください(こちらはその一例)。

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■まったりと過ごしたランチを終えた午後からはキャッチ&リリース区間の下流へ移動、堰堤上の開けた流れを攻めます。午前中は(深い意味もなく)“マエグロ・パターン”を中心にフライ・ローテーションしていましたが、水面にへばり付いてドリフトしてくれる“私製オナシ・アダルト”を結んで小さなポイントが無数にある瀬を、流れの中央をウェーディングしてそこから左岸寄りを攻めて釣り上がります。まっす~さんは右岸にある護岸から中央までの流れを、当方とパラレルに釣り上がり。

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▲撮影はまっす~さん、感謝です。こんなポジションでここぞと思われる流れの筋をトレースしていきます。

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▲“オナシ・アダルト”を選択したことが“吉”と出たのか、面白いようにイワナ、アマゴが出てくれます。サイズは6寸から7寸──とはいえ、それらしき流れにフライを乗せる度に溪魚が飛び出してくれる状況、甘美なるひと時を過ごすことができました。

■お昼前から天候は回復傾向。移動性高気圧が近付いてくるせいなのか、時折強風が水面を波立たせる、キャストしづらい状況でしたが、羽化直後水辺にたむろする水生昆虫(マエグロ、オナシ等)が風に煽られて水面に落ちてしまうのか、(通称“丸顔フラット”の少し下流に位置する)流れの真ん中に大岩が鎮座し流れを二つに分けている比較的大場所で複数のライズ発見。ライズ目掛けて“オナシ・アダルト(#16)”を流してみると即反応。その場所ではライズを見つける度に良好な反応を得て、(バラすこともありましたが)8寸~9寸のイワナをネットインさせることができました。“石徹白の微笑み”──甘美に過ぎてございました(笑)。

▼“オナシ・アダルト”で高反応を得たからといって、いつまでも同じフライを使い続けることができない性格──だけに、体節を強調したアブダメン(マテリアルはマコー)にしてある“CDCダン(下写真)”、周りが薄暗くなってきてからは“ライトケイヒル・パラシュート”など、攻め所、その周りの状況、当方の視力(笑)に合せてフライ交換を繰り返し、上流へと歩を進めます。
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▲その後も良好な反応は継続し、久し振りに真っ暗になるまでフライ・フィッシング。一発大物狙いだったイブニングの釣りでは、狙い通りに極太アマゴ(推定9寸)がホワイトにブリーチしたエルクヘアを使ったエルクヘア・カディス(#12)に飛び出してくれましたが、ランディング・ネットに入る5cm手前でバレてしまいました(…)。そこまでは何もかも狙い通りだったんですが、最後の締めで失敗させてくれる石徹白(の溪魚)、慢心を戒め、諸行無常を痛感させてくれる甘酸っぱさは健在のようです(笑)。



e0057274_2383132.jpg△羽化した“オナシカワゲラ(属)”が岩の上で翅が伸びきるのを待っているトコロ(昨年5月に石徹白キャッチ&リリース区間で撮影)。羽化直後の体色(透明感のある褐色?)には特徴があります。この体色を再現したいと思うフライフィッシャーは多いのではないでしょうか。当然、セミトラVフィルムにもこの体色を再現するカラーが用意してあります。詳しくはコチラをご覧ください。
※そのページから“セミトラVフィルム水生昆虫対応一覧表[PDFファイル]”を開くことができます。そのPDFファイルで示してある“小型ストーンフライ”──少し彩度を落としたオレンジ色というだけのことなんですが──それが“オナシカワゲラ”の体色に該当します。セミトラVフィルムで巻くと艶も透明感もピタリと当てはまったボディになりますが、今回はヘロンをボディに使ったパターンを掲載。CDCのウィングに関しては視認性の問題もあり、ライト・ダン、ナチュラル・カーキ、クリーム、イエロー等々、いろんなカラーを使いますが、ボディカラーだけは、マテリアルを問わず“褐色、茶色、くすんだオレンジ色”系にコダワってタイイングしております。ただし“ミドリカワゲラ”をイメージしたフライの場合は、ボディはイエローからオレンジのグラデーション、ウィングのCDCにはイエロー(系)を使います。くどいようですが(笑)、セミトラVフィルムには、イエローからオレンジのグラデーションもプリントされています。


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▲“オナシ・アダルト”
フック:バリバス 2110(#16)
スレッド:GUDEBROD 10/0(ラスティ・ブラウン)
ボディ:ヘロン(オレンジ)
リビング:ゴールド・ワイヤー(XX-Fine)
ウィング:CDC(ライト・ダン)をリバースド式に取り付ける。
ハックル:ブラウン/ハックルはシャンク下を水平カット。

e0057274_261822.jpg▲ボディを仕上げた後、CDCはステムごとリバースドにまとめ写真のように取り付けます。アイ方向に残ったCDCは、ステムを切り離してからコンパラ・ダンのヘアのように(アイ方向から見て)扇状に固定し、ハックルを巻いて出来上がり。お好み、フックサイズに応じてCDCを2枚以上使っても構わないと思います。ただし、フックサイズ#16以下であれば1枚で充分かと。このパターンの場合、バリバス製2110のような軽量フック(4XFine)を使うのがお好みで、#16~#22まではCDC×1で済ませています。

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by godzilla2004 | 2008-04-29 02:09 | ■フライフィッシング
■Gentle Fly Fishers & Sweet Itoshiro
※翌日の釣行準備ということで、珍しく装備チェックなぞしていると、BILLさんからの電話。今年2月にお子様が誕生し、育児にお仕事に多忙を極めているBILLさん、たまの息抜きを兼ね、(お子様の誕生日に納品された)おニューの吉田ロッドを渓流で初キャストするとのこと。二つ返事で釣行予定地を変更(というより、追加(笑))、より楽しくなりそうな翌日に備えて思いつくまま(要するにテキトーに)フライを巻き足します。
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△愛知県は奥三河、寒狭川上流の溪に立ち、吉田ロッドのキャストフィールを楽しむBILLさん。当初入溪した上流部では、ボサの合間をぬってのキャストが強いられ後方の障害物を確かめつつ…となりますが、操作性良好の吉田ロッドだけに多くの場合、肩の力を抜いた…“テキトー”なキャストが許されます(と思っているのは当方だけかも(汗))。当方とは違い真面目にキャストしたBILLさん、目出度く小振りながらもキレイなアマゴを釣り上げ、吉田ロッドに生命の躍動を…。オメデトウの記念に当方の吉田ロッドとBILLさんのロッドを並べて撮影したかったのですが、前日念入りに準備したのにも関わらず吉田ロッドのアルミケースだけを持ってくる…というオッサンの大失態でその目論見は達成できませんでした(笑)。

▽オッサンの後姿…撮影はBILLさん▽
e0057274_054181.jpg■いつも好反応をみせてくれる、お互いの“お好みポイント”まで後少しの地点まで釣り上がりますが、(なんと)「釣り下がってきた釣り人」と鉢合わせ。仕方ありませんので、BILLさんと相談し、のびのびとキャストできる開けた溪相の地点に移動することとしました。車に入っていた他のロッド、ちゃんとアルミケースの中に入っており事なきを得たオッサン、ちゃんと釣り出来ましたのご安心あれ。(大好きなポイントに入れなかった落胆からか?)背中に漂う哀愁を感じないわけではありませんが、きっと気のせい…(笑)。

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▲一方のBILLさん、開けた溪で吉田ロッドを振る喜びからか(?)、快調なリズムで釣り上がります。ポイントを譲ったり譲られたり、時には川原の岩に腰掛けての休憩と(いつもながらの)四方山話と、長閑なこの溪の雰囲気に溶け込む時間をお互いに楽しんだひと時も終了。BILLさんは帰宅、当方は石徹白へ、二人は逆方向に車を走らせます。

■途中、高速道路のサービスエリアでランチ休憩、石徹白に辿り着いたのは午後1時30分。スキー場駐車場へ車を滑り込ませると、旅館裏プールから釣り上がってきたMM/MDさんにご挨拶。駐車場には遅めのランチタイムなのか、YGさんとYGさん彼女さん、H山さんも…。午前中の石徹白の様子を伺っていると、チョイつるさんとK崎さんも登場。ユージュアルな石徹白ですねぇ(笑)。

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△雨に煙るユージュアルな石徹白の風景。(当方にとっては)スイートな石徹白ヴュー(眺め)ではありますが…今の時期に桜が満開となる石徹白…山深い地であることを今更ながらに再確認させてくれます。

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△こちらもスイートな石徹白キャッチ&リリース区間の流れ。駐車場で会った方々からの情報によると、午前中から押並べで良好な反応が得られたとのことでしたが、雨が降り始めてから急に冷え込んできたそうで、ひょっとしたら“良い時間帯”は終わってしまったのかもしれません(汗)。溪に降り立ち水温を計れば8℃…加えて少し増水している流れの状況から、ニンフで釣ることも考慮にいれなければならないでしょうが、逸るココロに反比例する(若干)疲れたフィジカル・コンディションでシャカリキになり過ぎるとロクなことはありません。ここは石徹白、ドライフライのシステムで気持ち良くキャストしていれば、振り向いてくれるココロ優しき溪魚も多少はいてくれることでしょう(半日の釣りなので数尾の溪魚の顔を見ることができれば良いわけだし…)。要するに適度なイー加減さで臨みたかったのがその時のオッサンのメンタル・コンディション(精神状態)は、“ルースニング”ではなく“ルーズ・フィッシング”を選択(笑)。まぁテキトーに楽しみましょう。

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■駐車場前のプールでのライズに、MDさんと共に弄ばれた後(そのアタリもユージュアルな石徹白(笑))、よりルーズ(つまりテキトー)な釣りを許してくれそうな上流へと移動、優しい溪魚(イワナ)がこんなフライに出てくれました。水生昆虫のハッチも些少…故にメイフライ、カディス、ストーンフライ…何にでも化けてくれそうなこんなフライ(#16)が役立ったわけ(かな?)。自己都合の勝手な思い込みですから…念のタメ。

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▲流れの筋に沿って大き目のドライフライを流せばガンガンと溪魚が飛び出てくる…そんな状況を期待したわけではありませんが、(ハッチが)ピークの時間帯を逃したせいからか、予想していたよりも溪魚の反応は良好とは言えません。そこで半ばギャンブル的に、狭くてキャストしづらいポイントばかり(例:上写真)を狙ってみます。ダイスを転がして出た目は丁か半か…たまたまでしょうが、吉と出たようで、事務机ほどの大きさもないようなポイントからイワナを釣り上げることができました。

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△上写真のポイントとは違いますが、同じようにキャストしづらくて、手前の速い流れにラインが直ぐに流されてしまう…当方にとっては難しいポイントを執拗に攻めて何とかイワナを引っ張り出したフライ…濡れたままの状態ではよくわかりませんが、ダウンウィング型にCDCを取り付けたシンプルなCDCダン(#16)です(ボディはセミトラVフィルム)。

■(オッサンの身としては)半端じゃない移動距離と午後からの冷え込みをモノともせず(??)、“テキトー”にフライフィッシングを楽しむことができ、真っ暗になるのを待たずロッドを納めました。奥三河の溪で3時間余り、そして石徹白でも同じ位の時間、双方の溪共にジェントルなフライフィッシャー達に恵まれた釣りは終了と相成りました。暮れなずんだ駐車場で後片付け、そして誰が言い出すわけでもなく、満ち足りた日の締めは“だるまや”で夕食…良い子…つまり、他の釣り人(含むオッサン)に対して斟酌できるココロ優しいヒト達ということです…のお約束(笑)。

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■久し振りにBILLさんと共に釣り上がり、当方は釣果ゼロに終わったけれどもまったりとした時間を楽しむことができた奥三河の溪、予想を下回ったとはいえ、数尾の溪魚を…拙いながらも個人的には満足できる戦略(もどき)を駆使して(?)…釣り上げることができた石徹白キャッチ&リリース区間での釣り。共にルティーンなマイ・フライフィッシング・スタイルで精神的には充分以上に満たされましたが、一日に詰め込み過ぎたスケジュールは老いた肉体にとって相当にハード(笑)。実は翌日も石徹白で釣りをすることになっており、当初は名古屋に帰って出直そうと考えていた予定は変更(当然ですな)。とある“道の駅”に車を停め、トランクに常備してある寝袋に包まって夜半過ぎから強さを増した雨音を子守唄にして眠りにつきました。

※気の利いたオチを見つけることができないまま本エントリーは終了。翌日の石徹白釣行については次回エントリーで。“気の利いたオチ”を考え中…なのでどうかご理解を(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-04-27 23:53 | ■フライフィッシング
▲カメオ・ピーフォウル・アイ
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※とあるショップに立ち寄ったら、珍しいフェザーが置いてあり、「Cameo Peafowl Eye」とラベルに書かれていました。ベージュ色を基調にした、短めの「フリュー」がオッサンを誘惑してきます。peafowl…孔雀だしね、袋の中には2本しか入っていない…つまり通常のモノの半額ってことか(普通は4本入りで販売されています)と期待に胸を弾ませて、「これ買います」と宣言しちゃってから値段を聞くと“おぉ~神よ!”…2本入りで[英世×2]に近い金額。2秒唸りましたが、レアなマテリアルですからね。思い切ってしまいました。

e0057274_0282948.jpg△こちらがその“カメオ・ピーフォウル”が羽を広げたトコロ。カメオ・ピーコックでも良さそうなものだけど、この羽が入っていた袋のラベルには“カメオ・ピーフォウル(Cameo Peafowl)”と記載されていたので、“ピーフォウル”としておきます。余談ですが、孔雀の雄は“ピーコック(Peacock)”、雌は“ピーヘン(Peahen)”となります。で、カメオ(Cameo)とは孔雀の一種になるようです。…当たり前のことで知らなかったのは当方だけか?(笑)。


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△早速、ロウソクを垂らしてフリューをむしり取り…気持ちが焦っていたのかフリューが抜けきらないままの状態をハールを使って“CDCダン”というか、中型の“ストーンフライ・アダルト”らしきフライを巻きました。ハックル下部は現場でのカット待ちとなっています。

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△種類(科?属?)違っていても、孔雀には違いありませんので、“ロイヤル・トルード”っぽく巻いたのはこちらのフライ(*)。

(*)“カメオ・ピーフォウル・ボディ・トルード”
フック:がまかつB11-B(#14)
スレッド:TMC16/0(タン)
テール:ゴールデン・フェザント(ティペット)
アブダメン:カメオ(ピーコック)・ハール
アブダメンとソラックスの中間:スレッド
ソラックス:カメオ(ピーコック)・ハール
ウィング:ディアヘア(ブリーチ)
ハックル:ダン・グリズリー/ハックルは現場でのVカット待ち。


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△一番巻きたかったのはこちらのフライ。テールに使った「ゴールデン・フェザント」のティペットを多めに取り付けてあり、ここがこのフライのキモ!…となります。ゴールデン・フェザント(金鶏)のティペットが上写真のフライよりも多く取り付けてあります。これはテールとしてではなく、そのままボディの延長として機能してくれないかな…と自己都合の願いを込めて巻いた次第です。つまり、エクステンデッド・ボディ型フライ(笑)。…色調も大型メイフライの代表であるモンカゲロウを意識していることは一目瞭然…急角度で水面下に沈まないよう、フロータントを上手に使って(なるべくボディが水平になるよう)、特に(金鶏の)ティペットにはふんだんに塗布しておきます。

e0057274_116936.jpg※入手しづらい“カメオ・ピーフォウル”を使わず、ごく一般的なピーコックを使って普通に“ロイヤル・トルード”も巻いています。昨年の経験で恐縮ですが、その“ロイヤル・トルード”を使って5月初旬の石徹白C&R区間で良い釣りを楽しむことができました。今シーズンは“ロイヤル・トルード”の色違いまで用意して、盛期の峠川を攻めるつもりです。後は小型カディス(ストーンフライ)の在庫を増やすだけ…・。はてさて、どうなることやら…です(笑)。ゴールデン・フェザントのティペットが水面に絡んでピコピコと微弱な動きが生まれ(ホントかな?)、それを目掛けて溪魚が大口開けて近付いてくるんじゃないか…なんて捕らぬ狸の皮算用が忙しい、週末釣行で必要なフライを巻き足しつつ、どこにフライを投げても溪魚が飛びついてくる妄想に満ちた夜を楽しんでおるオッサンでした(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-04-24 00:34 | ▲フライタイイング
★Those were the Daybreaks
※太平洋と日本海を桜でつなごう…“2008/さくら道・国際ネイチャーラン”…というイベント(?)のお手伝いで出掛けてきました。名古屋城前を出発し、主に国道156号線を走って金沢市の兼六園までの全長250km(!)を走るランナーの人たちのケアをするエイド・ステーションの雑用係(笑)。何で当方のようなオッサンに…なんて野暮なことは言いっこなし。一部のヒトから「(郡上市)白鳥町の暴れん坊」呼ばれるM山さんと当方との純然たる力関係の結果…とでも申し上げておきましょう(笑)。

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△夕方に白鳥町に到着、M山さんと合流、スタート地点の名古屋城から172km地点となる『道の駅・白川郷』に移動します。ここは、『エイド・ステーション#34』、ランナーの飲み物、食事等をサポートします。準備が終わり、ランナーの到着を待つばかりとなっていますが、なかなかランナーが到着しません。

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△午後11時、トップのランナーが到着。172kmを走ってきて、後78km残っています。お疲れさま…としか言えません(^^ゞ。

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△夜が明け始めましたが、まだ到着していないランナーも数名。眠さを紛らわすタメ、周りの景色を撮影。

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△高速道路のインターチェンジ(白川郷)。

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△完全に夜が明けると、まだ雪をかぶった山々の峰が見えます。この山の向こうに白山があるそうです。

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△『道の駅』の横道に咲く桜。“さくら道”ですから、桜の写真の一枚くらいは載せておかないと…。



★お手伝いが滞りなく(?)終了したのは午前9時(^^ゞ。当然、名古屋に戻ります(笑)。御母衣ダムを超え、荘川周辺の川(庄川支流)の様子を窺いますが、前日までの雨の影響か、増水している流れ、それも不案内な川…ということで、分水嶺を越えて長良川へ。
…で、午前11時過ぎには石徹白スキー場前駐車場に車を停めました(笑)。

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△駐車場でねねこさんに遭遇。久し振りの対面、暫く四方山話に花が咲きますが、同行のライズさんがランチで戻ってくるのを待つ間の手慰み(?)ということで釣りを再開。目の前のプールでニンフを流し、いきなり尺上イワナを釣り上げる…相変わらずのサスガの釣り…でした。

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△画面下に尺上イワナが写っています。

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△それに刺激された当方、休憩してから…と思っていたことも忘れて川に立ちます(笑)。いつも何かしらの反応があるポイント(画面×印)を狙い、小型のカディスを模した(つもりの)フライ(#18)を流してみます。数度アタックがありましたが、フッキングしません。

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△場所を変えて今度はクリンクハマー・スタイルのフライ(#16)で勝負。何度も出てくれましたが、結局ランチ前の30分間、フッキングすることはありませんでした(^^ゞ。

★駐車場でランチを食べていると、石徹白C&R区間に散らばっていた知り合いの人たちが続々と集合…某店長を始め、見知った方々と(短時間ながらも)談笑、午前中の釣りの話題、ヒットフライの情報交換が始まります。

*ここ、石徹白川本支流の解禁日は3月1日ですが、豪雪地帯であるが故に解禁当初から訪れるツワモノ(物好き…とも言う)は少数。雪代が終わり水位も落ち着いたこれからが愉しいシーズンの到来となります。解禁から4月中旬まで、石徹白の状況を気にしつつも、他の渓流へ散らばっていた釣り人達が集い、オープンな釣り談義に花を咲かせることはまさに「石徹白ならでは」の愉しいひと時となり、本格的なシーズンが始まったことを実感します。

★この日の石徹白C&R区間の水量は平水よりも少し多いかな…といったトコロでしたが、午後からも水生昆虫のハッチは続き、いよいよ本格的に「小難しい」釣りが楽しめるシーズンの到来を予感させてくれるに充分なコンディション。いよいよ…です。

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※川面を飛んでいる水生昆虫の種類は多く…個々のハッチ量としてはマダマダの状態でしたが…ガガンボ、ヒラタ系&マダラ系メイフライ、小型のカディス、ストーンフライと盛り沢山。種類が多くても「これだ」と特定できるような決め手もなく、定位しライズを繰り返す良型アマゴ・イワナにお手上げとなる…こともある…「石徹白の釣り」が始まりました。
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by godzilla2004 | 2008-04-20 22:58 | ★イベント/フィクション
▲in a chaotic state
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△もう少し、整理整頓するつもりだったんですが…(笑)。

※均一にフライを巻けないし、どこか少しずつ変えてしまう。ブログ休止期間中もヘンテコな癖は抜けなかったようです。余り気にしてはいないと言うものの、少しはね、整理するつもりはあったのですが、渓流でのフライフィッシングが盛期を迎えつつある状況だと、アレを巻きたい、こんなパターンを捏造したい…なんて気持ちが逸り、いつも間にかこんな風に。

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△大きさも用途もバラバラの内容物(毛鉤)に驚かれた方も多いことでしょう(^^ゞ。盛期の渓流で、無くてもなんとかなるけど、ワンポイント・リリーフ的に使うかもしれないフライを選りすぐってあります(笑)。盛期の渓流では、ドライフライ(浮かせるフライ)・オンリーで釣りすることが多いので、ニンフ(沈めるフライ)ばかりが入れてあるボックスをベストに入れずに溪に立ちます。小さなサイズのフライも同じこと──ミッジ専用フライ・ボックスも持ち歩かないことが多くなります。ひょっとして使うことになるかもしれないけど、大きなボックスに入れて持ち歩く必要まではない。そんなフライばかりが集まったボックス、やはり混沌とした様相を呈してしまいました。

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▲いつもこんなフライで釣ることができれば良いのですが…。

□盛期の渓流といえども巻き易く見易い、水面に浮かぶフライだけで勝負になるとは限りません(個人的経験則の賜物)──時にはこんな混沌としたボックスの中から見つけ出したフライが好結果をもたらしてくれる──なので、整理整頓、少数精鋭に拘らないことも間々必要となります(かな?…(笑))。いつまで経ってもフライボックス内も頭の中も整理できないこと──ようやく理解できました(^^ゞ。「混沌」とも上手に付き合っていかなくては…。もちろん、(例え無駄な努力だったとしても)フライフィッシング周りのいろんなことを(オッサンなりに)整理整頓していく姿勢は忘れたくはありませんが、特にフライボックスの整理については、新しいボックスを入手してから考えることにします(笑)。




☆というわけで、三週間余りの(短い?)休止期間を終え、新規エントリーを再開しました。いろんなことの整理整頓が完了したわけではありませんが、多少は混沌とした、混乱したままにしておいても問題ないのではと思い(直し)──マイフライボックスの中を見れば整理できない(性格である)ことは明らかですし──適当なトコロで妥協も必要ということで再開した次第です(曖昧な表現で恐縮至極)。ただ、以前のような頻度での更新はできない可能性もありますので、ご承知おきください。何はともあれ、今後とも宜しくお願いします。
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by godzilla2004 | 2008-04-17 21:34 | ▲フライタイイング
■そうだ…石徹白、行こう
※4月に入って暫く経ったある日の午後、何かしらの衝動に駆られたのか、気が付けば車に釣り道具を積み込み、東海北陸自動車道を走っていました。この段階で行き先が定まっていたわけではなく、美並インターチェンジで国道156号線に降り、長良川に沿って北上。那比川、亀尾島川、吉田川本支流、栗巣川、牛道川…どこで釣ろうかと考えつつ、結局白鳥町に到着。こうなると石徹白へ向かうしかありません(笑)。

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△国道156号線(越前街道)から離れ、石徹白に向かう桧峠に入ると見慣れた景色がお出迎え。写真中央少し左に見えるトコロまで登っていきます。

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△そこまで登って春霞に覆われた下界を眺め、ナイスビューを愛でながら暫時休憩。

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△桧峠を登りきると今度は下り(当たり前です)、まだ(一部のゲレンデだけでしょうが)営業しているスキー場がお出迎えしてくれます。1ヶ月余り前に訪れた時と比べ、随分変貌した景色をパノラマ写真っぽく画像加工してみました。

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△キャンプ場前プールはご覧の通り。前日まで降り続いた雨と雪代で相当増水しています。

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△というわけで上流へ移動、川に降り立ちますが、当然こちらも(30センチ程)増水。オッサン、途方にくれております(笑)。石徹白に来て、春の水生昆虫生育状況をチェックしようと思わないでもありませんでしたが、結局は幼虫(ニンフ、ラーバ)を調べただけ…となりました。コンディションが整わないのか、ハッチした水生昆虫で確認できたのはユスリカばかりで、メイフライ、カディスの類は稀でした(稀だけに捕獲すること叶わず…でした(^^ゞ)。石徹白に来たのは釣りをしたいがタメ、水生昆虫を調べただけで帰るわけにはいきません…と、オッサンは何故か気合充分…(笑)。

e0057274_1663286.jpg▲“BHヘアーズイヤー(ダークイエロー)”
フック:TMC 3761SP-BL(#12)
スレッド:TMC 8/0(ブラウン)
テール:フェザント・テール
アブダメン:ヘアーズイヤー(ダークイエロー)
リビング:ゴールド・ワイヤー(Mサイズ)
ソラックス:ヘアーズイヤー(ダークイエロー)
ウィングケース:スイス・ストロー(ダークブラウン)


■7フィート3インチの真竹ロッドにDT4Fのラインが巻かれたリールをセットし、6.5Xティペットにインディケータをセット、イエローっぽいBHヘアーズイヤー(#12)を結んで、流れの弛みを狙って釣り上がることとします。

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△流れの真ん中に頭を出している岩の下流部に出来た弛みを何度も流しているとインディケーターが細かくバイブレーションしながら沈みます。一呼吸置いてビシッと合わせるとグーッとロッドが引き込まれるような引き──増水した流れに入り込まれ少々手こずりましたが、何とかネットインさせると、あの引きからは想像もしていなかった6寸程度のアマゴ。もっと大きいかと思ってました(^^ゞ。が、小さ目の精悍な顔立ちも凛々しい石徹白のアマゴに会えたわけですから、喜ばないとね。文句言ってちゃダメ(と反省)。

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▲この場所まで200メートル程釣り上がって(所用時間は約2時間)、ネットインできたのは、同じようなサイズ(6寸程度)のアマゴ数尾。気が付くと太陽が向こうのお山の影に隠れる時間になっていました。一週間ほど前のアクシデント(些細な不注意から転倒して左膝を強打…(^^ゞ)で痛めた左膝を庇ってのウェーディング──深くても膝までの流れですが増水の勢いは強く、流れをを横切ろうとすると普段動かない方向への力が作用し、思いがけない痛みが走ります──歯を食いしばって対岸にたどり着き、ホッと一息。これに懲りたのか、ウェーディングの必要の無いポイントでドライフライでの釣りをやってみることに(普通このまま帰るような気がしないでもありませんが(笑))。いや、石徹白のイワナを釣りたかったものですから…。

■雪代混じりの増水だけに、(午後5時過ぎの段階では)減水する気配もありませんでしが、ウェーディングの必要がなく且つ川岸まで降り易いポイントに移動し、大き目のドライフライ(キール・タイプ:#12)をキャストしてみます。ここぞと思った流れの筋を何回もトレースしていると、突如バシャッと水面が弾けます。自分なりに「出るぞ」と確信していましたので驚くこともなく、合わせも決まり、グングンと水底に引っ張り込むファイトで石徹白の良型イワナだ…と思った瞬間、ロッドが真っ直ぐに戻ってしまいます。急な伸縮に驚く膝の痛みも忘れ(?)川原にへたり込んで唖然。バラした心理的な痛み(笑)と肉体的な苦痛で暫くの間唸(うな)っていました。

※前日までの雨と雪代で増水していることは名古屋を出る時からわかっていましたが、1尾でも釣れれば…なんて気持ちで石徹白を訪れ、数尾のアマゴと対面できただけで満足していた筈ですが、狙い通りの流れの筋でフライに出てくれたイワナ(だと思います)をバラし、ホンの少しだけハートブレイク(笑)。ただ石徹白での釣り、目前に迫ったとは言え、盛期には程遠いコンディションでしたので仕方ありません。痛めた左膝を完治させ、石徹白漁業協同組合WEBサイトのハッチチャートに載っている水生昆虫をイミテートしたフライを巻き足して、盛期に備えることとします。う~ん、気合充分だ(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-04-16 12:55 | ■フライフィッシング



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