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■高原川水系のアマゴ!
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※写真はイブニングタイムの高原川のとあるプール。釣り人はシャックマンさん。

■海の日を絡めた3連休の初日(土曜日)、高原川水系に向いました。午前6時30分頃、名古屋を出発し、蒲田川に掛かる宝橋を通過したのは10時近くとなりました。蒲田川の水量は多く、上流を視察するまでもなく、下流へ車を走らせます。蒲田川が高原川と合流した下流域も太い流れは続き、平水なら渡渉できるような流れが近づくのも憚られるような轟々とした流れに変貌していました。予想していた通りの状況。増水時でも比較的安全に釣りができる高原川の支流に向うことに。少し林道を走った、いつも車を停める場所には他の車はなく、さぁ釣り開始です。本流の状況がウソのような平水より少し減っている?穏やかな流れ。新しい先行者の足跡が気になりますが、連休ですから仕方ありません。シャックマンさんと交互に丁寧に釣り上がっていくことに。

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■フライにアタックしてくるのは10センチ程度の小粒ばかり。最初は反射的に合わせて釣ってしまい反省のひとときです(笑)。ポイントから最初に小粒が出てくるってことは、大物は隠れているか居ないわけで、歩みを速めて釣り上がります。お互い数度のチャンスがあり、ネットインできたのは写真のアマゴだけ。流れを二つに分断する大岩の奥の落込みからの巻き返しにフライを落として数メートルのドリフト後、ゆっくりと浮き上がり、ピシャッと飛沫を立てて反転してくれ綺麗なアマゴです。フライは、コック・デ・レオンをダウンウィング状にまとめたカディス兼テレストリアルっぽいボディを持つパラシュート(笑)。神通川に流れ込む高原川は本来ならヤマメ域ですが、4年程?前までアマゴが放流され現在はヤマメのみの放流となっています。ですから、この渓で生まれ育った(状況証拠かもしれませんが(笑))このアマゴ、とてもキレイだと私は思います。ヤマメの血も混じったのか、側線の赤っぽい細い帯はヤマメの特徴のようにも見えます。

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■遅めのランチを終えた午後からは、高原川本流で釣りができそうな流れを探します。細い橋を歩いて渡り流れを見ると何とか釣りができそうな感じ。早速3番ロッドに持ち替えて流れに立ちます。入渓して直ぐに7寸程度のヤマメを数尾釣り、気を良くして更に上流にあるお気に入りのポイントを目指しますが、その頃から水煙が立つような強い雨が降り始めました。大好きな瀬を確認してから車に戻ろうとまたまた歩みを速めます。その瀬は、普段の水量であれば誰でも無視してしまうチョロチョロの細い流れですが、予想した通り、小さな落込みが連続する最高の流れに変っていました。丁度弱くなった雨の中、散発ながらもライズまで確認できます。当然のように各ポイントごとに反応があり、直ぐに数尾のヤマメを釣上げることができました(バラシは無数(トホホ))。流れの中央を歩いて左右のポイントにキャストしていくという省エネ釣法でスピードアップして釣り上がっていくと大きなライズを発見。すぐに投じたフォーム・オリーブ・ハンピーに大きな飛沫を上げてヤマメが出ました。立っている場所から右上の開きで出て下流に走り、斜め下の小さなプールで首振りしているのは相当な良型。結局バレちゃいましたけどね(笑)。←描写もスピードアップ!(笑)。

■濡れた川原で10分ほど死んでましたが(笑)、立ち直って車に戻り、宿泊する「ペンション木之下」さんまでご挨拶に伺い、夕食までの時間、再び高原川でイブニング決戦。私は「イワナを釣って三目釣り達成!」、シャックマンさんは「ヤマメを釣りたい!」がテーマです(私が瀬を攻めている頃、シャックマンさんは入渓した橋の袂の落込みで、良形イワナを数尾釣上げていました)。冒頭写真のプール、絶え間なく雨が降り続く中、小物ばかりだったライズに大物っぽい影が見え隠れしますが、途中から二つに合わさる流れの向う側が濁流になり、次第にライズも尻すぼみ。落込みの淀みを狙っていたシャックマンさんがとてもキレイな8寸のイワナを釣上げただけ(私の投じたホワイト・ウルフには数度のアタックがあったものの見事空振り)で終了。とっても美味しい焼肉の夕食(勿論朝食もオイシイよ)、温泉が待つお宿へと引き上げました。

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※この日の蒲田・高原川は、大雨の影響でどこでも釣りが楽しめるといった状況ではなく、場所の選定に迷うところでしたが、Lefty_haruさんの「蒲田ナビ」と、ご本人からの頂戴した詳細なガイドにより、私たちなりに釣りを楽しむことができました。haruさん、イロイロ有難うございました。シャックマンさんも往復の運転有難うございました。またヤマメ釣るために蒲田・高原川へ行きましょう!私はアマゴ狙いますから(笑)。

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※というわけで、アマゴの写真をもう一枚。
by godzilla2004 | 2006-07-17 14:49 | ■フライフィッシング | Comments(12)
Commented by Rolly at 2006-07-17 20:03 x
Godzillaさん、お疲れ様でした。この土日はボクの岡山の親友もガマタ~タカハラに出かけていたようですが、増水でほとんど釣りもせずに帰ったようです。
なにやら秋神川も氾濫しちゃったようで・・・。
そんな中でもキッチリ釣りを成立されてる辺りは、さすがです!!

それにしても朝ごはん?の朴葉味噌の隣のお味噌汁が、すご~く
美味しそうっ!!!19日は無理でも、いつか木之下さんにも案内してくださいね♪
Commented by at 2006-07-17 20:49 x
Godzillaさん、こんばんは~。
休日出勤のオフィスから雨空見上げて、こりゃ恵みの雨かな~って
思ってましたが、どうやら降り過ぎだったみたいですね。
そんな中でも、再生産された綺麗なアマゴと逢えたんですから、
ヨシですね♪

それに、飛騨牛と朴葉味噌、凄く美味しそうです。
お酒飲んで、プラス温泉なら昇天しちゃいそうです^^
2度目のガマタ、はやく行きたいなぁ。
そういや、年券ありますから…(笑)
Commented by ita-gon at 2006-07-17 21:02
こんばんは~。本流釣行、お疲れ様でした!
この3連休、何処行こうか迷った挙句、大雨で何処にも行けませんでした・・。
今年は高原通いが続いていたので、7月は地元でまったり楽しもうかと思ってましたが、やっぱり高原方面が気になっちゃいますね。梅雨明けの水量が落ち着いた直後にXデーがあると睨んでるんですけど、どうなることやら・・・。
今度は高原でお逢いしましょう!!
Commented by dadlife at 2006-07-17 21:16
godzillaさん、こんばんわ。(^^)
1枚目の写真、素敵ですねー。アマゴも凄くキレイです。羨ましいーっ。(笑)
それ以上に、ご飯がおいしそうで・・・・・。(ゴックン)
Commented by godzilla2004 at 2006-07-17 23:22
Rollyさん、こんばんは!
ご友人も滞在されていたんですね。私の友人(2名)もペンション木之下さんに宿泊していて、日曜の朝食後、ゆっくりしてから、奥飛騨を後にして4人で釣りになる場所を求めて彷徨いました(笑)。日曜から今日(月曜)は大荒れでしたからねぇ。某タックルショップの店長、(大雨警報が出ていた)今日、釣りに出かける…なんて無謀な企てはしていないと思いたいのですが(^^ゞ。
いつもながらの洞察力は流石です!あのお味噌汁が絶品なんですヨ。気持ちよいベッドと温泉、それに写真の朝食がついた「半泊コース」もあり、私はよく利用させてもらってますので、ご都合が宜しいときにご一緒しましょう!
Commented by godzilla2004 at 2006-07-17 23:30
洋さん、こんばんは!お仕事お疲れさまです。
休日出勤のオフィスの窓から空見上げていたんですか…。タバコくわえてました?あ、洋さんはタバコ吸わないので、何もくわえてませんよね(^^ゞ。梅雨明け間近の「海の日」を絡めた連休、天気が荒れることの方が多いので、ある程度予想と覚悟をして蒲田川に向かいました。そんな中でシャックマンさん共々、予想以上に釣りを楽しめたので満足しています。
飛騨牛と朴葉味噌、早く食べに行きましょう。(洋さんのツッコミ燃料の)焼酎もご飯も最高ですよ。温泉入っての洋さんツッコミ独演会なんて楽しそうですね。年券も生きますヨ(意味不明)。
Commented by godzilla2004 at 2006-07-17 23:36
ita-gonさん、こんばんは。
どこにも行かれなかったのですか。(結果論ですが)それが正解でしょうね。土曜日はもう少し本流の釣りに時間を費やしたかったのですが、いろんな事情、出来事があり、それが叶わず若干残念でした。本流には例年になくオサカナが多く残っているようです。アユ釣りの人が、友釣り仕掛けで尺イワナを5尾掛けたって言ってましたよ。Xデー楽しみですね。私は(夏の)高原川の本流と支流が大好きですから(実は蒲田川では余り釣りをしたことがないんです(^^ゞ)、思い立ったら速攻・即行で参上しちゃいます。お会いしたらヨロシクです。
Commented by godzilla2004 at 2006-07-18 00:22
dadlifeさん、こんばんは!
写真をお褒めいただき有難うございます。三脚があれば露出をアンダーにして空の微妙な色がもう少し出せたと思っていましたが、ハイキーなところもかえって良かったのかなと自己満足です(^^ゞ。
ペンション木之下さんの食事、ご飯がすっごく美味しいんですよ。夕食も朝食も予め決めた時間厳守!なのは、炊きたてを出してくれるからなんですよ。イブンニングで遅い時間まで釣りをしていても大丈夫なんですが、出かける前に時間を決めて、それを守れば最高に美味しいご飯(勿論飛騨牛も朴葉味噌も)が食べられます。dadlifeさんも奥飛騨にGO!
Commented by lefty_haru at 2006-07-18 07:34 x
やっぱり死にましたか。高原の尺ヤマメをバラすと皆死にます。
私も今年は死にまくってます。
あの雄雄しく美しい姿を見てしまうと、もうダメです。
それもライズしてたなんて、もうそれを見ただけで
わたしゃあ、ノックアウトです。

でも、釣りになって本当良かったですね。
私が行ったときより、水が太かったようですから、本流でも
かなり厳しかったと思いますよ。
Commented by godzilla2004 at 2006-07-18 10:41
haruさん、こんにちは!蒲田・高原川情報有難うございました。
尺には遠い8寸程度が最大でしたが、体高があって雄雄しいヤマメです!ネットに入れて確認できたのはそのサイズまででしたが(^^ゞ。
瀬に差し掛かったとき、土砂降りが止み、雨の勢いが弱まったと思ったら、あちこちでライズ!イイ瞬間にイイ場所にいたことが幸いしました。写真は良形を釣ってからと思って釣り続けましたが、最後がアレでしたから、いろんな意味でノックアウトされましたわ(笑)。
大物バラシはあと引きますね。というわけで通ってしまうことになります(^^ゞ。
本流のあのポイントを選択したことで、大満足できる釣りができたことになります。haruさん情報のお陰ですから重ねて感謝です!
Commented by tokyo_terry at 2006-07-18 19:54
godzillaさん、おばんで〜す!!
トップの釣り人のシルエットの写真もイイ感じ!
モヤが掛かってて、何だか雰囲気がありますね。
イイな〜、アマゴ。ボクは週末、アマゴを釣りに行って、撃沈しちゃいました(笑)
それにしてもこの週末はもの凄い雨が降りましたね。
奥飛騨も相当な量の雨のようでしたね。
サカナたちは大丈夫でしょうかね。
Commented by godzilla2004 at 2006-07-18 20:25
terryさん、おばんどすえ!!(どこの言葉?)
イイ感じでしょ。いわゆる暖かい湿った空気が、冷たい水面に当たりモヤになったわけで、それ以後の大雨を予想させるに充分なスナップかと(笑)。ラスト・チャンスにかける釣り人ってことですね(^^ゞ。
あの渓のアマゴはキレイですよ!沢山は釣れませんが、1尾顔を見るだけで充分。お盆休み、こちらに帰るんですか?もしそうなら、是非ご一緒してください。アマゴ、ヤマメ、イワナと釣りまくりましょう!
それにしてもこちらは凄い雨です。オサカナさんのことも心配になってしまいますが、人的被害が出ないことを祈るばかりです。
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シロートの悦楽的釣り修業を綴る…イチから見直し“諸行無常”的毛鉤釣

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