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■未知の渓流、既知の渓魚
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※前日の夜遅くに決まった釣行は梅雨空を眺めながら本格的な降雨直前の蒸し暑さの中で未知の渓流に降り立ち、不安の中でのスタートとなりました。橋の上から眺める水中の渓魚にパーマークを見付けて燃え立つココロとは裏腹に、鏡面フラットな水中に潜む渓魚を引っ張り出す…なんて攻めづらい状況下の釣り──汗ばかりが流れます。流れのあるポイントに移動しますが、渓魚の反応は芳しくはありません。次善の策(渓流)は用意してあったものの、フライへのアタックが稀にでもあると、もう少しだけ、あの堰堤の下まで…と、この溪での釣りを諦めきれない内心との葛藤(?)が始まります。

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■我々がこの溪に到着した時、(未明からの釣りを終え)丁度車に戻ってきたフライフィッシャーの方とお話しすることができ、溪の様子、これからどのアタリを釣るおつもりなのかを尋ねました。この溪を訪れたのが初めてと知ったジェントルなフライフィッシャー、懇切丁寧にポイントガイドをしてくだった挙句、お昼過ぎまでの芳しくない釣りで冴えない表情の我々に釣り人が入った可能性が低い箇所まで案内してくださいました。更に脱溪地点まで車を移動するよう提案、この日の車を出していただいたMDさんを再び入渓点までご自身の車に乗せて戻ってきてくださったりと至れり尽くせり…。未知の溪で得たフライフィッシャーの最上級の親切に感謝至極となりました。

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▲加えてこの溪に慣れ親しんだ釣り人のガイドは的確。入渓して直ぐにコンディション抜群のアマゴを釣り上げることができました。この溪に息づくのは天然のアマゴ(鯇)…との事前情報も正しかったようで、愛でているだけで時の流れを忘れそうになるほどの美しさ。親切なフライフィッシャーがもたらしてくれたパーフェクトなアマゴとの邂逅、改めて感謝する次第です。

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▲二股に分かれた流れを釣り上がるMMさん(左)とMDさん。この時点では芳しくない状況に釣り上がり速度も低下気味。

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▲この溪のアマゴ、本当に息を呑む美しさ──完全なる魚…鯇(あめのうお)…だと再認識(あくまでも個人的感想です)。

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▲写っているフライは“ブラックナット・パラシュート”私的捏造バージョン──以前エントリーしたものとは違い──セミトラVフィルムでアブダメンを巻き、テールは省略してあります。アマゴ以外にイワナを複数釣り上げましたので、相当くだびれております。

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▲イワナのコンディションも抜群。9寸近いこのイワナは、比較的近距離でフッキングしたのにも関らず、なかなか近寄ってきてはくれず…ネットインに手こずりました。

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e0057274_18382522.jpg▲上写真のイワナを釣ったのは、マイ・フェバリットフライ、ナンバー1の“トルード”系。この日の釣り、それ系のフライばかりを使ったわけではありませんが、写真(左)のピーフォウル(カメオ)を使ったモノと、“ロイヤル・トルード”が活躍してくれました。


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▲この溪では白斑も朱班もくっきりとしているイワナが多く釣れました。天然(もしくは準天然)であることは間違いない美麗なアマゴと逞しくも凛々しいイワナが息づく溪で釣りができたことはもちろん、ジェントルで気持ちの良いフライフィッシャーと出会うことができたことで、改めて渓流釣りの楽しさを実感した一日となりました。

※夕刻から降り始めた驟雨の中で粘ったイブニング・タイム、7寸程度のイワナばかりが先に出てきてしまい、流れの向うに定位して安定したライズを繰り返していた大物を釣ることは叶いませんでした。かといって、アレが釣れていれば最高の一日(の仕上げ)になった…なんて(贅沢すぎる)セリフを口にするつもりは更々ありません(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-29 18:34 | ■フライフィッシング
■As the rainy drop [..only Snap Shots]
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…そして、ライズリングが広がり始めました…まるで雨が降るごとく…


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岩手・宮城内陸地震による災害で亡くなられた方々に対し心から哀惜申し上げ、謹んで御冥福をお祈りいたします。また被災された方々に心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
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by godzilla2004 | 2008-06-15 18:57 | ■フライフィッシング
★As Time Goes By...
※大した用件ではありませんでしたが、久し振りにニュージーランドの釣りキチ──ピーター・シャーシン氏にメールを出してご機嫌をお伺い。南半球の彼の地は「冬」。当然、“最近釣ったモンスタートラウト”の写真なぞ送ってもらえるわけでもなく…何故かは知りませんが、キュートな男の子がモンスターブラウンを釣った写真がメールに添付されてきました。

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★……キュートな男の子じゃないか!ピーターの歳の離れた弟か、甥っ子か?……と尋ねると、「That's me!」と早速のレス。こういうときは素早いんだなぁ…彼の場合。

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▲こちらはニュージーランドに帰国後、釣り三昧な日々を送っていた頃──数ヶ月前のピーター氏(父上様とお犬様も写っています)。

★彼の年齢から言って、冒頭写真は20数年前のモノでしょう。まぁ今でも(黙っていれば)相当カッコ良いピーター氏、キュートさは薄れましたが、上手に年輪を重ねてきているようです。「時の流れに身を任せ(過ぎ)て──ちょっと太り気味なオッサン、明日から少々食事の量を減らそうと思案しながら、ピーター氏幼少の写真を眺めていた次第です(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-11 19:13 | ★イベント/フィクション
■登竜門/Fisher's Gateway to Success
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▲“石徹白フィッシャーズホリデー”会場の設営が終わった空……雲が夕日に照らされ青空がより深い色合いを醸し出しているようです。

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▲夕焼け雲が明日の好天を約束してくれている……勝手な解釈ですが、全ての準備が整った今(準備作業に携わったわけではありませんが…(汗))、懸念することがあるとすれば天候だけ…となります。



※明けたフィッシャーズホリデー当日(第一日目)、梅雨の合間の青空が広がった石徹白キャッチ&リリース区間では、岡田裕師さんがインストラクターを務める“フライフィッシング実釣体験スクール”、佐藤成史さんの“コンパクトカメラの渓流魚撮影術”、石垣尚男さん、榊原正巳さんの“テンカラ実釣体験スクール”が、開会式終了後から同時開催。ヒマな当方は、岡田さんのスクールに(強制自主…要するに勝手に)帯同(笑)。
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▲岡田さんのスクールの模様。なお、石徹白フィッシャーズホリデー(両日の模様など)詳細につきましては、石徹白漁協WEBサイトをご覧ください。

▼シーズン盛期の石徹白キャッチ&リリース区間ともなれば、いろんなカゲロウ(メイフライ)を見つけることができます。
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▲このイワナは受講者のお一人が釣り上げたもの。当方のランディングネットで「イワナ確保」をお手伝い。ついでと言ってはナンですが、その後記念撮影。

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ランディングネット…とくれば、こちらを忘れるわけにはいきません。使用素材も造形的にも、息をのむホド素晴らしい逸品を目の当たりにして、意味もなく記念撮影(笑)。

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▲気がつけば“GR-Digital”好きが集い、今度はデジカメを並べて記念撮影。いくら“釣り人の休日”だからといっても、やっていることが“俗物”過ぎて脱力してしまいます(…音頭をとったのは私…故に全責任は当方にあり…です(笑))。

■とまぁ、他愛もないおアソビ(ばかり)で明け暮れた長閑なフィッシャーズホリデーの第一日目は暮れていきました。

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▲SMOKE GETS IN YOUR EYES(煙が目にしみる)という名曲があります。その歌詞では「恋の炎が消えたとき立ち上る煙」が目にしみる…と歌われていますが、石徹白フィッシャーズホリデー恒例の“野外夕食会の焼肉”で立ち上るのは、ここに集った釣り人たちの石徹白というフィールドに対する「情熱が燃え上がるときに立ち上る煙」であることは間違いないようです…と、私事で恐縮なれど…「恋の炎が消えた」オッサンが申しております(ミステリアス(?)でしょ)。

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▲「情熱が燃え上がるときに立ち上る煙」は、夜が更けるまでモクモクと……。そこで交わされた会話全てがフィールドへの情熱に満ち、エンドレスだったことも間違いありません。

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■日曜日(第二日目)も滞りなく終了……と、締めの記述が素っ気なくて恐縮至極。少々ワザとらしく申し添えれば、ここに書き切れない程充実した二日間でございました(ブロガーとして最低限の責務を忘れてますかね(笑))。会場の設営物の後片付けも終了し、暫く関係者の方々と歓談後、今の時期外せない石徹白川本流をHSGさんと攻めることに…。

※石徹白川本流の後、真っ暗になるまでの1時間を石徹白キャッチ&リリース区間で過ごし、例によって、フライ選択を間違えるとライズの数に反比例するほど無視され続けるイブニングを経験。いつまで経ってもマトモなデータが蓄積されない我が経験則に半ば呆れ返る「締め括り」となりました。“石徹白フィッシャーズホリデー”に参加、各スクールを受講した釣り人同様、石徹白(キャッチ&リリース区間)を「登竜門」にして、いつの日か「成功」という名の美酒を飲むことができるよう、オッサンの“イチから見直し諸行無常的毛鉤釣り”は…身体が言うことを聞いてくれる限り…エンドレスで続きます(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-09 20:50 | ■フライフィッシング
■Giant Caddis Appeared
※石徹白に到着したのは午後1時過ぎ。相変わらず“おっとり刀の出勤”ですが、今回の石徹白釣行の目的は、そろそろ始まるであろう“ヒゲナガの舞うイブニング・タイムでウハウハ”──ナマナマしい表現で恐縮至極(笑)。

■桧峠を下り、石徹白キャッチ&リリース区間(峠川上流域)に差し掛かると、ラガー兄弟さんの車が停まっており、丁度ランチを終えられたトコロ。本日の状況をお尋ねすると、余り芳しくはない…とのこと。暫く四方山話をした後、ラガー兄弟さんと別れ、キャッチ&リリース区間との合流部上流側の石徹白川本流の様子を伺いに移動します。

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▲開けた川原で何憚ることなくロッドを振ることができる石徹白川本流の溪相はこんな感じ。落ち込みが連続する流れの中に無数のポイントを見出すことができます。

■車を停めたトコロから、上流側、下流側と目を凝らせば、上流に一人のフライフィッシャーがいます。先行者が居ても、本流の流れなら──丁寧に攻めさえすれば(先行者が)釣り逃した渓魚を見つけることはできなくもない──と思い、100メートル程下流へ移動し入渓。

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▲あちこちのポイントからビシバシと釣り上げることができたわけではありませんが、2時間程度で「つ抜け」間近──サイズは7~8寸と期待していたよりは小振りではありましたが、本流育ちのイワナが飽きない程度に顔を出してくれました。“これはそこそこデカイぞ”…と思わせてくれた──8フィートの3番ロッドを弓なりに曲げてくれた──大物(?)をネットイン間近でバラすのもお約束(笑)。

■午後5時前にはキャッチ&リリース区間に戻り、慣れ親しんだ流れを鹿系のヘアーをウィングにしたフライ・パターンを中心に攻めますが、水生昆虫のハッチは散発。ただ巨大なカワゲラだけは流れから顔を出した岩陰からバタバタと沢山飛び立ちます。そして流れの上空で舞いますが、それによって渓魚の活性が上るわけではないようです。小さな落ち込みが連続する瀬を丁寧に流した結果、数尾のイワナを釣り上げただけに留まりました。

■“芳しくはない”…状況が一変したのは午後6時を回った頃。気が付けば、大きくて白っぽく見える翅を羽ばたかせたジャイアントなカディス(ヒゲナガ)が水面付近を横切って飛び始めます。「ムフフ」…とココロの中でほくそ笑み(変なオッサンだこと(笑))、フライを“ディアヘア・セッジ(10番)”に交換──ちなみにホワイトのディアヘアを使用したイブニング・モデル──し終わると流れのあちこちでライズのスプラッシュ。途中、合流してくださった(石徹白の常連)H山さんと20メートル程離れてライズを狙うと、お互いその場から一歩も動けない状態──ウハウハってヤツです(笑)。ただし、当方の狙っていたライズの主はアマゴだったようで、すんなりとフッキングさせることができません(ウハウハな状況の割にはスキル不足が響いてます(笑))。他のライズに狙いを変えたい気持ちを抑え、何とか8寸強のアマゴを釣り上げることが出来た頃には相当暗くなってきています。

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▲“釣り心”は満たされましたので、ラスト・チャンスで対岸の岸際に発生している安定したライズを狙ってみることに。アマゴにコダワっていた時から気になっておりましたので…(^^ゞ。余り期待することなくライズのタイミングに合わせてキャストを数回繰り返したとき、フライが消えました。で、釣り上げたのは上写真のイワナ。今シーズンのベストサイズであることは薄暗い中でも目測でわかりましたので、スケールをあててみると34cm──ストロボ撮影で証拠保全(笑)。

※昔から当方が大好きな“イブニングの釣り”が(短時間ながら)存分に楽しめる時期に突入した“石徹白キャッチ&リリース区間”。昼間は渋い……芳しくない状況もあり得ますが、イブニングで帳尻合せする当方(=姑息なオッサン)の得意手がピタリとハマる季節が始まりました(笑)。
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by godzilla2004 | 2008-06-01 23:43 | ■フライフィッシング



シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣
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