■さて、長きに渡って放置しておりました拙ブログですが、未だに毎日数百のアクセスを頂戴しており、感謝の念に耐えません。特に渓流釣りシーズンが始まる前後から禁漁までの期間はアクセスが増加、拙い投稿内容にも関わらず、一定数の方々に継続してご覧頂いているとすれば、2006年~2008年の3年間(渓流釣りシーズンとしては3シーズン)、集中してブログを続けてきた甲斐があるというものです。拙ブログの記事が、ほんの少しでもフライフィッシングを嗜む方のお役にたっているとすれば、それに勝る幸せはございません。重ねて感謝いたす次第です。 ■ブログ主の体調、また諸般の事情から、2009年以降フライフィッシングに出かける回数は激減し、現在に至っておりますが、インドアで楽しむことができる“フライタイイング”については、相も変わらず勤しんでおり、未だ妄想テイスト溢れる毛鉤を捏造し続けています。が、実釣の伴わない捏造フライを掲載していくことは、“事実だけを投稿していく”つもりで始めた拙ブログの趣旨からは外れますので、今後、フライタイイング、フライフィッシング関連はもちろん、全ての新規投稿は行いません(今更な“お知らせ”で恐縮至極にございます(^^;)。それと共に、冒頭申し上げた通り、現在でも多くの方に拙ブログをご覧頂いている現状を踏まえ、過去ログを削除することはいたしません。ただし、フライフィッシング、フライタイイングに余り関係のない記事につきましては“非公開”とさせていただきます。また、過去記事──特に水生昆虫をイミテートしたフライタイイング関連──において、明らかに間違っている記述、誤解を招きやすい記述に関しては、見付け次第訂正していくつもりですが、なにぶん投稿回数が多いものですから、徐々に作業を進めてまいりますので、その旨ご理解ください。 #
by godzilla2004
| 2012-05-06 17:15
| ■フライフィッシング
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Comments(2)
※ハードボイルドの“心”を新たな局面で感動的に謳い上げた傑作小説----ロバート・B・ パーカー (著)の「初秋」。とは、まったく関係なく、9月は「初秋」の石徹白に詣でてのフライフィッシングで終始することになりそうです。
■写真は、MMさんが釣ったグラマラスな石徹白アマゴ。イブニング・タイムには息をすると(所謂各種)フタバコ----フックサイズ#16〜#18、#24〜#26----が鼻、口の中に飛び込んでくる程の大量ハッチがあり、視認性を重視しつつもコンパクトに巻いたCDCダン系(#16)で良好な反応を得ることができ、個人的には満足できる釣行となりました。このところ、MM/MDさんとご一緒した石徹白(方面)からの帰りにはとある国道沿いの“王将(中華料理のチェーン店)”で遅めの夕食を食べ四方山話しに花を咲かせてのんびりするのがルーティンとなっており、この日も同様----でした。 ※そして一週間後、再び石徹白を訪れることに。某北陸の渓から石徹白まで移動してきたYGさんご夫妻(ご新婚さま!)と、当方と同様名古屋をお昼近くなってから出て到着したばかりのMM/MDさんご夫妻とスキー場駐車場でランデブー(当方は単独行動でして----^^;)。イブニングを楽しむことが最大の目的でしたので、日が傾くまでは思い思いの場所(ポイント)で----シーズンも残り僅か故なのか、多くの先行者が叩いた後をチマチマと竿抜けポイントを模索しつつの釣り上がり----その時を待ちます。 残り少ないシーズンを惜しむように「初秋の石徹白」を満喫し、二組のご夫婦のお邪魔虫(自虐的に過ぎますか?笑)として、遅めの夕食を王将でとり、またしても四方山話に花を咲かせた楽しくも少々モノ悲しい一日は暮れていきました。 諸般の事情からエントリーが滞り、(心配していただいた?)各方面から直電、メール等で連絡をいただく程に間を空けてしまい恐縮至極にございます。特に今月に入ってから右手(右腕)に違和感を感じるようになり、仕事とフライフィッシング以外(笑)では右手を休養させておりましたので(つまりマウス操作も控えていた----と)、このようにエントリーの間隔が空いてしまった次第です。休養が功を奏したのか、今は違和感も消えておりますので、今週末はシーズン最後の“石徹白詣で”も滞りなく行えそうな気配です。いろいろとご心配をおかけして恐縮ですが、10月からの“美濃フィッシングエリア詣で”と共にエントリーするつもりですので、これからもご訪問のホド、お待ちしております。 #
by godzilla2004
| 2008-09-25 17:42
| ■フライフィッシング
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Comments(4)
★その石段を上り切ると小さなお社がある。小学生の頃は石段の途中の木にとまった蝉を捕まえることに夢中になり──息を切らせることもなく──知らぬ間にそのお社まで辿り着いたものだったが、数十年後の私には相当ハードな上りとなった。お社を目指して一歩一歩踏みしめて行く石段の左側には小さな流れがあり、そこは中学生の頃に初めてアマゴなる渓魚を…短い渓流釣り用の竿で釣った流れでもあった。息を弾ませ、吹き出す汗を拭いながら小さな本殿に一礼し、上って来た方向から(お社を挟んだ)反対側に続く杣道を更に30分程歩くと、石段の始まる地点からは想像もできないほど水の量が増え、夏草に覆われて流れそのものは確認できないけれど、流水が岩に当たって響く水音が蝉の鳴き声に勝り、迫ってくる。 ★ネオプレーンのソックスにウェーディングシューズを履き、フライボックス一つと最少限のタックルだけをシャツの(両側の)胸ポケットに入れただけの軽装──ちょっとした“トレッキングごっこ”──で訪れた懐かしい谿は数十年前とまったく変わらない水音で迎えてくれた。 ★この谿に潜むアマゴは大きくても7寸止まり。それ以上のサイズのアマゴを釣ったことはないし──何しろこの谿を訪れたのは20年以上も前のこと──相当上流まで釣り上がったその頃も(この日も)イワナを釣ったことはない。鮎釣りで賑わう本流筋には大量の鮎が放流されている筈だが、こんな“忘れ去られた”ような谿にアマゴの(成魚)放流をしているとは寡聞にして知る由もないが、アマゴの姿を見れば、この谿で生まれ育ったことは間違いないトコロ(だろう)。──それがどうしたって問われれば返す言葉もないけれど、その流れで生まれ育った渓魚を狙うコトは私にとっての(フライフィッシングに求める)付加価値の一つであることも事実──というわけで、数尾のアマゴをデジカメで撮影、帰路に再び通り抜けさせてもらった神社ではしっかりと(二礼、二拍手、一礼で)参拝し、数時間の“トレッキングごっこ”と“ボサを掻き分けつつ…のフライフィッシング”で、少々ガタの来た膝を庇いつつ、小さな流れの中を縦横に泳ぎ回ったアマゴの小気味良いファイトを反芻しながら石段を下りていく私を囲む虫の音は、もの悲しく夕暮れを告げる“ヒグラシ”に代わっていた。 ※先週までの“お盆休み”はどこにも出掛けない三日間を過ごしておりました(出掛けた先は書店とコンビニくらい…)。オリンピック観戦と読書…そして最小限のプアーな食事だけでダラダラと過ごした三日間、ソファーに寝転んでテレビを見ているうちにいつの間にか眠ってしまったことも度々。今回の釣行記はその時に見た“夢”を思い出して(都合良く)脚色しているだけかも知れません。が、怠惰な休日ばかりでは…と出掛けた(両親の)故郷、父親の運転する車で連れて行ってもらっていたあの日々…見聞すること全てを新鮮に感じ、遊んでいた頃に(一時的にせよ)戻って純粋且つ無心にフライフィッシングを楽しみたくなったことも事実です。故にいつもの文体も(余り好きではない私小説風に)変え、カテゴリーも“フィクション”とさせていただきました。 #
by godzilla2004
| 2008-08-25 16:55
| ★イベント/フィクション
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Comments(21)
■4人のメンバーが一団となって渓を釣り上がることは、釣果の面からみれば非効率極まりないわけ…ではありますが、乏しい反応に…時には2チームに別れることもありましたが…絶好のポイントだけに絞り、他の三人はギャラリーとなり、あ〜でもないこ〜でもないと茶々を入れつつ楽しむのがこの日のスタイル。 ■移動した先でも4人は分散することなく(笑)、数少ないチャンスを狙いますが、取水堰堤下流部は予想していたよりもずっと水量がすくなく、上流部よりもシビアな状況。そんな中でも比較的大場所でライズなど見付けてしまうと時間を忘れ、皆で交代しながらそれを狙うことになります。 ■車を停めた山の麓まで戻り、有名なキャッチ&リリース区間でイブニングを…とも考えましたが、できれば野生の渓魚が釣りたい…頼りになる情報一つ持たずに訪れるのはギャンブルそのものだがダメ元で構わない…クレーバーな野生の渓魚に弄ばれる快感(ゲーム性)に痺れている…石徹白キャッチ&リリース区間が大好きで通い詰めている(この日のメンバー)全員に共通したマインドが決めた渓は、メンバーの誰も訪れたことのない渓。脆弱な情報一つすら持つことなく、ロードマップから拾い出したその渓に向かうこととなりました(チャレンジャーと言えるのかもしれませんが単なるモノ好きの集まり…でしょう*笑)。時に午後4時30分。 ■1時間程でその渓流沿いの道に車を停めて流れの様子を伺います。そのアタリの標高は700メートル程度…朝から釣っていた渓とは実に800メートルの標高差があります…故に夕方になっても相当蒸し暑い!。ここまで来てしまえば時間的ファクターから言っても他の渓を探す…なんてことはできませんが、渓相を見る限り、少しばかりは渓魚も残っていそうな雰囲気。早速装備を整え渓に降り立てば、午後6時を回っています。 ■結論から言ってしまえば、その渓には野生の渓魚が残っていました。怪しいポイントに狙いを定めてフライを流せば小さなスプラッシュを上げたアタックがそこそこ発生しますが、なかなかフッキングには至りません。小指サイズのアマゴ、もしくはイワナかとも思いましたが、逆にそのサイズの渓魚ならタマにはフッキングしてしまうことがあります。要は相当にスレている証…そしてその渓で初めてロッドを曲げたK崎さんのネットに収まった8寸弱のアマゴを見て、それは証明されました。たおやかな朱点を身にまとう野生のアマゴの見事なる美しさは、期待値の低かった渓で見出すことができれば尚のことフィッシャーのココロを打ち、全員が息をのむことになります。そして、気が付けば夕闇が迫り、ラストチャンスを思い思いのポジションで迎えることに…。 ※高速道路のサービスエリアで夕食、数日前に石徹白を訪れたまっす〜さんのお話を聞き…まるで石徹白帰りの「だるまや」の雰囲気そのままに…楽しみつつ、8月にはまた皆で石徹白に集合し、シビアな釣りに落胆しながら(?)美味しいとうもろこしをゲットすることを決め解散と相成りました。…なんてこと決めなくても、集合することになるのは目に見えているわけですが…(笑)。 #
by godzilla2004
| 2008-07-27 12:26
| ■フライフィッシング
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Comments(8)
※7月の釣り、多くのフライフィッシャーは標高の高い源流域に足を伸ばし、この時期でも水温は15℃程度の流れを攻めていることでしょう。三連休の初日となれば尚のこと。
※個人的に7月は…渓の選定を含め…“難しい釣り”になる、と思っていますが、終わってみれば、飽きない程度に渓魚の反応もあり、最後の最後には思いがけない(推定)大物で(ハートブレイクな結末ではありましたが)締めくくることができた“7月の釣り”。汗だくにはなりましたが、涼を求めて日陰に入って活力をリゲイン、ハードな堰堤越えを避けた渓の選定に(個人的には)軍配が上がった気分・体調(翌日の今日は身体が楽*笑)です。明日の休日(三連休の最終日)、何とかもう一度“7月の釣り”を…と思いつつも、この日効果があった(複数の)フライのストックを調べた途端に汗が引き(笑)…暫く休眠状態(ほぼ三ヶ月間フライを巻いておりません^^;)だった“フライタイイング熱”が再燃してきました。釣りにも出かけたいけど、(少なくとも)丸一日はタイイングに割きたいと思う気持ちが拮抗…まぁ(若くない身体のことを考えて)結局はタイイングに落ち着くんでしょうが、近場でイブニングだけでも…なんて“釣り欲”がなくなったわけではありませんので…どうなることやら(笑)。 #
by godzilla2004
| 2008-07-20 16:56
| ■フライフィッシング
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Comments(10)
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