▲ピーターのフライボックス(I)
同じフライをアイ方向から撮影したもの。ウレタンのソラックスからインジケータがニョキっと出ているのが新鮮です。ウィングはシマザキフライウィング(エアスルー)。下方向にハーフスペントしています。使用フックはTMC200R(#16)。 個人的には6本のレッグ表現にはこだわらないほうですが(長めのCDCを少し取り付けるだけで済ませちゃいます)、彼はそのあたりをキッチリと再現するタイプのタイヤーです。 当然のようにシェルバックはUVシーラーでコーティング。“らしい”質感が出ています。こちらのレッグにもピーコックハールが使ってあります。使用フックはBUYAN、C310(#16)。ドライフライとして使うのではなく、水面下を漂わせてのサイトフィッシングで使うとのこと。水生カメムシに誘われるのか、浅場(岸辺)に定位するトラウトを見つけたら、その口元に流し込むようにキャスト、ドリフトして使うそうです。お腹の部分にはシルバーティンセルが取り付けてあり、水中でキラリと輝く気泡を表現。気泡はトラウトを誘い口を使わせる重要なファクターである…。とピーター氏は語っております。メタリックな輝きと気泡の輝きでは違うんだけど…なんて突っ込みは無しでお願いします。ダビングしてあるところにドライシェイクすり込めば気泡を抱いてくれるでしょうし、ニュージーランドじゃ(何もつけなくても)釣れているそうですから、それで良いんです(笑)。
by godzilla2004
| 2006-12-13 22:07
| ▲フライタイイング
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Comments(10)
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tokyo_terry at 2006-12-14 07:02
godzillaさん、おはよーございます!!
やった、久し振りにdadさんよりもコメントできたッ!(笑) Water Boatman、イイ感じですね。さすがピーター! シェルバックの怪しい光り方がソソラレますね。 ちょっと日本人(名古屋人)とは違った感覚がとても新鮮。 次のエントリーも楽しみです。
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dadlife at 2006-12-14 07:22
godzillaさん、おはようございます。(^^)
げーっ、terryさんに負けたー(笑)。 ピーターさん、凝ってますねー。タイヤーによって、また国によってこれほど違うんですね。でも、勿体無くて使えない(爆)。
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mkt0605_jp at 2006-12-14 19:11
godzillaさん、こんばんわです♪
さすがgodzillaさんのお友達って感じで上手にタイイングしますねぇ! ボクはこういったリアルなイミテーションのフライを巻くのがすごく苦手です・・・ ここまで来ると、タイイングでは無く精巧な工作ですね(笑)
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godzilla2004 at 2006-12-14 21:52
terryさん、おばんだすっ!!
PPゲット、おめでとうございます。何も出ませんが(^^ゞ。マツモムシ?フライ、NZ(南島)じゃポピュラーなフライなんだそうです。レッグが面白いですね。UVシーラーでのコーティングに磨きがかかってきたようで、最近妖(怪)しい光を放つフライを多く巻いています。また違うのをご紹介できると思いますんで、楽しみにしていてください。 名古屋人の巻くフライは、一般的日本人のそれとは違うんでしょうかねぇ。発音が違っていんじゃないかなと思うことはありますが(フリャー(笑))。
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godzilla2004 at 2006-12-14 21:58
dadlifeさん、こんばんはっ!!
terryさんに負けましたので罰ゲームとして、今年中にサイドワインダーを巻いて貴ブログに写真アップしてください(ってジョーダンです)。 ピーター氏の巻くフライは、「ジューシー」なモノが多いそうです(本人談)。アブダメンとソラックスの違いを戯画のように強調する…これは私にはマネできない部分です。そのあたりが日本人と肉食の人達との違いなんでしょうか。ま、余り難しく考えずに良いと思ったところだけでも参考にしていただければ当方も嬉しいですよ~。
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godzilla2004 at 2006-12-14 22:04
mkt0605_jpさん、こんばんはっ!!
私だと、ガガンボの方、写真通りの形状に絶対巻けませんね。dadlifeさんへの返コメントにも書きましたが、リアルを通り越して、ここまでのカリカチュアは出来ないと思います。良し悪しではなくて、違う表現手段をとってしまうという意味なんですけどね~。 ただ、ウレタンポストから突き出たインジケータなどは、フローティングニンフなんかに使えそうですし、参考にしていただける箇所が一つでもあればエントリーした当方としては嬉しく思います。
godzillaさん、こんばんは!カガンボすごいですね。
僕の巻く、ただただCDCが無意味に長いカガンボとはえらい違いだな(笑) レッグの先端は、ピーコックの端を利用しているんですかね。 そういうアイデアが素晴らしいなぁと思います。 やはりタダモノではなかったピーター氏。 いかにしてこういう毛鉤が巻き上がるのか、実際のタイイング場面を 早く見てみたいですね♪
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taros_magazine at 2006-12-15 07:47
こんばんは!
凄い!本当に見事としか言いようのないフライです! そしてさらに興味深いのは、こんな高尚な芸術品のようなフライを巻く人の口から、どうしてあのようなお下品は会話が発せられるのか?ということです(笑)
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godzilla2004 at 2006-12-15 23:16
洋さん、こんばんはっ!
根気ありますよね、ピーター氏。レッグ6本、先端を扁平に加工したりして取り付けるなんてなかなか出来ることじゃありません。ホント、アイデアも素晴らしいです。私もガガンボのレッグはCDCばかりです(^^ゞ。 ピーター氏のタイイングデモ、楽しみですね~。洋さんのニューアイテム、ペンタックスK10D持参していただき、広角マクロで撮影修行も楽しんでください。
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godzilla2004 at 2006-12-15 23:19
taroさん、こんばんはっ!!
凄いっすか?凄いでしょ(笑)。確かにこの見事なフライとピーター氏の会話内容の乖離には慣れることができませんねぇ(^^ゞ。 でも良く考えてみると、どうしたらオサカナに気に入られるかを考え抜いてタイイングするココロと姿勢ってのは、女性に好かれようと必死に相手の気持ちになって考えるそれと似ているのかもしれませんね。私も心せねば!(笑)。
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