●カラーボディシートの小技(1)
●先月掲載した「カラーボディシート」を使ってもらっているブログ仲間、知り合いのフライフィッシャーの方々から次々と素晴らしいアイデアが寄せられてきています。ご自身のブログで発表していただいたり、メールでフライの写真を送っていただいたりと、私一人では絶対に思いつかなかったアイデアばかりで嬉しくなってしまいます。何より嬉しかったのは、このシートを使うとタイイングがより楽しくなったとか、シートを眺めているだけでタイイングがしたくなってきたというお言葉の数々。ご協力いただいた皆様、今現在、シートを使ったタイイングに精を出してくださっている皆様、本当に有難うございます。
そんな素晴らしいアイデアの数々は、拙ブログで順次ご紹介させていただく積りですが、今回は私の小技を少々。 ●以前の投稿で「エクステンド・ボディ」の作り方を解説しましが、予めテールを巻き込んだ写真を掲載しなかったので載せておきます。 今回の小技は、このテールのことではなく、「エクステンド・ボディ」でも通常の「シャンクに巻いたボディ」でも、リアルな質感を得るために役立つアイデアです。 このシートをボドキンに巻きつけてから、抜き取るだけで簡単に作れてしまう「エクステンド・ボディ」ですが、表面の質感、何となく虫っぽく感じませんか?(少しコツは必要ですが、)少し緩めに巻いた「エクステンド・ボディ」にドライシェイクを塗しただけで写真のようになります。 ドライシェイクは現場でシャカシャカしますので、現場で行っても勿論OK(スプレーも可)。ただ、ボディを半沈みにしたいとかでCDCだけ部分的にペースト状のフロータントを使うようなフライであれば予めドライシェイクを塗しておくと宜しいかと。水に絡むと怪しく輝いてくれますヨ。 ●以前、「エクステンド・ボディ」の作り方を紹介させていただいたので、それ専用のシートだと誤解されているかもしれませんが、この「カラーボディシート」、通常のシャンクに巻きつけるボディマテリアルとして考えました。「エクステンド・ボディ」はあくまでも副産物です。とても有益な副産物だと思っていますけどね。右の(ピンボケ)写真のような、瑞々しい半透明のボディにこだわったあげくの「カラーボディシート」だったわけです。 今のところ検証しようがないメイフライパターンでも、暖かくなって釣果報告が続々と寄せられるようになったら嬉しいなぁと、長良川(揖斐川も)解禁のオメデタイ今日、そんなことを考えていた次第です。
by godzilla2004
| 2006-02-01 17:51
| ●セミトラVフィルム
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Comments(10)
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heboheboy at 2006-02-01 18:12
おかげさまで、私も楽しいタイイングさせていただいております、何でも暴走してしまうたちなのですが、今マリリンモンローの顔のアップをプリントしたシートで巻いています、モンローのキスマーク(笑)?なんだか釣れそうな気がしてたまりません、
godzillaさん、こんばんは。
本当に艶かしいです。ポンと出されたら逃げるかも。(爆) 今日は、不足のフックとマテリアルを買って、例のパラシュートタイプをちょっと巻きました。釣具屋の副店長さんも、釣るならこのタイプはいいですよと言ってました。少しずつ巻いて行きますが、自分のレベルがレベルなものでどこまでできるか・・とにかく、がんばります。自分の下手さはUPしてありますので、暇があったら覗いてみて下さい。(^^)
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godzilla2004 at 2006-02-02 10:43
heboheboyさん、こんにちは。キスマークですか、楽しそうですね。
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godzilla2004 at 2006-02-02 11:21
dadlifeさん、こんにちは。
艶かしいですか?トラウトたちにもそう思ってもらえると嬉しいですねぇ。このエントリーの一番下に載せてあるフライもイイですよ。貴ブログ拝見しましたが、レネゲイドも効きそうですね。浮かせても良し、沈めても良し。ユースフルなフライだと思います。いずれにしても1本でも多く巻くようすれば、コツも掴めるし、準備も整うってことなのでお互い頑張りましょう。
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Rolly
at 2006-02-02 21:05
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Godzillaさん、こんばんわ。昨日は有難うございました!
その後、カラーボディーシートで色々アイデアを練ってるんですが タイイング技術の未熟さから描いたとおりに出来上がってくれず苦戦 してます(^^; それにしてもドライシェイクとのマッチング、絶妙ですね! 8日の件は了解しました。よろしくお願いします。
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godzilla2004 at 2006-02-03 11:44
Rollyさん、こんにちは。某ショップでのリアルな会話、楽しかったですね。
いえいえ、Rollyさんの巻いたフライ、綺麗且つ繊細、機能面から見ても申し分ないモノです。現場での経験をフィードバックできる盛期になれば、更にナイスなアイデアが出ると思います。 8日、よろしくお願いします。
godzillaさんおはようございます・・・これすごいですね。読ませて頂きましたが特に写真中央のエクステンドボディの緑色のグラデーションはエルモンヒラタのそれを連想させますね。タイイング時の作業もかなりシンプルに行けそうなイメージ・・・・プリントして使うんですか?カラーも自在にですか。なんかすいません質問コーナーの様になってしまいました。
艶かしい感じは魚の前に人間に効果大ですね!
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godzilla2004 at 2006-02-06 13:19
daikyuさん、こんにちは。
エクステンドボディを作るメソッド、手間のかかるものが多かったり、ツールを別に用意しなければならなかったりしましたからね(C&Fのツールも持ってますけど(^^ゞ。)。簡単にできるのでエクステンドボディタイプだけでフライボックス一つが埋まってしましました。巻き過ぎてますね(笑)。 このカラーボディシート、特にRollyさんには開発段階からご意見を頂戴し、今では相当に使える状態になってきていると思っています。ご質問の答えですが、 >プリントして使うんですか? A:プリントしたものをカラーボディーシートと呼んでいます。 >カラーも自在にですか? A:半透明ですから下地が透けてきますので、スレッドの色と組合せてご自分の求めている表現ができる可能性はありますが、どんな色でもOKとは言えません。工夫して楽しむことがフライフィッシングだと思っていますので、ご自分で工夫される余地を残した「素材」だと認識していただければと幸いです。
godzillaさん再び登場です、こんばんは。ゴジラシート初心者の僕に丁寧な解説ありがとうゴジラマス(すいません)違いましたねカラーボディシート!すごい。
今日terryさんも昨日の要さんも使ってフライ巻いたエントリー紹介してましたね。ブログで広がるマテリアル!がんばって下さい。新パターン楽しみにしてますよー 解禁毛鉤まだまだ少ないdaikyuでした!
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godzilla2004 at 2006-02-07 14:40
daikyuさん、どうもです。
ブログで広がるマテリアルですか。確かに岡田裕師さんのブログでご紹介頂いた日には来訪者が三桁に跳ね上がりましたね。それと増沢信二さんのブログで紹介していただいたときも同様でした。 個人的にはブログは「きっかけ」に過ぎないと思っています。ブログだけの付き合いは詰まらんと思ってますし、ブログの投稿内容、コメントだけでは無用な誤解も招聘する危険性は内包しているとも思っています。逆にブログ内容でその人の人格まで曝け出してしまうことも多いと思っています。単純にバラ色だとは思っていません。 ブログをきっかけにリアルな人間関係が構築できるのが理想だと思っていますし、それについては今のところ、良い人ばかりと実際に会えることが出来ていますので、ブログに感謝しています。
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